常見陽平メルマガ『陽平界通信』 第374号 小1に何を期待するか/津村記久子さんの新作/時間術
2026/01/28 (Wed) 08:23
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第374号
◆◆ 2026.1.28配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
配信停止の手続きをお願いします。
なお、メールの転送をされている場合は、
元のアドレスの配信停止手続きが必要です。
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━
今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
小学校1年生に何を期待するか?
天才と秀才の狭間
2.記事傑作選
◇「編集者は黒子なのか問題」の見落とし
◇人生の嫌なことが片付くときめきの魔法
◇選挙とは何か問題
◇改めて、時間の主導権を取り戻す
3.ホンのひとこと
津村記久子
『ふつうの人が小説家として生活していくには』
(夏葉社)
4.人生相談バカ一代
時間の使い方
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【小学校1年生に何を期待するか?
天才と秀才の狭間】
実家から最も近くて大きい商業施設は
コープさっぽろ藤野店でした。
本、音楽、プラモデル、ミニコンポなどなど
文化的な刺激、体験は幼少期から高校卒業まで、
ここで得られたものが大きかったです。
当時、毎年、春になると、
文房具コーナーで流れていたのが天才キッズの
「ハリキリ1年生」という曲です。
三菱鉛筆の1980年の
キャンペーンソングだったのですね。
すごいユニット名ですね。
チョコ売り場で国生さゆりの
「バレンタイン・キッス」が、
スーパーの寿司コーナーでシブがき隊の
「スシ食いねえ」が流れ続けるように・・・。
札幌時代、コープさっぽろ藤野店では
毎年、この曲が流れていたのです。
「天才、秀才、お茶の子さいさい」
「やればできるよ、あなたの子供」
「こんな調子じゃ、絶対天才」
など、いちいち耳に残る歌詞だったのです。
この曲と、永谷園の北島三郎の
「すし太郎」「鮭茶漬け」と、
麻原彰晃マーチと、バニラ求人は、
言いにくいのですけど、
いつも耳にこびりついていて。
風呂場で、一人で歌うことが多いのです・・・。
しかし、この、天才、秀才を連呼する歌詞、
当時から何か引っかかっていました。
天才と秀才とお茶の子さいさい。
子どもを評価する基準って、そこなのでしょうか。
これがごく普通に
キャンペーンソングで使われていたという時代に、
首をかしげてしまったりもします。
今なら、教育社会学者から疑問の声が上がりそうですね。
さらに、天才と秀才。
圧倒的に、「天才」という言葉を
「秀才」よりも多く使っていませんか?
しかも、無意識に、雑に。
「楽勝科目の◯◯先生を選んで、
留年しなかった、俺、天才」
「宴会の幹事サービスクーポンを
ゲットした、俺、天才」的な。
さらに、モヤモヤしてしまうのが、
「天才」という褒め方が
最適かどうかという話です。
「天才」だなと思う人の中には、
相当努力している人も多数いるわけで。
荒れ放題と言われるXなどのSNSですけれども、
私個人は、趣味関連では楽しんでいまして。
ミュージシャン、ライター、編集者などの
仕事が可視化される場でして。
「天才」だなと感じる人が
ストイックに努力していたりもし。
それをあたかも、天賦の才能で片付けるのも
雑であり、失礼だと思ったりするのです。
「天才」同様に、小中学生が使う、
褒めているようで雑な評価は「頭がよい」でして。
賢さのことを指すのか、
なかでもどの能力、要素のことを指すのか、
先天的なものを指すのか、
後天的なものを指すのか、
成績の良さのことを指すのか、
アイデアが豊富であることを指すのか、
効率的にものをこなすことを指すのか。
というわけで、
世の中は、雑な評価で満ちているのです。
どの点を評価しているのか、
評価の基準は何なのか、
その褒め言葉は逆に相手を傷つけないか、
勘違いさせないかなど、
立ち止まって考えたいのです。はい。
ちょうど受験シーズンですね。
今週末は中学受験ですかね。
褒め方、称え方を立ち止まって考えたいです。
そういう私も、今週で今学期の講義が終了で
(補講が1回ありますが)。
採点の祭典です。
学生を評価する機会のようで、
私自身の指導がどうだったか
という場でもありまして。
丁寧に評価し、振り返りたいと思います。
2月です。執筆期間に入りますが、
壁打ち相手、ファシリテーター、勉強会講師など、
仕事依頼大歓迎なので、よろしくお願いします。
監修者という立場で協力した、リージョンズ社の
『北海道UIターン白書2025』が発表されました。
「ノースシフト」というコンセプトを
提示しています。
https://d.bmb.jp/9/1454/8829/XXXX
3月にはセミナーも開催しますので、ぜひ!
