常見陽平メルマガ『陽平界通信』 第355号 明日発売の週刊文春と今後の活動についての大切な大切なご報告
2025/09/24 (Wed) 07:00
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第355号
◆◆ 2025.9.24配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
配信停止の手続きをお願いします。
なお、メールの転送をされている場合は、
元のアドレスの配信停止手続きが必要です。
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━
今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
明日発売の「週刊文春」と
今後の活動につきまして
2.記事傑作選
◇ジムで「紙の新聞は捨てないで」
◇「私がいなくては職場はまわらない」実際は
◇同業、同世代でいちゃつくことをやめる
◇毎日95%の料理をしつつ楽しく働く秘訣とは
◇会議を破壊し、創造するファシリテーション
3.僕の音楽
職業としてのミュージシャン
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【明日発売の「週刊文春」と
今後の活動につきまして】
明日、発売の「週刊文春」に登場します。
「イケオジ大学教授
教え子との六本木の熱い夜」
でも
「金髪大学教授 早大生デリヘル嬢への
イケナイ課外授業 熱血指導の一部始終」
でも
「ちょい悪親父教授とセクシータレント
DM全流出」
でもありません。
最近、流行りのコールドスリープでもなく。
大変に素敵なインタビュー記事が掲載されます!
これだけは読んでほしいのです!
あ、卒業生と先日、六本木のバウハウスで集まり
一緒に演奏しましたよ。
メルマガを長く読んでいる人はわかると思いますが
昨年、人生相談コーナーに
デリヘル、ラウンジで働く早大生から
「ガクチカをどうするべきか」
という相談が届き。
おこたえしましたよね。
番組でご一緒したタレントさんとは
ごくたまにメッセージのやり取りをすることがありますが
「出版、おめでとうございます!」くらいのやりとりです。
はい。
・・・いちおう全部、事実は事実じゃん。
「たがいのみらい」という企画です。
私の談話をまとめたものなのですけど、
いやあ、これが、素晴らしい・・・。
もう20回くらい、ゲラを読んじゃいました。
これまで専門分野を中心に、
たまに私個人に関するインタビューも
受けてきたわけですけど。
・・・過去最高のインタビューではないでしょうか!
学生時代に住んでいた立川の
繁華街、歓楽街の話から、
労働社会学の話から、
いま、通っているキューバンラウンジの話まで。
すべてが交差するのです。
なんせ、徹頭徹尾、私らしいのです。
インタビューにこたえつつ、
「働く人」「企業」「社会」など
様々な視点で考える労働社会学という
私の専門分野そのものであり。
私らしいなと思った次第です。はい。
JTさん提供のコーナーというのも感慨深く。
祖父は専売公社の職員だったのですよね。
樺太にもいました。
両親が愛煙家でして。
亡き父は闘病中でも1日1~2箱、吸い続け。
脳腫瘍の影響で身体が不自由だったのですが、
とても気持ちよく煙草を吸い、
珈琲を飲む文化人、知識人でした。
母は63歳で禁煙しましたが、
大学の学部の卒論の頃から
吸っていたそうです。
気持ちよく煙草を吸って珈琲を飲む大人、素敵です。
文化としての喫煙、
リラックスする手段としての喫煙は
否定してはならないと考える派です。
そして、喫煙者には、もっと気持ち良い環境で
吸ってもらいたいなあと思うのです。はい。
いかにも、酒も煙草も嗜みそうな私ですが、
まったくやらず。
「セックス、ドラッグ、
ロックンロールといいますけど、
僕にはロックンロールしかないのですよ」
というのがブレない主張です。
タイトルをみて、
不倫報道を期待したアナタ、
すみません、期待ハズレで。
いや、「週刊文春」をよく読んでくださいよ。
不倫を暴く雑誌ではありません。
政治家について深く斬り込んでいたり、
文化的な記事が多かったり。
今回もさすがの取材でした。感謝です。
しかし、不倫・不貞報道の当事者って
どうしてもっとストレートに
「すみません、好きになっちゃいました」
と言わないのでしょうね。
本人も事務所も玉虫色の答で。
「家族に話した」
「妻に叱られた」
とか言い訳せずに
「だって、好きになっちゃったんだもん」
と、なぜ言わないのか。
むしろ人間臭さを理解したいと思っています。
と、妻に話したら
「そりゃ、言えないでしょ」と即答されました。
そして!
