「あおもり歴史トリビア」第546号(令和5年3月17日配信)
2023/03/17 (Fri) 12:00
「あおもり歴史トリビア」第546号(令和5年3月17日配信)
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〈青森市メールマガジン〉
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こんにちは。歴史資料室の村上真美です。
先日、ふと歴史資料室のスタッフに「青森市の歴史を学ぶ意味って何だと思いますか?」と聞いてみました。すると「地域の歴史を多くの方に知ってもらうこと」、「青森市という町を好きになるきっかけの1つになれば嬉しい」と答えてくれました。その話を聞いて、歴史資料室の活動に関するエピソードを今回のメールマガジンでご紹介したいと思いました。
歴史資料室では、Facebookへの投稿や館内展示、歴史講座「あおもり歴史トリビア」を読む会(毎月第3水曜日開講)などを通じて青森市の歴史を中心に情報発信をしています。
これらの活動の中で、私が注目したのは、毎回テーマを設定して行う館内展示です。打ち合わせを行い、作業分担が決定すると各自で準備を始めます。例えば、石碑やモニュメントなどの写真を外へ撮りに行ったり、関連する資料や新聞記事を探して何時間も読み込んだり、文字が小さく判別が難しいときは、ルーペを使い1文字ずつ解読していくスタッフもいます。
さて、写真や解説文などの準備がひと段落すると、台紙となる模造紙のカラーを決めます。使用する模造紙は、季節を意識して選ぶようにしているそうです(春ならピンク)。切った模造紙の上に写真や解説文などを丁寧に貼り付けていきます。完成した展示資料を7階エントランスや8階に運び、バランスをみながら調整・設置して作業完了となります。
現在歴史資料室では、4月11日(火)まで企画展示「青森市内石碑めぐり」を行っています。私は、関連図書の選書を担当しました。歴代展示図書のリストから本の動きを研究し、展示テーマから外れないように80冊選びました。また、本が「貸出」になるとスタッフに喜びの報告をするという独自のルーティンもでき、日々やりがいを感じながら過ごしています。
今回のおすすめ本は、坊城俊樹ほか監修『50歳からはじめる俳句・川柳・短歌の教科書』(2012年 滋慶出版土屋書店)です。俳句、川柳、短歌の違いから上達テクニックまで分かりやすく解説してくれます。先に適性診断で「俳人・柳人・歌人」タイプを確認してから読み進めてみるのも面白いですよ。3つの詩型ルールを理解し、改めて石碑に刻まれている俳句や歌を読んでみると、新しい発見があるかもしれません。
《問合せ》
青森市民図書館 歴史資料室
TEL:017-732-5271
電子メール: rekishi-shiryo@city.aomori.aomori.jp
青森市メールマガジンをご利用いただき、ありがとうございます。
登録の変更や利用停止の手続は、次の画面からどうぞ。
○青森市ホームページ
http://www.city.aomori.aomori.jp/mailmagazine-riyou.html
○携帯サイト「青森市mini」
http://www.city.aomori.aomori.jp/koho-kocho/keitai-mini/top/mailmagazine.html
-編集・発行---------
企画部広報広聴課
青森市中央1-22-5
TEL:017-734-5106
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これらの活動の中で、私が注目したのは、毎回テーマを設定して行う館内展示です。打ち合わせを行い、作業分担が決定すると各自で準備を始めます。例えば、石碑やモニュメントなどの写真を外へ撮りに行ったり、関連する資料や新聞記事を探して何時間も読み込んだり、文字が小さく判別が難しいときは、ルーペを使い1文字ずつ解読していくスタッフもいます。
さて、写真や解説文などの準備がひと段落すると、台紙となる模造紙のカラーを決めます。使用する模造紙は、季節を意識して選ぶようにしているそうです(春ならピンク)。切った模造紙の上に写真や解説文などを丁寧に貼り付けていきます。完成した展示資料を7階エントランスや8階に運び、バランスをみながら調整・設置して作業完了となります。
現在歴史資料室では、4月11日(火)まで企画展示「青森市内石碑めぐり」を行っています。私は、関連図書の選書を担当しました。歴代展示図書のリストから本の動きを研究し、展示テーマから外れないように80冊選びました。また、本が「貸出」になるとスタッフに喜びの報告をするという独自のルーティンもでき、日々やりがいを感じながら過ごしています。
今回のおすすめ本は、坊城俊樹ほか監修『50歳からはじめる俳句・川柳・短歌の教科書』(2012年 滋慶出版土屋書店)です。俳句、川柳、短歌の違いから上達テクニックまで分かりやすく解説してくれます。先に適性診断で「俳人・柳人・歌人」タイプを確認してから読み進めてみるのも面白いですよ。3つの詩型ルールを理解し、改めて石碑に刻まれている俳句や歌を読んでみると、新しい発見があるかもしれません。
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