【モチベーション・マラソン672】環境適応力が問われている
2021/08/16 (Mon) 11:30
1.今週のテーマ : 環境適応力が問われている
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
お盆休みはいかが過ごされましたでしょうか。
私は、近くのスーパーでも感染者が出るなど、どこへ行ってもリスクがあるので、自宅で動画収録や原稿編集など仕事をして過ごしていました。
帰省を自重された方は、辛いものがあると思います。特に年老いた親を持つ人は、「顔を見るのもこれが最後か」という思い中での見送りは、断腸の思いと察します。
ワクチンを打ったとしても、重症化は避けられるものの、感染しないわけでも人に感染させないわけでもない。従来通りマスク着用、三密を避ける行為は継続しなければなりません。
エネルギー溢れる若者にとっては、自粛の継続は辛いものがあると思います。またワクチンも将来にどんな副作用が出るか分からないと言うリスクもあり、不安だらけだと思います。
絶対的な対策がない状況では、やはり一人ひとりがリスクを回避するしか方法がないのでしょう。つまり、今の環境に各人がいかに適応していくかと言うことです。
私が27歳でコンサル会社に転職した時、その会社の社長は講演会で「企業は環境適応業である」と何度も話していました。つまり環境変化に適応でき生き残り発展する、適応できなければ衰退し倒産する。至って簡単な原理です。
今まさに、一人ひとりの環境適応力が試されています。仕事のスタイル、家族や仲間との過ごし方、趣味の楽しみ方、ストレスの発散方法など。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「顔淵(がんえん弟子)、仁を問う。子曰わく、己(おのれ)を克(せ)めて礼に復(かえ)るを仁と為す。一日己を克めて礼に復れば、天下仁に帰(き)す。仁を為すこと己に由(よ)る。而(しか)して人に由らんや」
この意味は、
顔淵(がんえん・孔子の優秀な弟子)が仁(人への思いやり、慈しむ心)について尋ねました。孔子は、『自分に打ち勝って礼(相手を敬い、自らを慎む)の原点に立ち戻る事だ。もし一日自分を律して礼に立ち戻るならば、世界が仁の心に立ち戻るだろう。すべては自分次第なのだ。他人を責めてはいけない。』と答えられました。」となります。
今の状況は、自分を守り仲間を守るには、人への思いやりを持って、相手を敬い自らの欲を慎む、そんな「仁と礼」を求めているのでしょう。
3.NEWS
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 8月13日更新
「大なるも不肖に似たり」
偉大なものは愚かに見える
「天下皆我れを大なるも不肖(ふしょう)に似たりと謂(い)う。それ唯(ただ)大なり、故に不肖(ふしょう)に似たり。若(も)し肖(に)ならば、久しいかなその細なるや」と言う老子の一節を取り上げます。
その意味は「世の人々は私の説く道(谷や母のような根源的存在)を『偉大だけれど、愚か者のようだ』と言う。大きいから完璧でなく欠陥や欠落があるようで、世の常識や損得に合致せず愚かに思うのだ。もし道が世の常識や損得に合致していたら、もっとちっぽけで取るに足らない存在になっていただろう」となります。いかにも老子らしい、我々の固定概念にガツンと一撃を喰らわす一節です。
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
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XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
お盆休みはいかが過ごされましたでしょうか。
私は、近くのスーパーでも感染者が出るなど、どこへ行ってもリスクがあるので、自宅で動画収録や原稿編集など仕事をして過ごしていました。
帰省を自重された方は、辛いものがあると思います。特に年老いた親を持つ人は、「顔を見るのもこれが最後か」という思い中での見送りは、断腸の思いと察します。
ワクチンを打ったとしても、重症化は避けられるものの、感染しないわけでも人に感染させないわけでもない。従来通りマスク着用、三密を避ける行為は継続しなければなりません。
エネルギー溢れる若者にとっては、自粛の継続は辛いものがあると思います。またワクチンも将来にどんな副作用が出るか分からないと言うリスクもあり、不安だらけだと思います。
絶対的な対策がない状況では、やはり一人ひとりがリスクを回避するしか方法がないのでしょう。つまり、今の環境に各人がいかに適応していくかと言うことです。
私が27歳でコンサル会社に転職した時、その会社の社長は講演会で「企業は環境適応業である」と何度も話していました。つまり環境変化に適応でき生き残り発展する、適応できなければ衰退し倒産する。至って簡単な原理です。
今まさに、一人ひとりの環境適応力が試されています。仕事のスタイル、家族や仲間との過ごし方、趣味の楽しみ方、ストレスの発散方法など。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「顔淵(がんえん弟子)、仁を問う。子曰わく、己(おのれ)を克(せ)めて礼に復(かえ)るを仁と為す。一日己を克めて礼に復れば、天下仁に帰(き)す。仁を為すこと己に由(よ)る。而(しか)して人に由らんや」
この意味は、
顔淵(がんえん・孔子の優秀な弟子)が仁(人への思いやり、慈しむ心)について尋ねました。孔子は、『自分に打ち勝って礼(相手を敬い、自らを慎む)の原点に立ち戻る事だ。もし一日自分を律して礼に立ち戻るならば、世界が仁の心に立ち戻るだろう。すべては自分次第なのだ。他人を責めてはいけない。』と答えられました。」となります。
今の状況は、自分を守り仲間を守るには、人への思いやりを持って、相手を敬い自らの欲を慎む、そんな「仁と礼」を求めているのでしょう。
3.NEWS
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 8月13日更新
「大なるも不肖に似たり」
偉大なものは愚かに見える
「天下皆我れを大なるも不肖(ふしょう)に似たりと謂(い)う。それ唯(ただ)大なり、故に不肖(ふしょう)に似たり。若(も)し肖(に)ならば、久しいかなその細なるや」と言う老子の一節を取り上げます。
その意味は「世の人々は私の説く道(谷や母のような根源的存在)を『偉大だけれど、愚か者のようだ』と言う。大きいから完璧でなく欠陥や欠落があるようで、世の常識や損得に合致せず愚かに思うのだ。もし道が世の常識や損得に合致していたら、もっとちっぽけで取るに足らない存在になっていただろう」となります。いかにも老子らしい、我々の固定概念にガツンと一撃を喰らわす一節です。
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