【モチベーション・マラソン742】労働生産性を高めよう!
2022/12/20 (Tue) 10:30
モチベーション・マラソン 742号
日常の中に何か楽しいことを見つけ、今週も愉快に過ごして行きましょう。
1.今週のテーマ :労働生産性を高めよう!
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
今朝、こんな危機的なニュースが飛び込んできました。
「日本の1時間あたりの労働生産性はおよそ5000円で、OECD(経済協力開発機構)に加盟する38カ国の中で27位と過去最低。
労働生産性とは、1時間あたりにどれだけのモノやサービスを生み出したかを示す指標で、日本はラトビアやスロバキアなどと同じ程度でOECD38カ国中では27位。1970年以降で最低。1位のアイルランドは139.2ドルで日本のおよそ2.8倍、アメリカは7位で85ドル」
この結果、当然企業の収益性は低くなり、働く人の賃金も上がりません。
なぜこんなことになってしまうのか?
個別企業としては、
1)戦略思考の弱さ
低収益のビジネスに満足している。
2)古いマネジメントスタイル
勤務時間や売上といった量的指標で管理し、労働生産性という質的指標を軽視している。
3)働く意欲の阻害
長時間労働や精神論偏重、非効率な業務による疲弊。人材投資を後回しにして、人が成長にしていない。
突き詰めると、戦略思考と論理思考の弱さが根底にある。
政府としては、
1)日銀の低金利政策や株の買い支えという過保護で、低生産性企業の増加を助長している。
2)産業振興の予算が雇用対策的に使われ、未来への投資として活かされていない。
3)政治家も世襲が幅を効かし、イノベーションの気風がない。
私はこんなふうに思いますが、皆様はどのように考えられるでしょうか。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」
物事を理解し知っている者は、それを好んでいる者には及ばない。
物事を好んでいる者は、それを心から楽しんでいる者には及ばない。
つまり、労働生産性を高めるには、「好きで楽しい」と思えることが大切。
具体的には、「人の持ち味を活かしているか?」「成長し結果が良くなっているか?」
「リスペクトできる仲間がいるか?」「自由に発言できる空気はあるか?」
「未来への展望を持っているか?」など、
こんな根本的なところから問い直してみるべきではないでしょうか。
3.NEWS
■ ブログ「メンターとしての中国古典」■ 12月5日更新
中国古典の幸福論
「足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り。」
これは老子の一節で、その意味は「満足する事を知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで既に志(目的)を成し遂げている」となります。
無いものねだりをするのではなく、持てるもの与えられたもの(持ち味)を最大限に活かすことで精神的にも物理的にも豊かになれる。また自らが設定した志(ビジョンや目標)に向かって努力を積み重ねることが出来るのは幸せなことである。正しく老子は幸福論を説いているのです。
続きはこちらから https://www.compass-point.jp/mentor/
■発行人
三村 邦久 (株式会社アイパートナー 代表)
mimura@i-partner.co.jp
■〒222-0033
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1.今週のテーマ :労働生産性を高めよう!
XXXX 様
こんにちは。三村でございます。
今朝、こんな危機的なニュースが飛び込んできました。
「日本の1時間あたりの労働生産性はおよそ5000円で、OECD(経済協力開発機構)に加盟する38カ国の中で27位と過去最低。
労働生産性とは、1時間あたりにどれだけのモノやサービスを生み出したかを示す指標で、日本はラトビアやスロバキアなどと同じ程度でOECD38カ国中では27位。1970年以降で最低。1位のアイルランドは139.2ドルで日本のおよそ2.8倍、アメリカは7位で85ドル」
この結果、当然企業の収益性は低くなり、働く人の賃金も上がりません。
なぜこんなことになってしまうのか?
個別企業としては、
1)戦略思考の弱さ
低収益のビジネスに満足している。
2)古いマネジメントスタイル
勤務時間や売上といった量的指標で管理し、労働生産性という質的指標を軽視している。
3)働く意欲の阻害
長時間労働や精神論偏重、非効率な業務による疲弊。人材投資を後回しにして、人が成長にしていない。
突き詰めると、戦略思考と論理思考の弱さが根底にある。
政府としては、
1)日銀の低金利政策や株の買い支えという過保護で、低生産性企業の増加を助長している。
2)産業振興の予算が雇用対策的に使われ、未来への投資として活かされていない。
3)政治家も世襲が幅を効かし、イノベーションの気風がない。
私はこんなふうに思いますが、皆様はどのように考えられるでしょうか。
2.心の栄養(今週の古典)
今週は「論語」より
「これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。」
物事を理解し知っている者は、それを好んでいる者には及ばない。
物事を好んでいる者は、それを心から楽しんでいる者には及ばない。
つまり、労働生産性を高めるには、「好きで楽しい」と思えることが大切。
具体的には、「人の持ち味を活かしているか?」「成長し結果が良くなっているか?」
「リスペクトできる仲間がいるか?」「自由に発言できる空気はあるか?」
「未来への展望を持っているか?」など、
こんな根本的なところから問い直してみるべきではないでしょうか。
3.NEWS
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中国古典の幸福論
「足るを知る者は富み、強(つと)めて行なう者は志有り。」
これは老子の一節で、その意味は「満足する事を知っている人間が本当に豊かな人間で、努力を続ける人間はそれだけで既に志(目的)を成し遂げている」となります。
無いものねだりをするのではなく、持てるもの与えられたもの(持ち味)を最大限に活かすことで精神的にも物理的にも豊かになれる。また自らが設定した志(ビジョンや目標)に向かって努力を積み重ねることが出来るのは幸せなことである。正しく老子は幸福論を説いているのです。
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