国際交流LEVELアップる(令和5年3月15日配信)
2023/03/15 (Wed) 12:00
国際交流LEVELアップる(令和5年3月15日配信)
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〈青森市メールマガジン〉
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年に何回もある!
台湾の?恋人の日?
ダゲホー(皆さんこんにちは)、
台湾出身の国際交流員、
呉 詠心(ウ ヨンシン)です。
長い冬がやっと終盤に!
前年度の豪雪を一度経験したので、
今年は逆に楽勝だなあと思っていました。笑
そういえば、昨日はホワイトデーでしたね。
チョコレートをもらったでしょうか?
一日遅れですが、台湾のホワイトデーや
恋人事情などをお話しましょう!
台湾ではホワイトデーのことを
「白色情人節」と表記します。
「情人節(チンレンジェー)」というのは
「恋人の日」の意味です。
【年に3回もある】
実は台湾では、このような「恋人の日」は、
年に3回もあります。
一回目は2月14日の
「バレンタインデー」です。
欧米発祥なので「西洋情人節」と書きます。
二回目は3月14日の「ホワイトデー」です。
ホワイトのところから「白色情人節」と
訳されました。
三回目は旧暦の7月7日にある「七夕」です。
「七夕情人節」と言います。
↓それぞれを見ていきましょう↓
【西洋情人節・バレンタインデー】
欧米発祥のバレンタインデーは、日本では、
女性から男性にチョコレートを贈る文化が
定着しています。
一方、台湾ではちょうど旧正月の時期に
被っているため、それほど盛り上がりません。
ランタン祭りの時期でもありますので、
一緒にイルミネーションを楽しむ
カップルも少なくないと思いますが、
大体の人は、パートナーと過ごすより、
優先的に家族と旧正月を過ごすと思います。
【白色情人節/ホワイトデー】
バレンタインデーの次はホワイトデーです。
日本のお菓子会社が作った記念日ですが、
いまは台湾でもお祝いされます。
バレンタインデーを過ごせなかった分を、
ホワイトデーにするカップルも多いようです。
日本のホワイトデーと言えば、
バレンタインデーに告白した人から
返事をもらう日ですね。
男性から「お返し」のお菓子を
もらうことに対して、
台湾はそういう文化が全くありません。
後ほどまた説明します。
【七夕情人節/七夕まつり】
三つの情人節の中で、
一番盛り上がるのが「七夕」です。
織姫と彦星の物語は
日本とは変わらないですが、
短冊に願いを書く風習はありません。
また、家族で楽しむより、
恋人と過ごすことが一般的です。
高級レストランで豪華コースを楽しんだり、
遊園地でデートしたり、
とにかくロマンティックな一日を過ごす
というクリスマスのような感じです。
限定のカップルプランや
2個買いで安くなるなどの
情人節商戦も激しいです。
全国各地で七夕情人節のイベントが開催され、
一番有名なのが、台北市の大稻?で行われる
花火イベントです。
午後3時からスタートし、
会場周辺のマルシェで買い物を楽しめます。
ライブステージもあり、人気の歌手が
何十人も登場して熱唱します。
夜8時にクライマックスを迎え、
ラブソングに合わせて、
8分間の花火で台北の夜を彩ります。
しかも有料観覧席の販売は特になく、
誰でも無料でエンジョイできます!
【プレゼントは贈り合い】
バレンタインデーは女性から男性へ、
ホワイトデーは男性から女性へ、
という文化は台湾で適用できません。
一応、台湾の情人節のイメージは、
男性が女性にプレゼントすることです。
極端な話ですが、
男性からプレゼントをもらうことが
当たり前だと思っている女性は
ごく一部いるらしいです。
知り合いのなかでも、
毎月プレゼントをくださいと、
彼氏に要求した女性がいます。
(彼は大変ですね…)
しかし、実際に今のカップルは
大体贈り合いをします。
バレンタインデーもホワイトデーも、
お互いにプレゼントするので、
「お返し」は基本ありません。
【義理チョコはない】
台湾では、恋人以外の人に
チョコレートを贈る習慣がありません。
日本の文化に影響され、
友チョコを贈る人もいますが、
職場の同僚に義理チョコを贈ることは、
ほとんどないでしょう。
職場への配慮が必要なくて、
女性にとっては嬉しいことかもしれませんね。
【そのほかの恋人の日もいっぱい】
3回の恋人の日のほかに、
台湾のカップル同士は
「○○記念日」を過ごすことが好きです。
(※個人差がありますが)
「付き合い始めた日」
「付き合い100日目の日」
「付き合い〇ヶ月目の日」
「付き合い1000日目の日」
「5月20日」
(発音が「我愛?」に似ているから)
…などなど
それに加えて、前述した三つの恋人の日、
クリスマス、年越し、そしてお互いの誕生日も。
全部の日にプレゼントすることになれば、
大変ですね。
以上、台湾の「恋人の日」事情でした!
あくまで個人の視点から観察したものなので、
全ての台湾人がこうであるとは限りません。
プレゼントをする・もらうより、
「大事な人と一緒に過ごしたい」というのが
「情人節」の本来の意義でしょうね???
これまで色んな台湾の節句を紹介しましたが、
ほかに何か気になる節句や
知りたい文化などがあれば、
ぜひ教えてください!
