【モチベーション・マラソン699】教育の6つのポイント
2022/02/21 (Mon) 11:00
モチベーション・マラソン 699号
日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ : 教育の6つのポイント
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
私の最近の楽しみは、秦の始皇帝時代の映画やドラマをみて、その時代の書物を読むことです。
秦の始皇帝(政)を幼少期からサポートした呂不韋(りょふい)という人物が「呂氏春秋」という書物を残しました。
その内容は儒家・道家を中心としながらも名家・法家・墨家・農家・陰陽家など諸学派の説が幅広く採用され、国を健全に治めるための思想が集大成されたもので、紀元前239年に完成しています。(因みに秦の始皇帝による天下統一は紀元前221年)
つまり、自分がいなくなっても、後世に政治の要諦を伝承することによって、明るい未来を担保しようとしたのです。
その中に、良い教育者と悪い教育者の違いや、秀でた教師の教育の6つのポイントが書かれています。
1)弟子を安心させる
2)気分を解放する
3)休息を与える
4)遊びも交える
5)態度はきちんとさせる
6)仕事を真面目にさせる
人の情を考えると、安心感や開放感が根本になければならないというのです。
今話題の心理的安全性の大切さを2200年前に既に説いていたのです!
この6つのポイントは、日常の仕事において、指導(教育)する立場にあるリーダーや管理者が部下や後輩に向き合う上でも大切にすべきものです。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「君子の徳は風なり。
小人の徳は草なり。
草之に風を尚うれば必ず伏す」
上に立つ人の徳は風のようなものであり、下にある人民の徳性は草のようなもの。その草に風が加われば、草は必ず靡(なび)き伏す。
いい風を送る人間でありたいものです。
3.NEWS
■電子書籍 「メンターとしての中国古典」(フーガブックス)
[書籍へのアクセス/試し読みはこちら] https://amzn.to/3BdihiZ
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 2月11日更新
「自ら師を得る者は王たり。友を得る者は覇たり。
疑を得る者は存(そん)し、自ら謀(ぼう)を為して己に若(し)くなき者は亡ぶ。]
これは荀子(じゅんし)の帝王学を説いた一節で、「自分を教え導いてくれる師を持てば天下の王者になれる。自分を諭してくれる友人を持てば覇者となれるし、疑問をぶつけてくれる臣下を持てば国を存続させることができる。
しかし、自分ですべてを処理し、臣下を無能呼ばわりするようになったのでは亡びるのも近い」という意味になります。
つまり、良き師・良き友・良き部下を持てば組織は成長発展し、傲慢で人を見下せば裸の王様になり組織は衰退滅亡する、という組織のトップのありようを示しています。」
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
■〒222-0033
横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜3階
電話 045-285-9419
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XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
私の最近の楽しみは、秦の始皇帝時代の映画やドラマをみて、その時代の書物を読むことです。
秦の始皇帝(政)を幼少期からサポートした呂不韋(りょふい)という人物が「呂氏春秋」という書物を残しました。
その内容は儒家・道家を中心としながらも名家・法家・墨家・農家・陰陽家など諸学派の説が幅広く採用され、国を健全に治めるための思想が集大成されたもので、紀元前239年に完成しています。(因みに秦の始皇帝による天下統一は紀元前221年)
つまり、自分がいなくなっても、後世に政治の要諦を伝承することによって、明るい未来を担保しようとしたのです。
その中に、良い教育者と悪い教育者の違いや、秀でた教師の教育の6つのポイントが書かれています。
1)弟子を安心させる
2)気分を解放する
3)休息を与える
4)遊びも交える
5)態度はきちんとさせる
6)仕事を真面目にさせる
人の情を考えると、安心感や開放感が根本になければならないというのです。
今話題の心理的安全性の大切さを2200年前に既に説いていたのです!
この6つのポイントは、日常の仕事において、指導(教育)する立場にあるリーダーや管理者が部下や後輩に向き合う上でも大切にすべきものです。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より、
「君子の徳は風なり。
小人の徳は草なり。
草之に風を尚うれば必ず伏す」
上に立つ人の徳は風のようなものであり、下にある人民の徳性は草のようなもの。その草に風が加われば、草は必ず靡(なび)き伏す。
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「自ら師を得る者は王たり。友を得る者は覇たり。
疑を得る者は存(そん)し、自ら謀(ぼう)を為して己に若(し)くなき者は亡ぶ。]
これは荀子(じゅんし)の帝王学を説いた一節で、「自分を教え導いてくれる師を持てば天下の王者になれる。自分を諭してくれる友人を持てば覇者となれるし、疑問をぶつけてくれる臣下を持てば国を存続させることができる。
しかし、自分ですべてを処理し、臣下を無能呼ばわりするようになったのでは亡びるのも近い」という意味になります。
つまり、良き師・良き友・良き部下を持てば組織は成長発展し、傲慢で人を見下せば裸の王様になり組織は衰退滅亡する、という組織のトップのありようを示しています。」
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