マスクの装着を定量確認
マスクフィットテスター　AccuFIT 9000のご紹介

今回は呼吸保護具フィットテスター「マスクフィットテスター AccuFIT 9000」（以下：MFT）をご紹介いたします。

　MFTは呼吸保護具内の粒子数と呼吸保護具外の粒子数を比較し、呼吸保護具のフィッティングがしっかりと行えているか、マスクのサイズが適正であるかを定量的に確認するための測定器でございます。当社CPC：凝縮粒子カウンター（右図）の技術を採用しており、LPC：レーザーパーティクル光散乱式の粒子計測の技術では捉えることができない粒径0.02μｍの粒子も捉えることが可能でございます。LPCで計測できる粒子（0.1μm以上）に比べ数百倍多く存在するといわれるナノサイズの粒子が計測できることにより、より清浄度の高い空間でもフィットテストを行えます。

　定期的にMFTでマスクの付け方をトレーニングすることで、有機溶剤や有害ガスのばく露から作業者の安全を守ることができます。

■最大4台の同時操作
　MFTは、USB、イーサネット、wi-fiでの通信が可能です。作業者の方が多い現場でも、同時操作を行うことで効率的なフィットテストが可能です。

■データのまとめやすいソフトウェア
　フィットテストのデータは「被験者」「日程」「雇用番号」で結果を検索することができ、エクセル形式で出力することも可能です。

今回ご紹介いたしました製品のデモ機の用意もございます。

興味をお持ち頂けましたら是非ご用命下さい。

心よりお待ちしております。

[FAQ]
よくいただくご質問

弊社カスタマーサポートにおいて、よくいただくご質問を紹介いたします。

● お客様　：マスクフィットテスター（AccuFIT 9000）はどのような事ができるのですか。
● 窓口担当：マスクの漏れ率の測定を行うことができます。実際にはマスクを装着したときの外側と内側の粉じん濃度を測定して、マスク内にどれぐらい粉じんが流入しているかの比率を算出します。

● お客様　：どのような場面で使用されてますか。
● 窓口担当：欧米ではマスクを着用する従業員がいるような職場ではマスクフィットテストが義務化されております。日本でも、マスクの製品性能試験で使用されたり、粉じんが発生するような職場において、粉じんのばく露事故を防ぐために顔とマスクの密着度を確認するために使用されていたりします。

● お客様　：どのようなマスクでも対応は可能ですか。
● 窓口担当：はい、すべてのフルマスク、ハーフマスクの装着テストに準拠しております。また試験はPC1台で4台の製品を操作していただく事が可能です。