常見陽平メルマガ『陽平界通信』第294号 都知事選に戸惑っています/「ルールは破ってもマナーは守れ」
2024/06/26 (Wed) 08:29
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第294号
◆◆ 2024.626 配信
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
ところで、どんな東京都にしたいのか?
2.記事傑作選
◇就活に「オヤカク」必要?
◇今どきの「就活学校」先輩が伴走
◇行き過ぎ「老害」批判は「若害」?
◇組織を離れ才能で食べていく決断に必要なもの
3.常に見テイル これが気ニナル
モッシュ、ダイブ論争、ルールとマナー
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【ところで、どんな東京都にしたいのか?】
都知事選ですね。
多数の候補者の立候補に、
例のポスター問題など諸々話題になりますけど、
正直、シラけています。はい。
いや、私は何度も失望しつつも、
民主主義と、都民を信じています。
色んな人がいて、色んな意見があることが
民主主義です。
何かまずいことが起こっても、
「これはおかしいのではないか」と
声をあげる人がいることを信じていますし、
実際、私もそうしてきました。
ただ、青臭いことを言いますけど、
これからの東京都をどうしたいのという
ビジョン、議論が不十分かと。
「それ、都知事選の論点ですか?」と
思うようなこともあり。
いや、いいんですよ。
論点はどんどん設定していいんですよ。
実は東京都や都民の暮らしに
影響があるかもしれないわけで。
ただ、その論点にはノレない
というものも多く。
私、各論も大事にしますけど、
大きな構想を大事にする人です。はい。
国政選挙と都知事選は明確に異なります。
ただ、是非、賛否は大胆にスルーして語ると、
東京一極集中が現に進んでおり、
その是正は簡単ではない中、
日本の首都をどうするかという話であり。
こんなにスケールの低い話でいいのかという、
ピュアな問題意識を燃やすわけです。
たとえば、ビジネスや観光で
東京にやってきた海外の方は
東京をどう評価するのだろうと思うわけです。
「東京はすごい都市だった」と
評価してくれるのかと。
いや、外ヅラだけよくても
しょうがないわけですけど。
都市はいつの間にか、
比較され、競争させられているのです。
グローバル化とはそういうことです。
ロンドンやパリ、北京、ソウル、
(首都ではないですが)NYやサンフランシスコ
上海などと比べて、どうなのか、と。
言うまでもなく、都民の暮らしも大切です。
いや、最も大切です。
東京都民は幸せなのか、幸せに見えるのか。
そんなことを考えます。
NYに移住した友人たちの、
着いた瞬間にみんなが最高に自分らしく、
ハッピーな都市だという評価が忘れられず。
もちろん、実際には差別も格差もあり、
物価も高いし、犯罪も起こっているわけですけど。
その都知事選についてSNSで発信をするのも、
私ですら、やや勇気がいることです。
いや、批判が怖いのではありません。
皆さんの反応に戸惑うのです。
是々非々の議論ではなく、結局、
小池百合子にしろ蓮舫にしろ支持or批判、
さらには好き嫌いありきの話になるわけで。
何か言うと
「お前は、やはり蓮舫か」
「お前は左翼なのに本当は百合子だったのか」と。
「えっと・・・」と言いたくなります。
さらには、それぞれに
「ぼくのかんがえるさいきょうの小池百合子」
「わたしがだいすきな蓮舫」像が描かれていて、
いや押し付けられていて。
二人とも、
層により見え方が異なるわけで。
いや、それぞれ毀誉褒貶の激しい方で、
見え方はもちろん異なるわけですけど。
それぞれの支持者が思い描くような、
「酷い対立候補」だと見ていない
有権者もいるわけで。
「◯◯を支持するなんて信じられない」
「◯◯を支持する20代の女性が
いることが信じられない」
みたいな話が跋扈するわけですが、
ファンとしての視点ならともかく、
もし、ジャーナリストや学者だったら、
いや、職業など関係なく、一市民として、
そもそもその姿勢が問題じゃないの?と。
そういうときに「なぜなんだろう?」と
考えることが大切であって。
「右だ」
「左だ」
と皆が思うほど、その政策や言動を
右だ左だと思っていなかったりするのです。
そもそも左と右、
さらには保守とリベラル、
愛国、憂国の意味の違いも
理解されていないのではないか、と。
「自民党政治への怒り」なるものがある中、
自公が小池百合子を
「自主支援」していたとしても、
彼女が怒りの受け皿になっている
構図もあるわけです。はい。
なお、「自民党政治への怒り」
なるものの受け皿は、
実はこれまで自民党だったりしたわけですが。
いまの局面だとどうなんでしょうね。
