常見陽平メルマガ『陽平界通信』 第378号 人はきっと変身できる/モテない中年/ガンダム何から観るのか問題
2026/02/25 (Wed) 08:57
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第378号
◆◆ 2026.2.25配信
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
「変身」と「影響」を考える
2.記事傑作選
◇関連法成立から8年、働き方改革は進んだのか
◇ネガティブかポジティブかの二択をこえる
◇裁量労働制は成長のスイッチか自爆装置か
◇迷っている時間を減らすという節約術
◇副業は「始まってしまう」かどうかが、カギ
◇「夢を追う」でも「人生捨てる」でもない
自然体の進路選択
3.ホンのひとこと
『モテない中年』の実態について考える
4.人生相談バカ一代
名作シリーズをどこから見ればいいのか問題
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【「変身」と「影響」を考える】
日経の読書欄でのご紹介に続き・・・。
最新作『日本の就活』(岩波新書)関連で・・・。
https://d.bmb.jp/9/1454/9125/XXXX
読売新聞の読書面「著者来店」に登場・・・。
感無量です。
私のインタビューであり、書籍の紹介であり、
就活生だった頃からの約30年間、
いや私の人生の集大成のような。
また
JBpressに私のロングインタビューが掲載され・・・。
https://d.bmb.jp/9/1454/9126/XXXX
非常に丁寧に質問して頂き。
動画も配信されています。
https://d.bmb.jp/9/1454/9127/XXXX
本日、20時よりYouTube番組
「エアレボリューション」に出演します。
ジョー横溝さんの司会のもと、
島田雅彦さん、白井聡さんと語り合います。
ぜひ。
https://d.bmb.jp/9/1454/9128/XXXX
嬉しいですね。
読売は最後のコメントが
「人は変身できると信じている」で、
「あぁ、この言葉を拾ってくれたのか」と
感激しました。
ちょうど約20年前、
バンダイで採用担当者をしていた頃に、
就活生の前で
無意識に出ていた言葉がこれなのです。
「変身」
は私の人生のキーワードなのです。
言うまでもなく、
幼少期に見た特撮の影響が大きいのです。
地方出身の、しかも年齢が近い人は
「そうそう」と頷くと思いますが、
当時の地方は番組が少なく、
キー局の番組の
再放送だらけだったのですよね。
「ウルトラマン」
「仮面ライダー」
「人造人間キカイダー」の再放送を
何度見たのでしょう。
最近、いったん終了した
スーパー戦隊シリーズも
私が生まれた頃に始まったのでした。
特に夢中になったのは
『バトルフィーバーJ』
『電子戦隊デンジマン』
『太陽戦隊サンバルカン』
です。
「変わりたい」という
衝動に満ちた人生でもありました。
「内地に行きたい」
「かっこよくなりたい」
「プロレスラーになりたい」
「ミュージシャンになりたい」
「ジャーナリストになりたい」
「作家になりたい」
という衝動は、
「なりたい」
「ありたい」
「成長したい」
というだけでなく
「変わりたい」
というものであり。
何度か転職をしたこと、
特に会社員をしながら著者デビューしたこと、
大学院に入り直し大学教員になったことも
「変身」です。
「変わる」ということについて、
その衝動の原点となった人やコンテンツ、
機会に感謝しています。
歳を重ね、どうやら
こんな私も誰かの
「変身」のキッカケになっているようで。
著者デビューした方から、
高校時代に池袋のジュンク堂で
私の本を立ち読みしたことが
キッカケだったという話を聞いたり。
会社員から大学教員になった方に
影響を与えていたそうで。
私の本を読んで
転身を決意した人は
何人もいるようです。
「影響」に関して。
やや話題は変わりますが、
LUNA SEAのドラマー、真矢さんが亡くなりました。
朝起きたら、友人からLINEで
悲しいお知らせが届いており。
大腸がん、脳腫瘍との闘病生活を送っていました。
私の父も脳腫瘍と長年、闘い、
約40年前に亡くなっており。
何度も、自然に涙が込み上げてきました。
ここ数年、デビュー時を再現したエクステで
ステージに登場したことがあり。
ファンは歓喜したのですけど、いま考えると
闘病で髪がなかったのではないかなど、
見方が変わります。
要塞のような、しかもカラフルなドラムセット、
浮上し回転するセットでのドラムソロ、
派手髪にTATTOOなどなど。
彼のスタイルはいちいち衝撃的でした。
ただ、これね。
完全オリジナルかというとそうではなく。
彼が「影響」を見事に取り入れ、
自分流にしていったのですよね。
これらはすべて、海外のアーティストが
