常見陽平メルマガ『陽平界通信』第361号 『日本の就活』校了/おとぼけビ~バ~と世界と日本/データで見る飲み会の変化
2025/10/29 (Wed) 07:24
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第361号
◆◆ 2025.10.29配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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配信停止を希望される方は、文末のURLから
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
井の中の蛙、おとぼけビ~バ~を知らず
2.記事傑作選
◇「『高市発言』以前に見失っているもの」
◇若者と対等な関係を 時代に合った採用解説
◇一見矛盾した高知県庁の働き方改革
◇約20年副業をしている私が大切にしていること
◇ガンダムとガンプラとバンダイとサンライズと
富野由悠季さんから学んだこと
◇生成AIでクレジットカードを見直し
3.常に見テイル これが気ニナル
2次会激減?飲み会事情を考える
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【井の中の蛙、おとぼけビ~バ~を知らず】
11月25日発売予定の『日本の就活』(岩波新書)
ちょうど昨日、校了でした!
7年かかりました。
10代の頃から愛読していた岩波新書。
私の本が出る日がやってくるとは。
新しい代表作であり、
時代を、社会を動かす本になると思います。
長く読まれる本になるかと。
賛否というか、批判が殺到しそうな本ですが
勇気と責任のある言論を目指しました。
予約をぜひ。
全国の書店員さん、
手書きPOP、サイン本、イベント、やりますよ。
著者、編集者の皆様、対談などぜひ。
https://d.bmb.jp/9/1454/7579/XXXX
先週末は(いや、今も?)SNSのTLがOASIS一色で。
そうか、みんな、チケットが取れたのかと。
ドームの外や、終了後の近くのバーで、
みんなで歌っている様子も圧巻でした。
昨日、OASISの公式アカウントで公開された
このオープニング映像も胸熱でした。
まさに、地響きのような歓声ですね。
https://d.bmb.jp/9/1454/7580/XXXX
OASISはもちろん、
リアルタイムで聴いていましたし、
何曲かバンドで演奏したこともあるわけですが。
実はそれほど熱くありません(すみません)。
なので、今回も実はチケットは
まったく申し込んでいなかったのですよね。
それはともかく。
今回は初日のオープニングアクトはアジカン、
2日目がおとぼけビ~バ~だったのですね。
日本のバンドがOASISと共演、
胸熱なのですけど。
おとぼけビ~バ~に関しては
「誰だよ、それ?」「前座、いらねえ」的な
コメントがSNSで散見されました。
ただ、彼女たち、今年に入って、
グリーンデー、フー・ファイターズの
来日公演の前座を務めており。
さらに、海外では
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの
前座も務めたことがあり。
約10年前に海外のレーベルと契約しており。
日本を飛び越えた存在なのですよ。
立命館のバンドサークル出身で、
くるりの後輩なのですよね。
音楽は多様化しており。
変な日本語ですが、
「知らないアーティストは知らない」わけです。
ここ数年(いや10年、15年くらい?)
紅白歌合戦に出ていても、
フェスでヘッドライナーを務めていても
「誰、それ?」ということは多いわけです。
毎日、欠かさず音楽を聴いていて、
週に3回くらい生で音楽を聴いている私
(・・・今週は5回との説です)ですが、
知らないものは知らないわけで。
なので、おとぼけビ~バ~に対して
「誰だよ、それ?」という反応の人が
いることはわからなくはありません。
まあ、メンバーのアカウントに
「誰だよ、お前ら」「出るんじゃねえ」と
絡むのはどうかと思いますけど。
これ自体が日本の現実、縮図だなとも思い。
才能のある人は、世界で認められるのですよね。
日本を飛び出していくのですよね。
そして、日本にいる人は知らない、
理解できない、という。
ちなみに、音楽ビジネスでは
BIG IN JAPANというものがあり。
本国ではあまり売れていないのに、
日本では人気がある、と。
中には、実力以上に煽られている
グループもあったわけで。
「シアトルのNIRVANAへの、
アトランタからの回答
地獄も揺らす重低音がついに日本襲来」
みたいな感じで、CDが売られ、
クラブチッタ川崎、赤坂BLITZくらいを
満員にしちゃたわけですよ。
「日本のファンは最高さ」って、あなた、
本国でそんなに売れていないでしょう、と。
どの分野にしろ、
規格外の人は海外に出ていく時代です。
さて、日本をどうするか。
高市政権になってから
メディアの取材が増えました。
「世界の真ん中で咲き誇る」という
安倍さんの言葉を引用していましたが。
強い国もいいですが、それもやや、ほど遠く。
強い国も結構ですが、
世界の真ん中で愛を叫ぶような、
優しい国にしたいです。
なお、例の高市WLB発言を起点に
日本の労働社会を問い直す講演が・・・。
11月4日です。こちらです。ぜひ!
https://d.bmb.jp/9/1454/7581/XXXX
そうそう、
20年前によく遊んでいた
若い友人が、映画のクラファンを始めました。
現代は自分らしく生きる!