我が家は毎回、誰に投票するか
家族で熱心に議論するのですが。
今のところ、態度を保留しており、
自主投票の方針ですが、うーん。
ただ、選挙にいちいちマジであることは
我が家が大事にしていることであり。
最近、「読売KODOMO新聞」を取り始めたのですが、
娘への主権者教育も頑張っています。
まあ、そもそも娘は幼少期から
選挙の演説や投票の現場に連れ回し、
政治家の集会にも連れていっているのですけど。
私が幼少期にそうであったように
街宣車の上で、マイクを握ることに
憧れている、のかな。
近所の公園で候補者の演説を見て
「がんばってー」と叫ぶ姿は
微笑ましくあります。
幼少期に、祖母にたすきを作ってもらい
「北海道の独立、永世中立国に」
「なんでもタダ、食べ放題」
を掲げ、近所で演説、握手をした
自分の域にはまだ達していませんが。
「こんなんだったら、俺が出るんだった」と
1年に1回くらい考えるわけですが、
政治はこのようなピュアな想いを
食い物にする装置でもあり。
自分ができることは、「現場」から
「社会」を変えることだと思うわけです。
というわけで、今日も大学に行き、教壇に上がり、
会議に出て、原稿を書くわけです。はい。
選挙戦ももうすぐ後半戦ですが。
激しく傍観したいと思います。
そうそう!
9月22日(日)の夜に、
ブルーハーツ、ハイロウズの
ガチトリビュートバンドでベースを弾きます。
なんと、大学生は入場無料
(1ドリンク代のみ)です。
なんと、ワンマンです。20曲くらい演奏します。
人生初です。遊びにきてください!
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/4562/XXXX
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4563/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4564/XXXX
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
就活に「オヤカク」必要?:2 背景は
https://d.bmb.jp/9/1454/4565/XXXX
強み学び、売り込め 今どきの「就活学校」
先輩が伴走・企業と提携、元北大生が発起人
https://d.bmb.jp/9/1454/4566/XXXX
行き過ぎ「老害」批判は「若害」?
勝俣州和さんのモヤモヤに識者は
https://d.bmb.jp/9/1454/4567/XXXX
いつ独立するの?今なの?
組織を離れて才能で食べていく決断に
必要なものは何か?
https://d.bmb.jp/9/1454/4568/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.常に見テイル これが気ニナル
━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
【モッシュ、ダイブ論争、ルールとマナー】
というわけで、秋に
ブルーハーツ、ハイロウズトリビュートバンドで
ワンマンライブをやることになった。
BPM200の、ざっくり1秒間に3音くらいの
速い曲だらけで、20曲、約2時間。
これを全部、指で弾く。なかなかの荒技である。
ナイスなメンバーで。
先日、スタジオに入ったが、
いきなりいい感じだった。
なんせ、音がデカい。今から楽しみだ。
ブルハ、ハイロウズも
ナイスなことを歌っていたなあ、と。
どうして、この曲がおりてきたのだろう。
尊敬する。
ライブに向けた打ち合わせもスタジオで行い。
大学生以下無料など、大胆な意思決定が行われた。
なんでも、YouTubeや、今どき売れている
アーティストのインタビューで
ブルハやハイロウズを知った人も多いようで。
たくさんの人に見てもらいたい。
一方で、盛り上がりすぎてもリスクはあり。
酸欠や将棋倒しが起こったらどうしよう、と。
いや、よく遊びに行くバウハウスでも
たまにお客さんが多い日は
酸素が薄いと感じることがあり。
ライブでは、報道されていないが、
将棋倒しのようなトラブルに巻き込まれたこともある。
ボーカルがそのとき、良いことを言った。
「ルールは破っても、マナーを守ればいいんだよ」
と。
なんて、素敵な言葉なんだろう。
そいつの言葉だと思ったら、
ブルハ、ハイロウズの甲本ヒロトの言葉で、
ずっこけたのだけど。
いや、でも、良い言葉だなあ。
ライブに関するマナーでは、
ネット上で様々な論争が起こる。
先日は、いま人気の女性メタルバンド、
NEMOPHILAの札幌でのライブで、
友人の場所取り?割り込み?をしていた客がいて、
ネット上で炎上気味になり、
バンドのメンバーがコメントをだしていた。
なんせ、モッシュ、ダイブ論争が話題となり。
