【モチベーション・マラソン401】 西洋と東洋、思考の違い
2016/03/22 (Tue) 12:00
■ モチベーション・マラソン 401号■
日常の中に何か楽しいことを見つけて、
今週も愉快に過ごして行きましょう！
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１．今週のテーマ： ”西洋と東洋、思考の違い” ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
XXXX さん
こんにちは。
連休は如何お過ごしになりましたでしょうか。
私は仕事で三河安城から岡崎へと転戦しております。
最近とても興味を抱いているのが、社会心理学という分野です。
個人が社会に影響を与え、社会が個人に影響を与える。
個と集団の関係性についての学問です。
その関連分野の「木を見る西洋人、森を見る東洋人」（リチャード・E・ベスニット）を読み、
とても興味を覚えました。
私が関係してる経営や人の成長という分野においては、
西洋流が幅を利かせていますが、我々東洋人にはしっくりこない点が少なくありません。
そこで、それぞれの特徴を整理し対比しているのがこの本です。
少々中身をご紹介しましょう。
東洋 西洋
幸福とは 集団の期待に応える 自分だけの才能を自由に発揮する
主体性 調和、集合体の一員 主体性、個人主義
知るとは 実行を伴うもの 対象物の分析、カテゴライズ
世界観 世の中は変化するもの、相互作用 不変のもの、それぞれ固有
包括的思考、連続的 分析的思考、単純、原子の集まり
陰陽論、情理、どちらも 二者択一な論理、どちらか
宇宙観 自然と人間の融合 自然を支配する
運命 天や自然、環境に依存する 自分の支配の中
哲学の目標 道、道理 真実の発見、合理性、科学の進歩
思考 文脈、場 カテゴライズ、因果律
矛盾への対応 矛盾を超越し中庸を取る 矛盾を認めず排除する
代表的哲学者 孔子、老子 アリストテレス
産業背景 農業 狩猟、牧畜、漁撈、貿易
交渉 調和的、適合的スタイル、調停 選択、主体的、敵対的
環境認識 人間が環境に合わせる、調整する 環境を自由に操ることができる
価値観 人間関係の調和を保つ 自分自身を知ることに関心
宗教 寛容さ（道教、儒教、仏教） 善か悪か（ユダヤ教、キリスト教、イスラム教）
行動原因 文脈、how どのように 行為者本人、why なぜ、目的志向
この表だけでは分かりにくいと思いますが、
それぞれの長所短所、発想や行動の違いの理由がわかるように思います。
これからの仕事に大きな示唆を与えてくれたと思います。
この本を紹介してくれた鈴木さんに感謝です。
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２．心の栄養（今週の古典）
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今日は老子より
東洋思考の特徴として陰陽論が挙げられますが、
老子では宇宙の誕生を以下のように述べています。
「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。
万物は陰を負いて陽を抱き、冲気（ちゅうき）以（も）って和を為す。」
現代語訳
「道」が一を生み出し、一が二つのものを生み出し、
二つのものが三つのものを生み出し、三つのものが万物を生み出す。
万物は陰の気を背負い、陽の気を胸に抱いて、これらを媒介する
冲気によって調和している。
プラスとマイナス、男と女など、陰と陽が交わり組み合わさって、
そこから新しい創造物が生まれるということでしょうか。
２０００年以上前に、既に物理学があったんですね。
驚きです！
今週も何か愉快なことを見つけて過ごしていきましょう！
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3．NEWS
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■愚直経営塾５期生■ 募集中 メンバーが揃えばスタート致します。
持ち味を活かし、人と会社の魅力を磨く
愚直経営塾（全６回） at Chinoma
１）成功者はみな愚直！
２）持ち味を活かした戦略を創る
３）経営の本質を学ぶ
４）リーダーとしての自信を育む
詳細は、下記ページをご覧ください。
http://www.i-partner.co.jp/guchoku.html
参加ご希望の方は、このメールの返信にてご連絡ください。
■会社のニュース／トピックス：http://www.i-partner.co.jp/
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三村 邦久 （株式会社アイパートナー 代表）
mimura@i-partner.co.jp
会社電話：045-477-2312