既に取り組んできたことですし、
すでに、それを取り入れた日本のアーティストも
多数いました。
彼は、ネタ元がわかりつつも、
影響を受けたものを
取り入れ、自分流にしていました。
芸能活動にも貪欲で、
よくバラエティ番組にも出演しました。
まぁ、この手の活動を
ミュージシャンがやることなのかと
批判も受けるわけですが。
彼は華がありましたね。
合掌。
変身は、一人で完結しません。
誰かの影響で始まり、
いつか誰かに返っていくのです。
ヒーローに影響を受けた人は
いつか誰かのヒーローになるのです。
1人で地球は救えないかもしれないけれど
誰かの何かを救っています。
さて、常見のメディア出演、
イベント出演などのご案内です。
3月4日は
「はたらく人ファーストアワード2025」
でトークします。
https://d.bmb.jp/9/1454/9129/XXXX
3月7日はバウハウス六本木にてライブです。
ブルーハーツのガチトリビュートバンドです。
17時20分頃から出演します。
https://d.bmb.jp/9/1454/9130/XXXX
3月17日には札幌で
『北海道UIターン白書』に関連した
セミナーを開催しますので、ぜひ!
こちら、たくさんの申し込みを頂いているようで。
札幌の経営者、HR関係者のナイスな交流会となりそうです。
https://d.bmb.jp/9/1454/9131/XXXX
そして・・・。
4月7日(火)の18時30分より
バウハウス六本木にて
バースデーパーティーを
開催することになりました!
トークショー、座談会もやりたいのですが、
なんせ、グループワークや
ケースディスカッション、公開質疑など
大学の講義っぽいこともやりたいな、と。
もちろん、演奏もあります。
そして、ご来場者は、
その後も会場に残れますので、
その夜の演奏を楽しみ、
私と語り合うことができます。ぜひ。
詳細は後日。
まずは予定をあけておいてください!
★━━━━゜+.*・‥…━★゜+.*・‥…━━━★
一昨年、リリースした
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/9132/XXXX
をよろしくお願いします。
読者の人生が変わる
キッカケになっているようです。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/9133/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/9134/XXXX
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
先行事例報道と実態にギャップも?
関連法成立から8年、働き方改革は進んだのか
https://d.bmb.jp/9/1454/9135/XXXX
短期の悲観と長期の楽観
ネガティブかポジティブかの二択をこえる
https://d.bmb.jp/9/1454/9136/XXXX
裁量労働制は成長のスイッチか自爆装置か
https://d.bmb.jp/9/1454/9137/XXXX
買い控えは節約か?お得な買い物と、
迷っている時間を減らすという節約術
https://d.bmb.jp/9/1454/9138/XXXX
副業歴20年の私が通りますよ
副業は「始める」のではなく
「始まってしまう」かどうかが、カギなのだ
https://d.bmb.jp/9/1454/9139/XXXX
「好きを仕事に」を煽っていた
「とらばーゆ」編集部にいた私が考える、
「夢を追う」でも「人生捨てる」でもない
自然体の進路選択
宇佐美なつさん、カイリ・セインさん、
LOVEBITESがタイムラインに並んだ日
https://d.bmb.jp/9/1454/9140/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━
3.ホンのひとこと
━━━━━━━━━━━◆◆
【『モテない中年』の実態について考える】
「ちょい不良(ワル)オヤジ」
という言葉を聞いたことがある人は
多いことだろう。
雑誌『LEON』が提唱したコンセプトだ。
2005年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の
トップテンに入った(受賞語としては
「ちょいモテオヤジ」で、アレンジされている)。
当時、アラサーの私は、
なぜ、年齢を重ねても、
(人によっては)妻子がいても、
モテようとするのか謎だった。
ふと思い出したが、先輩に誘われ、
リクルートの新規事業コンテスト
「New Ring」に
『LEON』的な
中高年男性向けサービスというテーマで
エントリーしたことがある。
役員面談まで行ったことを覚えているのだが、
受賞には至らなかった。
もし、受賞していたら今頃、
『Hot Pepper イケオジ』が