簡単にいうと、
客同士が盛り上がってぶつかり合ったり、
客の上に飛びのる、ステージに上がるなどして
ダイブをする問題だ。
90年代後半くらいから様々なライブで
そんな光景を見かけた。
この件、私も若い頃は、
モッシュだダイブだと盛り上がっていた人であり。
いや、今も思わずスタンディングのライブの際は
前の方で盛り上がる派だ。
MVなどに、暴れている私が
映り込んでいて、動揺したこともある。
数年前、スウェーデンのデスメタルバンドで
アーチ・エネミーの初期メンバーによる
初期曲縛りバンド、ブラック・アースのライブで
大騒ぎしていたら、気分が悪くなって倒れ。
スタッフに担がれて、廊下に運ばれたことがある。
気がついた瞬間、スタッフはこう言った。
「ドラッグやってませんか?」
むしろ目が覚めたのだが。
「セックス、ドラッグ、ロックンロールと言いますが、
私はロックンロールしかやりません。
あ、お酒も飲みません」
というのが、最近の私の
鉄板自己紹介なのだが。
この件で、ハイスタなどの活動で知られる
横山健氏が、差し歯が飛び
治療に大変だったと語っている。
他にも事故のようなものが起こっている。
一方、みんながやるかというとごく一部で。
しかも、前の方の、
その手のことを覚悟している人たちがやっており。
悩ましい。
先日のRIZEの復活ライブでは
前説を担当したスタッフが、
モッシュ、ダイブ禁止を伝えたあと、
「でも、お前ら、どうせやるだろ?」と言って
場内大爆笑だった。
実際、2曲目くらいですでに
あちらこちらで人が泳いでいる凄い状態だったが。
そのときの様子がこれだ。
https://d.bmb.jp/9/1454/4569/XXXX
一方で笑顔の、愛に満ちた空間にも見えた。
他のライブでも、モッシュピットは
笑顔でぶつかり合うということが多く。
この「ルールは破ってもマナーは守れ」は深い。
ルールは時に、時代とずれていたりする。
更新しなくてはならない。
一方、配慮、思いやり、想像力は必要だ。
これ、音楽に限った話ではない。
壊すべきルールと、守るべきマナーとは何だろう?
そう、たとえば、約20年前に2年間、
間近で目撃した
トヨタ自動車という会社は
ルールというか、標準・基準を明確に決めて
それを遵守した上で
大胆に見直していく企業だった。
そんな発想も必要だ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
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配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/4570/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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1.巻頭言
ところで、どんな東京都にしたいのか?
2.記事傑作選
◇就活に「オヤカク」必要?
◇今どきの「就活学校」先輩が伴走
◇行き過ぎ「老害」批判は「若害」?
◇組織を離れ才能で食べていく決断に必要なもの
3.常に見テイル これが気ニナル
モッシュ、ダイブ論争、ルールとマナー
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【ところで、どんな東京都にしたいのか?】
都知事選ですね。
多数の候補者の立候補に、
例のポスター問題など諸々話題になりますけど、
正直、シラけています。はい。
いや、私は何度も失望しつつも、
民主主義と、都民を信じています。
色んな人がいて、色んな意見があることが
民主主義です。
何かまずいことが起こっても、
「これはおかしいのではないか」と
声をあげる人がいることを信じていますし、
実際、私もそうしてきました。
ただ、青臭いことを言いますけど、
これからの東京都をどうしたいのという
ビジョン、議論が不十分かと。
「それ、都知事選の論点ですか?」と
思うようなこともあり。
いや、いいんですよ。
論点はどんどん設定していいんですよ。
実は東京都や都民の暮らしに
影響があるかもしれないわけで。
ただ、その論点にはノレない
というものも多く。
私、各論も大事にしますけど、
大きな構想を大事にする人です。はい。
国政選挙と都知事選は明確に異なります。
ただ、是非、賛否は大胆にスルーして語ると、
東京一極集中が現に進んでおり、
その是正は簡単ではない中、
日本の首都をどうするかという話であり。
こんなにスケールの低い話でいいのかという、
ピュアな問題意識を燃やすわけです。
たとえば、ビジネスや観光で
東京にやってきた海外の方は
東京をどう評価するのだろうと思うわけです。
「東京はすごい都市だった」と
評価してくれるのかと。
