クリーンルーム内

多点ポイントの清浄度管理について

　今回は、MODEL3905/3910のご紹介をさせて頂きます。

　本製品は、両モデル共に高機能性と使い易さの両方を追求した、ポータブル型のパーティクルカウンターです。クリーンルームの清浄度管理・HEPA フィルターのリーク試験等の計測作業をさらに効率化する為の機能を盛り込んでおります。
　当社がお勧めする使い易さを追求した代表的な機能として、「マッピング機能」がございます。
これはクリーンルーム内で複数ポイントの計測が必要となる場合に、従来は図面を持ちながらの作業だった所を、この製品はクリーンルーム平面図を本体に取り込むことができ、画面上でのロケーション識別をしながら作業が出来る為、ハンドリングしやすい製品となっており、広い範囲をカバーする事も可能で、また手軽に作業が行えるといった利点もございます。

【マッピング機能画面】

　又、マッピングの他にも、様々な機能がございます。

【主な特徴】

【その他機能】

◆6 粒径 (0.3、0.5、1.0、3.0、5.0、10.0 μm)の同時計測が可能です。
◆21CFR Part11 対応です。
◆暗号化されたデータをパソコンなどに転送可能です。
◆清浄度管理区域のISO 14644-1、FS 209E、BS 5295、GB/T 16292-2010 およびEC GMP に基づいたクリーンルーム清浄度評価が可能です。
◆内蔵の無塵紙対応プリンターによる印字、メモリーに10,000ファイルの測定データ保存が可能です。（ただし、データ形式により限度は異なります。）
◆専用差圧センサー（別売品）を使用すると、クリーンルーム内外の差圧の同時計測が可能です。
◆別売品の Li-ion充電池（別売品）の増設使用で、約5時間の電池駆動による計測が可能です。

この製品の使用法や詳細に関してのお問い合わせは→ 当社環境計測事業部（0120-009-750）まで

今回ご紹介いたしました製品のデモ機のご用意もございます。

興味をお持ち頂けましたら是非ご用命下さい。

→担当：環境計測事業部高橋まで（0120-009-750）

心よりお待ちしております。

[FAQ]
よくいただくご質問

弊社カスタマーサポートにおいて、よくいただくご質問をご紹介いたします。

● お客様　：受動喫煙に関する労働安全衛生法が2020年4月より全面施工されると聞いたのですが。
● 窓口担当：はい、職場の規模に関わらず、すべての事業者が対象で受動喫煙に対する対応が義務となりました。

● お客様　：事業の内容や規模により各種喫煙室の設置が認められていると聞いたのですが、何か注意する点はあるのでしょうか。
● 窓口担当：喫煙専用室等におけるたばこの煙の流出防止にかかる数値基準については「出入口において室外から室内に流入する空気の気流が０．２ｍ毎秒以上であること」という基準が定められております。

● お客様　：風速を計測する測定機器で推奨のものはありますか？
● 窓口担当：風速の測定は「JIS T 8202」に準拠した一般風速計を用いる事が望ましいとされております。弊社の製品であればModel6006-D0、6035/6036シリーズ、6501シリーズをご案内しております。一度ご検討の程お願いいたします。