誕生していたかもしれない。
会社員時代の先輩や同僚と会うと、
たまにモテ、不倫武勇伝を聞かされたりもする。
不倫をしていても、
武勇伝を語るか否かは、また別問題だし。
「モテるんだから、しょうがないんだ」
と力説する先輩もいた。
ただ、モテる中年なんて、レアではないか。
モテ以外の生きづらさがあるのではないか。
先行き不透明感、孤独感こそ問題ではないか。
社会起業家坂爪真吾さんの新作
『モテない中年』(PHP新書)が
発売されたことをX上で知り、
Kindleでポチリと購入する。
障害者の性問題の解決に取り組む非営利組織、
性風俗で働く女性のための相談事業などを
立ち上げてきた方だ。
昨年は、AIの力で夜の世界の課題解決を目指す
組織・合同会社ヨルミナを設立した。
坂爪真吾さんは上野千鶴子ゼミ出身者でもある。
同ゼミ出身者による『情報生産者になってみた』
(上野ゼミ卒業生チーム ちくま新書)を
「北海道新聞」の連載で
取り上げたことがあった。
教育者として大変に参考になる本だった
(上野千鶴子の別の?顔をみることができるし
学ぶ場づくりなどにおいても参考になる)
坂爪さんの原点を垣間見た。
上野ゼミとは、
「エロ少年の風俗の世界レポート」と
一蹴されそうなものを、
社会学的な研究とし、
社会問題として捉えて
解決するまでの手法を鍛える場
なのだと解釈した。
中年男性5名のインタビューをもとに
中高年の性と孤独について考える1冊である。
男性は思春期以降に形成された
「モテる/モテない」に関する自己認識が
人生において呪いのようについて回り、
中年期以降の孤独や生きづらさに
結びついている。
語られるエピソードの一つは
「誰かと生きる」ということが、
いまや簡単なことではないという厳しい現実だ。
20代、30代と常に交際相手がいて、
たまに結婚を迫られたりもし、
なんとなく過ごしてきた男性も、
40代になると急にモテなくなる。
年齢で寄り付かなくなる。
年齢を明かした瞬間に引いていく。
厳しい現実が突きつけられる。
離婚して、再びシングルになり
恋愛を始めようとするが、
若い頃の恋愛観が更新されておらず
戸惑う者の姿にも膝を乱打した。
恋愛の浦島太郎状態になるのだ。
職場でのジェネレーションギャップが
話題となるのだが、
恋愛観のギャップもより深刻だ。
これまで、中高年男性の苦悩に関して
多数の本がリリースされてきたが、
この本は、性の悩みが
赤裸々に語られていることも特徴である。
夫婦の関係がなくなった件が
離婚につながったケースなどが紹介されている。
性は生きる原動力でもある。
ちょうど、昨日、SHIBUYA LOFT9で開催された
「まだまだ!ストリップは止まらない」
(宇佐美なつ・二村ヒトシ・ひらりさ・武藤大祐・夏堀うさぎ)
に参加してきた。性、エロについて
踊り子、AV監督、大学教授、文筆家、ライター・編集者
の男女が、明るく、深く、真剣に語り合う場が新鮮だった。
なんせ、楽しそうだったし、実際、楽しかった。
性やエロを語ると、すぐ「危険物扱い」
されがちな社会ではある。
ただ、人間として生きる上で向き合わなくてはならない
ものである。
そもそも、誰かと同居するという行為自体が
困難なのではないか、
人の話を聞くということが
中高年男性にとって苦手なことなのではないか、
コミュニティに所属すること自体が
難しくなっていないか、
何ごとも課金化する社会になっていないかなど、
問題提起が続く。
登場する人物たちのエピソードは、
ややセンセーショナルなものが多い。
正直、私たちがなんとなく抱えている不安よりも
スケールが大きく、ドラマチックで圧倒される。
「こんな人、いるのか」と思うことだろう。
たくさんの人と会い、話を見聞きしてきた
私でも、圧倒されるエピソードがあった。
一方「そんな人、私の周りにはいない」
という感想自体が、格差を物語っていることもある。
ただ、ケースも背景を理解すると、
それが現代において起こり得ることであり、
中年の苦悩であることがよくわかる。
2章で紹介される日本の恋愛史もわかりやすい。
あらためて、昔、ドラマで観て、
まわりに存在していた恋愛が
レア化していることがよくわかる。
圧倒されるとともに、救われる。
衝撃を受けつつも希望を持てる一冊である。
『モテない中年』(PHP新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/9141/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━
4.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━◆◆
【名作シリーズをどこから見ればいいのか問題】
Q.ガンダムの映画
『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』が
