【モチベーション・マラソン674】点と点を繋ぐ
2021/08/31 (Tue) 11:00
1.今週のテーマ : 点と点を繋ぐ
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
最近の仕事を振り返ると、点を繋ぎ線から面へと広げていく作業をしているのだと気づきます。
例えば、
・過去に蓄積した知識を編集して新たな教育コンテンツ体系を作る
・得意分野が違う人の力を組み合わせて仕事のチームを作る
・知人の知人の抱える問題を解決するために、別の知人の知人の力を借りる
・クライアント社長の問題意識や世界観と、自分が持つ知識や世界観をマッチングさせる
・高度な知識や豊富な経験をもった知人を必要とされる場に招く
などです。
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏は、スタンフォード大の卒業式でのスピーチで、以下のように述べました。(抜粋でご紹介します)
「点と点をつなげる」connecting the dots.
(学生時代を振り返り)それでも本当に楽しい日々でした。自分の興味の赴くままに潜り込んだ講義で得た知識は、のちにかけがえがないものになりました。
もちろん当時は、これがいずれ何かの役に立つとは考えもしなかった。ところが10年後、最初のマッキントッシュを設計していたとき、カリグラフの知識が急によみがえってきたのです。そして、その知識をすべて、マックに注ぎ込みました。繰り返しですが、将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。
できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ(宿命)…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。
“Stay Hungry. Stay Foolish.”
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」
物事を理解し知っている者は、それを好んでいる人には及ばない。物事を好んでいる人は、それを心から楽しんでいる者には及ばない。
仕事でも、趣味でも、人間関係でも、目先の損得でなく好き楽しいでやっておくと、思わぬ繋がりから良い結果をもたらす可能性があります。この偶然の力を活かしていきたいものです。
3.NEWS
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 8月13日更新
「大なるも不肖に似たり」
偉大なものは愚かに見える
「天下皆我れを大なるも不肖(ふしょう)に似たりと謂(い)う。それ唯(ただ)大なり、故に不肖(ふしょう)に似たり。若(も)し肖(に)ならば、久しいかなその細なるや」と言う老子の一節を取り上げます。
その意味は「世の人々は私の説く道(谷や母のような根源的存在)を『偉大だけれど、愚か者のようだ』と言う。大きいから完璧でなく欠陥や欠落があるようで、世の常識や損得に合致せず愚かに思うのだ。もし道が世の常識や損得に合致していたら、もっとちっぽけで取るに足らない存在になっていただろう」となります。いかにも老子らしい、我々の固定概念にガツンと一撃を喰らわす一節です。
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
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XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
最近の仕事を振り返ると、点を繋ぎ線から面へと広げていく作業をしているのだと気づきます。
例えば、
・過去に蓄積した知識を編集して新たな教育コンテンツ体系を作る
・得意分野が違う人の力を組み合わせて仕事のチームを作る
・知人の知人の抱える問題を解決するために、別の知人の知人の力を借りる
・クライアント社長の問題意識や世界観と、自分が持つ知識や世界観をマッチングさせる
・高度な知識や豊富な経験をもった知人を必要とされる場に招く
などです。
アップルの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏は、スタンフォード大の卒業式でのスピーチで、以下のように述べました。(抜粋でご紹介します)
「点と点をつなげる」connecting the dots.
(学生時代を振り返り)それでも本当に楽しい日々でした。自分の興味の赴くままに潜り込んだ講義で得た知識は、のちにかけがえがないものになりました。
もちろん当時は、これがいずれ何かの役に立つとは考えもしなかった。ところが10年後、最初のマッキントッシュを設計していたとき、カリグラフの知識が急によみがえってきたのです。そして、その知識をすべて、マックに注ぎ込みました。繰り返しですが、将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。
できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ(宿命)…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。
“Stay Hungry. Stay Foolish.”
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」
物事を理解し知っている者は、それを好んでいる人には及ばない。物事を好んでいる人は、それを心から楽しんでいる者には及ばない。
仕事でも、趣味でも、人間関係でも、目先の損得でなく好き楽しいでやっておくと、思わぬ繋がりから良い結果をもたらす可能性があります。この偶然の力を活かしていきたいものです。
3.NEWS
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 8月13日更新
「大なるも不肖に似たり」
偉大なものは愚かに見える
「天下皆我れを大なるも不肖(ふしょう)に似たりと謂(い)う。それ唯(ただ)大なり、故に不肖(ふしょう)に似たり。若(も)し肖(に)ならば、久しいかなその細なるや」と言う老子の一節を取り上げます。
その意味は「世の人々は私の説く道(谷や母のような根源的存在)を『偉大だけれど、愚か者のようだ』と言う。大きいから完璧でなく欠陥や欠落があるようで、世の常識や損得に合致せず愚かに思うのだ。もし道が世の常識や損得に合致していたら、もっとちっぽけで取るに足らない存在になっていただろう」となります。いかにも老子らしい、我々の固定概念にガツンと一撃を喰らわす一節です。
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