【モチベーション・マラソン720】語源の面白さ
2022/07/19 (Tue) 11:00
モチベーション・マラソン 720号
日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ :語源の面白さ
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
人に話をしたり文書を書いたりするコミュニケーションにおいては、言葉の意味を正しく理解しておくことが必要不可欠です。
言葉の意味の定義は、論理思考の一丁目一番地とも言えます。
例えば、ビジネスで大事なテーマである「利益」。
この漢字の意味はというと、
利 偏の部分は、稲穂が実って頭を下げている様子を表す
旁の部分は、刃物を表す
つまり、利とは実りを刃物で収穫すること
益 皿に水が満たされること
合わせると、収穫が入れ物に満たされていることになります。
一方、皆が嫌う「損」
偏の部分は、手を表す
旁の部分は、員。員は圓(円)、丸いものを表す
つまり、手で丸いものを持つことであり、
気を抜き油断すると、スルリと手から落ちてしまうことになります。
人間というものは、最初や失敗の後は慎重に努力をして利益を手に入れるが、利益を手にすると驕り油断し損を被る。
つまり、「利と損」は表裏一体。この原理原則を忘れてはなりません。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より
「 五十にして以て易(えき)を学べば、大なる過ち無かるべし」
50歳になった後で易経を学び直せば、大きな間違いなどしなくなるだろう。
世の中の変わらぬ原理や法則を身につけておけば、大きな災いを避けることができる。
先が見通せない時代に、世の中の原理や法則を理解し、小さな兆しや変化をキャッチし上手く活かしたいものです。
3.NEWS
■電子書籍 「メンターとしての中国古典」(フーガブックス)
[書籍へのアクセス/試し読みはこちら] https://amzn.to/3BdihiZ
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 6月17日更新
「功を以て位、能を以て職」
治国の臣、功を効(いた)して以て位を履(ふ)み、能を官に見(あら)はして以て職を受け、力を権衡(けんこう)に尽くして以て事に任ず。
これは中国戦国時代の法家である韓非(紀元前280年? -紀元前233年)の著書「韓非子」用人編の一節です。その意味は、「君主によってよく治められた国の幹部は、国に対しての功績によって地位を与えられ、能力によって職(役割と責任)を与えられ、権力や能力をバランスよく使うことで仕事を任せられる」となります。つまり人材登用や組織運営の原理原則を説いているのです。
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
■〒222-0033
横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜3階
電話 045-285-9419
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日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
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こんにちは。三村でございます。
人に話をしたり文書を書いたりするコミュニケーションにおいては、言葉の意味を正しく理解しておくことが必要不可欠です。
言葉の意味の定義は、論理思考の一丁目一番地とも言えます。
例えば、ビジネスで大事なテーマである「利益」。
この漢字の意味はというと、
利 偏の部分は、稲穂が実って頭を下げている様子を表す
旁の部分は、刃物を表す
つまり、利とは実りを刃物で収穫すること
益 皿に水が満たされること
合わせると、収穫が入れ物に満たされていることになります。
一方、皆が嫌う「損」
偏の部分は、手を表す
旁の部分は、員。員は圓(円)、丸いものを表す
つまり、手で丸いものを持つことであり、
気を抜き油断すると、スルリと手から落ちてしまうことになります。
人間というものは、最初や失敗の後は慎重に努力をして利益を手に入れるが、利益を手にすると驕り油断し損を被る。
つまり、「利と損」は表裏一体。この原理原則を忘れてはなりません。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より
「 五十にして以て易(えき)を学べば、大なる過ち無かるべし」
50歳になった後で易経を学び直せば、大きな間違いなどしなくなるだろう。
世の中の変わらぬ原理や法則を身につけておけば、大きな災いを避けることができる。
先が見通せない時代に、世の中の原理や法則を理解し、小さな兆しや変化をキャッチし上手く活かしたいものです。
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「功を以て位、能を以て職」
治国の臣、功を効(いた)して以て位を履(ふ)み、能を官に見(あら)はして以て職を受け、力を権衡(けんこう)に尽くして以て事に任ず。
これは中国戦国時代の法家である韓非(紀元前280年? -紀元前233年)の著書「韓非子」用人編の一節です。その意味は、「君主によってよく治められた国の幹部は、国に対しての功績によって地位を与えられ、能力によって職(役割と責任)を与えられ、権力や能力をバランスよく使うことで仕事を任せられる」となります。つまり人材登用や組織運営の原理原則を説いているのです。
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