【モチベーション・マラソン696】泰然自若
2022/02/01 (Tue) 10:30
モチベーション・マラソン 696号
日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ : 泰然自若
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
今年もはやひと月が過ぎました。正しく光陰矢の如しです。
再びコロナ禍に襲われていますが、各自が感染予防策を抜かりなく行うことしかないのかと思います。
置かれた立場によっては、かなりの閉塞感を感ざるを得ない人もあろうかと思います。
しかし、こんな時こそ「泰然自若」として、いい流れが来るまで忍耐力を発揮し地道な努力を続けることが必要なのでしょう。
「泰然自若」の「泰」は「泰平」「安泰」など危険がなく、落ち着いていること。「然」は「~の様子」を表す。つまり「泰然」は落ち着いた様子ということ。
「自若」は自分が若いことではなく、「自」は「もともと」の意味を表し「若」は「然」と同じで「~の様子」を表す。つまり「自若」はもとのままの様子ということ。
まとめると「泰然自若」は落ち着いて、もとのまま変わらない様子ということ(平常心を保っていること)になります。
「泰然自若」の反意語は、「右往左往」や「戦々恐々」などがあるようですが、「茫然自失」も該当するかと思います。
「茫然自失」とは、呆れ果てたり、あっけにとられたりしてぼんやりしてしまい、気が抜けてどうにもならない様子となるでしょう。
先の読めない時代が続きますが、これからどんなことが起こるか好奇心を働かせながら、泰然自若として毎日を歩んでいきたいものです。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「山岡鉄舟の言葉」より、
「晴れてよし曇りてもよし。富士の山もとの姿は変わらざりけり」
関東に住んでいるメリットの一つに富士山が見えるということがあります。
また、勝海舟の右腕として「江戸城無血開城」など明治維新に大きく貢献した山岡鉄舟の生き様に学ぶ必要があるようです。
3.NEWS
■電子書籍 「メンターとしての中国古典」(フーガブックス)
[書籍へのアクセス/試し読みはこちら] https://amzn.to/3BdihiZ
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 12月25日更新
「夢に胡蝶と為る」
「胡蝶の夢」として荘子(そうじ)の有名な一節で、全文は以下となります。
「荘周(そうしゅう、荘子自身)は夢の中で蝶(ちょう)になった。ひらひらと飛んでいて、蝶そのものであった。自身が楽しくて、思いのままだった。そして自分が (人間の)荘周であることに気づかなかった。急に目が覚めて、ハッと我にかえって、そこには荘周がいた。(私には)わからない、(はたして)人間である周が夢の中だけで蝶になったのか、(それとも)蝶が夢の中で人間になったのか。 (常識的には)荘周と蝶には必ず区別があるはずである。(しかし、実際は常識どおりではない。)このこと(=夢のように、区別などないのということ)を「物化」(ぶっか)(=万物は変化する)という。今の私は、蝶なのか私なのか。まさに物化の状態である」
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
■〒222-0033
横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜3階
電話 045-285-9419
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1.今週のテーマ : 泰然自若
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
今年もはやひと月が過ぎました。正しく光陰矢の如しです。
再びコロナ禍に襲われていますが、各自が感染予防策を抜かりなく行うことしかないのかと思います。
置かれた立場によっては、かなりの閉塞感を感ざるを得ない人もあろうかと思います。
しかし、こんな時こそ「泰然自若」として、いい流れが来るまで忍耐力を発揮し地道な努力を続けることが必要なのでしょう。
「泰然自若」の「泰」は「泰平」「安泰」など危険がなく、落ち着いていること。「然」は「~の様子」を表す。つまり「泰然」は落ち着いた様子ということ。
「自若」は自分が若いことではなく、「自」は「もともと」の意味を表し「若」は「然」と同じで「~の様子」を表す。つまり「自若」はもとのままの様子ということ。
まとめると「泰然自若」は落ち着いて、もとのまま変わらない様子ということ(平常心を保っていること)になります。
「泰然自若」の反意語は、「右往左往」や「戦々恐々」などがあるようですが、「茫然自失」も該当するかと思います。
「茫然自失」とは、呆れ果てたり、あっけにとられたりしてぼんやりしてしまい、気が抜けてどうにもならない様子となるでしょう。
先の読めない時代が続きますが、これからどんなことが起こるか好奇心を働かせながら、泰然自若として毎日を歩んでいきたいものです。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「山岡鉄舟の言葉」より、
「晴れてよし曇りてもよし。富士の山もとの姿は変わらざりけり」
関東に住んでいるメリットの一つに富士山が見えるということがあります。
また、勝海舟の右腕として「江戸城無血開城」など明治維新に大きく貢献した山岡鉄舟の生き様に学ぶ必要があるようです。
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「夢に胡蝶と為る」
「胡蝶の夢」として荘子(そうじ)の有名な一節で、全文は以下となります。
「荘周(そうしゅう、荘子自身)は夢の中で蝶(ちょう)になった。ひらひらと飛んでいて、蝶そのものであった。自身が楽しくて、思いのままだった。そして自分が (人間の)荘周であることに気づかなかった。急に目が覚めて、ハッと我にかえって、そこには荘周がいた。(私には)わからない、(はたして)人間である周が夢の中だけで蝶になったのか、(それとも)蝶が夢の中で人間になったのか。 (常識的には)荘周と蝶には必ず区別があるはずである。(しかし、実際は常識どおりではない。)このこと(=夢のように、区別などないのということ)を「物化」(ぶっか)(=万物は変化する)という。今の私は、蝶なのか私なのか。まさに物化の状態である」
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