4人育児中発酵好き主婦が、
人口3500人の町で映画制作!
https://d.bmb.jp/9/1454/7582/XXXX
シナリオコンテストで優勝したそうで。
ぜひ、応援を!
いまのところの最新作
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/7583/XXXX
をよろしくお願いします。
ラジオ番組「試みの水平線
~常見陽平の人生相談RADIO~」
次回の放送は11月3日の19時です。
↓YouTubeのアーカイブです。
大ブレーク中の白坂リサさんとお届けしています。
https://d.bmb.jp/9/1454/7584/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/7585/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/7586/XXXX
・・・番組スポンサー、激しく募集しています。
お声がけをぜひ。
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7587/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7588/XXXX
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◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
働き方評論家・常見陽平さんが指摘する
「『高市発言』以前に見失っているもの」
仕事も家庭も全力で頑張ることが
美化されていないか?
https://d.bmb.jp/9/1454/7589/XXXX
毎日新聞企業人大学
若者と対等な関係を 時代に合った採用解説
働き方評論家 常見陽平さん /千葉
https://d.bmb.jp/9/1454/7590/XXXX
“残業代1.5倍”なのに“残業削減”
一見矛盾した高知県庁の働き方改革に
専門家指摘「効率化」の弊害
https://d.bmb.jp/9/1454/7591/XXXX
本業と副業は常に中身を更新し、楽しむことをサボらない
約20年副業をしている私が大切にしていること
https://d.bmb.jp/9/1454/7592/XXXX
ガンダムとガンプラとバンダイとサンライズと
富野由悠季さんから学んだこと
https://d.bmb.jp/9/1454/7593/XXXX
生成AIでクレジットカードを見直しました
https://d.bmb.jp/9/1454/7594/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.常に見テイル これが気ニナル
━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
【2次会激減?飲み会事情を考える】
前回のメルマガの巻頭言、
友人女性が語った
「女性は夜景デートに
意外に熱くないのではないか」
問題はなかなかの反響で。
たくさんの方から個別にメッセージをいただいた。
結局のところデートは
「誰」と行くかが大事であって。
どこに、どう行くかよりも
これが大きいのではないか、と。
夜景デートは、眼中にない人に誘われた際は、
キモさは増すのではないか。
まだ、食事に付き合うくらいならいい。
ただ、夜景デートほど
アウト・オブ・眼中な相手に誘われると
気持ち悪いものはないのではないか。
「ほら、君のための光の草原だよ」
「一緒に東京タワーというローソクを吹き消そう」
「僕はこの星空の王様になる。
きっと君を王女にするよ」などと
好きでもない、むしろ苦手だと感じる相手から
言われた瞬間を想像すると、色々わかる。
ふと、リクルート時代の同僚で、
新しい彼女ができるたびに
昔、通っていた小学校に愛車でドライブし、
必ず校庭の鉄棒で逆上がりをして
「この空の下、この校庭に、
今は、君がいる」と
決め台詞を言う友人を思い出した。
情熱大陸かよ。
日経の人事欄にも名前が出る彼だが
もし社長になったら
暴露してやろうと思っている
ネタのひとつである。
日経平均は爆上げの今日このごろだが
株価、大暴落だろう。
なお、
夜景スポット=高層ビルというわけでもなく。
先日、一人でふらりと
表参道のレストランに行ったのだが。
5階なのに夜景が広がっていてナイスだった。
今回はその延長戦で?
今どきの飲み会事情について。
そもそも、酒を飲まなくなっているのではないか、
早い時間にスタートし、
1次会で終わることが多いのではないか、
そんなことを、薄々感じている。
そもそも、最近の若者はアルコールを飲まない。
フィールドワークの帰りに、
学生たちを食事に連れて行っても、
20歳以上の人でアルコールを頼む人は少ない。
人生で一度も酒を飲んだことがないという
学生ともよく出会う。
飲み会の話から、すっかり
酒を飲まない論になっているのだが・・・。
・新型コロナウイルスショック
→ライフスタイル、ワークスタイルが変化
・在宅勤務者の増加
・そもそも飲まない人が増えた
・飲みニケーションの減少
・コンプライアンス、特にハラスメント対策の強化
・外食費用が高くなった
・お金の余裕がない
などなどが相まって飲まない人が増えている?
