常見陽平メルマガ『陽平界通信』 第363号 「育てる」ということ 永ちゃんの人材育成術/ザ・芸能界の向こう側
2025/11/12 (Wed) 08:40
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第363号
◆◆ 2025.11.12配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
永ちゃんの人材育成術
人が育つ、やる気になる声のかけ方
2.記事傑作選
◇いくら本を読んでも、セミナーに出ても
成長しない人の法則
◇悪とは何だろう?
◇本を書くたびに、
ちょっといい感じの手帳を買う私
3.ホンのひとこと
芸能界の採用と育成を考える
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【永ちゃんの人材育成術
人が育つ、やる気になる声のかけ方】
矢沢永吉さんのソロ・デビュー
50周年記念東京ドームライブを観ました。
「ライブに行きました」ではなく
「観ました」なのは、何度頑張っても
チケットが取れなかったからでして。
いつもレイトショーを観ている
川崎の109シネマズでライブビューイングでした。
以前、ライブビューイングに行ったときは、
永ちゃんコールまで巻き起こったわけですが、
今回はおとなしめでした。
いや、ぱっと見たところ、
私が一番、若いお客さんかもでした。
「矢沢ファンは怖い」
というイメージを払拭するために
『LEON』を参考に
革ジャン、ヒョウ柄シャツ、
白いデニム、サングラスで行きました。
50周年記念ライブは、
よい意味で、普段の永ちゃんのライブでした。
スタジアムライブ名物の客席一周が、今回はバイクでも、
オープンカーでもなく、ハマーだったこと、
実に7年ぶりに娘さんの矢沢洋子さんと
共演したことぐらいですね。
私が観た日はゲストもなく。
でも、王道のロックショーでした。
今年はスペシャルイヤーなので、特番も多く。
レコーディングの様子や、
イチロー氏との特別対談などもあったわけですが。
周年イヤーのたびに流れる特番で私が注目しているのは、
永ちゃんがレコーディングやリハで、
他のメンバーやスタッフに、
どのような指示を出すかという点なのです。
彼は、必ず「評価」と「承認」を分けて
コメントするのですよね。
そう、モチベーションサイクルです。
「機会」「支援」「評価」「承認」「報酬」
というサイクルでぐるぐるまわるわけですが。
彼は、このサイクルを愚直にまわしているのです。
感覚的なようで、実に機能的なコミュニケーションを
しているのですよ。
レコーディングでは
マイケル・ランドウ、グレッグ・ビソネットなど
LAの名うてのミュージシャンに対して
「いいね。すごくいい。でも、もう少し
ゆっくり弾いてくれるかな」
「いいね。でも、もう少し、
音と音にスペースを入れた方がいいと思うんだ」
という感じで、
劇的に褒める一方、しっかり評価し、
適度な具体性と曖昧性で評価するのです。
この具体性と曖昧性のバランスも絶妙で。
あまりに具体的すぎると、プレイヤーの
個性、創意工夫を削いでしまうのですよね。
いきなり何かを押し付けたり、
否定したりはしないわけですね。
リハでも、アイデアを気持ちよく伝えます。
彼は自分のアイデアをICレコーダーに吹き込んで
現場で聞いて思い出すのですよね。
あれだけの大御所なのですけど、
どの現場においても相手へのリスペクトがあり。
ライブでのメンバー紹介MCも、
「あぁ、この人はメンバーのことが好きなんだな」
ということが伝わるものなのですよね。
大学の教壇に立つようになって15年。
最近は、私が統括している科目があり、
他の先生に仕事をお願いする機会も
増えました。
指導法について、教えてほしいと
お願いされる機会も増えましたが。
親になって8年でもあり。
まだまだ模索中です。
このように
人をやる気にさせる言葉というものはあるわけでして。
その点も勉強中です。
「自ら機会を創り出し機会によって自らを変えよ」
でおなじみのリクルートですが、実際には、
上司たちが機会をプレゼントすることが
上手だったのですよね。
「お前ならできる」
という言葉を発する上司が多く。
この言葉に何度も奮い立ち。
そして、「自ら機会を~」にかわるかのように、
最近の若い関係者が発する
「圧倒的な当事者意識」ですが、
逆に当時は「当事者意識が足りない」と
斬り捨てられ、傷つき、
奮い立つことが多かったですかね。
バンダイは当時は
「まずやってみよう、そこまでやるか、
やるんだったら面白く、とことんやってみよう」
と「やる」ということにこだわる会社で。
「やる」ことをいかに促すか、
気持ちよい改善をどう促すか、
当たり前の基準をいかに最適化するか、
日々模索中です。
そういえば、今年はゼミなし子で。
学部を移籍し、学生が所属しない機構の所属になり。
2027年までゼミを持ちません。
毎年、このシーズンは学生に
まさに具体性と曖昧性のバランスに気をつけつつ
指導をしていました。
ゼミの指導にしろ、
音楽イベントの相談役にしろ
最後は
「私の論文じゃなく、あなたたちの論文なのだから
気持ちよく思い切りやってみなよ」
と声をかけていました。
卒論の発表会では
「思い切りぶつけてきなさい」と。
あなたは、どんな気持ち良い
やる気の出る声掛けをしていますか?
