「あおもり歴史トリビア」第709号(令和8年7月3日配信)
2026/07/03 (Fri) 12:00
「あおもり歴史トリビア」第709号(令和8年7月3日配信)
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〈青森市メールマガジン〉
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こんにちは。歴史資料室の村上です。
7月2日(木曜日)から新しい館内展示「新聞と証言集から読み解く青森空襲」が始まりました。今回の展示は青森空襲を記録する会が刊行した証言集『次代への証言』に収録された証言を用いて構成しています。これまでの展示でも『次代への証言』に収録された証言を取り上げたことはありますが、証言を中心に展示を構成するのは初めての取り組みです。
さて、空襲経験者の証言を記録する取り組みは昭和45年(1970)の「東京空襲を記録する会」の発足をきっかけとして全国各地に広がりました。青森市においても昭和47年に記録集『青森空襲の記録』が刊行されています。これは「青森空襲の記録」編集委員会(編集委員は淡谷悠蔵・成田繁七・松岡孝一の3名)によって編さんされ、青森市が発行したものです。
その後、昭和55年に「青森空襲を記録する会」が設立されました。その翌年に『次代への証言』の第1集が刊行され、これまでに33集が刊行されています。掲載されている「証言」は青森空襲経験者からの寄稿文や聞き書きが中心ですが、学校の記念誌や社史などから再録したものも含まれています。また、疎開先での体験を記したものや平和への思いを綴ったものなど、青森空襲の経験について記述がない「証言」もみられます。青森空襲の経験を中心としながら、戦争体験全般の記録にも努めているといえるでしょう。
私は今回の展示に向けて、証言集の記述から7月28日の空襲の夜に人々がどのような経路でどこへ避難したのかを読み取り、避難経路図を作成しました。避難を開始した地点と避難先がわかる証言の中から4つの事例を取り上げ、推測される避難経路を地図上に示しています。7階のガラスケースに展示していますので、空襲による罹災範囲を示した地図とあわせてご覧いただければと思います。
なお、証言集『次代への証言』は8階の関連図書コーナーに展示しています(貸出可)。また、戦争・平和に関する図書も展示していますので、ぜひご利用ください。展示期間は8月24日(月曜日)までです(但し、7月8日と8月12日は休館日)。
【お知らせ】
現在、歴史資料室では8階の常設展示「地名や街並みにみる青森市の歴史」に関連するミニ展示「ボクたちが知らない青森を知る『夏』にしよう!」を行っています。340年前の青森の絵図(『新青森市史』資料編4の付図)を展示するとともに、地域の歴史を学ぶヒントを与えてくれる図書を紹介しています。展示期間は8月31日(月曜日)までです。こちらの展示もぜひご覧ください。
青森市民図書館 歴史資料室
青森市新町一丁目3番7号
TEL:017-732-5271
電子メール: rekishi-shiryo@city.aomori.aomori.jp
青森市メールマガジンをご利用いただき、ありがとうございます。
登録の変更や利用停止の手続は、次の画面からどうぞ。
○青森市ホームページ
http://www.city.aomori.aomori.jp/mailmagazine-riyou.html
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7月2日(木曜日)から新しい館内展示「新聞と証言集から読み解く青森空襲」が始まりました。今回の展示は青森空襲を記録する会が刊行した証言集『次代への証言』に収録された証言を用いて構成しています。これまでの展示でも『次代への証言』に収録された証言を取り上げたことはありますが、証言を中心に展示を構成するのは初めての取り組みです。
さて、空襲経験者の証言を記録する取り組みは昭和45年(1970)の「東京空襲を記録する会」の発足をきっかけとして全国各地に広がりました。青森市においても昭和47年に記録集『青森空襲の記録』が刊行されています。これは「青森空襲の記録」編集委員会(編集委員は淡谷悠蔵・成田繁七・松岡孝一の3名)によって編さんされ、青森市が発行したものです。
その後、昭和55年に「青森空襲を記録する会」が設立されました。その翌年に『次代への証言』の第1集が刊行され、これまでに33集が刊行されています。掲載されている「証言」は青森空襲経験者からの寄稿文や聞き書きが中心ですが、学校の記念誌や社史などから再録したものも含まれています。また、疎開先での体験を記したものや平和への思いを綴ったものなど、青森空襲の経験について記述がない「証言」もみられます。青森空襲の経験を中心としながら、戦争体験全般の記録にも努めているといえるでしょう。
私は今回の展示に向けて、証言集の記述から7月28日の空襲の夜に人々がどのような経路でどこへ避難したのかを読み取り、避難経路図を作成しました。避難を開始した地点と避難先がわかる証言の中から4つの事例を取り上げ、推測される避難経路を地図上に示しています。7階のガラスケースに展示していますので、空襲による罹災範囲を示した地図とあわせてご覧いただければと思います。
なお、証言集『次代への証言』は8階の関連図書コーナーに展示しています(貸出可)。また、戦争・平和に関する図書も展示していますので、ぜひご利用ください。展示期間は8月24日(月曜日)までです(但し、7月8日と8月12日は休館日)。
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現在、歴史資料室では8階の常設展示「地名や街並みにみる青森市の歴史」に関連するミニ展示「ボクたちが知らない青森を知る『夏』にしよう!」を行っています。340年前の青森の絵図(『新青森市史』資料編4の付図)を展示するとともに、地域の歴史を学ぶヒントを与えてくれる図書を紹介しています。展示期間は8月31日(月曜日)までです。こちらの展示もぜひご覧ください。
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