「今後の活動」に関するお知らせです。
11月中旬に新刊を発表します!
タイトルは・・・。
『日本の就活』です。
実に10年ぶりに、就活、新卒一括採用に
1冊まるごと向き合った本を出します。
出版社は・・・。
岩波書店です!
岩波新書として発売されます!
幼少期から家にはもちろん
岩波新書があり。
10代の頃は岩波新書と別冊宝島を貪り読んでいました。
約35年前の、高校の図書館で岩波新書を借りまくっていた
自分に言ってやりたいです。
「お前も将来、岩波新書、書くんだぜ」と。
長く読まれる本を目指しています。
あの頃の自分のような
少年・少女に届く本を。
そして、
世の中を動かす本、
論争を巻き起こす本に
なるのではないか、と。
なんせ、私でしか書けない本です。
今後の基準となり、
高い壁となる1冊でしょう。
企画が始まってから7年でございます。
そう、7年前の今頃、
アウトラインを提出しており。
途中、何度か止まり。私もスランプに陥ったり。
担当者がいったん新書担当を離れたり。
でも、今年に入り、
すごい勢いで仕上げていきました。
3週間に1回くらいのペースで
岩波書店近くの如水会館で会う、と。
すでに原稿はいったん完成し、ゲラになっており。
あと1ヶ月かけて完成します。
関連したセミナー、イベント、対談のお誘いなど
お待ちしておりますので、ぜひぜひ。
・・・なんでしょうね、このメルマガの釣りタイトル。
いや、文春に出るのも、
今後の活動に関することも事実ですけど。
10代前半の頃、テレビの番組表を見ていたら
「ギャル興奮!過激ビデオ大特集!」
というタイトルの深夜番組があり。
一生懸命、眠い目をこすり、
夜中にこっそり見たら、
最新のビデオデッキの特集だったことを
思い出しました。
興奮するレベルの、
高性能なビデオデッキでした。
おい。
番組表に載る深夜番組の見出し、
完全に釣り、煽りなのだけど
夢があったなぁ。
そうそう!
市川でのイベント、迫ってきました。
これからの面白い会社と社会を考えるイベントを
市川市で開催します!
10月4日の正午です。
この春、社会に旅立った
千葉商科大学の教え子たちとも共演します。
私の講演なみからいうと、
いつになく明るく、前向きなものになりそうです。
ぜひ!
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/7065/XXXX
ラジオ番組「試みの水平線
~常見陽平の人生相談RADIO~」やっています。
↓YouTubeのアーカイブです。
ここ数回、白坂リサさんとお届けしています。
https://d.bmb.jp/9/1454/7066/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/7067/XXXX
白坂さんは今週末の
朝生(って、いまはBSでやっていて、
朝までやらないのですけど)に
出演です。
ブレークしてますね。
・・・番組スポンサー、激しく募集しています。
お声がけをぜひ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
いまのところの最新作
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/7068/XXXX
をよろしくお願いします。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7069/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7070/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
ジムで「紙の新聞は衛生面で問題があるから
捨てないで」と叱られました
https://d.bmb.jp/9/1454/7071/XXXX
「私がいなくては職場はまわらない」
と言っていた人が、
実際に倒れても職場は普通に動いていた
https://d.bmb.jp/9/1454/7072/XXXX
同業、同世代でいちゃつくことをやめると
ハッピーになれる
https://d.bmb.jp/9/1454/7073/XXXX
主夫として 今日も料理
在宅勤務の妻と小2の娘のために
毎日95%の料理をしつつ楽しく働く秘訣とは
https://d.bmb.jp/9/1454/7074/XXXX
ファシリテーションとは
「会議をまとめる力」ではない
会議を破壊し、創造せよ
https://d.bmb.jp/9/1454/7075/XXXX
◆◆━━━━━━━━━
3.僕の音楽
━━━━━━━━━━◆◆
【職業としてのミュージシャン】
六本木の老舗ロックバー、ライブレストランの
バウハウスに通っている。
