「食品表示検定メールマガジン」 第68号(2015/2/2)
2015/02/02 (Mon) 12:30
☆このメールはWEB・FAX等でメールマガジンを希望された方
及び検定試験でメルアド登録された方にお送りしています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆トピックス◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
1.【2月2日お申込受付開始!】「食品表示検定フォーラム
2015」開催のご案内
2.「第4回・食品表示検定(上級)」合否結果の発送について
3.今年度(2015年度)の食品表示検定について
4.2015年度の食品表示検定の出題範囲について
5.【情報 1】「遺伝子組換え食品に関する品質表示基準」が
改正されました
6.【情報 2】ナチュラルチーズ等の表示基準が改正されました
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1.【2月2日お申込受付開始!】「食品表示検定フォーラム
2015」開催のご案内
……………………………………………………………………………
食品表示検定協会では、2015年3月11日(水)に「食品表示検定フォ
ーラム2015」を、学士会館(東京都千代田区)にて開催します。
参加費は無料で、どなたでもお申込みいただけます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
フォーラムの中で行う2つの講演では、食品表示に携わる皆様、
消費者の皆様にとって最新の情報をご提供させていただきます。
また、今回の表彰式の対象は、2014年度の団体合格者数での累計
上位5位、個人での各回成績1位の方です。
★お申し込み方法★
食品表示検定協会のホームページよりお申込みください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/commendation.html
※定員200名になり次第、締め切らせていただきます。
■日時:2015年3月11日(水)
13:30~17:00(受付開始13:00)
■会場:学士会館 2F 202号室
(東京都千代田区神田錦町3-28)
・地下鉄都営三田線/都営新宿線/東京メトロ半蔵門線
「神保町」駅下車 A9番出口より徒歩1分
・東京メトロ東西線
「竹橋」駅下車 3a出口より徒歩5分
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
■内容:・食品表示検定表彰式
・講演1:「食品表示法」の重点ポイント
池戸 重信氏
消費者委員会 食品表示部会委員(内閣府)、
元 食品表示一元化検討会座長(消費者庁)、
食品表示検定協会代表、宮城大学名誉教授
・講演2:新しい食品表示「機能性表示」
森田 満樹 氏
「食品の新たな機能性表示制度に関する検討
会」委員(消費者庁)、元 食品表示一元化
委員会委員(消費者庁)、一般社団法人「Food
Communication Compass」事務局長、東京海洋
大学講師
・質疑応答及び食品表示検定協会からご案内
■参加費:無料
……………………………………………………………………………
2.「第4回・食品表示検定(上級)」合否結果の発送について
……………………………………………………………………………
2014年11月30日(日)に「第4回・食品表示検定(上級)」を開催いた
しました。
上級試験の合否結果通知は、2月上旬に発送の予定です。
合否の結果及び基礎知識分野、専門知識分野の得点や合格率を
合否結果通知に記載いたします。
また、合格された方には合格証が同封されています。
なお、合否結果通知が2月13日(金)までに届かない場合は、食品
表示検定協会までご連絡ください。
※なお、試験問題の内容や採点・合否に関する質問には一切お
答えできませんのでご了承ください。
※第4回・上級試験の正答は「問1のマークシート」についてのみ、
ホームページに掲載しています。
「問2・3・4の記述式」については、2月上旬に「講評」を掲載する
予定です。
……………………………………………………………………………
3.今年度(2015年度)の食品表示検定について
……………………………………………………………………………
2015年度の「食品表示検定(初級・中級・上級)」の実施予定は
下記の通りです。
2月中旬になりましたら、食品表示検定協会のホームページに
詳細を掲載いたしますので、もうしばらくお待ちください。
★初級・中級
【第11回】2015年6月10日(水) 初級、中級同日開催
◎申込受付期間