https://d.bmb.jp/9/1454/8830/XXXX
★━━━━゜+.*・‥…━★゜+.*・‥…━━━★
最新作『日本の就活』(岩波新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/8831/XXXX
をよろしくお願いします。
Amazonのレビューも
読書メーターのコメントも増えてきました。
https://d.bmb.jp/9/1454/8832/XXXX
おかげさまで好評です。
取材依頼もゾクゾク
この本だけは、読んでもらいたいのです。
全国の書店員さん、手書きPOP、
サイン本、イベント、やりますよ。
著者、編集者の皆様、対談などぜひ。
★━━━━゜+.*・‥…━★゜+.*・‥…━━━★
昨年、リリースした
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/8833/XXXX
もよろしくお願いします。
読者の人生が変わる
キッカケになっているようです。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ラジオ番組「試みの水平線
~常見陽平の人生相談RADIO~」やっています。
↓YouTubeのアーカイブです。
大ブレーク中の白坂リサさんとお届けしています。
https://d.bmb.jp/9/1454/8834/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/8835/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/8836/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/8837/XXXX
・・・番組スポンサー、激しく募集しています。
お声がけをぜひ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/8838/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/8839/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
「編集者は黒子なのか問題」が見落としているもの
https://d.bmb.jp/9/1454/8840/XXXX
人生の嫌なことが片付くときめきの魔法
整理整頓を極めよう
https://d.bmb.jp/9/1454/8841/XXXX
選挙とは何か問題
https://d.bmb.jp/9/1454/8842/XXXX
改めて、時間の主導権を取り戻す
自分の時間を確保する
https://d.bmb.jp/9/1454/8843/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━
3.ホンのひとこと
━━━━━━━━━━━◆◆
【津村記久子
『ふつうの人が小説家として生活していくには』
(夏葉社)】
同時多発的に複数の方から
「津村記久子さんが、常見さんのことに
最新作でふれていますよ」という知らせがあり。
しかも、その方々が信頼している編集者だらけで。
該当箇所がPDFで送られてきたりもし。
朝日新聞コメントプラスでの私のコメントだった。
自分としては思ったことを思ったままに
書き散らかしているので
(・・・責任のある仕事なのだが、
プロ意識や責任が足りないと批判されようとも、
実際、私とはこういう人なのだ、申し訳ない)、
すっかり書いていたことも忘れていたし、
そうか、ちゃんと読んでくれている人が
いるのかと感激し。
届いている。
微力であっても無力ではない、と。
最新作『ふつうの人が小説家として
生活していくには』(夏葉社)は
デビュー20周年の年に津村に向き合った
4日間のロングインタビューである。
聞き手は、夏葉社代表の島田潤一郎氏である。
タイトルを読んだだけで、
疑ってしまう人もいることだろう。
「ふつうの人」と言うけれど、
専業作家として活動していること自体、
普通のことではないように思える。
とはいえ、読み進めるうちに、
津村からは非凡な才能、センスを
言葉の端々に感じつつも、
「ふつうの人」だとも思えてしまう。
津村は、こつこつと
1日x枚の原稿用紙を埋めていく。
物語のプロットを設計し、
書きたいことを付箋に書き出し、
書くことをサボらない。
世間に対して荒ぶっているわけでもなく、
絶望しているわけでもなく。
