【モチベーション・マラソン695】常勝軍団をつくる
2022/01/25 (Tue) 10:30
モチベーション・マラソン 695号
日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ : 常勝軍団をつくる
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
先週はあるプロ野球チームのヘッドコーチのお話を聞く機会がありました。
そのコーチは私と同い年で隣の中学出身ということもあり、共通の友人も沢山いて、兼ねてから会ってみたいと思っていました。
彼はドラフト2位でプロ入団、選手として3チームを経験、コーチや監督として5チームを経験しています。スター選手ではなかったものの、王監督、野村監督、星野監督からも高いを評価を受けるほどで、指導者として一流です。
2時間の講演+質疑応答、前後の時間を合わせて約6時間いろんな話をさせて頂きましたので、気づいたことを列記します。
●一人の人間として
・とても礼儀正しい
・聞く人にとって如何に役立つ話をするか念入りに考えている
・いつ首を切られるかわからない厳しい世界で、常に学び自己投資を続けている
・高校1年より今でも日記をつけている
●指導するに当たって
・ファンの期待に応え常に優勝争いに加わるチーム(=常勝軍団)をつくる
・強いチームはチーム力(協力原理と競争原理が両立)とファンへの貢献意識が強い
・選手の自己効力&肯定感、Responsibility(責任感)、Resilience(復元力)を育てる
・指導者には伝えたいことを言語化する力と聴く力が必要
・中長期的に強いチームを作るには、「愛情」と「理」が必要
・人は皆対等、教えることは相手をリスペクトすることから始まる
・創意工夫が大事、一月に一個凡事を増やすよう指導
・優勝のかかった緊張するゲームでは楽しむのではなく「味わう」
他にも色んな話を伺いましたが、人間的にも能力的にも優れているからこそ、多くの人に支持され現在の地位と活躍があるのだと感じました。
同級生とはいえ「我が師」として、彼の顔を思い浮かべながら、仕事に取り組んで行きたいと思います。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「益者三友、損者三友。
直を友とし、諒を友とし、多聞を友とするは、益なり。
便辟を友とし、善柔を友とし、便佞を友とするは、損なり。」
益者三友損者三友とは、
交際して自分の為になる友人には三種類あり、交際して自分が損をする友人も三種類ある。
前者は正直な友、誠実な友、博識な友。
後者は不正直な友、不誠実な友、口先のうまい友である。
いい知人、いい仲間、いい友人を増やすことがいい人生に繋がると思います。ありがたいことです。
3.NEWS
■電子書籍 「メンターとしての中国古典」(フーガブックス)
[書籍へのアクセス/試し読みはこちら] https://amzn.to/3BdihiZ
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 12月25日更新
「夢に胡蝶と為る」
「胡蝶の夢」として荘子(そうじ)の有名な一節で、全文は以下となります。
「荘周(そうしゅう、荘子自身)は夢の中で蝶(ちょう)になった。ひらひらと飛んでいて、蝶そのものであった。自身が楽しくて、思いのままだった。そして自分が (人間の)荘周であることに気づかなかった。急に目が覚めて、ハッと我にかえって、そこには荘周がいた。(私には)わからない、(はたして)人間である周が夢の中だけで蝶になったのか、(それとも)蝶が夢の中で人間になったのか。 (常識的には)荘周と蝶には必ず区別があるはずである。(しかし、実際は常識どおりではない。)このこと(=夢のように、区別などないのということ)を「物化」(ぶっか)(=万物は変化する)という。今の私は、蝶なのか私なのか。まさに物化の状態である」
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
■〒222-0033
横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜3階
電話 045-285-9419
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日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ : 常勝軍団をつくる
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
先週はあるプロ野球チームのヘッドコーチのお話を聞く機会がありました。
そのコーチは私と同い年で隣の中学出身ということもあり、共通の友人も沢山いて、兼ねてから会ってみたいと思っていました。
彼はドラフト2位でプロ入団、選手として3チームを経験、コーチや監督として5チームを経験しています。スター選手ではなかったものの、王監督、野村監督、星野監督からも高いを評価を受けるほどで、指導者として一流です。
2時間の講演+質疑応答、前後の時間を合わせて約6時間いろんな話をさせて頂きましたので、気づいたことを列記します。
●一人の人間として
・とても礼儀正しい
・聞く人にとって如何に役立つ話をするか念入りに考えている
・いつ首を切られるかわからない厳しい世界で、常に学び自己投資を続けている
・高校1年より今でも日記をつけている
●指導するに当たって
・ファンの期待に応え常に優勝争いに加わるチーム(=常勝軍団)をつくる
・強いチームはチーム力(協力原理と競争原理が両立)とファンへの貢献意識が強い
・選手の自己効力&肯定感、Responsibility(責任感)、Resilience(復元力)を育てる
・指導者には伝えたいことを言語化する力と聴く力が必要
・中長期的に強いチームを作るには、「愛情」と「理」が必要
・人は皆対等、教えることは相手をリスペクトすることから始まる
・創意工夫が大事、一月に一個凡事を増やすよう指導
・優勝のかかった緊張するゲームでは楽しむのではなく「味わう」
他にも色んな話を伺いましたが、人間的にも能力的にも優れているからこそ、多くの人に支持され現在の地位と活躍があるのだと感じました。
同級生とはいえ「我が師」として、彼の顔を思い浮かべながら、仕事に取り組んで行きたいと思います。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「益者三友、損者三友。
直を友とし、諒を友とし、多聞を友とするは、益なり。
便辟を友とし、善柔を友とし、便佞を友とするは、損なり。」
益者三友損者三友とは、
交際して自分の為になる友人には三種類あり、交際して自分が損をする友人も三種類ある。
前者は正直な友、誠実な友、博識な友。
後者は不正直な友、不誠実な友、口先のうまい友である。
いい知人、いい仲間、いい友人を増やすことがいい人生に繋がると思います。ありがたいことです。
3.NEWS
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「夢に胡蝶と為る」
「胡蝶の夢」として荘子(そうじ)の有名な一節で、全文は以下となります。
「荘周(そうしゅう、荘子自身)は夢の中で蝶(ちょう)になった。ひらひらと飛んでいて、蝶そのものであった。自身が楽しくて、思いのままだった。そして自分が (人間の)荘周であることに気づかなかった。急に目が覚めて、ハッと我にかえって、そこには荘周がいた。(私には)わからない、(はたして)人間である周が夢の中だけで蝶になったのか、(それとも)蝶が夢の中で人間になったのか。 (常識的には)荘周と蝶には必ず区別があるはずである。(しかし、実際は常識どおりではない。)このこと(=夢のように、区別などないのということ)を「物化」(ぶっか)(=万物は変化する)という。今の私は、蝶なのか私なのか。まさに物化の状態である」
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
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