最近、見かけたのがこの記事である。
名古屋“錦三”のママ「二次会が減った…」
全国で相次ぐクラブやバーの倒産
物価高や人件費高騰で夜の街ピンチ!?
一方で不動産は“繁華街の物件”争奪戦
| TBS NEWS DIG (1ページ)
https://d.bmb.jp/9/1454/7595/XXXX
“錦三”とは名古屋の繁華街である。
華やかで艶のある街だった。
まあ、この記事は注意して読まなくてはならず。
複数の話題が盛り込まれている記事だ。
もっとも、二次会が減ったということは
体感値として、
多くの人が感じているのかもしれない。
ホットペッパーグルメ外食創建の
「2024年度外食&中食動向
(2024年4月~2025年3月:東名阪夕食)」を
みてみよう。
https://d.bmb.jp/9/1454/7596/XXXX
注目のポイントは・・・。
2015年比でみると、
たしかに飲酒を伴う外食は-32.8%となっており、
たしかに減っているという事実だ。
この内訳をみると面白い。
職場飲み会は同-40.3%、
学生飲み会は同-42.2%と減少幅が大きい。
一方で、女性の飲酒ありの外食については、
減少幅が全体より小さいのも注目ポイントだ。
特に就業女性の飲酒あり回数は
15年度比-14.2%となっている。
それほど減っていない。
職場飲み会については、
飲みニケーションの見直し、
職場での飲みを嫌う層が
顕在化していることによるのではないか。
一方、採用数の増加、M&Aなどにより、
組織内の人員構成が多様化、多層化する中、
飲み会かどうかはともかく、
交流の場をどのようにつくるのかは、
企業が直面している課題である。
学生の飲み会減少については、
思い当たることがあり。
そもそも、学生はお金も時間もない(少ない)。
勉強とアルバイトに忙しく、時間がない。
さらに、サークル活動の停滞だ。
よく何でもコロナが悪いことになるが、
コロナ前から
サークルの加入率は70%弱くらいだった。
これが新型コロナウイルスショックで
15ポイント程度減少した。
そもそも、お酒を飲んだことがない学生も増えた。
一方、女性の飲酒外食回数が
あまり減っていないのは注目ポイントだ。
社会人にしろ学生にしろ、組織的な飲みが減る中、
もともと自主的なコミュニケーションの場を
求めていた女性は減らなかった、ということか?
飲みのスタイルも、自主的なもの、
スタイルが自由なものが
増えているとみるべきだろう。
そして、酒「も」出てくる程度になっており、
その優先順位が下がっているということか。
飲食業界全体では「食事主体」の回復が
「飲酒主体」よりもはやいのが現実だ。
「飲む」より「食べる」「語る」への
関心が高まっているということか。
ノンアルや低アルも広がり、
居酒屋が「酒場」から「食堂」へと
進化しているということだろう。
もっとも、この手の話は全体像であり。
クラスタなどにより異なり。
私の周りにいる、特に札幌つながりの友人、
ライブレストランで会う仲間は、
まあ、よく飲む人たちである。
私は今日も、浴びるように隣で
烏龍茶とジンジャーエールを飲むのだった。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/7597/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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2.記事傑作選
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◇一見矛盾した高知県庁の働き方改革
◇約20年副業をしている私が大切にしていること
◇ガンダムとガンプラとバンダイとサンライズと
富野由悠季さんから学んだこと
◇生成AIでクレジットカードを見直し
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2次会激減?飲み会事情を考える
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ちょうど昨日、校了でした!
7年かかりました。
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時代を、社会を動かす本になると思います。
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OASISはもちろん、
リアルタイムで聴いていましたし、
何曲かバンドで演奏したこともあるわけですが。
実はそれほど熱くありません(すみません)。
なので、今回も実はチケットは
まったく申し込んでいなかったのですよね。
それはともかく。
今回は初日のオープニングアクトはアジカン、
2日目がおとぼけビ~バ~だったのですね。
日本のバンドがOASISと共演、
胸熱なのですけど。
おとぼけビ~バ~に関しては
「誰だよ、それ?」「前座、いらねえ」的な
コメントがSNSで散見されました。
ただ、彼女たち、今年に入って、
グリーンデー、フー・ファイターズの
来日公演の前座を務めており。
さらに、海外では
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの
前座も務めたことがあり。
約10年前に海外のレーベルと契約しており。
日本を飛び越えた存在なのですよ。
立命館のバンドサークル出身で、
くるりの後輩なのですよね。
音楽は多様化しており。
変な日本語ですが、
「知らないアーティストは知らない」わけです。
ここ数年(いや10年、15年くらい?)