クラシック・ロックの生演奏を楽しめる店である。
セッション参加も可能だ。
最近、また行く頻度が高くなった。
週1~2で行っている。
若い友人が誘ってくれるからだ。
ハウスバンドに新メンバーも加わり、
選曲も演奏も楽しい。
先日も、石川県への出張の帰りに
東京駅から直行した。
21時からのセカンドステージに間に合った。
石川県の美味しいものをスタッフに差し入れとして
お届けしたら、大変に喜ばれた。嬉しいな。
店内にガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの
ザック・デ・ラ・ロッチャがいた。
いや、厳密にはそっくりさんだ。
二人とも、有名な方だ。
神がかっている演奏、
パフォーマンスを披露してくれた。
電車移動の日だったので、
終電で失礼したのだが・・・。
帰り道で、スラッシュのそっくりさんと、
連れの方とばったり会い。
「プロのミュージシャンの方ですよね?」と
声をかけられた。
・・・嬉しいな。
日本一、スラッシュの真似が上手く、
魂をこめている人に褒められるなんて。
嬉しくて何度も喜びを噛み締めた。
演奏、オーラ、佇まいに、
プロを感じたのだという。
たしかに、よくアーティスト、
ミュージシャンだと思われるようで。
演奏、パフォーマンスも、まだまだだけど、
以前よりはマシになってきた。
ルックスだけは
ミュージシャンであることは間違いない。
醸し出すオーラもそうかもしれない。
妻によると、私は華があるのだそうで。
また、人前に出ることに慣れており。
たしかに、どんな現場でも緊張しない。
生放送も、イベントも、
政府の委員会も、大人数の講演も、
もちろん、ライブも、まったく緊張しない。
出演依頼、セッション参加、
ゲスト参加の依頼もそれなりに増えてきた。
とはいえ、私はミュージシャンを
「職業」だとは言うつもりはなく。
なんせ、スキルもパフォーマンスもまだまだだし、
音楽で稼いでいない。
もっとも「稼ぐ」「食べていく」
ということに関しては、
なかなか悩ましいところで。
知名度があっても、実力があっても、
稼げていない人がいる。
音楽「だけ」では食えていけない人がいる。
逆に、意外な人が稼いでいたり、
食えていけたりするのも、この世界である。
そもそも、「名曲」「ヒット曲」の
曲の構成、アレンジ、演奏は
「最高」かというと、
必ずしもそうではない。
「伝説のギタリスト」
と呼ばれる人も、
「ヘタウマ」だったりする。
だから、バンドが解散し
ソロ活動が始まったときに
名うてのギタリストがバックを
務めても、逆に弾けなかったりする。
教科書通りのノリ、フレーズでは
ないからだ。
でも、リスペクトされている。
目立たないものの、
確実にお金になる仕事をしていたり。
大御所に楽曲提供していて、
定期的に著作権料が入ってきたり、
とってもギャラのよい仕事をしていたり。
また、音楽「だけ」で食べないと
明確に意思決定している人もいる。
本業が実はほかにあるパターンだ。
所属しているバンドのひとつ、
町内会バンドのメンバーは
工事現場で働いているのだが、
同僚にアリーナクラスのバンドの
メンバーがおり。
働きながらバンド活動を続けている。
もっとも、これをもって
「あれだけ売れても、バンドだけで食えないのか」
と断じるのも違う、と思う。
「食えない」ではなく
「食わない」という人もおり。
音楽以外の仕事も大切にする、と。
なかには、「実家が太い」という人もおり。
やはり大御所バンドのあるメンバーをめぐって
「◯◯さんは◯◯を手放さないだろうな」
という会話がよくあり。
実力の話だと思って聞いてたら、
実家が太いので何かと安心とのことで。
そうか、そうきたか。
大槻ケンヂの「3J」を思い出す。
サブカルで食べていくためのポイントは、
情熱、手取り15万円、実家暮らしという
3つのJだと。
なお、
ミュージシャンとして食べるという意味では、
このコラムが参考になる。
著名なベーシストが確定申告、
売上や経費の管理について語った、
ナイスなコラムである。
https://d.bmb.jp/9/1454/7076/XXXX
お金の話ばかりしていると
切なくなるので、前向きにいこう。
でも、これ、誰もが悩む話ではないか。
「職業」を聴かれたときに、
「営業」「販売」「エンジニア」などと
話さずに、社名を答える人は一定数いるわけで。
いや、このように職種名で答えられない
仕事もまた増えているのだけど。
「社名」で答えないのは
その企業の知名度、愛社精神の差なのか。
いや、「職種」に誇りを持っているからなのか。
実績がないと名乗れないのかどうかという問題もある。
院生時代、戸惑ったのだが「社会学者」など
◯◯学者といつの段階で名乗るのか問題というものもあり。
博士号を持っていないのに、査読論文がn本以上ないのに
大学院生の段階で名乗るな
