「食品表示検定メールマガジン」 第11号(2010/7/1)
2010/07/01 (Thu) 15:30
☆このメールはWEB・FAX等でメールマガジンの購読を希望された方に、
お送りしています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆トピックス◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
1. 「第2回・食品表示検定試験(初級・中級)」受付期間のお知らせ
2. 検定試験対策セミナーお申し込み受付中です
3. 中級認定テキスト新版発刊のお知らせ(発売中)
4. 「原料原産地表示」について
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
……………………………………………………………………………
1.「第2回・食品表示検定試験(初級・中級)」受付期間のお知らせ
……………………………………………………………………………
2010年11月21日(日)に開催する、第2回試験(初級・中級)の申込み受付を
8月16日(月)から開始します。
お申し込みは、食品表示検定協会のホームページ、FAX、郵送で受付
します。
【実施日】2010年11月21日(日)
【会 場】全国9カ所
(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、神戸、広島、松山、福岡)
【受付期間】8月16日(月)~9月24日(金)
【受験料】初級:3,800円(税込) 中級:8,000円(税込)
WEB申込割引(3%)、団体割引(5%)あり
※初級からでも中級からでも受けたい級をご自由に選択できます。
初級と中級を同日に受験することも可能です。
……………………………………………………………………………
2.検定試験対策セミナーお申し込み受付中です
……………………………………………………………………………
11月21日(日)の試験に向けた対策セミナーを全国13カ所で開催いた
します。
場所によっては主催が異なりますが、いずれも食品表示検定協会認定
講師が担当するセミナーです。ホームページ、FAX、郵送で受付中です。
最も開催時期が早い中級対策セミナーは、東京会場が7月28日(水)、
札幌会場が7月30日(金)となっています。
【日時・場所】7月~11月にかけて全国13カ所で実施
(東京、札幌、仙台、横浜、長野、静岡、名古屋、岐阜、
大阪、広島、松山、徳島、福岡)
【時間】初級は半日セミナー、中級は1日セミナーとなります。
【受講料】初級:5,000円(税込)、中級:10,000円(税込)
【申込方法】受付時期は主催者ごとに異なります。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/seminar.html
……………………………………………………………………………
3.中級認定テキスト新版発刊のお知らせ (発売中)
……………………………………………………………………………
食品表示検定中級の認定テキストを「平成21年消費者庁及び消費者
委員会設置法施行に伴う関係法律改正」等に対応させ改訂致しました。
2010年11月21日(日)の中級試験は、新版テキストに準拠した問
題が出題されます。
新版は消費者庁をはじめその他法律の改正を盛り込むと共に、より
わかり易い構成・表現に努めました。
書籍購入は全国主要書店、amazon等オンライン書店各社のサイト、
ダイヤモンド社ホームページから購入できます。
【発刊時期】2010年6月17日(木)
【書籍名】新版 食品表示検定認定テキスト・中級
【価格】2,500円(税込)
なお、「食の目利き検定(認定テキスト・初級)」は今年度の改訂
はありません。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/reference.html
………………………………………………………………………………
4.「原料原産地表示」について
・……………………………………………………………………………
参議員選挙が公示され、街中を選挙カーが賑やかに通り過ぎるよう
になりました。
今回の選挙では、消費税に注目が集まっているようですが、ここで
は、食品の表示、特に原料原産地表示に着目したいと思います。
多くの政党のマニフェストに原料原産地表示に関する記載があり
ます。原料原産地表示は、今では日本の農林水産業における主要テー
マの一つになっているようです。
「食品の原料原産地などの表示およびトレーサビリティの義務付け
対象を拡大します」
「加工食品等の原産地表示の充実を図ります」
「原料・原産地表示をすべての加工食品に実施します」
「外食・中食産業など原料原産地の表示を義務化します」 など
いずれも、原料原産地表示の拡大・強化を示す内容となっており
ますが、行政レベルではどのような取り組みが行われているのでし
ょうか。
消費者基本法に基づき、消費者政策を計画的・一体的に推進する
ために、政府が平成22年3月に閣議決定した消費者基本計画(平成
22年度から平成26年度までの5年間を対象)では、「加工食品にお
