【モチベーション・マラソン701】王道と覇道
2022/03/08 (Tue) 11:00
モチベーション・マラソン 701号
日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ : 王道と覇道
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻(戦争)により危機的な状況が続いてます。
ウクライナの人々の生活や命そして社会インフラが次々と破壊されています。被害はウクライナ国内にとどまらず、攻める側のロシアにも深刻な影響を及ぼしています。同じ民族に危害を加えているロシア兵士のみならずロシア国民の大半が心を痛めているでしょう。勿論、経済制裁による不自由な生活も余儀なくされています。
プーチン大統領と近い関係にあるロシアの大富豪も次々とプライベートジェットで国外逃避をしているようです。言うに及ばず、既に世界中を混乱に巻き込んでいます。
一体この戦争で利益を得るものは誰なのでしょうか。
ロシアがウクライナを支配したとしても、プーチン大統領は尊敬されることはなく、黒の歴史として後世に語り継がれることでしょう。本当に人間(特に絶対的な権力を持った為政者)は愚かだと思います。歴史に学びません。
このように絶対的な権限と武力で、国民や他国を苦しめ支配するのことを「覇道の政治」と言います。
一方、人(特に弱者)への思いやりの心を持った人徳者が、人民の声に耳を傾け、慈愛と信頼で国民を守り、他国との良好な関係を築くことを「王道の政治」と言います。
政治も企業経営も「王道」を理解し、実践しようとする立派な人が主流になることを願って止みません。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「孟子」より、
「上下交々(こもごも)利をとれば、國危うし」
・各国の政治家が「国益!国益!」というと最後は戦争になる
・経営者が「利益!利益!」というと不正が蔓延り社員は疲弊し組織は衰退する
・社員が「自分の損得」だけで行動すると自己中で嫌われ協力関係もない殺伐とした職場になる
3.NEWS
■電子書籍 「メンターとしての中国古典」(フーガブックス)
[書籍へのアクセス/試し読みはこちら] https://amzn.to/3BdihiZ
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 2月11日更新
「自ら師を得る者は王たり。友を得る者は覇たり。
疑を得る者は存(そん)し、自ら謀(ぼう)を為して己に若(し)くなき者は亡ぶ。]
これは荀子(じゅんし)の帝王学を説いた一節で、「自分を教え導いてくれる師を持てば天下の王者になれる。自分を諭してくれる友人を持てば覇者となれるし、疑問をぶつけてくれる臣下を持てば国を存続させることができる。
しかし、自分ですべてを処理し、臣下を無能呼ばわりするようになったのでは亡びるのも近い」という意味になります。
つまり、良き師・良き友・良き部下を持てば組織は成長発展し、傲慢で人を見下せば裸の王様になり組織は衰退滅亡する、という組織のトップのありようを示しています。」
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
■〒222-0033
横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜3階
電話 045-285-9419
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日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
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こんにちは。三村でございます。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻(戦争)により危機的な状況が続いてます。
ウクライナの人々の生活や命そして社会インフラが次々と破壊されています。被害はウクライナ国内にとどまらず、攻める側のロシアにも深刻な影響を及ぼしています。同じ民族に危害を加えているロシア兵士のみならずロシア国民の大半が心を痛めているでしょう。勿論、経済制裁による不自由な生活も余儀なくされています。
プーチン大統領と近い関係にあるロシアの大富豪も次々とプライベートジェットで国外逃避をしているようです。言うに及ばず、既に世界中を混乱に巻き込んでいます。
一体この戦争で利益を得るものは誰なのでしょうか。
ロシアがウクライナを支配したとしても、プーチン大統領は尊敬されることはなく、黒の歴史として後世に語り継がれることでしょう。本当に人間(特に絶対的な権力を持った為政者)は愚かだと思います。歴史に学びません。
このように絶対的な権限と武力で、国民や他国を苦しめ支配するのことを「覇道の政治」と言います。
一方、人(特に弱者)への思いやりの心を持った人徳者が、人民の声に耳を傾け、慈愛と信頼で国民を守り、他国との良好な関係を築くことを「王道の政治」と言います。
政治も企業経営も「王道」を理解し、実践しようとする立派な人が主流になることを願って止みません。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「孟子」より、
「上下交々(こもごも)利をとれば、國危うし」
・各国の政治家が「国益!国益!」というと最後は戦争になる
・経営者が「利益!利益!」というと不正が蔓延り社員は疲弊し組織は衰退する
・社員が「自分の損得」だけで行動すると自己中で嫌われ協力関係もない殺伐とした職場になる
3.NEWS
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「自ら師を得る者は王たり。友を得る者は覇たり。
疑を得る者は存(そん)し、自ら謀(ぼう)を為して己に若(し)くなき者は亡ぶ。]
これは荀子(じゅんし)の帝王学を説いた一節で、「自分を教え導いてくれる師を持てば天下の王者になれる。自分を諭してくれる友人を持てば覇者となれるし、疑問をぶつけてくれる臣下を持てば国を存続させることができる。
しかし、自分ですべてを処理し、臣下を無能呼ばわりするようになったのでは亡びるのも近い」という意味になります。
つまり、良き師・良き友・良き部下を持てば組織は成長発展し、傲慢で人を見下せば裸の王様になり組織は衰退滅亡する、という組織のトップのありようを示しています。」
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