【モチベーション・マラソン740】幸福経営
2022/12/05 (Mon) 11:00
モチベーション・マラソン 740号
日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ :幸福経営
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
経営の思想には様々なものがありますが、「幸福経営」という研究テーマがあります。顧客満足のみならず社員はじめ取引先など関係する全ての人の幸福を追求しようという考え方です。
幸福とは、Happiness(ハピネス)という短期的な心理の状態ではなく、Well-being(ウェルビーイング)という身体的、精神的、社会的に良い状態を表します。幸せの研究によって、統計学に基づいてわかってきたことは以下のような内容です。
1. 利他的な人は幸せである。
2. 誠実な人は幸せである。
3. 視野の広い人は幸せである。
4. 人と仲良くできる人は幸せである。
5. 自己肯定感が高く、チャレンジ精神のある人は幸せである。
この研究結果を見て、中国古典の重なる部分が沢山あることに気付きました。
例えば、
論語より「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」
その意味は、「物事を理解し知っている者は、それを好んでいる者には及ばない。物事を好んでいる者は、それを心から楽しんでいる者には及ばない。」となります。
会社や上司からの指示待ちでやらされ感を持って働くのではなく、好きや楽しいに焦点を当てて自発的に働くと幸福になれるのではないでしょうか。
仕事においては苦労や辛いことは多々ありますが、沢山の喜びや楽しさがあります。例えば、何かをやり遂げる喜びつまり達成感、必要とされ・頼られる喜び、感謝され・認められる喜び、好きなことに没頭する喜び、新しいものを発見する喜び、学び成長する喜び、自由(責任とセット)の喜び、工夫・創造する喜び、自分らしさを表現する喜び、人や社会と繋がる喜び、尊敬される喜び、給与やボーナスが貰える喜びなどが挙げられます。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「大学」より
「富は屋を潤し、徳は身を潤す。心広く体(たい)胖(ゆた)かなり。」
その意味は、「お金ができると、立派な家が建ち贅沢な暮らしができる。徳が身につくと、自然に品位が備わってくる。心が広くなり、振る舞いもゆったりと余裕が出て、風格が生まれる。」となります。
今の世の中、お金がないと生きていけません。お金が無なければやりたいことができないし、嫌なことにNOと言えません。またお金があっても幸せになれるとは限りません。人間性を磨けば人望ができ仕事もうまく行き、お金にも困りません。
急がば回れ!徳を身につけることが幸福への近道なのです。
3.NEWS
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 12月5日更新
中国古典の幸福論
「足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り。」
これは老子の一節で、その意味は「満足する事を知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで既に志(目的)を成し遂げている」となります。
無いものねだりをするのではなく、持てるもの与えられたもの(持ち味)を最大限に活かすことで精神的にも物理的にも豊かになれる。また自らが設定した志(ビジョンや目標)に向かって努力を積み重ねることが出来るのは幸せなことである。正しく老子は幸福論を説いているのです。
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
■〒222-0033
横浜市港北区新横浜2-5-14 WISE NEXT 新横浜3階
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日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ :幸福経営
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
経営の思想には様々なものがありますが、「幸福経営」という研究テーマがあります。顧客満足のみならず社員はじめ取引先など関係する全ての人の幸福を追求しようという考え方です。
幸福とは、Happiness(ハピネス)という短期的な心理の状態ではなく、Well-being(ウェルビーイング)という身体的、精神的、社会的に良い状態を表します。幸せの研究によって、統計学に基づいてわかってきたことは以下のような内容です。
1. 利他的な人は幸せである。
2. 誠実な人は幸せである。
3. 視野の広い人は幸せである。
4. 人と仲良くできる人は幸せである。
5. 自己肯定感が高く、チャレンジ精神のある人は幸せである。
この研究結果を見て、中国古典の重なる部分が沢山あることに気付きました。
例えば、
論語より「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」
その意味は、「物事を理解し知っている者は、それを好んでいる者には及ばない。物事を好んでいる者は、それを心から楽しんでいる者には及ばない。」となります。
会社や上司からの指示待ちでやらされ感を持って働くのではなく、好きや楽しいに焦点を当てて自発的に働くと幸福になれるのではないでしょうか。
仕事においては苦労や辛いことは多々ありますが、沢山の喜びや楽しさがあります。例えば、何かをやり遂げる喜びつまり達成感、必要とされ・頼られる喜び、感謝され・認められる喜び、好きなことに没頭する喜び、新しいものを発見する喜び、学び成長する喜び、自由(責任とセット)の喜び、工夫・創造する喜び、自分らしさを表現する喜び、人や社会と繋がる喜び、尊敬される喜び、給与やボーナスが貰える喜びなどが挙げられます。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「大学」より
「富は屋を潤し、徳は身を潤す。心広く体(たい)胖(ゆた)かなり。」
その意味は、「お金ができると、立派な家が建ち贅沢な暮らしができる。徳が身につくと、自然に品位が備わってくる。心が広くなり、振る舞いもゆったりと余裕が出て、風格が生まれる。」となります。
今の世の中、お金がないと生きていけません。お金が無なければやりたいことができないし、嫌なことにNOと言えません。またお金があっても幸せになれるとは限りません。人間性を磨けば人望ができ仕事もうまく行き、お金にも困りません。
急がば回れ!徳を身につけることが幸福への近道なのです。
3.NEWS
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 12月5日更新
中国古典の幸福論
「足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り。」
これは老子の一節で、その意味は「満足する事を知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで既に志(目的)を成し遂げている」となります。
無いものねだりをするのではなく、持てるもの与えられたもの(持ち味)を最大限に活かすことで精神的にも物理的にも豊かになれる。また自らが設定した志(ビジョンや目標)に向かって努力を積み重ねることが出来るのは幸せなことである。正しく老子は幸福論を説いているのです。
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