常見陽平メルマガ『陽平界通信』第314号 最新作、ハラスメント研修の教材に?/人生相談:「夜職」とガクチカ問題
2024/11/27 (Wed) 07:00
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第314号
◆◆ 2024.11.27 配信
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
最新作の意外な反響
そして「同級生」イベントのお知らせ
2.記事傑作選
◇今すぐ「自己責任グセ」を捨てて幸せに
◇東大でも1.6倍「戦略的休学」大学生が増加
◇一橋大・竹内ゼミに受け継がれる「30の戒め」
◇ラジオで大学生と考えた!地方に住んでどう?
3.人生相談バカ一代
「夜職」に没頭した学生は
就活のガクチカに何を書くべきか?
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【最新作の意外な反響
そして「同級生」イベントのお知らせ】
「これは、ハラスメント研修で使える本です。
今後、活用します」
最新作を読んで頂いた労働弁護士の方から
こんな感想を頂きました。
最新作の
『50代上等!
理不尽なことは「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/4937/XXXX
には、たしかに、
ジェネレーションギャップをどう乗り越えるか、
コンプライアンスとどう向き合うかを
書いているのですが。
弁護士さんによると、ハラスメント問題を
起こしてしまいがちな中高年が、
どのような職場を生きてきたのか
よく分かる、と。
高校・大学が一緒の60代の先輩からは
「今回の本はすごいな!」と言われました。
まだ最初の100ページなのだそうですが、
熱量がすごいと。
知識と実体験、事実と想いが
全部混じっていて赤裸々である、と。
今回の本ですが、
ふっきれた感じです。
大学の先生としてかっちりしたもの、
石を投げられないような話をしなくてはなと
ブレーキをかけていた自分がいたことに気づき。
労働社会学の話も、ロック中年の視点も
ごちゃまぜにしました、あえて。
同世代からはよくぞ書いてくれたと
感謝の声がいっぱいです。
リクルート時代の同僚からは
「自己責任グセ」という言葉が
響いた、と。
「圧倒的当事者意識」というけれど、
それはそれで美しいし、楽しいけど、
そこに過度に振り切るのも違うね。と。
同じ「常見業界」の京都大学の常見先生
(親族ではありません)からは、
後書きに書かれた覚悟が、
全編の行間に流れていた、と。たしかに。
まえがき、あとがきはこれまでの本の中で、
もっとも赤裸々だったりします。
キムタクで始まり、SMAPで終わる、と。
いつものことですが、
著者としてどうかと思いつつも、
書いているときは、読み手のことなど考えず、
まずは書きまくるわけです。
そして、本が出てから気づくのです。
そうか、こんな風に読者に届くのか、と。
最新作は、大ヒット、即完売、
というわけではありませんが、
確実に届いているかなという実感はあります。
お店をまわっているのですが、
新書コーナーで面陳列ということが多いですね。
売れている形跡があり、しめしめと思ったり。
一方で、もっと売れている本はあり。
特にどの売場に行っても今年の大ヒット作、
三宅香帆さんの
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
(光文社新書)がドドンと並んでおり。
率直に、尊敬しますし、羨ましいです。はい。
5年も本を出していないと、
これはもう再デビューみたいなものなのですよ。
デビュー作を出したときの喜びと、
書店を回ったときに置いていなかったり、
同世代の他の著者が大プッシュされている様子を
見せつけられたりと、
あのときの感情が思い出されました。
さて!
最新作に関連したイベントのお知らせです!
TBSラジオ「文化系トークラジオLife」の
トークイベントに出演します。
「同級生」で最新作
『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』を
リリースした海猫沢めろん先生と、
番組のプロデューサー、黒幕こと
長谷川裕さんという同級生トリオが、
50歳の生き方、働き方、趣味などについて
語る夜です。
ここ数回の番組のテーマ
(50代になるということ、趣味と労働、
好きなことで生きていくなど)に関連して
当事者視点で縦横無尽に語り倒します。
12月8日(日)の20時15分から
高円寺の蟹ブックスです
(申し込みURLはコメント欄に貼ります)。
1500円です。
https://d.bmb.jp/9/1454/4938/XXXX
24席と、座席数少なめなので、
今週のメルマガ発射の頃には
売り切れになるかもなので、
早めにお申し込みを!