ところどころエピソードに熱くなりつつも、
終始、インタビューは「平熱」だ。
とはいえ、読んでいてあたたかい気持ちになり、
胸が熱くなるのは何だろうか。
聞き手の島田が、
津村の平熱の中の微熱を上手く引き出している。
作家津村記久子の、人生が語られ、
生きること、働くこと、
文章を書くことのヒントが提示されていく。
「平熱」と言ったが、明らかに温度が変わるのが、
インタビュー4日目だ。
聞き手の島田から「夢」との向き合い方について、
やたらと「何者」かになることや
「夢」を持つことが煽られた時代について
問題提起される。
私もそんな時代を会社員として過ごしつつ、
何者かになろうとしていたので、激しく共感した。
常見のコメントはこの4日目に登場する。
なるほど、そうか、ここか。
コメントが引用されて嬉しかったのだが、
タイミングが絶妙だった。
終始、平熱のようで熱く、
あたたかい気分になる本だ。
ハードカバーで宝物感がある。
そう、本とはこのように人生を変えるものであり、
このように、丁寧に、
大切に届けるべきものである。
実際、Amazonでは売っておらず、
取り扱い書店が限られているようだが、
大切なものは簡単には手に入らないので、
探して、読んでほしい。
ちなみに、津村が引用した私の言葉は、
「本10冊読んだら人生が変わる」
「それで10冊読んで変わらなかったら、
もう10冊読め」である。
津村のこのインタビュー本を読み、
もう9冊読んだら、人生はきっと変わるだろう。
生きるヒントがここにある。
津村記久子
『ふつうの人が小説家として生活していくには』
(夏葉社)
https://d.bmb.jp/9/1454/8844/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━
4.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━◆◆
【時間の主導権を握るには?】
Q.常見さんはよく「時間の主導権を握る」と
SNS投稿しています。
実際、よくあれだけ忙しそうなのに、
家事をして、いつも音楽を聴いていて、
時間の使い方が上手いなと思うのです。
どうすれば、時間の主導権を
握ることができるのでしょうか。
A .日々の習慣、具体的な創意工夫、
投資を大切にしましょう。
いきなり
名人になろうとするのはやめましょう。
これ、大事なポイントです。
コスパ、タイパとやたらと効率を求める
世の中になっておりますが、みんな
時間とお金を減らすことばかり考えていて、
リターンを考えないのです。
私がよくいただくご相談に
「時間をどう効率的に使うのか」
「情報の洪水に飲まれず、騙されず、
効率よく情報収集をする方法を教えてほしい」
というものがあります。
この件、気をつけないとますます、
時間に追われ、情報に溺れ騙されるのですよね。
中長期でセンスを磨くことが大切なのですよ。
「そうそう上手く行かない」と
期待値を下げることも大切です。
「働き方改革」で知られる企業から、深夜、
担当者からメールがきたりするわけですよ
(「ウチは柔軟な働き方」をしている、と
反論されそうですが)。
なんせ、「私がだめなんだ」と
自分を責めるのをやめてください。
これもまた、自己責任論です。
いつの間にか、WLBが
凄母、シゴデキ前提になっていることに
私は危機感を抱いています。
その前提で。
およそ、時間術の書籍にはならなそうな、
等身大の時間術をお伝えしますね。
どれも、すぐにはできないことでしょう。
でも、確実に、
私はこれで自分の時間を増やしています。
時間の主導権を握るには、
センスを磨くことが大切です。
今、やらなくてはならないことは何か、
自分は今「何時間、持っている」のか。
20代から30代前半にかけて、会社員の頃、
私は毎朝、コーヒーを飲みながら予定表を眺めて
優先順位付けする時間をつくっていました。
タスクを書き出し、
重要度、緊急度で優先順位付けし、
何をやって何をやらないのか、
力を入れるべきことは何か、
やらなくてもいいことや人にふるべきことは何か。
これを繰り返すことによって、
今では感覚的に、
優先順位をつけることができるようになりました。
時間に関するセンスが磨かれたのです。
予定表は、週間ビューの、
縦のものを使っています。
瞬時に、感覚的に状況を把握できるからです。
学生で課題提出と就活が重なった瞬間
テンパる人を長年みているのですけど、
そういう人はたいてい、月間ビューです。
細切れの時間、
自分の可処分時間を把握できないのですよ。