Webでの申込:2015年3月2日(月)~4月10日(金)
FAX・郵送での申込:2015年3月2日(月)~4月8日(水)
※「第11回・食品表示検定(初級・中級)」に向けた対策セミナー
は、3月上旬から受付開始の予定です。
【第12回】2015年11月22日(日) 初級、中級同日開催
(申込受付期間<予定>:2015年8月中旬~9月下旬)
・初級、中級どちらからでもご受験いただけます。また、併願
も可能です。
・初級・中級は年2回(6月・11月)開催します。
・6月と11月では開催地が一部異なります。
★上級
【第5回】2015年11月29日(日)
(申込受付期間<予定>:2015年8月下旬~10月上旬)
・上級のお申し込みはWebによる個人申し込みのみとなります。
・上級は中級合格者であることが受験条件です。また、団体申込
はできませんのでご注意ください。
……………………………………………………………………………
4.2015年度の食品表示検定の出題範囲について
……………………………………………………………………………
食品表示法の施行が2015年6月に予定されています。
今後の食品表示検定の出題範囲については、以下の通り予定して
います。
テキストの発刊予定と併せてご確認頂き、テキストのお買い求め
にあたっては十分にご注意くださいますようお願い申し上げます。
【第11回初級・中級(2015年6月10日(水))】
出題範囲:現行法に基づく出題
認定テキスト:
初級・中級ともに現最新版の「改訂3版」
【第12回初級・中級(2015年11月22日(日))】
出題範囲:食品表示法に基づく出題
認定テキスト:
《初級》認定テキスト初級・改訂3版+食品表示法ガイドブック※
※テキスト補足資料(2015年7月発行予定・食品表示検定協会
HPよりダウンロード可能とする予定です。)
《中級》認定テキスト中級・改訂4版(2015年7月発行予定)
【第5回上級(2015年11月29日(日))】
出題範囲:食品表示法に基づく出題
認定テキスト:法令全般が出題範囲となります。
(現最新版の「認定テキスト:上級」は参考図書)
詳細につきましては、食品表示検定協会のHPに掲載の「食品表示
法施行に伴う食品表示検定の対応について」をご確認ください。
http://www.shokuhyoji.jp/pdf/2015_t.pdf
……………………………………………………………………………
5.【情報 1】「遺伝子組換え食品に関する品質表示基準」が
改正されました
……………………………………………………………………………
新たに開発された遺伝子組換え農産物「ステアリドン酸産生大豆」
の表示について「遺伝子組換えに関する表示に係る加工食品品質
表示基準第7条第1項及び生鮮食品品質表示基準第7条第1項の規定に
基づく農林水産大臣の定める基準」(平成12年農林水産省告示第
517号)が改正され、別表3に「ステアリドン酸産生」が追加され
ました。
「ステアリドン酸産生大豆」の遺伝子組換え表示の方法については、
現行の高オレイン酸大豆及び高リシンとうもろこしの表示の方法に
ならい、「ステアリドン酸産生遺伝子組換え」等とすることとされ
ています。
※「ステアリドン酸産生大豆」:従来の大豆では産生されない
ステアリドン酸を、遺伝子組換えにより産生させるもので、
人や動物がステアリドン酸を摂取するとその一部が体内に
おいてEPAやDHAに変わることが知られています。
……………………………………………………………………………
6.【情報 2】ナチュラルチーズ等の表示基準が改正されました
……………………………………………………………………………
平成27年1月9日に「食品衛生法第19条第1項の規定に基づく乳
及び乳製品並びにこれらを主要原料とする食品の表示の基準に
関する内閣府令の一部を改正する内閣府令について」(消食表
第332号)という通知が出され、ナチュラルチーズや発酵乳等の
表示基準が改正されました。
<主な改正内容>
1 ナチュラルチーズの表示基準
平成26年12月25日に「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」
(以下「乳等省令」)が一部改正され、新たにナチュラルチーズ
(ソフト及びセミハードのものに限る。)におけるリステリア・
モノサイトゲネスに係る成分規格がが設定されました。
これに伴い、容器包装に入れた後、加熱殺菌したもの又は飲食に
供する際に加熱するものは、当該成分規格の適用除外とされたこ
とを踏まえ、新たに次の表示を行うこととされました。
※リステリア・モノサイトゲネスは、一般的な食中毒菌が増殖
できないような4℃以下の低温や12%食塩濃度下でも増殖が可能
で、健常者では一定の菌数以下であれば発症リスクは極めて低い