気になっています。
話題になっていますよね。
女性ということもあり、
これまでガンダムを観てきませんでした。
映画館に行こうと思うのですが、
何を観て予習すればいいのでしょう?
A.まずは観て予習より復習に力を入れましょう
きましたね。これは
「名作シリーズ、どこから観るか」
問題とも言います。
これは『機動戦士ガンダム』
(元バンダイ社員なので、略せず、
正式名、作品名で書きます
ちなみに、ファーストガンダム
も正確な呼び方ではありません)
シリーズに限らず、
長く続いている作品について
皆が直面している課題です。
実は私もその一人で、
評論家として常に何かを論じたり、
コメントしているわけですが、
専門外のこと、
趣味においては興味がもてないものは
当然、優先順位が下がるわけで。
実はまだ見ていない
ヒットコンテンツは多数あるわけで。
OK認めよう(村上春樹かよ)
『DragonBall』→ピッコロまでしか読んでいない。
『ONEPIECE』→漫画を読んだことがない。映画だけ。
『SLAMDUNK』→映画は観た。
桜木花道リーゼント期しか読んでいない。
『NARUTO』『銀魂』→実は一度も観たことがない
こんなもんです。
流行っているなと思っていたら、
続編がどんどん出るわけで、
何からチェックすればいいのかわからなくなり。
ますます「実は見ていません」と
言いにくくなるという。
ただ、少なくとも
『機動戦士ガンダム』シリーズについては、
「いま、やっているものをみてください」
というのが、明確な答です。
なので、予習ゼロで
『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』を
観に行っても十分に楽しめます。
ネタバレですが・・・。
実際、最初の5分はこれまでの復習、
世界観の理解タイムになっています。
まあ、サブスクで『閃光のハサウェイ』シリーズの
第一作目が配信されているので、こちらは
観てもいいかもしれませんね。
このシリーズは、そこで接点を持ちつつ、
ところどころこれまでの作品につながる設定や、
ニヤリとするシーンがあり、
過去作品に興味が広がるという
つくりになっているのです。
このシリーズを大きく2つに分けると、
最初の作品『機動戦士ガンダム』と
何らかのかたちでつながる
「宇宙世紀シリーズ」と、
それ以外に分けられます。
今回の『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は、
「宇宙世紀シリーズ」に分類されます。
ホワイトベースの艦長だったブライト・ノアと、
乗組員ミライ・ヤシマの間に生まれた
ハサウェイ・ノアが主人公です。
「宇宙世紀シリーズ」は、
昔からのファンが今も熱狂している一方で、
このように新しい作品から興味を持ち、
ハマっていきます。
一方、宇宙世紀シリーズ以外は、
ガンダムという名のモビルスーツが登場する他は、
世界の設定が様々です。
約25年前に大ヒットした
『機動戦士ガンダム SEED』シリーズや、
約20年前にヒットし定番化した
『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』や、
約10年前にヒットした
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』や、
最近の作品『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
などがそうです。
特にSEEDシリーズやOOシリーズは
女性ファンが増えるキッカケになりました。
いま、放映・上映されている作品の他、
BSなどでの再放送もありますし、
今ではサブスクなどでの配信もあるわけで。
タッチポイントをつくり、
ハマっていく流れができていくわけです。
まずは、今の作品を観るということを
おすすめする理由は、
数え切れないほどの作品が出ていて、
網羅的に予習してから最新作を観るのは
極めて困難であることも理由です。
そして、初期の作品は、何度も
リマスター版などが発表されてはいるものの、
今、4KやHDの画面でみると、
画質的に厳しいものがあります。
見せ場のシーンも
今見ると
「これかよ」
となることも。
※フォローすると、当時は
それが「すごい!」とドキドキしたのですよ。
さらには、初期のガンダムは男社会そのものであり
(いや、今もですけど)。
コンプライアンス的にも観ていて
ハラハラすることもあるかもしれません。
アムロの名台詞に
「二度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!」
という、同作品を観たことがない人も知っているセリフが
ありますけど
二度も殴る上司は懲戒解雇になってもおかしくないですし
親父が殴っても、児童相談所がやってきますよ。
その後、ブライトは
「それが甘ったれなんだ!