いや、外ヅラだけよくても
しょうがないわけですけど。
都市はいつの間にか、
比較され、競争させられているのです。
グローバル化とはそういうことです。
ロンドンやパリ、北京、ソウル、
(首都ではないですが)NYやサンフランシスコ
上海などと比べて、どうなのか、と。
言うまでもなく、都民の暮らしも大切です。
いや、最も大切です。
東京都民は幸せなのか、幸せに見えるのか。
そんなことを考えます。
NYに移住した友人たちの、
着いた瞬間にみんなが最高に自分らしく、
ハッピーな都市だという評価が忘れられず。
もちろん、実際には差別も格差もあり、
物価も高いし、犯罪も起こっているわけですけど。
その都知事選についてSNSで発信をするのも、
私ですら、やや勇気がいることです。
いや、批判が怖いのではありません。
皆さんの反応に戸惑うのです。
是々非々の議論ではなく、結局、
小池百合子にしろ蓮舫にしろ支持or批判、
さらには好き嫌いありきの話になるわけで。
何か言うと
「お前は、やはり蓮舫か」
「お前は左翼なのに本当は百合子だったのか」と。
「えっと・・・」と言いたくなります。
さらには、それぞれに
「ぼくのかんがえるさいきょうの小池百合子」
「わたしがだいすきな蓮舫」像が描かれていて、
いや押し付けられていて。
二人とも、
層により見え方が異なるわけで。
いや、それぞれ毀誉褒貶の激しい方で、
見え方はもちろん異なるわけですけど。
それぞれの支持者が思い描くような、
「酷い対立候補」だと見ていない
有権者もいるわけで。
「◯◯を支持するなんて信じられない」
「◯◯を支持する20代の女性が
いることが信じられない」
みたいな話が跋扈するわけですが、
ファンとしての視点ならともかく、
もし、ジャーナリストや学者だったら、
いや、職業など関係なく、一市民として、
そもそもその姿勢が問題じゃないの?と。
そういうときに「なぜなんだろう?」と
考えることが大切であって。
「右だ」
「左だ」
と皆が思うほど、その政策や言動を
右だ左だと思っていなかったりするのです。
そもそも左と右、
さらには保守とリベラル、
愛国、憂国の意味の違いも
理解されていないのではないか、と。
「自民党政治への怒り」なるものがある中、
自公が小池百合子を
「自主支援」していたとしても、
彼女が怒りの受け皿になっている
構図もあるわけです。はい。
なお、「自民党政治への怒り」
なるものの受け皿は、
実はこれまで自民党だったりしたわけですが。
いまの局面だとどうなんでしょうね。
我が家は毎回、誰に投票するか
家族で熱心に議論するのですが。
今のところ、態度を保留しており、
自主投票の方針ですが、うーん。
ただ、選挙にいちいちマジであることは
我が家が大事にしていることであり。
最近、「読売KODOMO新聞」を取り始めたのですが、
娘への主権者教育も頑張っています。
まあ、そもそも娘は幼少期から
選挙の演説や投票の現場に連れ回し、
政治家の集会にも連れていっているのですけど。
私が幼少期にそうであったように
街宣車の上で、マイクを握ることに
憧れている、のかな。
近所の公園で候補者の演説を見て
「がんばってー」と叫ぶ姿は
微笑ましくあります。
幼少期に、祖母にたすきを作ってもらい
「北海道の独立、永世中立国に」
「なんでもタダ、食べ放題」
を掲げ、近所で演説、握手をした
自分の域にはまだ達していませんが。
「こんなんだったら、俺が出るんだった」と
1年に1回くらい考えるわけですが、
政治はこのようなピュアな想いを
食い物にする装置でもあり。
自分ができることは、「現場」から
「社会」を変えることだと思うわけです。
というわけで、今日も大学に行き、教壇に上がり、
会議に出て、原稿を書くわけです。はい。
選挙戦ももうすぐ後半戦ですが。
激しく傍観したいと思います。
そうそう!
9月22日(日)の夜に、
ブルーハーツ、ハイロウズの
ガチトリビュートバンドでベースを弾きます。
なんと、大学生は入場無料
(1ドリンク代のみ)です。
なんと、ワンマンです。20曲くらい演奏します。
人生初です。遊びにきてください!
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/4562/XXXX
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
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先輩が伴走・企業と提携、元北大生が発起人
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行き過ぎ「老害」批判は「若害」?
勝俣州和さんのモヤモヤに識者は
https://d.bmb.jp/9/1454/4567/XXXX
いつ独立するの?今なの?