さて・・・。
11月発売予定の『日本の就活』(岩波新書)の
発売が迫ってきました。
今日あたり、見本誌が届きます。
あえてタイトルは就職活動ではなく
「就活」にしました。
本来略称であるこの言葉の方が
日本の実態を捉えているからです。
必ずしも「職」に「就く」
わけではないですからね。
就活を教育・雇用・社会が
交差する慣行として捉え直しています。
新卒一括採用という慣行が
なぜ、これだけ批判されつつも
存続しているのか。
しかも、批判を受けて、崩壊するどころか
(日経はこう書きたがりますが)
むしろ強固になっている、という。
社会学と現場知の両面から分析しています。
この本だけは、読んでもらいたいのです。
就活というものを認識するようになってから
関わるようになってから
30年の集大成です。
お陰さまで取材依頼もいっぱいです。
全国の書店員さん、
手書きPOP、サイン本、イベント、やりますよ。
著者、編集者の皆様、対談などぜひ。
↓ご予約、よろしくおねがいします!
https://d.bmb.jp/9/1454/7798/XXXX
さっそく、12月28日に
大阪でイベント開催が決まりました!
忘年会かねて西日本の皆さん、ぜひ!
https://d.bmb.jp/9/1454/7799/XXXX
ラジオ番組「試みの水平線
~常見陽平の人生相談RADIO~」やっています。
↓YouTubeのアーカイブです。
ここ数回、白坂リサさんとお届けしています。
https://d.bmb.jp/9/1454/7800/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/7801/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/7802/XXXX
・・・番組スポンサー、激しく募集しています。
お声がけをぜひ。
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いまのところの最新作
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/7803/XXXX
をよろしくお願いします。
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7804/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/7805/XXXX
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
いくら本を読んでも、セミナーに出ても
成長しない人の法則
https://d.bmb.jp/9/1454/7806/XXXX
スーパー戦隊シリーズと機動戦士ガンダムと
ディープパープルと
レインボーとブラック企業をつなぐもの
悪とは何だろう?