ける原材料の原産地表示の義務付けを着実に拡大します」と明記さ
れています。
参考:消費者基本計画(消費者庁サイト)
http://www.caa.go.jp/kportal/consumer/plan.html
消費者庁では、平成22年3月29日に原料原産地表示に関する意見
交換会が行われました。この検討会は、原料原産地表示について、
対象の拡大や表示方法の改善などの問題が指摘されているなかで、
情報収集の一環として行われました。
この意見交換会の資料は公表されておりますので、既にご覧になっ
た方も多いかと存じますが、概要版ではなく、議事録をご覧いただく
ことをお勧めします。なにしろ、5時間かけて行われた会議ですから、
3ページにまとめた概要版では記しきれなかった内容がたくさんあり
ます。議事録は、午前の部(32ページ)、午後の部(46ページ)と
ページ数は多いのですが、興味深い発言が漏らさず掲載されています。
参考:原料原産地表示に関する意見交換会情報(消費者庁サイト)
http://www.caa.go.jp/foods/index3.html
例えば、ユーコープ事業連合に寄せられた問合せは1年間で
約2万4,000件、そのうち原料原産地表示については44件とのことで
した。それも、多くは他の情報のお問合せに当たって、ついでに尋ね
るといった状況であると説明されています。
他にも、原料原産地に関する照会は非常に少ないと発言されている
方が複数いらっしゃり、本当に必要な表示は何なのかとういう議論が
必要なように感じられました。
原料原産地表示の拡大には賛否両論があり、意見交換会
でもそれぞれの立場の方が発言されています。今後の検討過程におい
ても、パブリックコメントなど国民の意見が求められる場面があろう
かと思いますので、一人ひとりが当事者としてこのテーマに向き合う
ことが大切ではないでしょうか。
執筆: (社)日本農林規格協会(JAS協会)
……………………………………………………………………………
「食品表示検定メールマガジン」
■発行 食品表示検定協会 事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-12-13 LYNX麹町4階
TEL : 03-5226-6737 FAX : 03-5226-6723
■ホームページhttp://www.shokuhyoji.jp
■ E-Mail:info@shokuhyoji.jp
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心当たりのない場合や、ご不明な点がございましたら
<info@shokuhyoji.jp>までご連絡ください。
※ 解除希望の方はお手数ですが下記URLからお手続きください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/mailmagazine.html
お送りしています。
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1. 「第2回・食品表示検定試験(初級・中級)」受付期間のお知らせ
2. 検定試験対策セミナーお申し込み受付中です
3. 中級認定テキスト新版発刊のお知らせ(発売中)
4. 「原料原産地表示」について
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1.「第2回・食品表示検定試験(初級・中級)」受付期間のお知らせ
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2010年11月21日(日)に開催する、第2回試験(初級・中級)の申込み受付を
8月16日(月)から開始します。
お申し込みは、食品表示検定協会のホームページ、FAX、郵送で受付
します。
【実施日】2010年11月21日(日)
【会 場】全国9カ所
(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、神戸、広島、松山、福岡)
【受付期間】8月16日(月)~9月24日(金)
【受験料】初級:3,800円(税込) 中級:8,000円(税込)
WEB申込割引(3%)、団体割引(5%)あり
※初級からでも中級からでも受けたい級をご自由に選択できます。
初級と中級を同日に受験することも可能です。
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2.検定試験対策セミナーお申し込み受付中です
……………………………………………………………………………
11月21日(日)の試験に向けた対策セミナーを全国13カ所で開催いた
します。
場所によっては主催が異なりますが、いずれも食品表示検定協会認定
講師が担当するセミナーです。ホームページ、FAX、郵送で受付中です。
最も開催時期が早い中級対策セミナーは、東京会場が7月28日(水)、
札幌会場が7月30日(金)となっています。
【日時・場所】7月~11月にかけて全国13カ所で実施
(東京、札幌、仙台、横浜、長野、静岡、名古屋、岐阜、
大阪、広島、松山、徳島、福岡)
【時間】初級は半日セミナー、中級は1日セミナーとなります。