とされていますが、妊婦や高齢者等の免疫機能が低下した者等で
は、健常者より低い菌数で発症する可能性があり、重篤な症状に
陥ることもあります。
(1) 容器包装に入れた後、加熱殺菌したナチュラルチーズの
場合は、「容器包装に入れた後、加熱殺菌した旨」を表示する。
・表示例:「包装後加熱」、「包装後加熱殺菌」等
(2) 飲食に供する際に加熱するナチュラルチーズの場合は、
「飲食に供する際に加熱する旨」を表示する。
・表示例:「(要加熱)」、「(加熱が必要)」等
※これらは「種類別〇〇」の次に表示します。
2 発酵後に殺菌する発酵乳の表示基準
乳等省令で定める発酵乳の成分規格のうち乳酸菌数又は酵母数を
適用除外とする改正が行われたことを踏まえ、発酵後に殺菌した
発酵乳である場合には、「殺菌した発酵乳である旨」を表示する
こととされた。
・表示例:「殺菌済み発酵乳」等
3 低温で発酵した発酵乳及び乳酸菌飲料の表示基準
発酵乳及び乳酸菌飲料の乳酸菌数について、乳等省令において
製造時の発酵温度が摂氏25度前後の乳酸菌も測定可能とする
測定法の改正が行われたことを踏まえ、製造時の発酵温度が摂氏
25度前後である場合には、「製造時の発酵温度が摂氏25度前後で
ある旨」を表示することとされた。
・表示例:「低温発酵」等
またこれに関連して「発酵乳等の表示基準の一部改正に関する
Q&Aについて」も1月20日に公表されています。
いずれも消費者庁のHPから読むことができます。
http://www.caa.go.jp/foods/index.html#m02-1
……………………………………………………………………………
「食品表示検定メールマガジン」
■発行 食品表示検定協会 事務局
〒102-0082 東京都千代田区一番町23番地3
日本生命一番町ビル1階
TEL : 03-5226-6737 FAX : 03-5226-6723
■ホームページ:http://www.shokuhyoji.jp
■ E-Mail:info@shokuhyoji.jp
※このメールは、メールマガジンを希望された方及び検定
試験でメルアド登録された方に、お送りしています。
心当たりのない場合や、ご不明な点がございましたら
<info@shokuhyoji.jp>までご連絡ください。
※解除希望の方はお手数ですが下記URLからお手続きください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/mailmagazine.html
及び検定試験でメルアド登録された方にお送りしています。
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1.【2月2日お申込受付開始!】「食品表示検定フォーラム
2015」開催のご案内
2.「第4回・食品表示検定(上級)」合否結果の発送について
3.今年度(2015年度)の食品表示検定について
4.2015年度の食品表示検定の出題範囲について
5.【情報 1】「遺伝子組換え食品に関する品質表示基準」が
改正されました
6.【情報 2】ナチュラルチーズ等の表示基準が改正されました
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1.【2月2日お申込受付開始!】「食品表示検定フォーラム
2015」開催のご案内
……………………………………………………………………………
食品表示検定協会では、2015年3月11日(水)に「食品表示検定フォ
ーラム2015」を、学士会館(東京都千代田区)にて開催します。
参加費は無料で、どなたでもお申込みいただけます。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
フォーラムの中で行う2つの講演では、食品表示に携わる皆様、
消費者の皆様にとって最新の情報をご提供させていただきます。
また、今回の表彰式の対象は、2014年度の団体合格者数での累計
上位5位、個人での各回成績1位の方です。
★お申し込み方法★
食品表示検定協会のホームページよりお申込みください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/commendation.html
※定員200名になり次第、締め切らせていただきます。
■日時:2015年3月11日(水)
13:30~17:00(受付開始13:00)
■会場:学士会館 2F 202号室
(東京都千代田区神田錦町3-28)
・地下鉄都営三田線/都営新宿線/東京メトロ半蔵門線
「神保町」駅下車 A9番出口より徒歩1分
・東京メトロ東西線
「竹橋」駅下車 3a出口より徒歩5分