そして!
メルマガ読者に
誰よりも早く、ご報告です!
25年1月21日(火)の夕方より
六本木のバウハウスにて
出版記念パーティーを開催します!
トークショー、豪華ゲストとの対談、
サイン会、新春プレゼント企画、
さらに、バウハウスバンド+常見による
皆さんからのリクエストナンバーの
生演奏!
来場者は、イベント終了後も
バウハウスに残ってOKなので、
つまり、お得です。
今から予定をあけておいてください!
うん、作品は読まれて、語られて
完成していくのですよね。
このイベントで50代の生き方について
きっと、明るい希望が見えると思います。
ぜひ!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4939/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4940/XXXX
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◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
幸せになりたければ、
今すぐ「自己責任グセ」を捨てなさい!
https://d.bmb.jp/9/1454/4941/XXXX
東大でも1.6倍に
「戦略的休学」する大学生が増えているワケ
企業人事もプラスに影響か
https://d.bmb.jp/9/1454/4942/XXXX
一橋大・竹内弘高ゼミ卒業生に受け継がれる
「30の戒め」とは?
https://d.bmb.jp/9/1454/4943/XXXX
ラジオで大学生と考えた!
(1) 地方に住んでみてどう?
https://d.bmb.jp/9/1454/4944/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━━━
3.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━━◆◆
【「夜職」に没頭した学生は
就活のガクチカに何を書くべきか?】
Q.就職か、進学か
普通のバイト、サークルをしなかった
学生のガクチカ問題
進路に関する相談です。
大学3年で、もう周りは就活をしているのですが、
就職か、進学か悩んでいます。
もし就職するとした場合、ガクチカで
何をアピールするのかについて悩んでいます。
というのも、私が学生時代に力を入れた、
時間を注いだのは、「夜職」なのです。
正直、就活で言いにくいエピソードです。
高校時代は勉強と部活しかしませんでした。
頑張って、早稲田の文学部に入学しました。
文学部を選んだのは、本が好きだったからです。
ただそれだけです。
周りによくいる、出版業界に行きたいわけでも、
作家になりたいわけでもなく、
興味をもてることの一つ、
達成感のある何かだったので、
早稲田大学文学部を目指し、合格しました。
入学後、好奇心から、夜の世界に
飛び込みました。
大学1年から今までずっと、
ラウンジ、クラブ、キャバクラ、デリヘルなど、
いろんなことをしてきました。
全部、「夜職」です。
これ以外、したことがありません。
今は、ラウンジとデリヘルに在籍し、
それぞれ週2、3日入っています。
月に100万円以上稼いだことも何度かあります。
中学校に入ったばかりの頃に先輩とおつきあいし、
周りの子よりも早く初体験もすませたのですが、
高校時代は勉強の成績を上げること、
部活動だけに没頭してきて、
恋愛的要素はゼロでした。
普通の大学生らしい恋愛経験というか、
大学生活はほとんどありませんでした。
いま、こんな日々をおくっています。
よくSNSで話題になる
「可愛そうな女子大生風俗嬢」のような、
貧しい学生でも、ホス狂学生でもありません。
居心地も悪くなく、それなりに刺激もあって、
お金も稼げて、こういう生活を送っています。
ただ、たまに、
「私の学生生活って何だったの?」と
考えることはあります。
なんせ、
ガクチカに普通に書けることがありません。
「お酒の注ぎ方と、
おちんちんの扱い方が上手くなりました」
なんて書けないし、言えません。
ただ、それが私の学生生活での
動かしがたい事実ではあります。
毎日、お客さんとお酒を飲み、
夜中に車でラブホや自宅に運ばれるうちに
3年間が過ぎていきました。
興味のあることはそれなりにあります。
健康に関わることに取り組みたいです。
商社が取り組んでいるヘルスケア、
ウェルネス関連の仕事に興味があります。
お金はあるので、
単位の目処がたったら留学にも行きたいです。
こんな私ですが、
常見先生、アドバイスをください。
東京都在住 21歳 紗奈 女性
A.自分を直視しましょう
人に言えないことに自分の本質があります
「ガクチカ」という言葉を
日本で初めて本に載せた人間として、