という話もあれば、自分はこの研究をしている
という誇り、覚悟の証明だという考えもあり。
また、かっちりとした仕事をしている人を分けて
「職業社会学者」と呼ぶこともあったり。
ライター、編集者に関してもそうだ。
世の中、そう名乗る人だらけではあり。
単著、ヒット作がなくてもそう名乗る。
いま、活動が不十分でもだ。
ただ、それが悪いことかというと
そうとも言い切れず。
副業・複業・兼業が広がる中、
「職業」のあり方、やり方も変化している。
一応、才能で食べる仕事を始めて20年近くになる。
上手いのは当たり前で。
すごくなくてはならない。
そんなことにこだわっている。
なんとか生きている。
書きたくてしょうがなくて
自分で何かを書く幼少期をおくり
勝手に壁新聞やフリーペーパーをつくり
ブログやSNSに書き殴り
いつの間にか、商業出版で40冊以上書き
一時は連載を月20本くらい持ち。
最近では連載がメディアごと潰れることも
何度かあったが。
なんとか今までやってきた。
才能がある人はいっぱいいる。
プレイヤーとして
自分のリズム感、運指などが
まだまだなのはわかっている。
パフォーマーとしても
まだまだだ。
でも、今年は最高の仲間と
クラブチッタ川崎に立つことができ。
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/7077/XXXX
岩波新書を出すという夢が
もうすぐ達成できるのだけど。
70歳までに武道館。
50代のうちにロックフェス。
楽器メーカーからエンドースを受け
常見陽平モデルのベースやエフェクターを
提供してもらう。
ベース・マガジンに載る。
この夢もきっと叶うかな。
さて、音楽で食べていける日はくるかな。
でも、食えなくても、音楽があるから生きていける。
今日も練習し、人前で音を鳴らす。
一人でも拍手してくれる人、
私のベースで踊りだす人がいれば、
それがもう最高の報酬だ。
バウハウスでゲスト演奏を始めるようになった頃に
私の演奏を激しく褒めてくれて、コーラを奢ってくれた
外国人観光客に感謝。
あなたのおかげで、ちゃんとやろうって思ったよ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/7078/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第355号
◆◆ 2025.9.24配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
配信停止の手続きをお願いします。
なお、メールの転送をされている場合は、
元のアドレスの配信停止手続きが必要です。
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━
今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
明日発売の「週刊文春」と
今後の活動につきまして
2.記事傑作選
◇ジムで「紙の新聞は捨てないで」
◇「私がいなくては職場はまわらない」実際は
◇同業、同世代でいちゃつくことをやめる
◇毎日95%の料理をしつつ楽しく働く秘訣とは
◇会議を破壊し、創造するファシリテーション
3.僕の音楽
職業としてのミュージシャン
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【明日発売の「週刊文春」と
今後の活動につきまして】
明日、発売の「週刊文春」に登場します。
「イケオジ大学教授
教え子との六本木の熱い夜」
でも
「金髪大学教授 早大生デリヘル嬢への
イケナイ課外授業 熱血指導の一部始終」
でも
「ちょい悪親父教授とセクシータレント
DM全流出」
でもありません。
最近、流行りのコールドスリープでもなく。
大変に素敵なインタビュー記事が掲載されます!
これだけは読んでほしいのです!
あ、卒業生と先日、六本木のバウハウスで集まり
一緒に演奏しましたよ。
メルマガを長く読んでいる人はわかると思いますが
昨年、人生相談コーナーに
デリヘル、ラウンジで働く早大生から
「ガクチカをどうするべきか」
という相談が届き。
おこたえしましたよね。
番組でご一緒したタレントさんとは
ごくたまにメッセージのやり取りをすることがありますが
「出版、おめでとうございます!」くらいのやりとりです。
はい。
・・・いちおう全部、事実は事実じゃん。
「たがいのみらい」という企画です。
私の談話をまとめたものなのですけど、
いやあ、これが、素晴らしい・・・。
もう20回くらい、ゲラを読んじゃいました。
これまで専門分野を中心に、
たまに私個人に関するインタビューも
受けてきたわけですけど。
・・・過去最高のインタビューではないでしょうか!