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■バックナンバーはこちらのページから
http://d.blayn.jp/bm/p/bn/list.php?i=ipartner&no=all
■無断転載はご遠慮ください
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日常の中に何か楽しいことを見つけて、
今週も愉快に過ごして行きましょう！
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XXXX さん
こんにちは。
連休は如何お過ごしになりましたでしょうか。
私は仕事で三河安城から岡崎へと転戦しております。
最近とても興味を抱いているのが、社会心理学という分野です。
個人が社会に影響を与え、社会が個人に影響を与える。
個と集団の関係性についての学問です。
その関連分野の「木を見る西洋人、森を見る東洋人」（リチャード・E・ベスニット）を読み、
とても興味を覚えました。
私が関係してる経営や人の成長という分野においては、
西洋流が幅を利かせていますが、我々東洋人にはしっくりこない点が少なくありません。
そこで、それぞれの特徴を整理し対比しているのがこの本です。
少々中身をご紹介しましょう。
東洋 西洋
幸福とは 集団の期待に応える 自分だけの才能を自由に発揮する
主体性 調和、集合体の一員 主体性、個人主義
知るとは 実行を伴うもの 対象物の分析、カテゴライズ
世界観 世の中は変化するもの、相互作用 不変のもの、それぞれ固有
包括的思考、連続的 分析的思考、単純、原子の集まり
陰陽論、情理、どちらも 二者択一な論理、どちらか
宇宙観 自然と人間の融合 自然を支配する
運命 天や自然、環境に依存する 自分の支配の中
哲学の目標 道、道理 真実の発見、合理性、科学の進歩
思考 文脈、場 カテゴライズ、因果律
矛盾への対応 矛盾を超越し中庸を取る 矛盾を認めず排除する
代表的哲学者 孔子、老子 アリストテレス
産業背景 農業 狩猟、牧畜、漁撈、貿易
交渉 調和的、適合的スタイル、調停 選択、主体的、敵対的
環境認識 人間が環境に合わせる、調整する 環境を自由に操ることができる
価値観 人間関係の調和を保つ 自分自身を知ることに関心
宗教 寛容さ（道教、儒教、仏教） 善か悪か（ユダヤ教、キリスト教、イスラム教）
行動原因 文脈、how どのように 行為者本人、why なぜ、目的志向
この表だけでは分かりにくいと思いますが、
それぞれの長所短所、発想や行動の違いの理由がわかるように思います。
これからの仕事に大きな示唆を与えてくれたと思います。
この本を紹介してくれた鈴木さんに感謝です。
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２．心の栄養（今週の古典）
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今日は老子より
東洋思考の特徴として陰陽論が挙げられますが、
老子では宇宙の誕生を以下のように述べています。
「道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。
万物は陰を負いて陽を抱き、冲気（ちゅうき）以（も）って和を為す。」
現代語訳
「道」が一を生み出し、一が二つのものを生み出し、
二つのものが三つのものを生み出し、三つのものが万物を生み出す。
万物は陰の気を背負い、陽の気を胸に抱いて、これらを媒介する
冲気によって調和している。
プラスとマイナス、男と女など、陰と陽が交わり組み合わさって、
そこから新しい創造物が生まれるということでしょうか。
２０００年以上前に、既に物理学があったんですね。
驚きです！
今週も何か愉快なことを見つけて過ごしていきましょう！
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3．NEWS
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■愚直経営塾５期生■ 募集中 メンバーが揃えばスタート致します。
持ち味を活かし、人と会社の魅力を磨く
愚直経営塾（全６回） at Chinoma
１）成功者はみな愚直！
２）持ち味を活かした戦略を創る
３）経営の本質を学ぶ
４）リーダーとしての自信を育む
詳細は、下記ページをご覧ください。
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参加ご希望の方は、このメールの返信にてご連絡ください。
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三村 邦久 （株式会社アイパートナー 代表）
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