責任をもって回答します。
この言葉について、
説明、さらには謝罪、釈明をさせてください。
文字通り
「学生時代に力を入れたこと」なのですが、
これを通じて企業の人事が知りたいのは、
価値観、行動特性、思考回路、勝ちパターン、
成長する姿勢などであって、
そのエピソードのインパクト、
華々しさではないのです。
たとえば、サークルや学生団体を立ち上げた、
学生起業を実現した、学園祭の模擬店やイベントを
大成功させたというような、
目立つエピソードがあったとしても、
人事が見るのは、何をやったのかではなく、
なぜやったか、どうやったか、
どのように試行錯誤したか、
どのように人を巻き込んだのかなど、です。
むしろ、派手なエピソードではなくても、
日常的に取り組んでいること、
大切にしていることなどの方が、
再現性が高く、普段のあなたそのものです。
日々の講義への取り組み、
アルバイト先で気をつけていることなどを
アピールポイントにして、
大手企業に内定した学生はいます。
たとえば、私の千葉商科大学の教え子で、
卒業生総代でスピーチをし、
現在は生命保険会社で
同社の最年少営業所長をしている方は、
「講義では必ず前方の、真ん中の席に座る」
「必ず5分前には席に座り、
講義の準備をすませる」
「そのために、大学には必ず
講義の30分前には到着するようにする」
などにこだわっていました。
リスク管理そのものです。
他にも「アルバイト先のコンビニで常に、
誰が何をどう買うかを4年間観察していた」
「サッカーを始めてから今まで12年間、
相手に怪我をさせないことを
意識してプレイしてきた」
「たとえ明日が入試の日でも、
英会話の勉強は1日30分、必ずやり切る」
などというエピソードで、
人気企業の選考を通った人もいます。
一見地味そうで、当たり前のようで、
価値観、行動特性、思考回路がわかるわけです。
私も何度も
ガクチカに対する誤解を解こうとしてきましたが、
「インパクトのあるエピソード」だと
誤解をよんでしまいました。申し訳ないです。
さらには、「ガクチカ不足」は
コロナ前からずっと課題でした。
というのも、
学生生活が自由で楽しいものというのは
残念ながら幻想であって。
今どきの学生はお金も時間もないのです。
「お金と時間」の「若者離れ」です。
よくコロナが学生生活をめちゃくちゃにした
という言説がありますし、
大学教員として日々、向き合い、可能な限り
青春を自粛させないようにしてきたのですが。
でも、実はコロナ前から、
学生は通学と単位取得とアルバイトで精一杯で。
なかなか絵に描いたような充実した
学生生活というわけではなかったのですよね。
ごく一部の、目立った学生が
「Z世代の旗手」として持ちあげられますが、
実際はそのようなプロ学生、御用学生ではなく、
金間大介先生の言葉を借りれば
「いい子症候群」のごく普通の学生が
いっぱいいるわけです。
2010年に大学生活のガイド本を出版しました。
ガクチカの初出はこの本です。
当初は、そんな本、ニーズあるのか
くらいに言われたのですが、
蓋を開けるとシリーズ全体で5万部以上売れ。
よく『僕たちはガンダムのジムである』の人だと
思われていますが、単著で最も売れたのは
このシリーズだったりします。
それくらい、どのように学生生活を楽しんでいいか
わからなくなったとも言います。
ガクチカの根本的な誤解について、
さらに触れます。
ガクチカとは、就活の面接などで、
あるいは若手社員が人とあったときの
自己紹介で話すような、
まさに人に話すガクチカと、
個人として向き合うガクチカは
必ずしもイコールではありません。
人には言わない、言えないけれど、
自分を知る上で向き合う
ガクチカというものがあります。
これは自己分析に関する誤解と一緒で。
自己分析はアピールするネタを
探すためだけに行うものではないのです。
だいたい、人間の人生なんて、
A4 2枚のエントリーシートで書ききれません。
そして、一見すると華々しい光景の裏側に
真実があるのです。
仕事は9割くらい辛くて、
でも1割で感動するのと似ています。
あなたの相談に戻ります。
あなたの大学生活は、
「お酒とおちんちん」だけではないと思いますし、
仮にそうだとしても、
その中で人や物事への向き合い方など、
何かこだわったことはあるはずです。
普通の学生が覗けない社会を見たのではないですか。
自分が生きてきた日々と
向き合うことが大事ではないですか。
就活でガクチカとして
アピールするかどうかは別として、
その中で学んだ何かを振り返ってみましょう。
また、学生生活において、アルバイト以外の、
何かもきっとあるはずだと思うのです。
なんでもないようなことに、日々の隠れた、
小さくても確かな幸せがあるのではないですか。
このように人生相談コーナーを担当しているので
掲載されなかったものも含めて、