学生時代に住んでいた立川の
繁華街、歓楽街の話から、
労働社会学の話から、
いま、通っているキューバンラウンジの話まで。
すべてが交差するのです。
なんせ、徹頭徹尾、私らしいのです。
インタビューにこたえつつ、
「働く人」「企業」「社会」など
様々な視点で考える労働社会学という
私の専門分野そのものであり。
私らしいなと思った次第です。はい。
JTさん提供のコーナーというのも感慨深く。
祖父は専売公社の職員だったのですよね。
樺太にもいました。
両親が愛煙家でして。
亡き父は闘病中でも1日1~2箱、吸い続け。
脳腫瘍の影響で身体が不自由だったのですが、
とても気持ちよく煙草を吸い、
珈琲を飲む文化人、知識人でした。
母は63歳で禁煙しましたが、
大学の学部の卒論の頃から
吸っていたそうです。
気持ちよく煙草を吸って珈琲を飲む大人、素敵です。
文化としての喫煙、
リラックスする手段としての喫煙は
否定してはならないと考える派です。
そして、喫煙者には、もっと気持ち良い環境で
吸ってもらいたいなあと思うのです。はい。
いかにも、酒も煙草も嗜みそうな私ですが、
まったくやらず。
「セックス、ドラッグ、
ロックンロールといいますけど、
僕にはロックンロールしかないのですよ」
というのがブレない主張です。
タイトルをみて、
不倫報道を期待したアナタ、
すみません、期待ハズレで。
いや、「週刊文春」をよく読んでくださいよ。
不倫を暴く雑誌ではありません。
政治家について深く斬り込んでいたり、
文化的な記事が多かったり。
今回もさすがの取材でした。感謝です。
しかし、不倫・不貞報道の当事者って
どうしてもっとストレートに
「すみません、好きになっちゃいました」
と言わないのでしょうね。
本人も事務所も玉虫色の答で。
「家族に話した」
「妻に叱られた」
とか言い訳せずに
「だって、好きになっちゃったんだもん」
と、なぜ言わないのか。
むしろ人間臭さを理解したいと思っています。
と、妻に話したら
「そりゃ、言えないでしょ」と即答されました。
そして!
「今後の活動」に関するお知らせです。
11月中旬に新刊を発表します!
タイトルは・・・。
『日本の就活』です。
実に10年ぶりに、就活、新卒一括採用に
1冊まるごと向き合った本を出します。
出版社は・・・。
岩波書店です!
岩波新書として発売されます!
幼少期から家にはもちろん
岩波新書があり。
10代の頃は岩波新書と別冊宝島を貪り読んでいました。
約35年前の、高校の図書館で岩波新書を借りまくっていた
自分に言ってやりたいです。
「お前も将来、岩波新書、書くんだぜ」と。
長く読まれる本を目指しています。
あの頃の自分のような
少年・少女に届く本を。
そして、
世の中を動かす本、
論争を巻き起こす本に
なるのではないか、と。
なんせ、私でしか書けない本です。
今後の基準となり、
高い壁となる1冊でしょう。
企画が始まってから7年でございます。
そう、7年前の今頃、
アウトラインを提出しており。
途中、何度か止まり。私もスランプに陥ったり。
担当者がいったん新書担当を離れたり。
でも、今年に入り、
すごい勢いで仕上げていきました。
3週間に1回くらいのペースで
岩波書店近くの如水会館で会う、と。
すでに原稿はいったん完成し、ゲラになっており。
あと1ヶ月かけて完成します。
関連したセミナー、イベント、対談のお誘いなど
お待ちしておりますので、ぜひぜひ。
・・・なんでしょうね、このメルマガの釣りタイトル。
いや、文春に出るのも、
今後の活動に関することも事実ですけど。
10代前半の頃、テレビの番組表を見ていたら
「ギャル興奮!過激ビデオ大特集!」
というタイトルの深夜番組があり。
一生懸命、眠い目をこすり、
夜中にこっそり見たら、
最新のビデオデッキの特集だったことを
思い出しました。
興奮するレベルの、
高性能なビデオデッキでした。
おい。
番組表に載る深夜番組の見出し、
完全に釣り、煽りなのだけど
夢があったなぁ。
そうそう!
市川でのイベント、迫ってきました。
これからの面白い会社と社会を考えるイベントを
市川市で開催します!
10月4日の正午です。
この春、社会に旅立った
千葉商科大学の教え子たちとも共演します。
私の講演なみからいうと、
いつになく明るく、前向きなものになりそうです。
ぜひ!