時間が美しく流れること、
場、やることのマッチング、デザインも大切で。
たとえば、同じ場所ですませられないか、
移動を最小限にできないか、
同じ沿線ですませることができないか、
この場所に行くなら
ついでにこれもできないかと考えるのです。
原稿を書くなら研究室か書斎、
本を読むのは移動時間、
でもしっかり読みたいものは
やっぱり落ち着いた場所で、などなど。
しっかりデザインします。
何にどれだけ時間をかけるか。
質と量をもとに時間の見積もりをしています。
仕事でも家事でも、「これ以上かけない」
という基準を設定するのです。
ひとつひとつのことを速くすることも大切で。
そのためには、創意工夫だけでなく、
具体的な投資も必要です。
PC、スマホ、家具など、
最適なものを使いましょう。
少しずつ、上手くなることも大事で。
買い物、料理、皿洗いなど、技を磨くのです。
生活のルールがこれまた大事で。
私は8時間以上働かない、
6時間以上寝ることを大切にしています。
それは私が
教育者であり、論者であり、父親だからです。
トラブルを起こさずに、
丁寧に人や仕事と向き合うには、
これくらいの時間が必要だからです。
最後に、
自分の合格点を最適化することも大切で。
時間管理にしろ、情報収集にしろ、
いきなり名人になることは難しいのに、
皆、高い理想を持ち、疲れているのです。
これ、スポーツや楽器と同じで、
これはこれで練習が必要なのですよ。
実はいきなり甲子園、プロ野球、
メジャーリーグのような無理ゲーを
自分に課していませんか。
理想像のようなものの押し付けもあって。
自分を責めてはいけません。
人に相談することも大事です。
息抜きながら、生き抜きましょう。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/8845/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第374号
◆◆ 2026.1.28配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
配信停止の手続きをお願いします。
なお、メールの転送をされている場合は、
元のアドレスの配信停止手続きが必要です。
◆◆◆━━━━━━━━━━━━━
今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
小学校1年生に何を期待するか?
天才と秀才の狭間
2.記事傑作選
◇「編集者は黒子なのか問題」の見落とし
◇人生の嫌なことが片付くときめきの魔法
◇選挙とは何か問題
◇改めて、時間の主導権を取り戻す
3.ホンのひとこと
津村記久子
『ふつうの人が小説家として生活していくには』
(夏葉社)
4.人生相談バカ一代
時間の使い方
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【小学校1年生に何を期待するか?
天才と秀才の狭間】
実家から最も近くて大きい商業施設は
コープさっぽろ藤野店でした。
本、音楽、プラモデル、ミニコンポなどなど
文化的な刺激、体験は幼少期から高校卒業まで、
ここで得られたものが大きかったです。
当時、毎年、春になると、
文房具コーナーで流れていたのが天才キッズの
「ハリキリ1年生」という曲です。
三菱鉛筆の1980年の
キャンペーンソングだったのですね。
すごいユニット名ですね。
チョコ売り場で国生さゆりの
「バレンタイン・キッス」が、
スーパーの寿司コーナーでシブがき隊の
「スシ食いねえ」が流れ続けるように・・・。
札幌時代、コープさっぽろ藤野店では
毎年、この曲が流れていたのです。
「天才、秀才、お茶の子さいさい」
「やればできるよ、あなたの子供」
「こんな調子じゃ、絶対天才」
など、いちいち耳に残る歌詞だったのです。
この曲と、永谷園の北島三郎の
「すし太郎」「鮭茶漬け」と、
麻原彰晃マーチと、バニラ求人は、
言いにくいのですけど、
いつも耳にこびりついていて。
風呂場で、一人で歌うことが多いのです・・・。
しかし、この、天才、秀才を連呼する歌詞、
当時から何か引っかかっていました。
天才と秀才とお茶の子さいさい。
子どもを評価する基準って、そこなのでしょうか。
これがごく普通に
キャンペーンソングで使われていたという時代に、
首をかしげてしまったりもします。
今なら、教育社会学者から疑問の声が上がりそうですね。
さらに、天才と秀才。
圧倒的に、「天才」という言葉を
「秀才」よりも多く使っていませんか?