紅白歌合戦に出ていても、
フェスでヘッドライナーを務めていても
「誰、それ?」ということは多いわけです。
毎日、欠かさず音楽を聴いていて、
週に3回くらい生で音楽を聴いている私
(・・・今週は5回との説です)ですが、
知らないものは知らないわけで。
なので、おとぼけビ~バ~に対して
「誰だよ、それ?」という反応の人が
いることはわからなくはありません。
まあ、メンバーのアカウントに
「誰だよ、お前ら」「出るんじゃねえ」と
絡むのはどうかと思いますけど。
これ自体が日本の現実、縮図だなとも思い。
才能のある人は、世界で認められるのですよね。
日本を飛び出していくのですよね。
そして、日本にいる人は知らない、
理解できない、という。
ちなみに、音楽ビジネスでは
BIG IN JAPANというものがあり。
本国ではあまり売れていないのに、
日本では人気がある、と。
中には、実力以上に煽られている
グループもあったわけで。
「シアトルのNIRVANAへの、
アトランタからの回答
地獄も揺らす重低音がついに日本襲来」
みたいな感じで、CDが売られ、
クラブチッタ川崎、赤坂BLITZくらいを
満員にしちゃたわけですよ。
「日本のファンは最高さ」って、あなた、
本国でそんなに売れていないでしょう、と。
どの分野にしろ、
規格外の人は海外に出ていく時代です。
さて、日本をどうするか。
高市政権になってから
メディアの取材が増えました。
「世界の真ん中で咲き誇る」という
安倍さんの言葉を引用していましたが。
強い国もいいですが、それもやや、ほど遠く。
強い国も結構ですが、
世界の真ん中で愛を叫ぶような、
優しい国にしたいです。
なお、例の高市WLB発言を起点に
日本の労働社会を問い直す講演が・・・。
11月4日です。こちらです。ぜひ!
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そうそう、
20年前によく遊んでいた
若い友人が、映画のクラファンを始めました。
現代は自分らしく生きる!
4人育児中発酵好き主婦が、
人口3500人の町で映画制作!
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シナリオコンテストで優勝したそうで。
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いまのところの最新作
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/7583/XXXX
をよろしくお願いします。
ラジオ番組「試みの水平線
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次回の放送は11月3日の19時です。
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大ブレーク中の白坂リサさんとお届けしています。
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働き方評論家・常見陽平さんが指摘する
「『高市発言』以前に見失っているもの」
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美化されていないか?
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若者と対等な関係を 時代に合った採用解説
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“残業代1.5倍”なのに“残業削減”
一見矛盾した高知県庁の働き方改革に
専門家指摘「効率化」の弊害
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本業と副業は常に中身を更新し、楽しむことをサボらない
約20年副業をしている私が大切にしていること
https://d.bmb.jp/9/1454/7592/XXXX
ガンダムとガンプラとバンダイとサンライズと
富野由悠季さんから学んだこと
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【2次会激減?飲み会事情を考える】
前回のメルマガの巻頭言、
友人女性が語った
「女性は夜景デートに
意外に熱くないのではないか」
問題はなかなかの反響で。
たくさんの方から個別にメッセージをいただいた。
結局のところデートは
「誰」と行くかが大事であって。
どこに、どう行くかよりも
これが大きいのではないか、と。
夜景デートは、眼中にない人に誘われた際は、
キモさは増すのではないか。
まだ、食事に付き合うくらいならいい。
ただ、夜景デートほど
アウト・オブ・眼中な相手に誘われると
気持ち悪いものはないのではないか。
「ほら、君のための光の草原だよ」
「一緒に東京タワーというローソクを吹き消そう」
「僕はこの星空の王様になる。
きっと君を王女にするよ」などと
好きでもない、むしろ苦手だと感じる相手から
言われた瞬間を想像すると、色々わかる。
ふと、リクルート時代の同僚で、
新しい彼女ができるたびに
昔、通っていた小学校に愛車でドライブし、
必ず校庭の鉄棒で逆上がりをして
「この空の下、この校庭に、
今は、君がいる」と
決め台詞を言う友人を思い出した。
情熱大陸かよ。
日経の人事欄にも名前が出る彼だが
もし社長になったら
暴露してやろうと思っている
ネタのひとつである。
日経平均は爆上げの今日このごろだが
株価、大暴落だろう。
なお、
夜景スポット=高層ビルというわけでもなく。
先日、一人でふらりと
表参道のレストランに行ったのだが。
5階なのに夜景が広がっていてナイスだった。
今回はその延長戦で?
