常見陽平メルマガ『陽平界通信』第311号 幸せになるために/小泉今日子と岡崎京子 ふたりのキョウコと自由
2024/11/06 (Wed) 08:18
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第311号
◆◆ 2024.11.6 配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
配信停止の手続きをお願いします。
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
幸せってなんだろう?
気持ちよく生きるためのルーチン
2.記事傑作選
◇“夫は会社に殺された” 手放せなかったスマホ
◇ダイバーシティニュース「経済」
◇iPhoneの買い替えのタイミング問題
3.書評 ほんのひとこと
小泉今日子と岡崎京子
ふたりのキョウコと自由
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【幸せってなんだろう?
気持ちよく生きるためのルーチン】
お陰様で、最新作について
「予約しました!」「読みたい!」という声を
多数頂いております。
ありがとうございます。
この本だけは読んで頂きたいのです。
私の生活のためではありません。
世の中を明るくしたいのです。
アラフィフを幸せにしたいのです。
↓ぜひ、ご予約を。あ、Amazonでなくても、お好みの書店・ネット書店でぜひ。
『50代上等!理不尽なことは
週刊少年ジャンプに学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/4819/XXXX
本日、PV第2弾を発表しました。
くすりと笑えるものになっているのではないか、と。
https://d.bmb.jp/9/1454/4820/XXXX
この本のテーマの一つは
「幸せに、気持ちよく生きる」
ということです。
「あぁ、幸せだな」って日々感じます。
ライフもワークも充実しています。
みんなに感謝です。
まあ、人の幸せって、
誰かに迷惑をかけることで
成り立っていたりもするので、その辺は冷静になりますけど。
幸せについて考える瞬間が何度かありました。
複雑な心境になることも。
自分を変えようと思って、
トライして逆にモヤモヤした話
もあれば
世間からは理解されないけど、
最高にハッピーだという話
もあり。
幸せに生きるために、
私が大事にしていることは、
家族との時間、自分の時間を
しっかりとること、
仕事に自分色を加えること、
ビジネスの論理、合理性、効率化など
と関係ない人間らしい時間をつくること、
衣食住、健康に妥協しないことです。
・・・と、意識高いことを言った直後に
消費の話をします。
衣に関して、
ほしかった服やアクセサリーを
手にいれるという幸せはもちろんあり。
先週末は自分にご褒美で、
前からほしかった(意外にも持っていなかった)
BAO BAO ISSEY MIYAKEの
大きめのトートバックを購入し。
https://d.bmb.jp/9/1454/4821/XXXX
そう、これまでGUCCIの
メッセンジャーバックを2つ持っていたのですが、
ちょっと荷物が多い日は
ブルー・ボトル・コーヒーの
トートバックを使っており。
金沢も大阪も宮崎も名古屋も、
つまりよく行く出張先には日帰りなら全部これで。
ただ、さすがにもうちょっと
おしゃれなのを持とう、と。
お陰様で、好評で。
意外に男性は使っていないのではないか
という声も頂きました。
たしかに。
阪急メンズ東京で買ったのですけどね。
幼少期から、実はユニセックス志向で。
髪型、ファッションも今も
女性の友人・知人、アーティストを参考にしています。
最近、日本人に見えない、男性に見えない
と言われる機会が増えました。
他の誰でもない自分を目指すのです。
気持ちよく生活するために、
スリッポンシューズを
もう20年くらい愛用しており。
お気に入りの関西のブランドのものを
別の色で購入し。
brightwayですね
https://d.bmb.jp/9/1454/4822/XXXX
さらに・・・。
2万円分くらいの下着を購入し。
というのも、毎年1回、パンツと靴下を
ほぼ全部処分して買い替えることにしており。
気持ちよく生きるためなのですよね。
出張のときに捨ててくるという手も使っています。
帰りの荷物が少なくなるのですよね。
気持ちよく生きる模索、続けます。
・・・結局、消費かよ。
そして、目黒区の人権関連セミナーに登壇します。
頑張りますね!
https://d.bmb.jp/9/1454/4823/XXXX
お申し込みはこちらです!
https://d.bmb.jp/9/1454/4824/XXXX
その他、忘年会と出版記念イベントをかねた
企画をすすめています。ご期待ください!
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
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ヤフージャパンでコメントをしております。
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
“夫は会社に殺された” 手放せなかったスマホ
https://d.bmb.jp/9/1454/4827/XXXX
ダイバーシティニュース「経済」
:【2024年10月30日(水)放送】
https://d.bmb.jp/9/1454/4828/XXXX
iPhoneの買い替えのタイミング問題
https://d.bmb.jp/9/1454/4829/XXXX
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3.書評 ほんのひとこと
━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
【小泉今日子と岡崎京子
ふたりのキョウコと自由】
メルマガ読者だけにこっそりお伝えすると、
最新作の最後の章は、
小泉今日子さんとの対談を掲載しようか
というアイデアがあった。・・・
そういえば、あれ、どうなったのだろう?
