国際交流LEVELアップる(令和8年03月04日配信)
2026/03/04 (Wed) 12:00
国際交流LEVELアップる(令和8年03月4日配信)
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〈青森市メールマガジン〉
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実はウソをついた台湾国際交流員のチン ケイです。
これは、私が台湾国際交流員としての最後の投稿です。
3月末をもって退任することになりました。
この2年間に、私は青森の皆さんに台湾のことを紹介するために、
台湾の歴史、文化、美術など様々な領域を学び直しました。
台湾の近代史は様々な政権に支配された歴史ですから、
本を読んだり映画を見たりする際に、いつも切ない気持ちになり、
無意識に目を背けてしまうこともありました。
ですから、台湾異文化理解の講座を通して、
青森の台湾愛あふれる皆さんと一緒に台湾のことを学べたこと、
そして私自身もこの機会に台湾のことを再発見できたことは、
この仕事をしていて一番の幸せだったと感じています。
また、私の芸術専攻の特長を活かし、
台湾のミニランタンや春聯などのワークショップを開催することができ、
毎回、参加者の皆さんの創造力に感動しました。
私は大学院生の頃、
研究室のメンバーと共に小中高の学校でワークショップを開催していました。
その時からずっと感じていたのは、日本の学生さんは手作りや絵を描くことに対して、とても丁寧かつ積極的だということです。
青森に来てからは、その思いがさらに強くなりました。
おそらく「ねぶた」が根付いているからでしょうか、
皆さんは何かを作ることに対して非常に意欲的で、自分なりのアイディアをしっかり持っています。
私が子供の頃の台湾では、美術や音楽の授業が英語や数学などの主要科目に振り替えられてしまうことがよくありました。
近年も、そのせいで台湾人の美学や創造力が足りないという批判を耳にすることもあります。
そのため、青森でワークショップを開催するたびに、
参加者の皆さんの豊かな表現力や完成度の高い作品に、
いつも驚きと感動をもらっていました。皆さんの創造力に触れるたび、
私自身も刺激を受け、芸術の楽しさを再確認することができました。
一番やりがいを感じた仕事は、学校への派遣講座です。
子供たちはいつも元気いっぱいで、正直そのテンションについていくのは一苦労で、
講座が終わる頃にはいつも疲れ果ててしまうほどでした(笑)。
しかし、そこで教科書には載っていない台湾のことを紹介できることに、
大きな意義を感じています。
台湾と日本は物理的な距離がとても近く、共通の歴史も持っています。
それにもかかわらず、
日本の教科書では台湾についてほとんど触れられていないのが現状です。
だからこそ、教科書の外側にある「台湾」を伝え、
生徒たちが興味津々で話を聞いてくれるキラキラした表情を見ると、
やはりこれこそが国際交流員としての役割なのだと強く実感します。
振り返ってみると、
2024年2月の面接でずっと聞かれていたのは「冬は大丈夫?」ということでした。
その際、この仕事に受かるために自信満々で「大丈夫です!」と答えましたが、
大ウソです。
実際のところ、青森の冬は想像を絶する厳しさでした。
そんな冬も、ようやく終わろうとしています。
これからは春ですね。日本人にとっては日本の春は何色ですか。
私にとっては日本の春は「黒」です。
卒業式、入社式、入学式を参加するために、
黒いスーツを着て、離別と移動の季節です。
台湾人の私は、「さよなら」とは言いません。
「また、何処かで会いましょう!」
「また、一緒にご飯を食べましょう!」そう再会を願っています!
皆さん、食飽未?(ご飯を食べましたか)
台湾から参りました、台湾国際交流員のチン ケイです。
どうぞ宜しくお願いします。
ご感想・ご質問などありましたら、kouryuu-suishin@city.aomori.aomori.jpにメールを送ってください。
《問合せ》
経済部交流推進課
青森市新町1-3-7
TEL:017-734-5235
青森市メールマガジンをご利用いただき、ありがとうございます。
登録の変更や利用停止の手続は、次の画面からどうぞ。
○青森市ホームページ
http://www.city.aomori.aomori.jp/mailmagazine-riyou.html
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実はウソをついた台湾国際交流員のチン ケイです。
これは、私が台湾国際交流員としての最後の投稿です。
3月末をもって退任することになりました。
この2年間に、私は青森の皆さんに台湾のことを紹介するために、
台湾の歴史、文化、美術など様々な領域を学び直しました。
台湾の近代史は様々な政権に支配された歴史ですから、
本を読んだり映画を見たりする際に、いつも切ない気持ちになり、
無意識に目を背けてしまうこともありました。
ですから、台湾異文化理解の講座を通して、
青森の台湾愛あふれる皆さんと一緒に台湾のことを学べたこと、
そして私自身もこの機会に台湾のことを再発見できたことは、
この仕事をしていて一番の幸せだったと感じています。
また、私の芸術専攻の特長を活かし、
台湾のミニランタンや春聯などのワークショップを開催することができ、
毎回、参加者の皆さんの創造力に感動しました。
私は大学院生の頃、
研究室のメンバーと共に小中高の学校でワークショップを開催していました。
その時からずっと感じていたのは、日本の学生さんは手作りや絵を描くことに対して、とても丁寧かつ積極的だということです。
青森に来てからは、その思いがさらに強くなりました。
おそらく「ねぶた」が根付いているからでしょうか、
皆さんは何かを作ることに対して非常に意欲的で、自分なりのアイディアをしっかり持っています。
私が子供の頃の台湾では、美術や音楽の授業が英語や数学などの主要科目に振り替えられてしまうことがよくありました。
近年も、そのせいで台湾人の美学や創造力が足りないという批判を耳にすることもあります。
そのため、青森でワークショップを開催するたびに、
参加者の皆さんの豊かな表現力や完成度の高い作品に、
いつも驚きと感動をもらっていました。皆さんの創造力に触れるたび、
私自身も刺激を受け、芸術の楽しさを再確認することができました。
一番やりがいを感じた仕事は、学校への派遣講座です。
子供たちはいつも元気いっぱいで、正直そのテンションについていくのは一苦労で、
講座が終わる頃にはいつも疲れ果ててしまうほどでした(笑)。
しかし、そこで教科書には載っていない台湾のことを紹介できることに、
大きな意義を感じています。
台湾と日本は物理的な距離がとても近く、共通の歴史も持っています。
それにもかかわらず、
日本の教科書では台湾についてほとんど触れられていないのが現状です。
だからこそ、教科書の外側にある「台湾」を伝え、
生徒たちが興味津々で話を聞いてくれるキラキラした表情を見ると、
やはりこれこそが国際交流員としての役割なのだと強く実感します。
振り返ってみると、
2024年2月の面接でずっと聞かれていたのは「冬は大丈夫?」ということでした。
その際、この仕事に受かるために自信満々で「大丈夫です!」と答えましたが、
大ウソです。
実際のところ、青森の冬は想像を絶する厳しさでした。
そんな冬も、ようやく終わろうとしています。
これからは春ですね。日本人にとっては日本の春は何色ですか。
私にとっては日本の春は「黒」です。
卒業式、入社式、入学式を参加するために、
黒いスーツを着て、離別と移動の季節です。
台湾人の私は、「さよなら」とは言いません。
「また、何処かで会いましょう!」
「また、一緒にご飯を食べましょう!」そう再会を願っています!
皆さん、食飽未?(ご飯を食べましたか)
台湾から参りました、台湾国際交流員のチン ケイです。
どうぞ宜しくお願いします。
ご感想・ご質問などありましたら、kouryuu-suishin@city.aomori.aomori.jpにメールを送ってください。
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経済部交流推進課
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