【受講料】初級:5,000円(税込)、中級:10,000円(税込)
【申込方法】受付時期は主催者ごとに異なります。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/seminar.html
……………………………………………………………………………
3.中級認定テキスト新版発刊のお知らせ (発売中)
……………………………………………………………………………
食品表示検定中級の認定テキストを「平成21年消費者庁及び消費者
委員会設置法施行に伴う関係法律改正」等に対応させ改訂致しました。
2010年11月21日(日)の中級試験は、新版テキストに準拠した問
題が出題されます。
新版は消費者庁をはじめその他法律の改正を盛り込むと共に、より
わかり易い構成・表現に努めました。
書籍購入は全国主要書店、amazon等オンライン書店各社のサイト、
ダイヤモンド社ホームページから購入できます。
【発刊時期】2010年6月17日(木)
【書籍名】新版 食品表示検定認定テキスト・中級
【価格】2,500円(税込)
なお、「食の目利き検定(認定テキスト・初級)」は今年度の改訂
はありません。
詳細はホームページをご覧ください。
http://www.shokuhyoji.jp/html/reference.html
………………………………………………………………………………
4.「原料原産地表示」について
・……………………………………………………………………………
参議員選挙が公示され、街中を選挙カーが賑やかに通り過ぎるよう
になりました。
今回の選挙では、消費税に注目が集まっているようですが、ここで
は、食品の表示、特に原料原産地表示に着目したいと思います。
多くの政党のマニフェストに原料原産地表示に関する記載があり
ます。原料原産地表示は、今では日本の農林水産業における主要テー
マの一つになっているようです。
「食品の原料原産地などの表示およびトレーサビリティの義務付け
対象を拡大します」
「加工食品等の原産地表示の充実を図ります」
「原料・原産地表示をすべての加工食品に実施します」
「外食・中食産業など原料原産地の表示を義務化します」 など
いずれも、原料原産地表示の拡大・強化を示す内容となっており
ますが、行政レベルではどのような取り組みが行われているのでし
ょうか。
消費者基本法に基づき、消費者政策を計画的・一体的に推進する
ために、政府が平成22年3月に閣議決定した消費者基本計画(平成
22年度から平成26年度までの5年間を対象)では、「加工食品にお
ける原材料の原産地表示の義務付けを着実に拡大します」と明記さ
れています。
参考:消費者基本計画(消費者庁サイト)
http://www.caa.go.jp/kportal/consumer/plan.html
消費者庁では、平成22年3月29日に原料原産地表示に関する意見
交換会が行われました。この検討会は、原料原産地表示について、
対象の拡大や表示方法の改善などの問題が指摘されているなかで、
情報収集の一環として行われました。
この意見交換会の資料は公表されておりますので、既にご覧になっ
た方も多いかと存じますが、概要版ではなく、議事録をご覧いただく
ことをお勧めします。なにしろ、5時間かけて行われた会議ですから、
3ページにまとめた概要版では記しきれなかった内容がたくさんあり
ます。議事録は、午前の部(32ページ)、午後の部(46ページ)と
ページ数は多いのですが、興味深い発言が漏らさず掲載されています。
参考:原料原産地表示に関する意見交換会情報(消費者庁サイト)
http://www.caa.go.jp/foods/index3.html
例えば、ユーコープ事業連合に寄せられた問合せは1年間で
約2万4,000件、そのうち原料原産地表示については44件とのことで
した。それも、多くは他の情報のお問合せに当たって、ついでに尋ね
るといった状況であると説明されています。
他にも、原料原産地に関する照会は非常に少ないと発言されている
方が複数いらっしゃり、本当に必要な表示は何なのかとういう議論が
必要なように感じられました。
原料原産地表示の拡大には賛否両論があり、意見交換会
でもそれぞれの立場の方が発言されています。今後の検討過程におい
ても、パブリックコメントなど国民の意見が求められる場面があろう
かと思いますので、一人ひとりが当事者としてこのテーマに向き合う
ことが大切ではないでしょうか。
執筆: (社)日本農林規格協会(JAS協会)
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「食品表示検定メールマガジン」
■発行 食品表示検定協会 事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-12-13 LYNX麹町4階
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■ホームページhttp://www.shokuhyoji.jp
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