「あおもり歴史トリビア」第520号(令和4年9月2日配信)
2022/09/02 (Fri) 12:00
「あおもり歴史トリビア」第520号(令和4年9月2日配信)
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〈青森市メールマガジン〉
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8月26日(金)から歴史資料室の新しい館内展示「あの頃のねぶた―全日程合同運行が始まった!!」が始まりました。この展示ではねぶたの「全日程合同運行」が始まった昭和43年(1968)を起点とし、「青森のねぶた」が重要無形民俗文化財に指定された昭和50年代までのねぶたに関する資料をご紹介しています。
かつて、ねぶたの運行は団体ごとに好きな場所を運行する「自由運行」が基本で、6日夜と7日昼の運行のみ決められたコースを運行する「合同運行」が行われていました。昭和30年代、青森ねぶた祭に多くの観光客が訪れるようになると、祭の規模が年々大きくなり、決められたコースを運行する「合同運行」が拡大・定着していきました。そして、昭和43年に全日程で「合同運行」が行われるようになったのです。
さて、7階の展示コーナーでは昭和40年代、昭和50年代前半、昭和50年代後半と3つの時期に分けてねぶた祭のパンフレットやガイドブック等の資料を展示しています。その中からおすすめの資料をご紹介します。
一つは昭和43年に発行されたねぶた祭のパンフレットです。この資料には祭のプログラムと運行コースが掲載されており、全日程が合同運行(連合運行)であることや日によって運行コースが異なっていたことがわかります。
もう一つはねぶた師・穐元鴻生(あきもと・こうせい)のねぶた絵図です。展示しているのは昭和57年に制作した「坂田公時(金時)」と昭和59年に制作した「勢多の唐橋」の2点で、いずれも青森市職員互助会が運行したねぶたです。「勢多の唐橋」については実際に運行されたねぶたの写真も展示していますので、ぜひ見比べていただければと思います。
さらに、8階の展示コーナーには昭和40年代・昭和50年代のねぶた絵はがきを展示しています。第三代ねぶた名人・佐藤伝蔵が制作し、田村麿賞を受賞した「国引」(昭和47年運行)などの絵はがきを観ることができます。
あわせて、8階の展示コーナーではねぶたに関する図書の展示も行っています(展示図書は貸出可)。この展示は9月30日(金)まで開催しておりますので、市民図書館へお越しの際はぜひご覧ください。なお、9月14日(水)は休館日となっておりますので、ご注意ください。
※今回の内容は『青森ねぶた誌 増補版』(2016年 青森市)などを参考にしました。
《問合せ》
青森市民図書館 歴史資料室
TEL:017-732-5271
電子メール: rekishi-shiryo@city.aomori.aomori.jp
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http://www.city.aomori.aomori.jp/koho-kocho/keitai-mini/top/mailmagazine.html
-編集・発行---------
企画部広報広聴課
青森市中央1-22-5
TEL:017-734-5106
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8月26日(金)から歴史資料室の新しい館内展示「あの頃のねぶた―全日程合同運行が始まった!!」が始まりました。この展示ではねぶたの「全日程合同運行」が始まった昭和43年(1968)を起点とし、「青森のねぶた」が重要無形民俗文化財に指定された昭和50年代までのねぶたに関する資料をご紹介しています。
かつて、ねぶたの運行は団体ごとに好きな場所を運行する「自由運行」が基本で、6日夜と7日昼の運行のみ決められたコースを運行する「合同運行」が行われていました。昭和30年代、青森ねぶた祭に多くの観光客が訪れるようになると、祭の規模が年々大きくなり、決められたコースを運行する「合同運行」が拡大・定着していきました。そして、昭和43年に全日程で「合同運行」が行われるようになったのです。
さて、7階の展示コーナーでは昭和40年代、昭和50年代前半、昭和50年代後半と3つの時期に分けてねぶた祭のパンフレットやガイドブック等の資料を展示しています。その中からおすすめの資料をご紹介します。
一つは昭和43年に発行されたねぶた祭のパンフレットです。この資料には祭のプログラムと運行コースが掲載されており、全日程が合同運行(連合運行)であることや日によって運行コースが異なっていたことがわかります。
もう一つはねぶた師・穐元鴻生(あきもと・こうせい)のねぶた絵図です。展示しているのは昭和57年に制作した「坂田公時(金時)」と昭和59年に制作した「勢多の唐橋」の2点で、いずれも青森市職員互助会が運行したねぶたです。「勢多の唐橋」については実際に運行されたねぶたの写真も展示していますので、ぜひ見比べていただければと思います。
さらに、8階の展示コーナーには昭和40年代・昭和50年代のねぶた絵はがきを展示しています。第三代ねぶた名人・佐藤伝蔵が制作し、田村麿賞を受賞した「国引」(昭和47年運行)などの絵はがきを観ることができます。
あわせて、8階の展示コーナーではねぶたに関する図書の展示も行っています(展示図書は貸出可)。この展示は9月30日(金)まで開催しておりますので、市民図書館へお越しの際はぜひご覧ください。なお、9月14日(水)は休館日となっておりますので、ご注意ください。
※今回の内容は『青森ねぶた誌 増補版』(2016年 青森市)などを参考にしました。
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