組織を離れて才能で食べていく決断に
必要なものは何か?
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【モッシュ、ダイブ論争、ルールとマナー】
というわけで、秋に
ブルーハーツ、ハイロウズトリビュートバンドで
ワンマンライブをやることになった。
BPM200の、ざっくり1秒間に3音くらいの
速い曲だらけで、20曲、約2時間。
これを全部、指で弾く。なかなかの荒技である。
ナイスなメンバーで。
先日、スタジオに入ったが、
いきなりいい感じだった。
なんせ、音がデカい。今から楽しみだ。
ブルハ、ハイロウズも
ナイスなことを歌っていたなあ、と。
どうして、この曲がおりてきたのだろう。
尊敬する。
ライブに向けた打ち合わせもスタジオで行い。
大学生以下無料など、大胆な意思決定が行われた。
なんでも、YouTubeや、今どき売れている
アーティストのインタビューで
ブルハやハイロウズを知った人も多いようで。
たくさんの人に見てもらいたい。
一方で、盛り上がりすぎてもリスクはあり。
酸欠や将棋倒しが起こったらどうしよう、と。
いや、よく遊びに行くバウハウスでも
たまにお客さんが多い日は
酸素が薄いと感じることがあり。
ライブでは、報道されていないが、
将棋倒しのようなトラブルに巻き込まれたこともある。
ボーカルがそのとき、良いことを言った。
「ルールは破っても、マナーを守ればいいんだよ」
と。
なんて、素敵な言葉なんだろう。
そいつの言葉だと思ったら、
ブルハ、ハイロウズの甲本ヒロトの言葉で、
ずっこけたのだけど。
いや、でも、良い言葉だなあ。
ライブに関するマナーでは、
ネット上で様々な論争が起こる。
先日は、いま人気の女性メタルバンド、
NEMOPHILAの札幌でのライブで、
友人の場所取り?割り込み?をしていた客がいて、
ネット上で炎上気味になり、
バンドのメンバーがコメントをだしていた。
なんせ、モッシュ、ダイブ論争が話題となり。
簡単にいうと、
客同士が盛り上がってぶつかり合ったり、
客の上に飛びのる、ステージに上がるなどして
ダイブをする問題だ。
90年代後半くらいから様々なライブで
そんな光景を見かけた。
この件、私も若い頃は、
モッシュだダイブだと盛り上がっていた人であり。
いや、今も思わずスタンディングのライブの際は
前の方で盛り上がる派だ。
MVなどに、暴れている私が
映り込んでいて、動揺したこともある。
数年前、スウェーデンのデスメタルバンドで
アーチ・エネミーの初期メンバーによる
初期曲縛りバンド、ブラック・アースのライブで
大騒ぎしていたら、気分が悪くなって倒れ。
スタッフに担がれて、廊下に運ばれたことがある。
気がついた瞬間、スタッフはこう言った。
「ドラッグやってませんか?」
むしろ目が覚めたのだが。
「セックス、ドラッグ、ロックンロールと言いますが、
私はロックンロールしかやりません。
あ、お酒も飲みません」
というのが、最近の私の
鉄板自己紹介なのだが。
この件で、ハイスタなどの活動で知られる
横山健氏が、差し歯が飛び
治療に大変だったと語っている。
他にも事故のようなものが起こっている。
一方、みんながやるかというとごく一部で。
しかも、前の方の、
その手のことを覚悟している人たちがやっており。
悩ましい。
先日のRIZEの復活ライブでは
前説を担当したスタッフが、
モッシュ、ダイブ禁止を伝えたあと、
「でも、お前ら、どうせやるだろ?」と言って
場内大爆笑だった。
実際、2曲目くらいですでに
あちらこちらで人が泳いでいる凄い状態だったが。
そのときの様子がこれだ。
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一方で笑顔の、愛に満ちた空間にも見えた。
他のライブでも、モッシュピットは
笑顔でぶつかり合うということが多く。
この「ルールは破ってもマナーは守れ」は深い。
ルールは時に、時代とずれていたりする。
更新しなくてはならない。
一方、配慮、思いやり、想像力は必要だ。
これ、音楽に限った話ではない。
壊すべきルールと、守るべきマナーとは何だろう?
そう、たとえば、約20年前に2年間、
間近で目撃した
トヨタ自動車という会社は
ルールというか、標準・基準を明確に決めて
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大胆に見直していく企業だった。
そんな発想も必要だ。
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