殴られもせずに一人前になった奴が
どこにいるものか」
と。
『STAR WARS』シリーズを
一時、DVDで揃えたことがあったのですけど。
いや、色褪せない作品ですけど、
若い人がみると、
初期作品は時代劇に見えるでしょうねえ・・・。
長く続いている作品は、
予習よりも復習、補習が大事かと。
今回の作品も
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』と
つながっており。
観てから、こちらをチェックし。
遡っていけばいいのですよ。
ちなみに、昨年、公開された
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(ジークアクス)』は、
極めて斬新かつ、巧妙で、
でも、最高のエンターテインメントでした。
女子高生が活躍するこの作品、
実はちゃんと宇宙世紀シリーズなのですよね。
パラレルワールドという設定なのです。
日本のアニメの総力が結集されている
最高の映像である一方で、
多くの人に対して敷居が低く。
そして、過去作品に興味を持つキッカケとなる。
ビジネスとしても
極めて巧妙に設計されているのですけど。
この名作の入口問題ですが、
これはビジネスパーソンにおける
「教養」の問題と近いのではないか、と。
「YouTubeで10分でわかる教養」を
教養と呼んでいいのかという
違和感を抱く人も多数だと思いますが、
「本物の教養を身に着けなさい
それまでは、何も語るな)」というのも
正直、酷な話ではないか、と。
もちろん、何かを体系的に学ぶには
避けては通れない作品はあります。
学ぶべき概念はあります。
ただ、入口でくじけてしまうのもね。
『機動戦士ガンダム』シリーズは深いですよ。
いまだに過去作品からも新たな発見があります。
「教養」は言うまでもなく深いですが。
最初の入口というか、
「面白そう!」と興味を持つことを大切に。
その後の復習を大切にしましょう。
まあ、沼が待っているわけですけど。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/9142/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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◇ネガティブかポジティブかの二択をこえる
◇裁量労働制は成長のスイッチか自爆装置か
◇迷っている時間を減らすという節約術
◇副業は「始まってしまう」かどうかが、カギ
◇「夢を追う」でも「人生捨てる」でもない
自然体の進路選択
3.ホンのひとこと
『モテない中年』の実態について考える
4.人生相談バカ一代
名作シリーズをどこから見ればいいのか問題
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1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
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日経の読書欄でのご紹介に続き・・・。
最新作『日本の就活』(岩波新書)関連で・・・。
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感無量です。
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就活生だった頃からの約30年間、
いや私の人生の集大成のような。
また
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ジョー横溝さんの司会のもと、
島田雅彦さん、白井聡さんと語り合います。
ぜひ。
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嬉しいですね。
読売は最後のコメントが
「人は変身できると信じている」で、
「あぁ、この言葉を拾ってくれたのか」と
感激しました。
ちょうど約20年前、
バンダイで採用担当者をしていた頃に、
就活生の前で
無意識に出ていた言葉がこれなのです。
「変身」
は私の人生のキーワードなのです。
言うまでもなく、
幼少期に見た特撮の影響が大きいのです。
地方出身の、しかも年齢が近い人は
「そうそう」と頷くと思いますが、
当時の地方は番組が少なく、
キー局の番組の
再放送だらけだったのですよね。
「ウルトラマン」
「仮面ライダー」
「人造人間キカイダー」の再放送を
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最近、いったん終了した