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/7065/XXXX
ラジオ番組「試みの水平線
~常見陽平の人生相談RADIO~」やっています。
↓YouTubeのアーカイブです。
ここ数回、白坂リサさんとお届けしています。
https://d.bmb.jp/9/1454/7066/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/7067/XXXX
白坂さんは今週末の
朝生(って、いまはBSでやっていて、
朝までやらないのですけど)に
出演です。
ブレークしてますね。
・・・番組スポンサー、激しく募集しています。
お声がけをぜひ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
いまのところの最新作
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/7068/XXXX
をよろしくお願いします。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7069/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7070/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
ジムで「紙の新聞は衛生面で問題があるから
捨てないで」と叱られました
https://d.bmb.jp/9/1454/7071/XXXX
「私がいなくては職場はまわらない」
と言っていた人が、
実際に倒れても職場は普通に動いていた
https://d.bmb.jp/9/1454/7072/XXXX
同業、同世代でいちゃつくことをやめると
ハッピーになれる
https://d.bmb.jp/9/1454/7073/XXXX
主夫として 今日も料理
在宅勤務の妻と小2の娘のために
毎日95%の料理をしつつ楽しく働く秘訣とは
https://d.bmb.jp/9/1454/7074/XXXX
ファシリテーションとは
「会議をまとめる力」ではない
会議を破壊し、創造せよ
https://d.bmb.jp/9/1454/7075/XXXX
◆◆━━━━━━━━━
3.僕の音楽
━━━━━━━━━━◆◆
【職業としてのミュージシャン】
六本木の老舗ロックバー、ライブレストランの
バウハウスに通っている。
クラシック・ロックの生演奏を楽しめる店である。
セッション参加も可能だ。
最近、また行く頻度が高くなった。
週1~2で行っている。
若い友人が誘ってくれるからだ。
ハウスバンドに新メンバーも加わり、
選曲も演奏も楽しい。
先日も、石川県への出張の帰りに
東京駅から直行した。
21時からのセカンドステージに間に合った。
石川県の美味しいものをスタッフに差し入れとして
お届けしたら、大変に喜ばれた。嬉しいな。
店内にガンズ・アンド・ローゼズのスラッシュ、
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの
ザック・デ・ラ・ロッチャがいた。
いや、厳密にはそっくりさんだ。
二人とも、有名な方だ。
神がかっている演奏、
パフォーマンスを披露してくれた。
電車移動の日だったので、
終電で失礼したのだが・・・。
帰り道で、スラッシュのそっくりさんと、
連れの方とばったり会い。
「プロのミュージシャンの方ですよね?」と
声をかけられた。
・・・嬉しいな。
日本一、スラッシュの真似が上手く、
魂をこめている人に褒められるなんて。
嬉しくて何度も喜びを噛み締めた。
演奏、オーラ、佇まいに、
プロを感じたのだという。
たしかに、よくアーティスト、
ミュージシャンだと思われるようで。
演奏、パフォーマンスも、まだまだだけど、
以前よりはマシになってきた。
ルックスだけは
ミュージシャンであることは間違いない。
醸し出すオーラもそうかもしれない。
妻によると、私は華があるのだそうで。
また、人前に出ることに慣れており。
たしかに、どんな現場でも緊張しない。
生放送も、イベントも、
政府の委員会も、大人数の講演も、
もちろん、ライブも、まったく緊張しない。
出演依頼、セッション参加、
ゲスト参加の依頼もそれなりに増えてきた。
とはいえ、私はミュージシャンを
「職業」だとは言うつもりはなく。
なんせ、スキルもパフォーマンスもまだまだだし、
音楽で稼いでいない。
もっとも「稼ぐ」「食べていく」
ということに関しては、
なかなか悩ましいところで。
知名度があっても、実力があっても、
稼げていない人がいる。
音楽「だけ」では食えていけない人がいる。
逆に、意外な人が稼いでいたり、
食えていけたりするのも、この世界である。
そもそも、「名曲」「ヒット曲」の
曲の構成、アレンジ、演奏は