いわゆるセックスワーカー学生の
様々な相談にのってきました。
あなたが書いているように、
いかにも朝日新聞が告発するような貧困学生、
ホストにハマっている「以外」の理由がむしろ多く。
親との関係が悪く自立した自分でいたい、
忙しい勉強と両立したい、
留学や大学院進学のために
若さが売りになるうちにお金をつくっておきたい
などの理由もありました。
たとえば、
まだお会いしたことのない、
よくDMのやり取りをする
御三家出身で
名門国立大学の理系学部に通っていて
この度大学院に進学する
女性が「お風呂屋さん」の世界に入ったのは
親のDVだったそうです。
大学生になっても厳しい門限があり、
月のお小遣いは3000円で
アルバイトも学習塾以外NGと。
家出をし、
西川口→川崎と渡り歩き
今は、吉原で働いているそうです。
生活費、学費は全学自分で払い。
給費制の奨学金ももらっているとのこと。
「私が大学院に進学し、研究できるのは、
お風呂のお客さんのおかげ」とSNS投稿します。
彼女の行為の善悪、賛否はいったんおいておきます。
ただ、解決策がどうであれ、
親のDVが発端です。
話は戻りますが・・・。
自虐的にならずに
自分を振り返ってみるといいです。
なお、最近の学生の中には、
ガールズバーやキャバクラでの体験を
エントリーシートや面接で
アピールする人も見かけるようになりました。
15年くらい前に、
都内の私立大学に通う学生から
見せてもらったESは
「私は決して可愛くないですし、
スタイルにもコンプレックスがありますが、
気配りを大切に、必ず相手に関心を持ち、
覚えることによって
キャバクラでNO.1をとりました」
というものでした。
大手企業に内定していきました。
男子学生では、
キャバクラのスカウトや店員体験を語り、
大手金融機関に内定した人もいました。
以前、面談した学生のことを思い出しました。
山形県出身で、ひとり親家庭で育った女性は、
大学進学の前から
「東京に出て、銀座のクラブで働く。
絶対に豊かになる」
という夢をもっていました。
実際、銀座のクラブで働きつつ、
学生生活をおくったわけですが、
就活では、飲食店での接客に置き換えて、
そのこだわりを語っていました。
大手IT企業に内定しました。
まあ、「嘘つき」のようで、
「飲食店」で「接客」をしたのは事実です。
沖縄の大学で講演したときのことを思い出しました。
前の席に座り、一生懸命に質問してくれた学生は
一人はシングルマザーでキャバクラで働きつつ学び、
もう一人はナンバーワンデリヘル嬢でした。
「常見さん、大学を出て会社員をやるよりも、
夜職をした方が稼げてしまう、この島を、この国を
なんとかしてください」
と言われました。
帰りのタクシーで黙って泣きました。
あなたが早稲田大学の学生であることや、
ラウンジやデリヘルを
掛け持ちしていることについて、
ここでは何も言いません。
「自己責任」だと言うつもりは
ありません。
その言葉は、黙っていても
あなたが背負うことになるし、
実際、そうやって自分を追い込んで
いたのでしょう。
会社責任、学校責任、社会責任
というものもあるのではないですか。
甘い、やさしすぎる、牧歌的だと言われようが
私はそう言い張ることにしました。
今回の本のメッセージもそうです。
あなたなりに
一生懸命生きているのだと思います。
生きなさいよ、あなたらしく。
将来の進路や留学への関心などから、
きっと「変わりたい」「新しい世界をみたい」
という衝動があるのでしょう。
早稲田を目指し合格したときや、
この世界を覗いたときもそうなのでしょう。
お金はたっぷりあるとのこと。
相談にも書いていた、留学に
チャレンジしてはどうですか。
大学生活は5か年計画で。
戦略的留年も、アリです。
普通の学生が見えないものを見る、
ポジティブに捉えることがあなたが、
これまでも取り組んできたことであり、
これからも実践していくことです。
たまったお金で、見られないものをみる、
立ち止まる権利を活用して、
自分を変える旅に出てください。
いつか、その旅の経験を教えてください。
お互い、今日という、人生で一番若い日、
昨日死んだ人が生きられなかった今日を
生きましょう。
ご相談ありがとうございました。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/4945/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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2.記事傑作選
◇今すぐ「自己責任グセ」を捨てて幸せに
◇東大でも1.6倍「戦略的休学」大学生が増加
◇一橋大・竹内ゼミに受け継がれる「30の戒め」
◇ラジオで大学生と考えた!地方に住んでどう?
