暦注の上段と下段 20240715号
2024/07/15 (Mon) 08:00
暦注の上段と下段
暦注(れきちゅう)とは、暦に記載された日付・曜日・月の朔望・行事などの内容のことです。
暦注は普通は上段と中段と下段とがあると言われますが、基準寳暦は上段と下段です。
上段とは暦注の上方に記載される日付や曜日・干支・二十四節気・雑節(節分や土用など)・月の朔望・年中行事です。天文学と関係があるので、国立天文台より発表される暦要項より求めるのが正式となります。
一般に中段は十二直ですが、基準寳暦では十二客として下段に入っています。昔は十二直が良く用いられていたそうです。
下段は九星・六曜・二十八宿など。そして選日または雑注(ざっちゅう)と言い、基準寳暦では雑となっている欄です。
九星は年と月は隠遁と言って逆に繰り、九紫の次は八白と減って行き、日は陽遁と隠遁がある。
六曜は旧暦の朔日から繰る。旧暦二月・八月は朔日が友引。旧三月・九月は先負。旧四月・十月は仏滅。旧五月・十一月は大安。旧六月・十二月は朔日が赤口。
十二客は節月の十二支と同じ最初の支の日に「建」を割り当てて繰ります。
二十八宿は28日毎に循環します。
雑注の八専・十方暮・天一天上・三伏日・天赦日・一粒万倍日などは干支から求め、不成就日は旧暦から求めます。
中段と下段は吉凶占いに関するものですが、迷信的とされるものです。
しかし、十干・十二支(干支)は年・月・日などの時も表すので上段になります。
暦注(れきちゅう)とは、暦に記載された日付・曜日・月の朔望・行事などの内容のことです。
暦注は普通は上段と中段と下段とがあると言われますが、基準寳暦は上段と下段です。
上段とは暦注の上方に記載される日付や曜日・干支・二十四節気・雑節(節分や土用など)・月の朔望・年中行事です。天文学と関係があるので、国立天文台より発表される暦要項より求めるのが正式となります。
一般に中段は十二直ですが、基準寳暦では十二客として下段に入っています。昔は十二直が良く用いられていたそうです。
下段は九星・六曜・二十八宿など。そして選日または雑注(ざっちゅう)と言い、基準寳暦では雑となっている欄です。
九星は年と月は隠遁と言って逆に繰り、九紫の次は八白と減って行き、日は陽遁と隠遁がある。
六曜は旧暦の朔日から繰る。旧暦二月・八月は朔日が友引。旧三月・九月は先負。旧四月・十月は仏滅。旧五月・十一月は大安。旧六月・十二月は朔日が赤口。
十二客は節月の十二支と同じ最初の支の日に「建」を割り当てて繰ります。
二十八宿は28日毎に循環します。
雑注の八専・十方暮・天一天上・三伏日・天赦日・一粒万倍日などは干支から求め、不成就日は旧暦から求めます。
中段と下段は吉凶占いに関するものですが、迷信的とされるものです。
しかし、十干・十二支(干支)は年・月・日などの時も表すので上段になります。