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
■内容:・食品表示検定表彰式
・講演1:「食品表示法」の重点ポイント
池戸 重信氏
消費者委員会 食品表示部会委員(内閣府)、
元 食品表示一元化検討会座長(消費者庁)、
食品表示検定協会代表、宮城大学名誉教授
・講演2:新しい食品表示「機能性表示」
森田 満樹 氏
「食品の新たな機能性表示制度に関する検討
会」委員(消費者庁)、元 食品表示一元化
委員会委員(消費者庁)、一般社団法人「Food
Communication Compass」事務局長、東京海洋
大学講師
・質疑応答及び食品表示検定協会からご案内
■参加費:無料
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2.「第4回・食品表示検定(上級)」合否結果の発送について
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2014年11月30日(日)に「第4回・食品表示検定(上級)」を開催いた
しました。
上級試験の合否結果通知は、2月上旬に発送の予定です。
合否の結果及び基礎知識分野、専門知識分野の得点や合格率を
合否結果通知に記載いたします。
また、合格された方には合格証が同封されています。
なお、合否結果通知が2月13日(金)までに届かない場合は、食品
表示検定協会までご連絡ください。
※なお、試験問題の内容や採点・合否に関する質問には一切お
答えできませんのでご了承ください。
※第4回・上級試験の正答は「問1のマークシート」についてのみ、
ホームページに掲載しています。
「問2・3・4の記述式」については、2月上旬に「講評」を掲載する
予定です。
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3.今年度(2015年度)の食品表示検定について
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2015年度の「食品表示検定(初級・中級・上級)」の実施予定は
下記の通りです。
2月中旬になりましたら、食品表示検定協会のホームページに
詳細を掲載いたしますので、もうしばらくお待ちください。
★初級・中級
【第11回】2015年6月10日(水) 初級、中級同日開催
◎申込受付期間
Webでの申込:2015年3月2日(月)~4月10日(金)
FAX・郵送での申込:2015年3月2日(月)~4月8日(水)
※「第11回・食品表示検定(初級・中級)」に向けた対策セミナー
は、3月上旬から受付開始の予定です。
【第12回】2015年11月22日(日) 初級、中級同日開催
(申込受付期間<予定>:2015年8月中旬~9月下旬)
・初級、中級どちらからでもご受験いただけます。また、併願
も可能です。
・初級・中級は年2回(6月・11月)開催します。
・6月と11月では開催地が一部異なります。
★上級
【第5回】2015年11月29日(日)
(申込受付期間<予定>:2015年8月下旬~10月上旬)
・上級のお申し込みはWebによる個人申し込みのみとなります。
・上級は中級合格者であることが受験条件です。また、団体申込
はできませんのでご注意ください。
……………………………………………………………………………
4.2015年度の食品表示検定の出題範囲について
……………………………………………………………………………
食品表示法の施行が2015年6月に予定されています。
今後の食品表示検定の出題範囲については、以下の通り予定して
います。
テキストの発刊予定と併せてご確認頂き、テキストのお買い求め
にあたっては十分にご注意くださいますようお願い申し上げます。
【第11回初級・中級(2015年6月10日(水))】
出題範囲:現行法に基づく出題
認定テキスト:
初級・中級ともに現最新版の「改訂3版」
【第12回初級・中級(2015年11月22日(日))】
出題範囲:食品表示法に基づく出題
認定テキスト:
《初級》認定テキスト初級・改訂3版+食品表示法ガイドブック※
※テキスト補足資料(2015年7月発行予定・食品表示検定協会
HPよりダウンロード可能とする予定です。)
《中級》認定テキスト中級・改訂4版(2015年7月発行予定)
【第5回上級(2015年11月29日(日))】
出題範囲:食品表示法に基づく出題
認定テキスト:法令全般が出題範囲となります。
(現最新版の「認定テキスト:上級」は参考図書)
詳細につきましては、食品表示検定協会のHPに掲載の「食品表示
法施行に伴う食品表示検定の対応について」をご確認ください。
http://www.shokuhyoji.jp/pdf/2015_t.pdf