しかも、無意識に、雑に。
「楽勝科目の◯◯先生を選んで、
留年しなかった、俺、天才」
「宴会の幹事サービスクーポンを
ゲットした、俺、天才」的な。
さらに、モヤモヤしてしまうのが、
「天才」という褒め方が
最適かどうかという話です。
「天才」だなと思う人の中には、
相当努力している人も多数いるわけで。
荒れ放題と言われるXなどのSNSですけれども、
私個人は、趣味関連では楽しんでいまして。
ミュージシャン、ライター、編集者などの
仕事が可視化される場でして。
「天才」だなと感じる人が
ストイックに努力していたりもし。
それをあたかも、天賦の才能で片付けるのも
雑であり、失礼だと思ったりするのです。
「天才」同様に、小中学生が使う、
褒めているようで雑な評価は「頭がよい」でして。
賢さのことを指すのか、
なかでもどの能力、要素のことを指すのか、
先天的なものを指すのか、
後天的なものを指すのか、
成績の良さのことを指すのか、
アイデアが豊富であることを指すのか、
効率的にものをこなすことを指すのか。
というわけで、
世の中は、雑な評価で満ちているのです。
どの点を評価しているのか、
評価の基準は何なのか、
その褒め言葉は逆に相手を傷つけないか、
勘違いさせないかなど、
立ち止まって考えたいのです。はい。
ちょうど受験シーズンですね。
今週末は中学受験ですかね。
褒め方、称え方を立ち止まって考えたいです。
そういう私も、今週で今学期の講義が終了で
(補講が1回ありますが)。
採点の祭典です。
学生を評価する機会のようで、
私自身の指導がどうだったか
という場でもありまして。
丁寧に評価し、振り返りたいと思います。
2月です。執筆期間に入りますが、
壁打ち相手、ファシリテーター、勉強会講師など、
仕事依頼大歓迎なので、よろしくお願いします。
監修者という立場で協力した、リージョンズ社の
『北海道UIターン白書2025』が発表されました。
「ノースシフト」というコンセプトを
提示しています。
https://d.bmb.jp/9/1454/8829/XXXX
3月にはセミナーも開催しますので、ぜひ!
https://d.bmb.jp/9/1454/8830/XXXX
★━━━━゜+.*・‥…━★゜+.*・‥…━━━★
最新作『日本の就活』(岩波新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/8831/XXXX
をよろしくお願いします。
Amazonのレビューも
読書メーターのコメントも増えてきました。
https://d.bmb.jp/9/1454/8832/XXXX
おかげさまで好評です。
取材依頼もゾクゾク
この本だけは、読んでもらいたいのです。
全国の書店員さん、手書きPOP、
サイン本、イベント、やりますよ。
著者、編集者の皆様、対談などぜひ。
★━━━━゜+.*・‥…━★゜+.*・‥…━━━★
昨年、リリースした
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/8833/XXXX
もよろしくお願いします。
読者の人生が変わる
キッカケになっているようです。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ラジオ番組「試みの水平線
~常見陽平の人生相談RADIO~」やっています。
↓YouTubeのアーカイブです。
大ブレーク中の白坂リサさんとお届けしています。
https://d.bmb.jp/9/1454/8834/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/8835/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/8836/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/8837/XXXX
・・・番組スポンサー、激しく募集しています。
お声がけをぜひ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/8838/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/8839/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