いや、そうか、対談でページを埋めるのではなく、
私の原稿でいこうという話、だったのかな。
まあ、書籍関連の企画で、
きっと実現するのではないかと信じている。
キムタクがずっとキムタクであるように、
キョンキョンはずっとキョンキョンである。
とはいえ、この「ずっと」は意味が異なり。
キムタクは頑なに
キムタク性を守っているのだが、
キョンキョンは常に
キョンキョンらしさを保ちつつ、更新している。
常に自由な空気をまとっていることは変わらない。
ただ、今のキョンキョンは政治的発言もし、
不倫関係を公言したりもする。
ますます自由に生きている、ように見える。
素敵な年齢の重ね方をしているようにも。
社会学者の米澤泉による
『小泉今日子と岡崎京子』(幻冬舎)は、
二人のキョウコを通じて、女性の生き方、
特に「自由」について論じる意欲作である。
米澤は従来の女性とは違う生き方を、
少女漫画を超えた漫画家である
岡崎京子が種を蒔き、
型破りのアイドルが開花させたのだと捉える。
大胆な視点であるが、頷ける。
小泉今日子も、岡崎京子も、
私は熱狂的なファンではなかったが、
常に気になる存在だった。
キョンキョンはデビュー時から
もちろん知っている。
「なんてたってアイドル」と歌ってみては、
いきなり大人っぽい曲に挑戦し、驚いた。
一方、少しずつ活動の幅を広げ、
ますます自由になっていった。
カリアゲショートで、
理想の彼女であることを拒否しつつ、
新しいアイドル像を打ち出し、
いまはよい意味で枯れた熟した生き方が
共感を呼んでいる小泉今日子は、徹頭徹尾、
キョンキョン的な生き方を全うしている。
岡崎京子については、
それほどハマったわけではない。
いや、私が岡崎作品を
チェックするようになったのは、正直、
周りの友人・知人がチェックしていたからだし、
いくつかの作品が映像化され、
気になっていたからだ。
彼女が交通事故にあい、
創作活動が止まってしまった後だった。
正直、うちの妻がひくタイプの作品たちだ。
私もその退廃した設定に、ただ圧倒された。
でも、その痛い、
ヒリヒリする感覚がクセになった。
夢や憧れがあるわけでもなく、
不安と絶望の中であがく女性がそこにいる。
ディズニーの『アナと雪の女王』は、
男性がちっとも救ってくれない物語で
白馬に乗った王子様幻想を
木っ端微塵に粉砕したが、
岡崎も運命の男性が自分の安らぐ居場所に
なりえないことをつきつけている。
ハードコアのライブで前の方で
観客同士が笑顔でぶつかりあう快楽にも似ている。
いや、理解しきれていないと思う。
ただ、その理解しきれない感覚が岡崎京子的だ。
そこには、普通の女性の生き方も、
幸せも決して描かれてはいない。
であるからこそ、
私たちの普通とは何かが問いかけられる。
『OLIVE』や『宝島』など、当時の雑誌文化、
大人女子なるものの変化などが書き綴られる。
一見すると、
論理に無理があるだろうと思ってしまう。
ただ、史資料と向きあいつつ、
その大胆な仮説が検証されていく。
二人のファンはもちろん、
日本の女性がどこからきてどこに行くのか。
小泉今日子も岡崎京子も規格外だ、と思う。
ただ、その二人の取り組みを通じて
自分たちを問い直すのもまたナイスである。
『小泉今日子と岡崎京子』(米澤泉 幻冬舎)
https://d.bmb.jp/9/1454/4830/XXXX
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皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
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配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/4831/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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気持ちよく生きるためのルーチン
2.記事傑作選
◇“夫は会社に殺された” 手放せなかったスマホ
◇ダイバーシティニュース「経済」
◇iPhoneの買い替えのタイミング問題
3.書評 ほんのひとこと
小泉今日子と岡崎京子
ふたりのキョウコと自由
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1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【幸せってなんだろう?