https://d.bmb.jp/9/1454/7807/XXXX
いまどきの手帳事情
本を書くたびに、
ちょっといい感じの手帳を買う私
https://d.bmb.jp/9/1454/7808/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━
3.ホンのひとこと
━━━━━━━━━━━◆◆
【芸能界の採用と育成を考える】
何かと芸能界が叩かれる今日このごろである。
いまどきの世間の常識と違う
コンプライアンスが弱い
旧態依然としている
感覚が古い
男性社会である
タレントを縛っている
などだ。
特に男性タレントの
セクハラ関連の不祥事が相次いでおり。
事務所とのトラブルなどから
「干され」ているかのようにみえる
タレントも多数いる。
中でも「首領(ドン)」として君臨する芸能事務所社長は
秘密のベールに隠されており、
ふれることすらタブーであるかのように
思われている。
『ザ・芸能界 首領たちの告白』
(田崎健太 講談社)
https://d.bmb.jp/9/1454/7809/XXXX
を手にとりながら、芸能界について考える。
この本は、これまでほとんど
表舞台に出たことのない芸能界の
「首領(ドン)」たちに迫った意欲作である。
バーニング周防郁雄、ビーイング長戸大幸、
ライジング平哲夫、ホリプロ堀威夫、
田辺エージェンシー田邊昭知、レプロ本間憲などの
インタビューが掲載されている。
「支配者」とされる彼らの声から
芸能界のことが見えてくる。
なにかと悪者視される
「首領(ドン)」たちの言い分を思う存分掲載した本だ。
「奴隷契約」とも言われることもある
日本の芸能事務所の契約
発掘、育成、マネジメントなどすべてを担う
日本の芸能事務所のシステムなどの
悪しき慣習と言われるものの
「合理性」のようなものが見えてくる。
「悪」「老害」などと目される「首領(ドン)」たちの
人間臭さや、苦悩などにもふれることができる。
読みどころは、才能を発掘する
目利き、耳利きであり、錬金術だ。
芸能人たちは、
何か光るものがあるものの、完璧ではない。
歌が上手いが、
まだ垢抜けしていない人だっている。
ごく普通のようで、何かを感じることもある。
あの人をどのように発掘したのか。
化けさせたのか。そのプロセスもよくわかる。
天才的と言われる人でも、
花開くまでに時間がかかる。
荻野目洋子も、そして安室奈美恵でさえも、
実は時間がかかった。
「親代わり」と言われるほどに関わり、
才能を開花させるプロセスにゾクゾクする。
芸能界という言葉だけで
顔をしかめてしまう人もいるだろうが
経営者、人事担当者、教育者、
そして子供や孫を育てる立場の人にとって
必読の1冊である。
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皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
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配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/7810/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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永ちゃんの人材育成術
人が育つ、やる気になる声のかけ方
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◇いくら本を読んでも、セミナーに出ても
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◇悪とは何だろう?
◇本を書くたびに、
ちょっといい感じの手帳を買う私
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芸能界の採用と育成を考える
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1.巻頭言
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【永ちゃんの人材育成術
人が育つ、やる気になる声のかけ方】
矢沢永吉さんのソロ・デビュー
50周年記念東京ドームライブを観ました。
「ライブに行きました」ではなく
「観ました」なのは、何度頑張っても
チケットが取れなかったからでして。
いつもレイトショーを観ている
川崎の109シネマズでライブビューイングでした。
以前、ライブビューイングに行ったときは、
永ちゃんコールまで巻き起こったわけですが、
今回はおとなしめでした。
いや、ぱっと見たところ、
私が一番、若いお客さんかもでした。
「矢沢ファンは怖い」
というイメージを払拭するために
『LEON』を参考に
革ジャン、ヒョウ柄シャツ、
白いデニム、サングラスで行きました。
50周年記念ライブは、
よい意味で、普段の永ちゃんのライブでした。
スタジアムライブ名物の客席一周が、今回はバイクでも、
オープンカーでもなく、ハマーだったこと、
実に7年ぶりに娘さんの矢沢洋子さんと
共演したことぐらいですね。
私が観た日はゲストもなく。
でも、王道のロックショーでした。
今年はスペシャルイヤーなので、特番も多く。
レコーディングの様子や、
イチロー氏との特別対談などもあったわけですが。
周年イヤーのたびに流れる特番で私が注目しているのは、
永ちゃんがレコーディングやリハで、
他のメンバーやスタッフに、
どのような指示を出すかという点なのです。
彼は、必ず「評価」と「承認」を分けて
コメントするのですよね。
そう、モチベーションサイクルです。
「機会」「支援」「評価」「承認」「報酬」