「編集者は黒子なのか問題」が見落としているもの
https://d.bmb.jp/9/1454/8840/XXXX
人生の嫌なことが片付くときめきの魔法
整理整頓を極めよう
https://d.bmb.jp/9/1454/8841/XXXX
選挙とは何か問題
https://d.bmb.jp/9/1454/8842/XXXX
改めて、時間の主導権を取り戻す
自分の時間を確保する
https://d.bmb.jp/9/1454/8843/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━
3.ホンのひとこと
━━━━━━━━━━━◆◆
【津村記久子
『ふつうの人が小説家として生活していくには』
(夏葉社)】
同時多発的に複数の方から
「津村記久子さんが、常見さんのことに
最新作でふれていますよ」という知らせがあり。
しかも、その方々が信頼している編集者だらけで。
該当箇所がPDFで送られてきたりもし。
朝日新聞コメントプラスでの私のコメントだった。
自分としては思ったことを思ったままに
書き散らかしているので
(・・・責任のある仕事なのだが、
プロ意識や責任が足りないと批判されようとも、
実際、私とはこういう人なのだ、申し訳ない)、
すっかり書いていたことも忘れていたし、
そうか、ちゃんと読んでくれている人が
いるのかと感激し。
届いている。
微力であっても無力ではない、と。
最新作『ふつうの人が小説家として
生活していくには』(夏葉社)は
デビュー20周年の年に津村に向き合った
4日間のロングインタビューである。
聞き手は、夏葉社代表の島田潤一郎氏である。
タイトルを読んだだけで、
疑ってしまう人もいることだろう。
「ふつうの人」と言うけれど、
専業作家として活動していること自体、
普通のことではないように思える。
とはいえ、読み進めるうちに、
津村からは非凡な才能、センスを
言葉の端々に感じつつも、
「ふつうの人」だとも思えてしまう。
津村は、こつこつと
1日x枚の原稿用紙を埋めていく。
物語のプロットを設計し、
書きたいことを付箋に書き出し、
書くことをサボらない。
世間に対して荒ぶっているわけでもなく、
絶望しているわけでもなく。
ところどころエピソードに熱くなりつつも、
終始、インタビューは「平熱」だ。
とはいえ、読んでいてあたたかい気持ちになり、
胸が熱くなるのは何だろうか。
聞き手の島田が、
津村の平熱の中の微熱を上手く引き出している。
作家津村記久子の、人生が語られ、
生きること、働くこと、
文章を書くことのヒントが提示されていく。
「平熱」と言ったが、明らかに温度が変わるのが、
インタビュー4日目だ。
聞き手の島田から「夢」との向き合い方について、
やたらと「何者」かになることや
「夢」を持つことが煽られた時代について
問題提起される。
私もそんな時代を会社員として過ごしつつ、
何者かになろうとしていたので、激しく共感した。
常見のコメントはこの4日目に登場する。
なるほど、そうか、ここか。
コメントが引用されて嬉しかったのだが、
タイミングが絶妙だった。
終始、平熱のようで熱く、
あたたかい気分になる本だ。
ハードカバーで宝物感がある。
そう、本とはこのように人生を変えるものであり、
このように、丁寧に、
大切に届けるべきものである。
実際、Amazonでは売っておらず、
取り扱い書店が限られているようだが、
大切なものは簡単には手に入らないので、
探して、読んでほしい。
ちなみに、津村が引用した私の言葉は、
「本10冊読んだら人生が変わる」
「それで10冊読んで変わらなかったら、
もう10冊読め」である。
津村のこのインタビュー本を読み、
もう9冊読んだら、人生はきっと変わるだろう。
生きるヒントがここにある。
津村記久子
『ふつうの人が小説家として生活していくには』
(夏葉社)
https://d.bmb.jp/9/1454/8844/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━
4.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━◆◆
【時間の主導権を握るには?】
Q.常見さんはよく「時間の主導権を握る」と
SNS投稿しています。
実際、よくあれだけ忙しそうなのに、