……………………………………………………………………………
5.【情報 1】「遺伝子組換え食品に関する品質表示基準」が
改正されました
……………………………………………………………………………
新たに開発された遺伝子組換え農産物「ステアリドン酸産生大豆」
の表示について「遺伝子組換えに関する表示に係る加工食品品質
表示基準第7条第1項及び生鮮食品品質表示基準第7条第1項の規定に
基づく農林水産大臣の定める基準」(平成12年農林水産省告示第
517号)が改正され、別表3に「ステアリドン酸産生」が追加され
ました。
「ステアリドン酸産生大豆」の遺伝子組換え表示の方法については、
現行の高オレイン酸大豆及び高リシンとうもろこしの表示の方法に
ならい、「ステアリドン酸産生遺伝子組換え」等とすることとされ
ています。
※「ステアリドン酸産生大豆」:従来の大豆では産生されない
ステアリドン酸を、遺伝子組換えにより産生させるもので、
人や動物がステアリドン酸を摂取するとその一部が体内に
おいてEPAやDHAに変わることが知られています。
……………………………………………………………………………
6.【情報 2】ナチュラルチーズ等の表示基準が改正されました
……………………………………………………………………………
平成27年1月9日に「食品衛生法第19条第1項の規定に基づく乳
及び乳製品並びにこれらを主要原料とする食品の表示の基準に
関する内閣府令の一部を改正する内閣府令について」(消食表
第332号)という通知が出され、ナチュラルチーズや発酵乳等の
表示基準が改正されました。
<主な改正内容>
1 ナチュラルチーズの表示基準
平成26年12月25日に「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」
(以下「乳等省令」)が一部改正され、新たにナチュラルチーズ
(ソフト及びセミハードのものに限る。)におけるリステリア・
モノサイトゲネスに係る成分規格がが設定されました。
これに伴い、容器包装に入れた後、加熱殺菌したもの又は飲食に
供する際に加熱するものは、当該成分規格の適用除外とされたこ
とを踏まえ、新たに次の表示を行うこととされました。
※リステリア・モノサイトゲネスは、一般的な食中毒菌が増殖
できないような4℃以下の低温や12%食塩濃度下でも増殖が可能
で、健常者では一定の菌数以下であれば発症リスクは極めて低い
とされていますが、妊婦や高齢者等の免疫機能が低下した者等で
は、健常者より低い菌数で発症する可能性があり、重篤な症状に
陥ることもあります。
(1) 容器包装に入れた後、加熱殺菌したナチュラルチーズの
場合は、「容器包装に入れた後、加熱殺菌した旨」を表示する。
・表示例:「包装後加熱」、「包装後加熱殺菌」等
(2) 飲食に供する際に加熱するナチュラルチーズの場合は、
「飲食に供する際に加熱する旨」を表示する。
・表示例:「(要加熱)」、「(加熱が必要)」等
※これらは「種類別〇〇」の次に表示します。
2 発酵後に殺菌する発酵乳の表示基準
乳等省令で定める発酵乳の成分規格のうち乳酸菌数又は酵母数を
適用除外とする改正が行われたことを踏まえ、発酵後に殺菌した
発酵乳である場合には、「殺菌した発酵乳である旨」を表示する
こととされた。
・表示例:「殺菌済み発酵乳」等
3 低温で発酵した発酵乳及び乳酸菌飲料の表示基準
発酵乳及び乳酸菌飲料の乳酸菌数について、乳等省令において
製造時の発酵温度が摂氏25度前後の乳酸菌も測定可能とする
測定法の改正が行われたことを踏まえ、製造時の発酵温度が摂氏
25度前後である場合には、「製造時の発酵温度が摂氏25度前後で
ある旨」を表示することとされた。
・表示例:「低温発酵」等
またこれに関連して「発酵乳等の表示基準の一部改正に関する
Q&Aについて」も1月20日に公表されています。
いずれも消費者庁のHPから読むことができます。
http://www.caa.go.jp/foods/index.html#m02-1
……………………………………………………………………………
「食品表示検定メールマガジン」
■発行 食品表示検定協会 事務局
〒102-0082 東京都千代田区一番町23番地3
日本生命一番町ビル1階
TEL : 03-5226-6737 FAX : 03-5226-6723
■ホームページ:http://www.shokuhyoji.jp
■ E-Mail:info@shokuhyoji.jp
※このメールは、メールマガジンを希望された方及び検定
試験でメルアド登録された方に、お送りしています。
心当たりのない場合や、ご不明な点がございましたら
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