3.人生相談バカ一代
「夜職」に没頭した学生は
就活のガクチカに何を書くべきか?
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1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【最新作の意外な反響
そして「同級生」イベントのお知らせ】
「これは、ハラスメント研修で使える本です。
今後、活用します」
最新作を読んで頂いた労働弁護士の方から
こんな感想を頂きました。
最新作の
『50代上等!
理不尽なことは「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/4937/XXXX
には、たしかに、
ジェネレーションギャップをどう乗り越えるか、
コンプライアンスとどう向き合うかを
書いているのですが。
弁護士さんによると、ハラスメント問題を
起こしてしまいがちな中高年が、
どのような職場を生きてきたのか
よく分かる、と。
高校・大学が一緒の60代の先輩からは
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まだ最初の100ページなのだそうですが、
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全部混じっていて赤裸々である、と。
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同世代からはよくぞ書いてくれたと
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リクルート時代の同僚からは
「自己責任グセ」という言葉が
響いた、と。
「圧倒的当事者意識」というけれど、
それはそれで美しいし、楽しいけど、
そこに過度に振り切るのも違うね。と。
同じ「常見業界」の京都大学の常見先生
(親族ではありません)からは、
後書きに書かれた覚悟が、
全編の行間に流れていた、と。たしかに。
まえがき、あとがきはこれまでの本の中で、
もっとも赤裸々だったりします。
キムタクで始まり、SMAPで終わる、と。
いつものことですが、
著者としてどうかと思いつつも、
書いているときは、読み手のことなど考えず、
まずは書きまくるわけです。
そして、本が出てから気づくのです。
そうか、こんな風に読者に届くのか、と。
最新作は、大ヒット、即完売、
というわけではありませんが、
確実に届いているかなという実感はあります。
お店をまわっているのですが、
新書コーナーで面陳列ということが多いですね。
売れている形跡があり、しめしめと思ったり。
一方で、もっと売れている本はあり。
特にどの売場に行っても今年の大ヒット作、
三宅香帆さんの
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
(光文社新書)がドドンと並んでおり。
率直に、尊敬しますし、羨ましいです。はい。
5年も本を出していないと、
これはもう再デビューみたいなものなのですよ。
デビュー作を出したときの喜びと、
書店を回ったときに置いていなかったり、
同世代の他の著者が大プッシュされている様子を
見せつけられたりと、
あのときの感情が思い出されました。
さて!
最新作に関連したイベントのお知らせです!
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トークイベントに出演します。
「同級生」で最新作
『海猫沢めろん随筆傑作選 生活』を
リリースした海猫沢めろん先生と、
番組のプロデューサー、黒幕こと
長谷川裕さんという同級生トリオが、
50歳の生き方、働き方、趣味などについて
語る夜です。
ここ数回の番組のテーマ
(50代になるということ、趣味と労働、
好きなことで生きていくなど)に関連して
当事者視点で縦横無尽に語り倒します。
12月8日(日)の20時15分から
高円寺の蟹ブックスです
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1500円です。
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きっと、明るい希望が見えると思います。
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幸せになりたければ、
今すぐ「自己責任グセ」を捨てなさい!