今どきの飲み会事情について。
そもそも、酒を飲まなくなっているのではないか、
早い時間にスタートし、
1次会で終わることが多いのではないか、
そんなことを、薄々感じている。
そもそも、最近の若者はアルコールを飲まない。
フィールドワークの帰りに、
学生たちを食事に連れて行っても、
20歳以上の人でアルコールを頼む人は少ない。
人生で一度も酒を飲んだことがないという
学生ともよく出会う。
飲み会の話から、すっかり
酒を飲まない論になっているのだが・・・。
・新型コロナウイルスショック
→ライフスタイル、ワークスタイルが変化
・在宅勤務者の増加
・そもそも飲まない人が増えた
・飲みニケーションの減少
・コンプライアンス、特にハラスメント対策の強化
・外食費用が高くなった
・お金の余裕がない
などなどが相まって飲まない人が増えている?
最近、見かけたのがこの記事である。
名古屋“錦三”のママ「二次会が減った…」
全国で相次ぐクラブやバーの倒産
物価高や人件費高騰で夜の街ピンチ!?
一方で不動産は“繁華街の物件”争奪戦
| TBS NEWS DIG (1ページ)
https://d.bmb.jp/9/1454/7595/XXXX
“錦三”とは名古屋の繁華街である。
華やかで艶のある街だった。
まあ、この記事は注意して読まなくてはならず。
複数の話題が盛り込まれている記事だ。
もっとも、二次会が減ったということは
体感値として、
多くの人が感じているのかもしれない。
ホットペッパーグルメ外食創建の
「2024年度外食&中食動向
(2024年4月~2025年3月:東名阪夕食)」を
みてみよう。
https://d.bmb.jp/9/1454/7596/XXXX
注目のポイントは・・・。
2015年比でみると、
たしかに飲酒を伴う外食は-32.8%となっており、
たしかに減っているという事実だ。
この内訳をみると面白い。
職場飲み会は同-40.3%、
学生飲み会は同-42.2%と減少幅が大きい。
一方で、女性の飲酒ありの外食については、
減少幅が全体より小さいのも注目ポイントだ。
特に就業女性の飲酒あり回数は
15年度比-14.2%となっている。
それほど減っていない。
職場飲み会については、
飲みニケーションの見直し、
職場での飲みを嫌う層が
顕在化していることによるのではないか。
一方、採用数の増加、M&Aなどにより、
組織内の人員構成が多様化、多層化する中、
飲み会かどうかはともかく、
交流の場をどのようにつくるのかは、
企業が直面している課題である。
学生の飲み会減少については、
思い当たることがあり。
そもそも、学生はお金も時間もない(少ない)。
勉強とアルバイトに忙しく、時間がない。
さらに、サークル活動の停滞だ。
よく何でもコロナが悪いことになるが、
コロナ前から
サークルの加入率は70%弱くらいだった。
これが新型コロナウイルスショックで
15ポイント程度減少した。
そもそも、お酒を飲んだことがない学生も増えた。
一方、女性の飲酒外食回数が
あまり減っていないのは注目ポイントだ。
社会人にしろ学生にしろ、組織的な飲みが減る中、
もともと自主的なコミュニケーションの場を
求めていた女性は減らなかった、ということか?
飲みのスタイルも、自主的なもの、
スタイルが自由なものが
増えているとみるべきだろう。
そして、酒「も」出てくる程度になっており、
その優先順位が下がっているということか。
飲食業界全体では「食事主体」の回復が
「飲酒主体」よりもはやいのが現実だ。
「飲む」より「食べる」「語る」への
関心が高まっているということか。
ノンアルや低アルも広がり、
居酒屋が「酒場」から「食堂」へと
進化しているということだろう。
もっとも、この手の話は全体像であり。
クラスタなどにより異なり。
私の周りにいる、特に札幌つながりの友人、
ライブレストランで会う仲間は、
まあ、よく飲む人たちである。
私は今日も、浴びるように隣で
烏龍茶とジンジャーエールを飲むのだった。
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発行人:常見陽平
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