スーパー戦隊シリーズも
私が生まれた頃に始まったのでした。
特に夢中になったのは
『バトルフィーバーJ』
『電子戦隊デンジマン』
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です。
「変わりたい」という
衝動に満ちた人生でもありました。
「内地に行きたい」
「かっこよくなりたい」
「プロレスラーになりたい」
「ミュージシャンになりたい」
「ジャーナリストになりたい」
「作家になりたい」
という衝動は、
「なりたい」
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というだけでなく
「変わりたい」
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何度か転職をしたこと、
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大学院に入り直し大学教員になったことも
「変身」です。
「変わる」ということについて、
その衝動の原点となった人やコンテンツ、
機会に感謝しています。
歳を重ね、どうやら
こんな私も誰かの
「変身」のキッカケになっているようで。
著者デビューした方から、
高校時代に池袋のジュンク堂で
私の本を立ち読みしたことが
キッカケだったという話を聞いたり。
会社員から大学教員になった方に
影響を与えていたそうで。
私の本を読んで
転身を決意した人は
何人もいるようです。
「影響」に関して。
やや話題は変わりますが、
LUNA SEAのドラマー、真矢さんが亡くなりました。
朝起きたら、友人からLINEで
悲しいお知らせが届いており。
大腸がん、脳腫瘍との闘病生活を送っていました。
私の父も脳腫瘍と長年、闘い、
約40年前に亡くなっており。
何度も、自然に涙が込み上げてきました。
ここ数年、デビュー時を再現したエクステで
ステージに登場したことがあり。
ファンは歓喜したのですけど、いま考えると
闘病で髪がなかったのではないかなど、
見方が変わります。
要塞のような、しかもカラフルなドラムセット、
浮上し回転するセットでのドラムソロ、
派手髪にTATTOOなどなど。
彼のスタイルはいちいち衝撃的でした。
ただ、これね。
完全オリジナルかというとそうではなく。
彼が「影響」を見事に取り入れ、
自分流にしていったのですよね。
これらはすべて、海外のアーティストが
既に取り組んできたことですし、
すでに、それを取り入れた日本のアーティストも
多数いました。
彼は、ネタ元がわかりつつも、
影響を受けたものを
取り入れ、自分流にしていました。
芸能活動にも貪欲で、
よくバラエティ番組にも出演しました。
まぁ、この手の活動を
ミュージシャンがやることなのかと
批判も受けるわけですが。
彼は華がありましたね。
合掌。
変身は、一人で完結しません。
誰かの影響で始まり、
いつか誰かに返っていくのです。
ヒーローに影響を受けた人は
いつか誰かのヒーローになるのです。
1人で地球は救えないかもしれないけれど
誰かの何かを救っています。
さて、常見のメディア出演、
イベント出演などのご案内です。
3月4日は
「はたらく人ファーストアワード2025」
でトークします。
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3月7日はバウハウス六本木にてライブです。
ブルーハーツのガチトリビュートバンドです。
17時20分頃から出演します。
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3月17日には札幌で
『北海道UIターン白書』に関連した
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こちら、たくさんの申し込みを頂いているようで。
札幌の経営者、HR関係者のナイスな交流会となりそうです。
https://d.bmb.jp/9/1454/9131/XXXX
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4月7日(火)の18時30分より
バウハウス六本木にて
バースデーパーティーを
開催することになりました!
トークショー、座談会もやりたいのですが、
なんせ、グループワークや
ケースディスカッション、公開質疑など
大学の講義っぽいこともやりたいな、と。
もちろん、演奏もあります。
そして、ご来場者は、
その後も会場に残れますので、
その夜の演奏を楽しみ、
私と語り合うことができます。ぜひ。
詳細は後日。
まずは予定をあけておいてください!