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東大でも1.6倍に
「戦略的休学」する大学生が増えているワケ
企業人事もプラスに影響か
https://d.bmb.jp/9/1454/4942/XXXX
一橋大・竹内弘高ゼミ卒業生に受け継がれる
「30の戒め」とは?
https://d.bmb.jp/9/1454/4943/XXXX
ラジオで大学生と考えた!
(1) 地方に住んでみてどう?
https://d.bmb.jp/9/1454/4944/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━━━
3.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━━◆◆
【「夜職」に没頭した学生は
就活のガクチカに何を書くべきか?】
Q.就職か、進学か
普通のバイト、サークルをしなかった
学生のガクチカ問題
進路に関する相談です。
大学3年で、もう周りは就活をしているのですが、
就職か、進学か悩んでいます。
もし就職するとした場合、ガクチカで
何をアピールするのかについて悩んでいます。
というのも、私が学生時代に力を入れた、
時間を注いだのは、「夜職」なのです。
正直、就活で言いにくいエピソードです。
高校時代は勉強と部活しかしませんでした。
頑張って、早稲田の文学部に入学しました。
文学部を選んだのは、本が好きだったからです。
ただそれだけです。
周りによくいる、出版業界に行きたいわけでも、
作家になりたいわけでもなく、
興味をもてることの一つ、
達成感のある何かだったので、
早稲田大学文学部を目指し、合格しました。
入学後、好奇心から、夜の世界に
飛び込みました。
大学1年から今までずっと、
ラウンジ、クラブ、キャバクラ、デリヘルなど、
いろんなことをしてきました。
全部、「夜職」です。
これ以外、したことがありません。
今は、ラウンジとデリヘルに在籍し、
それぞれ週2、3日入っています。
月に100万円以上稼いだことも何度かあります。
中学校に入ったばかりの頃に先輩とおつきあいし、
周りの子よりも早く初体験もすませたのですが、
高校時代は勉強の成績を上げること、
部活動だけに没頭してきて、
恋愛的要素はゼロでした。
普通の大学生らしい恋愛経験というか、
大学生活はほとんどありませんでした。
いま、こんな日々をおくっています。
よくSNSで話題になる
「可愛そうな女子大生風俗嬢」のような、
貧しい学生でも、ホス狂学生でもありません。
居心地も悪くなく、それなりに刺激もあって、
お金も稼げて、こういう生活を送っています。
ただ、たまに、
「私の学生生活って何だったの?」と
考えることはあります。
なんせ、
ガクチカに普通に書けることがありません。
「お酒の注ぎ方と、
おちんちんの扱い方が上手くなりました」
なんて書けないし、言えません。
ただ、それが私の学生生活での
動かしがたい事実ではあります。
毎日、お客さんとお酒を飲み、
夜中に車でラブホや自宅に運ばれるうちに
3年間が過ぎていきました。
興味のあることはそれなりにあります。
健康に関わることに取り組みたいです。
商社が取り組んでいるヘルスケア、
ウェルネス関連の仕事に興味があります。
お金はあるので、
単位の目処がたったら留学にも行きたいです。
こんな私ですが、
常見先生、アドバイスをください。
東京都在住 21歳 紗奈 女性
A.自分を直視しましょう
人に言えないことに自分の本質があります
「ガクチカ」という言葉を
日本で初めて本に載せた人間として、
責任をもって回答します。
この言葉について、
説明、さらには謝罪、釈明をさせてください。
文字通り
「学生時代に力を入れたこと」なのですが、
これを通じて企業の人事が知りたいのは、
価値観、行動特性、思考回路、勝ちパターン、
成長する姿勢などであって、
そのエピソードのインパクト、
華々しさではないのです。
たとえば、サークルや学生団体を立ち上げた、
学生起業を実現した、学園祭の模擬店やイベントを
大成功させたというような、
目立つエピソードがあったとしても、
人事が見るのは、何をやったのかではなく、
なぜやったか、どうやったか、