「最高」かというと、
必ずしもそうではない。
「伝説のギタリスト」
と呼ばれる人も、
「ヘタウマ」だったりする。
だから、バンドが解散し
ソロ活動が始まったときに
名うてのギタリストがバックを
務めても、逆に弾けなかったりする。
教科書通りのノリ、フレーズでは
ないからだ。
でも、リスペクトされている。
目立たないものの、
確実にお金になる仕事をしていたり。
大御所に楽曲提供していて、
定期的に著作権料が入ってきたり、
とってもギャラのよい仕事をしていたり。
また、音楽「だけ」で食べないと
明確に意思決定している人もいる。
本業が実はほかにあるパターンだ。
所属しているバンドのひとつ、
町内会バンドのメンバーは
工事現場で働いているのだが、
同僚にアリーナクラスのバンドの
メンバーがおり。
働きながらバンド活動を続けている。
もっとも、これをもって
「あれだけ売れても、バンドだけで食えないのか」
と断じるのも違う、と思う。
「食えない」ではなく
「食わない」という人もおり。
音楽以外の仕事も大切にする、と。
なかには、「実家が太い」という人もおり。
やはり大御所バンドのあるメンバーをめぐって
「◯◯さんは◯◯を手放さないだろうな」
という会話がよくあり。
実力の話だと思って聞いてたら、
実家が太いので何かと安心とのことで。
そうか、そうきたか。
大槻ケンヂの「3J」を思い出す。
サブカルで食べていくためのポイントは、
情熱、手取り15万円、実家暮らしという
3つのJだと。
なお、
ミュージシャンとして食べるという意味では、
このコラムが参考になる。
著名なベーシストが確定申告、
売上や経費の管理について語った、
ナイスなコラムである。
https://d.bmb.jp/9/1454/7076/XXXX
お金の話ばかりしていると
切なくなるので、前向きにいこう。
でも、これ、誰もが悩む話ではないか。
「職業」を聴かれたときに、
「営業」「販売」「エンジニア」などと
話さずに、社名を答える人は一定数いるわけで。
いや、このように職種名で答えられない
仕事もまた増えているのだけど。
「社名」で答えないのは
その企業の知名度、愛社精神の差なのか。
いや、「職種」に誇りを持っているからなのか。
実績がないと名乗れないのかどうかという問題もある。
院生時代、戸惑ったのだが「社会学者」など
◯◯学者といつの段階で名乗るのか問題というものもあり。
博士号を持っていないのに、査読論文がn本以上ないのに
大学院生の段階で名乗るな
という話もあれば、自分はこの研究をしている
という誇り、覚悟の証明だという考えもあり。
また、かっちりとした仕事をしている人を分けて
「職業社会学者」と呼ぶこともあったり。
ライター、編集者に関してもそうだ。
世の中、そう名乗る人だらけではあり。
単著、ヒット作がなくてもそう名乗る。
いま、活動が不十分でもだ。
ただ、それが悪いことかというと
そうとも言い切れず。
副業・複業・兼業が広がる中、
「職業」のあり方、やり方も変化している。
一応、才能で食べる仕事を始めて20年近くになる。
上手いのは当たり前で。
すごくなくてはならない。
そんなことにこだわっている。
なんとか生きている。
書きたくてしょうがなくて
自分で何かを書く幼少期をおくり
勝手に壁新聞やフリーペーパーをつくり
ブログやSNSに書き殴り
いつの間にか、商業出版で40冊以上書き
一時は連載を月20本くらい持ち。
最近では連載がメディアごと潰れることも
何度かあったが。
なんとか今までやってきた。
才能がある人はいっぱいいる。
プレイヤーとして
自分のリズム感、運指などが
まだまだなのはわかっている。
パフォーマーとしても
まだまだだ。
でも、今年は最高の仲間と
クラブチッタ川崎に立つことができ。
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/7077/XXXX
岩波新書を出すという夢が
もうすぐ達成できるのだけど。
70歳までに武道館。
50代のうちにロックフェス。
楽器メーカーからエンドースを受け
常見陽平モデルのベースやエフェクターを
提供してもらう。
ベース・マガジンに載る。
この夢もきっと叶うかな。
さて、音楽で食べていける日はくるかな。
でも、食えなくても、音楽があるから生きていける。
今日も練習し、人前で音を鳴らす。
一人でも拍手してくれる人、
私のベースで踊りだす人がいれば、
それがもう最高の報酬だ。
バウハウスでゲスト演奏を始めるようになった頃に
私の演奏を激しく褒めてくれて、コーラを奢ってくれた
外国人観光客に感謝。
あなたのおかげで、ちゃんとやろうって思ったよ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/7078/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+