ご感想・ご質問などありましたら、kouryuu-suishin@city.aomori.aomori.jpにメールを送ってください。
青森市メールマガジンをご利用いただき、ありがとうございます。
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-編集・発行---------
企画部広報広聴課
青森市中央1-22-5
TEL:017-734-5106
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台湾の?恋人の日?
ダゲホー(皆さんこんにちは)、
台湾出身の国際交流員、
呉 詠心(ウ ヨンシン)です。
長い冬がやっと終盤に!
前年度の豪雪を一度経験したので、
今年は逆に楽勝だなあと思っていました。笑
そういえば、昨日はホワイトデーでしたね。
チョコレートをもらったでしょうか?
一日遅れですが、台湾のホワイトデーや
恋人事情などをお話しましょう!
台湾ではホワイトデーのことを
「白色情人節」と表記します。
「情人節(チンレンジェー)」というのは
「恋人の日」の意味です。
【年に3回もある】
実は台湾では、このような「恋人の日」は、
年に3回もあります。
一回目は2月14日の
「バレンタインデー」です。
欧米発祥なので「西洋情人節」と書きます。
二回目は3月14日の「ホワイトデー」です。
ホワイトのところから「白色情人節」と
訳されました。
三回目は旧暦の7月7日にある「七夕」です。
「七夕情人節」と言います。
↓それぞれを見ていきましょう↓
【西洋情人節・バレンタインデー】
欧米発祥のバレンタインデーは、日本では、
女性から男性にチョコレートを贈る文化が
定着しています。
一方、台湾ではちょうど旧正月の時期に
被っているため、それほど盛り上がりません。
ランタン祭りの時期でもありますので、
一緒にイルミネーションを楽しむ
カップルも少なくないと思いますが、
大体の人は、パートナーと過ごすより、
優先的に家族と旧正月を過ごすと思います。
【白色情人節/ホワイトデー】
バレンタインデーの次はホワイトデーです。
日本のお菓子会社が作った記念日ですが、
いまは台湾でもお祝いされます。
バレンタインデーを過ごせなかった分を、
ホワイトデーにするカップルも多いようです。
日本のホワイトデーと言えば、
バレンタインデーに告白した人から
返事をもらう日ですね。
男性から「お返し」のお菓子を
もらうことに対して、
台湾はそういう文化が全くありません。
後ほどまた説明します。
【七夕情人節/七夕まつり】
三つの情人節の中で、
一番盛り上がるのが「七夕」です。
織姫と彦星の物語は
日本とは変わらないですが、
短冊に願いを書く風習はありません。
また、家族で楽しむより、
恋人と過ごすことが一般的です。
高級レストランで豪華コースを楽しんだり、
遊園地でデートしたり、
とにかくロマンティックな一日を過ごす
というクリスマスのような感じです。
限定のカップルプランや
2個買いで安くなるなどの
情人節商戦も激しいです。
全国各地で七夕情人節のイベントが開催され、
一番有名なのが、台北市の大稻?で行われる
花火イベントです。
午後3時からスタートし、
会場周辺のマルシェで買い物を楽しめます。
ライブステージもあり、人気の歌手が
何十人も登場して熱唱します。
夜8時にクライマックスを迎え、
ラブソングに合わせて、
8分間の花火で台北の夜を彩ります。
しかも有料観覧席の販売は特になく、
誰でも無料でエンジョイできます!
【プレゼントは贈り合い】
バレンタインデーは女性から男性へ、
ホワイトデーは男性から女性へ、
という文化は台湾で適用できません。
一応、台湾の情人節のイメージは、
男性が女性にプレゼントすることです。
極端な話ですが、
男性からプレゼントをもらうことが
当たり前だと思っている女性は
ごく一部いるらしいです。
知り合いのなかでも、
毎月プレゼントをくださいと、
彼氏に要求した女性がいます。
(彼は大変ですね…)
しかし、実際に今のカップルは
大体贈り合いをします。
バレンタインデーもホワイトデーも、
お互いにプレゼントするので、
「お返し」は基本ありません。
【義理チョコはない】
台湾では、恋人以外の人に
チョコレートを贈る習慣がありません。
日本の文化に影響され、
友チョコを贈る人もいますが、
職場の同僚に義理チョコを贈ることは、
ほとんどないでしょう。
職場への配慮が必要なくて、
女性にとっては嬉しいことかもしれませんね。
【そのほかの恋人の日もいっぱい】
3回の恋人の日のほかに、
台湾のカップル同士は
「○○記念日」を過ごすことが好きです。
(※個人差がありますが)
「付き合い始めた日」
「付き合い100日目の日」
「付き合い〇ヶ月目の日」
「付き合い1000日目の日」
「5月20日」
(発音が「我愛?」に似ているから)
…などなど
それに加えて、前述した三つの恋人の日、
クリスマス、年越し、そしてお互いの誕生日も。
全部の日にプレゼントすることになれば、
大変ですね。
以上、台湾の「恋人の日」事情でした!
あくまで個人の視点から観察したものなので、
全ての台湾人がこうであるとは限りません。
プレゼントをする・もらうより、
「大事な人と一緒に過ごしたい」というのが
「情人節」の本来の意義でしょうね???
これまで色んな台湾の節句を紹介しましたが、
ほかに何か気になる節句や
知りたい文化などがあれば、
ぜひ教えてください!
ご感想・ご質問などありましたら、kouryuu-suishin@city.aomori.aomori.jpにメールを送ってください。
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