どのように試行錯誤したか、
どのように人を巻き込んだのかなど、です。
むしろ、派手なエピソードではなくても、
日常的に取り組んでいること、
大切にしていることなどの方が、
再現性が高く、普段のあなたそのものです。
日々の講義への取り組み、
アルバイト先で気をつけていることなどを
アピールポイントにして、
大手企業に内定した学生はいます。
たとえば、私の千葉商科大学の教え子で、
卒業生総代でスピーチをし、
現在は生命保険会社で
同社の最年少営業所長をしている方は、
「講義では必ず前方の、真ん中の席に座る」
「必ず5分前には席に座り、
講義の準備をすませる」
「そのために、大学には必ず
講義の30分前には到着するようにする」
などにこだわっていました。
リスク管理そのものです。
他にも「アルバイト先のコンビニで常に、
誰が何をどう買うかを4年間観察していた」
「サッカーを始めてから今まで12年間、
相手に怪我をさせないことを
意識してプレイしてきた」
「たとえ明日が入試の日でも、
英会話の勉強は1日30分、必ずやり切る」
などというエピソードで、
人気企業の選考を通った人もいます。
一見地味そうで、当たり前のようで、
価値観、行動特性、思考回路がわかるわけです。
私も何度も
ガクチカに対する誤解を解こうとしてきましたが、
「インパクトのあるエピソード」だと
誤解をよんでしまいました。申し訳ないです。
さらには、「ガクチカ不足」は
コロナ前からずっと課題でした。
というのも、
学生生活が自由で楽しいものというのは
残念ながら幻想であって。
今どきの学生はお金も時間もないのです。
「お金と時間」の「若者離れ」です。
よくコロナが学生生活をめちゃくちゃにした
という言説がありますし、
大学教員として日々、向き合い、可能な限り
青春を自粛させないようにしてきたのですが。
でも、実はコロナ前から、
学生は通学と単位取得とアルバイトで精一杯で。
なかなか絵に描いたような充実した
学生生活というわけではなかったのですよね。
ごく一部の、目立った学生が
「Z世代の旗手」として持ちあげられますが、
実際はそのようなプロ学生、御用学生ではなく、
金間大介先生の言葉を借りれば
「いい子症候群」のごく普通の学生が
いっぱいいるわけです。
2010年に大学生活のガイド本を出版しました。
ガクチカの初出はこの本です。
当初は、そんな本、ニーズあるのか
くらいに言われたのですが、
蓋を開けるとシリーズ全体で5万部以上売れ。
よく『僕たちはガンダムのジムである』の人だと
思われていますが、単著で最も売れたのは
このシリーズだったりします。
それくらい、どのように学生生活を楽しんでいいか
わからなくなったとも言います。
ガクチカの根本的な誤解について、
さらに触れます。
ガクチカとは、就活の面接などで、
あるいは若手社員が人とあったときの
自己紹介で話すような、
まさに人に話すガクチカと、
個人として向き合うガクチカは
必ずしもイコールではありません。
人には言わない、言えないけれど、
自分を知る上で向き合う
ガクチカというものがあります。
これは自己分析に関する誤解と一緒で。
自己分析はアピールするネタを
探すためだけに行うものではないのです。
だいたい、人間の人生なんて、
A4 2枚のエントリーシートで書ききれません。
そして、一見すると華々しい光景の裏側に
真実があるのです。
仕事は9割くらい辛くて、
でも1割で感動するのと似ています。
あなたの相談に戻ります。
あなたの大学生活は、
「お酒とおちんちん」だけではないと思いますし、
仮にそうだとしても、
その中で人や物事への向き合い方など、
何かこだわったことはあるはずです。
普通の学生が覗けない社会を見たのではないですか。
自分が生きてきた日々と
向き合うことが大事ではないですか。
就活でガクチカとして
アピールするかどうかは別として、
その中で学んだ何かを振り返ってみましょう。
また、学生生活において、アルバイト以外の、
何かもきっとあるはずだと思うのです。
なんでもないようなことに、日々の隠れた、
小さくても確かな幸せがあるのではないですか。
このように人生相談コーナーを担当しているので
掲載されなかったものも含めて、
いわゆるセックスワーカー学生の
様々な相談にのってきました。
