「食品表示検定メールマガジン」 第10号(2010/6/1)
2010/06/01 (Tue) 11:00
☆このメールはWEB・FAX等でメールマガジンの購読を希望された方に、
お送りしています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆トピックス◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
1. 食品表示検定のロゴマークを名刺に使用できるようになりました
2.「第2回・食品表示検定試験(初級・中級)」実施日のお知らせ
3. 中級認定テキスト新版発刊のお知らせ
4. 検定試験対策セミナー開催のお知らせ
5.「カロリーハーフ」等の表示について
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
……………………………………………………………………………
1.食品表示検定のロゴマークを名刺に使用できるようになりました
……………………………………………………………………………
食品表示検定試験の各級に合格された方は、食品表示検定ロゴマーク
使用規則に基づき、名刺への記載をすることが出来ます。
ロゴマークは、ホームページからダウンロード可能です。
団体様の場合は、「団体申請フォーム」をダウンロードの上、食品表示
検定協会へお送りください。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/meisi.html
……………………………………………………………………………
2.「第2回・食品表示検定試験(初級・中級)」実施日のお知らせ
……………………………………………………………………………
初級と中級の両方を同日に実施します。初級・中級どちらからでも
ご受験いただけます。また、併願も可能です。
【実施日】2010年11月21日(日)
【会 場】全国9カ所
(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、神戸、広島、松山、福岡)
【受付期間】8月下旬より開始予定
【受験料】初級:3,800円(税込) 中級:8,000円(税込)
WEB申込割引(3%)、団体割引(5%)あり
……………………………………………………………………………
2.中級認定テキスト新版発刊のお知らせ
……………………………………………………………………………
食品表示検定中級の認定テキストを「平成21年消費者庁及び消費者
委員会設置法施行に伴う関係法律改正」等に対応させ改訂致します。
2010年11月21日(日)の中級試験は、新版テキストに準拠した問
題が出題されます。
新版は消費者庁をはじめその他法律の改正を盛り込むと共に、より
わかり易い構成・表現に努めました。
【発刊時期】2010年6月17日(木)
【書籍名】新版 食品表示検定認定テキスト・中級
【価格】2,500円(税込)
書籍購入は全国主要書店、amazon等オンライン書店各社のサイト、
ダイヤモンド社ホームページから購入できます。
なお、「食の目利き検定(認定テキスト・初級)」は今年度の改訂
はありません。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/reference.html
………………………………………………………………………………
4.検定試験対策セミナーの開催のお知らせ
………………………………………………………………………………
11月21日(日)の試験に向けた対策セミナーを全国13カ所で開催いた
します。
場所によっては主催が異なりますが、いずれも食品表示検定協会認定
講師が担当するセミナーです。
【日時・場所】7月~11月にかけて全国13カ所で実施
(東京、札幌、仙台、横浜、長野、静岡、名古屋、岐阜、
大阪、広島、松山、徳島、福岡)
【時間】初級は半日セミナー、中級は1日セミナーとなります。
【受講料】初級:5,000円(税込)、中級:10,000円(税込)
【申込方法】受付時期は主催者ごとに異なります。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/seminar.html
………………………………………………………………………………
5.「カロリーハーフ」等の表示について
………………………………………………………………………………
先日、スーパーへ買い物に出かけたときのこと、売り子さんに
「新発売の胡麻ドレッシングはいかがですか」と勧められました。
売り子さん曰く「あちらの他社製品よりお値段も安くてお徳ですよ」
とのこと。確かに値段は他社製品より安かったのですが、内容量も
少なく、お徳かどうかは疑問に感じました。
消費者といえども、製品の価値を比較するときは、正確な情報を
入手したいものです。
この度、消費者庁から栄養表示基準に基づく相対表示の取扱いに
ついて通知が出されましたので、ご紹介いたします。
【既存のルールと問題点】
食品に熱量や栄養成分値に関して低減された旨の表示(「〇〇gオフ」
「○○%カット」など)や強化された旨の表示(「○○%強化」
「○○gアップ」など)といった相対表示を行う際には、栄養表示基準
に従う必要があります。
その一方で、「カロリーハーフ」や「カルシウム2倍」といった表示
をする際の栄養表示基準における取扱いが曖昧でした。
また、スティックタイプのコーヒーなど、1包当たりの使用量が異なる
食品を使用して相対表示された食品などについて、その表示が、
「100g当たりの比較によるものか」、「1包装当たりの比較によるものか」
が明確でないとの意見がありました。
【今回示された方針】
1.熱量や栄養成分値に関して「ハーフ」、「2倍」、「1/4」等の表示が
なされた場合、栄養表示基準に基づく相対表示に該当するものとし、
栄養表示基準に従って表示しなければなりません。
※食品単位当たりの栄養成分表示がされたものであっても、当該食品100g
換算の当該栄養成分の量又は熱量が基準に定める量に満たない場合は、
表示できません。
2.食品単位当たりの使用量が異なる食品を比較して相対表示を行う場合、
消費者への適切な情報提供の観点から、食品単位当たりの比較である旨を
表示することが望ましいです。
【事例】
・Aコーヒー(スティックタイプ)…1杯分(16g)当たりの熱量は55kcal
・Bコーヒー(スティックタイプ)…1杯分(12g)当たりの熱量は27kcal
両製品を100g当たりの熱量に換算すると、Aコーヒーは343kcal、
Bコーヒーは225kcalとなり、低減された熱量(118kcal)が相対表示を
行うための規定量(40kcal(清涼飲料水等は100ml当たり20kcal))を
満たすことから、「カロリーハーフ」といった相対表示ができます。
この際、1杯当たりの使用量が異なる食品を比較対象食品としている
ことから、「当社Aコーヒーと比べ、1杯当たりのカロリーが1/2減に
なります」と表示することが望ましいです。
詳しくは、消費者庁のホームページをご確認下さい。
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin293.pdf
なお、現在、「カロリーハーフ」等の表示をする商品であって、
今回の通知に合致しないものについては、平成22年9月30日までに表示の
適正化を行うようにしてください。
話は変わりますが、同じく消費者庁から「えび」「かに」のアレルギー
表示義務化の完全施行(平成22年6月4日から)について案内が出されて
おります。アレルギー表示は、安全に関わる重要な表示ですので、関係者
の方はご注意ください。
執筆: (社)日本農林規格協会(JAS協会)
……………………………………………………………………………
「食品表示検定メールマガジン」
■発行 食品表示検定協会 事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-12-13 LYNX麹町4階
TEL : 03-5226-6737 FAX : 03-5226-6723
■ホームページhttp://www.shokuhyoji.jp
■ E-Mail:info@shokuhyoji.jp
※このメールは、メールマガジン購読を希望された方に配信しております。
心当たりのない場合や、ご不明な点がございましたら
<info@shokuhyoji.jp>までご連絡ください。
※ 解除希望の方はお手数ですが下記URLからお手続きください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/mailmagazine.html