家事をして、いつも音楽を聴いていて、
時間の使い方が上手いなと思うのです。
どうすれば、時間の主導権を
握ることができるのでしょうか。
A .日々の習慣、具体的な創意工夫、
投資を大切にしましょう。
いきなり
名人になろうとするのはやめましょう。
これ、大事なポイントです。
コスパ、タイパとやたらと効率を求める
世の中になっておりますが、みんな
時間とお金を減らすことばかり考えていて、
リターンを考えないのです。
私がよくいただくご相談に
「時間をどう効率的に使うのか」
「情報の洪水に飲まれず、騙されず、
効率よく情報収集をする方法を教えてほしい」
というものがあります。
この件、気をつけないとますます、
時間に追われ、情報に溺れ騙されるのですよね。
中長期でセンスを磨くことが大切なのですよ。
「そうそう上手く行かない」と
期待値を下げることも大切です。
「働き方改革」で知られる企業から、深夜、
担当者からメールがきたりするわけですよ
(「ウチは柔軟な働き方」をしている、と
反論されそうですが)。
なんせ、「私がだめなんだ」と
自分を責めるのをやめてください。
これもまた、自己責任論です。
いつの間にか、WLBが
凄母、シゴデキ前提になっていることに
私は危機感を抱いています。
その前提で。
およそ、時間術の書籍にはならなそうな、
等身大の時間術をお伝えしますね。
どれも、すぐにはできないことでしょう。
でも、確実に、
私はこれで自分の時間を増やしています。
時間の主導権を握るには、
センスを磨くことが大切です。
今、やらなくてはならないことは何か、
自分は今「何時間、持っている」のか。
20代から30代前半にかけて、会社員の頃、
私は毎朝、コーヒーを飲みながら予定表を眺めて
優先順位付けする時間をつくっていました。
タスクを書き出し、
重要度、緊急度で優先順位付けし、
何をやって何をやらないのか、
力を入れるべきことは何か、
やらなくてもいいことや人にふるべきことは何か。
これを繰り返すことによって、
今では感覚的に、
優先順位をつけることができるようになりました。
時間に関するセンスが磨かれたのです。
予定表は、週間ビューの、
縦のものを使っています。
瞬時に、感覚的に状況を把握できるからです。
学生で課題提出と就活が重なった瞬間
テンパる人を長年みているのですけど、
そういう人はたいてい、月間ビューです。
細切れの時間、
自分の可処分時間を把握できないのですよ。
時間が美しく流れること、
場、やることのマッチング、デザインも大切で。
たとえば、同じ場所ですませられないか、
移動を最小限にできないか、
同じ沿線ですませることができないか、
この場所に行くなら
ついでにこれもできないかと考えるのです。
原稿を書くなら研究室か書斎、
本を読むのは移動時間、
でもしっかり読みたいものは
やっぱり落ち着いた場所で、などなど。
しっかりデザインします。
何にどれだけ時間をかけるか。
質と量をもとに時間の見積もりをしています。
仕事でも家事でも、「これ以上かけない」
という基準を設定するのです。
ひとつひとつのことを速くすることも大切で。
そのためには、創意工夫だけでなく、
具体的な投資も必要です。
PC、スマホ、家具など、
最適なものを使いましょう。
少しずつ、上手くなることも大事で。
買い物、料理、皿洗いなど、技を磨くのです。
生活のルールがこれまた大事で。
私は8時間以上働かない、
6時間以上寝ることを大切にしています。
それは私が
教育者であり、論者であり、父親だからです。
トラブルを起こさずに、
丁寧に人や仕事と向き合うには、
これくらいの時間が必要だからです。
最後に、
自分の合格点を最適化することも大切で。
時間管理にしろ、情報収集にしろ、
いきなり名人になることは難しいのに、
皆、高い理想を持ち、疲れているのです。
これ、スポーツや楽器と同じで、
これはこれで練習が必要なのですよ。
実はいきなり甲子園、プロ野球、
メジャーリーグのような無理ゲーを
自分に課していませんか。
理想像のようなものの押し付けもあって。
自分を責めてはいけません。
人に相談することも大事です。
息抜きながら、生き抜きましょう。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/8845/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+