気持ちよく生きるためのルーチン】
お陰様で、最新作について
「予約しました!」「読みたい!」という声を
多数頂いております。
ありがとうございます。
この本だけは読んで頂きたいのです。
私の生活のためではありません。
世の中を明るくしたいのです。
アラフィフを幸せにしたいのです。
↓ぜひ、ご予約を。あ、Amazonでなくても、お好みの書店・ネット書店でぜひ。
『50代上等!理不尽なことは
週刊少年ジャンプに学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
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本日、PV第2弾を発表しました。
くすりと笑えるものになっているのではないか、と。
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この本のテーマの一つは
「幸せに、気持ちよく生きる」
ということです。
「あぁ、幸せだな」って日々感じます。
ライフもワークも充実しています。
みんなに感謝です。
まあ、人の幸せって、
誰かに迷惑をかけることで
成り立っていたりもするので、その辺は冷静になりますけど。
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複雑な心境になることも。
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もあれば
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私が大事にしていることは、
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と関係ない人間らしい時間をつくること、
衣食住、健康に妥協しないことです。
・・・と、意識高いことを言った直後に
消費の話をします。
衣に関して、
ほしかった服やアクセサリーを
手にいれるという幸せはもちろんあり。
先週末は自分にご褒美で、
前からほしかった(意外にも持っていなかった)
BAO BAO ISSEY MIYAKEの
大きめのトートバックを購入し。
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そう、これまでGUCCIの
メッセンジャーバックを2つ持っていたのですが、
ちょっと荷物が多い日は
ブルー・ボトル・コーヒーの
トートバックを使っており。
金沢も大阪も宮崎も名古屋も、
つまりよく行く出張先には日帰りなら全部これで。
ただ、さすがにもうちょっと
おしゃれなのを持とう、と。
お陰様で、好評で。
意外に男性は使っていないのではないか
という声も頂きました。
たしかに。
阪急メンズ東京で買ったのですけどね。
幼少期から、実はユニセックス志向で。
髪型、ファッションも今も
女性の友人・知人、アーティストを参考にしています。
最近、日本人に見えない、男性に見えない
と言われる機会が増えました。
他の誰でもない自分を目指すのです。
気持ちよく生活するために、
スリッポンシューズを
もう20年くらい愛用しており。
お気に入りの関西のブランドのものを
別の色で購入し。
brightwayですね
https://d.bmb.jp/9/1454/4822/XXXX
さらに・・・。
2万円分くらいの下着を購入し。
というのも、毎年1回、パンツと靴下を
ほぼ全部処分して買い替えることにしており。
気持ちよく生きるためなのですよね。
出張のときに捨ててくるという手も使っています。
帰りの荷物が少なくなるのですよね。
気持ちよく生きる模索、続けます。
・・・結局、消費かよ。
そして、目黒区の人権関連セミナーに登壇します。
頑張りますね!
https://d.bmb.jp/9/1454/4823/XXXX
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その他、忘年会と出版記念イベントをかねた
企画をすすめています。ご期待ください!
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【小泉今日子と岡崎京子
ふたりのキョウコと自由】
メルマガ読者だけにこっそりお伝えすると、
最新作の最後の章は、
小泉今日子さんとの対談を掲載しようか
というアイデアがあった。・・・
そういえば、あれ、どうなったのだろう?
いや、そうか、対談でページを埋めるのではなく、
私の原稿でいこうという話、だったのかな。
まあ、書籍関連の企画で、
きっと実現するのではないかと信じている。
キムタクがずっとキムタクであるように、
キョンキョンはずっとキョンキョンである。
とはいえ、この「ずっと」は意味が異なり。
キムタクは頑なに
キムタク性を守っているのだが、
キョンキョンは常に
キョンキョンらしさを保ちつつ、更新している。
常に自由な空気をまとっていることは変わらない。
ただ、今のキョンキョンは政治的発言もし、
不倫関係を公言したりもする。
ますます自由に生きている、ように見える。
素敵な年齢の重ね方をしているようにも。
社会学者の米澤泉による
『小泉今日子と岡崎京子』(幻冬舎)は、
二人のキョウコを通じて、女性の生き方、
特に「自由」について論じる意欲作である。
米澤は従来の女性とは違う生き方を、
少女漫画を超えた漫画家である
岡崎京子が種を蒔き、
型破りのアイドルが開花させたのだと捉える。
大胆な視点であるが、頷ける。
小泉今日子も、岡崎京子も、
私は熱狂的なファンではなかったが、
常に気になる存在だった。
キョンキョンはデビュー時から
もちろん知っている。
「なんてたってアイドル」と歌ってみては、
いきなり大人っぽい曲に挑戦し、驚いた。
一方、少しずつ活動の幅を広げ、
ますます自由になっていった。
カリアゲショートで、
理想の彼女であることを拒否しつつ、
新しいアイドル像を打ち出し、
いまはよい意味で枯れた熟した生き方が
共感を呼んでいる小泉今日子は、徹頭徹尾、
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岡崎京子については、
それほどハマったわけではない。
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私もその退廃した設定に、ただ圧倒された。
でも、その痛い、
ヒリヒリする感覚がクセになった。
夢や憧れがあるわけでもなく、
不安と絶望の中であがく女性がそこにいる。
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木っ端微塵に粉砕したが、
岡崎も運命の男性が自分の安らぐ居場所に
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ハードコアのライブで前の方で
観客同士が笑顔でぶつかりあう快楽にも似ている。
いや、理解しきれていないと思う。
ただ、その理解しきれない感覚が岡崎京子的だ。
そこには、普通の女性の生き方も、
幸せも決して描かれてはいない。
であるからこそ、
私たちの普通とは何かが問いかけられる。
『OLIVE』や『宝島』など、当時の雑誌文化、
大人女子なるものの変化などが書き綴られる。
一見すると、
論理に無理があるだろうと思ってしまう。
ただ、史資料と向きあいつつ、
その大胆な仮説が検証されていく。
二人のファンはもちろん、
日本の女性がどこからきてどこに行くのか。
小泉今日子も岡崎京子も規格外だ、と思う。
ただ、その二人の取り組みを通じて
自分たちを問い直すのもまたナイスである。
『小泉今日子と岡崎京子』(米澤泉 幻冬舎)
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