あなたが書いているように、
いかにも朝日新聞が告発するような貧困学生、
ホストにハマっている「以外」の理由がむしろ多く。
親との関係が悪く自立した自分でいたい、
忙しい勉強と両立したい、
留学や大学院進学のために
若さが売りになるうちにお金をつくっておきたい
などの理由もありました。
たとえば、
まだお会いしたことのない、
よくDMのやり取りをする
御三家出身で
名門国立大学の理系学部に通っていて
この度大学院に進学する
女性が「お風呂屋さん」の世界に入ったのは
親のDVだったそうです。
大学生になっても厳しい門限があり、
月のお小遣いは3000円で
アルバイトも学習塾以外NGと。
家出をし、
西川口→川崎と渡り歩き
今は、吉原で働いているそうです。
生活費、学費は全学自分で払い。
給費制の奨学金ももらっているとのこと。
「私が大学院に進学し、研究できるのは、
お風呂のお客さんのおかげ」とSNS投稿します。
彼女の行為の善悪、賛否はいったんおいておきます。
ただ、解決策がどうであれ、
親のDVが発端です。
話は戻りますが・・・。
自虐的にならずに
自分を振り返ってみるといいです。
なお、最近の学生の中には、
ガールズバーやキャバクラでの体験を
エントリーシートや面接で
アピールする人も見かけるようになりました。
15年くらい前に、
都内の私立大学に通う学生から
見せてもらったESは
「私は決して可愛くないですし、
スタイルにもコンプレックスがありますが、
気配りを大切に、必ず相手に関心を持ち、
覚えることによって
キャバクラでNO.1をとりました」
というものでした。
大手企業に内定していきました。
男子学生では、
キャバクラのスカウトや店員体験を語り、
大手金融機関に内定した人もいました。
以前、面談した学生のことを思い出しました。
山形県出身で、ひとり親家庭で育った女性は、
大学進学の前から
「東京に出て、銀座のクラブで働く。
絶対に豊かになる」
という夢をもっていました。
実際、銀座のクラブで働きつつ、
学生生活をおくったわけですが、
就活では、飲食店での接客に置き換えて、
そのこだわりを語っていました。
大手IT企業に内定しました。
まあ、「嘘つき」のようで、
「飲食店」で「接客」をしたのは事実です。
沖縄の大学で講演したときのことを思い出しました。
前の席に座り、一生懸命に質問してくれた学生は
一人はシングルマザーでキャバクラで働きつつ学び、
もう一人はナンバーワンデリヘル嬢でした。
「常見さん、大学を出て会社員をやるよりも、
夜職をした方が稼げてしまう、この島を、この国を
なんとかしてください」
と言われました。
帰りのタクシーで黙って泣きました。
あなたが早稲田大学の学生であることや、
ラウンジやデリヘルを
掛け持ちしていることについて、
ここでは何も言いません。
「自己責任」だと言うつもりは
ありません。
その言葉は、黙っていても
あなたが背負うことになるし、
実際、そうやって自分を追い込んで
いたのでしょう。
会社責任、学校責任、社会責任
というものもあるのではないですか。
甘い、やさしすぎる、牧歌的だと言われようが
私はそう言い張ることにしました。
今回の本のメッセージもそうです。
あなたなりに
一生懸命生きているのだと思います。
生きなさいよ、あなたらしく。
将来の進路や留学への関心などから、
きっと「変わりたい」「新しい世界をみたい」
という衝動があるのでしょう。
早稲田を目指し合格したときや、
この世界を覗いたときもそうなのでしょう。
お金はたっぷりあるとのこと。
相談にも書いていた、留学に
チャレンジしてはどうですか。
大学生活は5か年計画で。
戦略的留年も、アリです。
普通の学生が見えないものを見る、
ポジティブに捉えることがあなたが、
これまでも取り組んできたことであり、
これからも実践していくことです。
たまったお金で、見られないものをみる、
立ち止まる権利を活用して、
自分を変える旅に出てください。
いつか、その旅の経験を教えてください。
お互い、今日という、人生で一番若い日、
昨日死んだ人が生きられなかった今日を
生きましょう。
ご相談ありがとうございました。
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