というサイクルでぐるぐるまわるわけですが。
彼は、このサイクルを愚直にまわしているのです。
感覚的なようで、実に機能的なコミュニケーションを
しているのですよ。
レコーディングでは
マイケル・ランドウ、グレッグ・ビソネットなど
LAの名うてのミュージシャンに対して
「いいね。すごくいい。でも、もう少し
ゆっくり弾いてくれるかな」
「いいね。でも、もう少し、
音と音にスペースを入れた方がいいと思うんだ」
という感じで、
劇的に褒める一方、しっかり評価し、
適度な具体性と曖昧性で評価するのです。
この具体性と曖昧性のバランスも絶妙で。
あまりに具体的すぎると、プレイヤーの
個性、創意工夫を削いでしまうのですよね。
いきなり何かを押し付けたり、
否定したりはしないわけですね。
リハでも、アイデアを気持ちよく伝えます。
彼は自分のアイデアをICレコーダーに吹き込んで
現場で聞いて思い出すのですよね。
あれだけの大御所なのですけど、
どの現場においても相手へのリスペクトがあり。
ライブでのメンバー紹介MCも、
「あぁ、この人はメンバーのことが好きなんだな」
ということが伝わるものなのですよね。
大学の教壇に立つようになって15年。
最近は、私が統括している科目があり、
他の先生に仕事をお願いする機会も
増えました。
指導法について、教えてほしいと
お願いされる機会も増えましたが。
親になって8年でもあり。
まだまだ模索中です。
このように
人をやる気にさせる言葉というものはあるわけでして。
その点も勉強中です。
「自ら機会を創り出し機会によって自らを変えよ」
でおなじみのリクルートですが、実際には、
上司たちが機会をプレゼントすることが
上手だったのですよね。
「お前ならできる」
という言葉を発する上司が多く。
この言葉に何度も奮い立ち。
そして、「自ら機会を~」にかわるかのように、
最近の若い関係者が発する
「圧倒的な当事者意識」ですが、
逆に当時は「当事者意識が足りない」と
斬り捨てられ、傷つき、
奮い立つことが多かったですかね。
バンダイは当時は
「まずやってみよう、そこまでやるか、
やるんだったら面白く、とことんやってみよう」
と「やる」ということにこだわる会社で。
「やる」ことをいかに促すか、
気持ちよい改善をどう促すか、
当たり前の基準をいかに最適化するか、
日々模索中です。
そういえば、今年はゼミなし子で。
学部を移籍し、学生が所属しない機構の所属になり。
2027年までゼミを持ちません。
毎年、このシーズンは学生に
まさに具体性と曖昧性のバランスに気をつけつつ
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気持ちよく思い切りやってみなよ」
と声をかけていました。
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やる気の出る声掛けをしていますか?
さて・・・。
11月発売予定の『日本の就活』(岩波新書)の
発売が迫ってきました。
今日あたり、見本誌が届きます。
あえてタイトルは就職活動ではなく
「就活」にしました。
本来略称であるこの言葉の方が
日本の実態を捉えているからです。
必ずしも「職」に「就く」
わけではないですからね。
就活を教育・雇用・社会が
交差する慣行として捉え直しています。
新卒一括採用という慣行が
なぜ、これだけ批判されつつも
存続しているのか。
しかも、批判を受けて、崩壊するどころか
(日経はこう書きたがりますが)
むしろ強固になっている、という。
社会学と現場知の両面から分析しています。
この本だけは、読んでもらいたいのです。
就活というものを認識するようになってから
関わるようになってから
30年の集大成です。
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大阪でイベント開催が決まりました!
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何かと芸能界が叩かれる今日このごろである。
いまどきの世間の常識と違う
コンプライアンスが弱い
旧態依然としている
感覚が古い
男性社会である
タレントを縛っている
などだ。
特に男性タレントの
セクハラ関連の不祥事が相次いでおり。
事務所とのトラブルなどから
「干され」ているかのようにみえる
タレントも多数いる。
中でも「首領(ドン)」として君臨する芸能事務所社長は
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ふれることすらタブーであるかのように
思われている。
『ザ・芸能界 首領たちの告白』
(田崎健太 講談社)
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を手にとりながら、芸能界について考える。
この本は、これまでほとんど
表舞台に出たことのない芸能界の
「首領(ドン)」たちに迫った意欲作である。
バーニング周防郁雄、ビーイング長戸大幸、
ライジング平哲夫、ホリプロ堀威夫、
田辺エージェンシー田邊昭知、レプロ本間憲などの
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芸能界のことが見えてくる。
なにかと悪者視される
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目利き、耳利きであり、錬金術だ。
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ごく普通のようで、何かを感じることもある。
あの人をどのように発掘したのか。
化けさせたのか。そのプロセスもよくわかる。
天才的と言われる人でも、
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