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『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(常見陽平 平凡社新書)
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をよろしくお願いします。
読者の人生が変わる
キッカケになっているようです。
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2.記事傑作選
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先行事例報道と実態にギャップも?
関連法成立から8年、働き方改革は進んだのか
https://d.bmb.jp/9/1454/9135/XXXX
短期の悲観と長期の楽観
ネガティブかポジティブかの二択をこえる
https://d.bmb.jp/9/1454/9136/XXXX
裁量労働制は成長のスイッチか自爆装置か
https://d.bmb.jp/9/1454/9137/XXXX
買い控えは節約か?お得な買い物と、
迷っている時間を減らすという節約術
https://d.bmb.jp/9/1454/9138/XXXX
副業歴20年の私が通りますよ
副業は「始める」のではなく
「始まってしまう」かどうかが、カギなのだ
https://d.bmb.jp/9/1454/9139/XXXX
「好きを仕事に」を煽っていた
「とらばーゆ」編集部にいた私が考える、
「夢を追う」でも「人生捨てる」でもない
自然体の進路選択
宇佐美なつさん、カイリ・セインさん、
LOVEBITESがタイムラインに並んだ日
https://d.bmb.jp/9/1454/9140/XXXX
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3.ホンのひとこと
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【『モテない中年』の実態について考える】
「ちょい不良(ワル)オヤジ」
という言葉を聞いたことがある人は
多いことだろう。
雑誌『LEON』が提唱したコンセプトだ。
2005年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の
トップテンに入った(受賞語としては
「ちょいモテオヤジ」で、アレンジされている)。
当時、アラサーの私は、
なぜ、年齢を重ねても、
(人によっては)妻子がいても、
モテようとするのか謎だった。
ふと思い出したが、先輩に誘われ、
リクルートの新規事業コンテスト
「New Ring」に
『LEON』的な
中高年男性向けサービスというテーマで
エントリーしたことがある。
役員面談まで行ったことを覚えているのだが、
受賞には至らなかった。
もし、受賞していたら今頃、
『Hot Pepper イケオジ』が
誕生していたかもしれない。
会社員時代の先輩や同僚と会うと、
たまにモテ、不倫武勇伝を聞かされたりもする。
不倫をしていても、
武勇伝を語るか否かは、また別問題だし。
「モテるんだから、しょうがないんだ」
と力説する先輩もいた。
ただ、モテる中年なんて、レアではないか。
モテ以外の生きづらさがあるのではないか。
先行き不透明感、孤独感こそ問題ではないか。
社会起業家坂爪真吾さんの新作
『モテない中年』(PHP新書)が
発売されたことをX上で知り、
Kindleでポチリと購入する。
障害者の性問題の解決に取り組む非営利組織、
性風俗で働く女性のための相談事業などを
立ち上げてきた方だ。
昨年は、AIの力で夜の世界の課題解決を目指す
組織・合同会社ヨルミナを設立した。
坂爪真吾さんは上野千鶴子ゼミ出身者でもある。
同ゼミ出身者による『情報生産者になってみた』
(上野ゼミ卒業生チーム ちくま新書)を
「北海道新聞」の連載で
取り上げたことがあった。
教育者として大変に参考になる本だった
(上野千鶴子の別の?顔をみることができるし
学ぶ場づくりなどにおいても参考になる)
坂爪さんの原点を垣間見た。
上野ゼミとは、
「エロ少年の風俗の世界レポート」と
一蹴されそうなものを、
社会学的な研究とし、
社会問題として捉えて
解決するまでの手法を鍛える場
なのだと解釈した。
中年男性5名のインタビューをもとに
中高年の性と孤独について考える1冊である。
男性は思春期以降に形成された
「モテる/モテない」に関する自己認識が
人生において呪いのようについて回り、
中年期以降の孤独や生きづらさに
結びついている。
語られるエピソードの一つは
「誰かと生きる」ということが、
いまや簡単なことではないという厳しい現実だ。
20代、30代と常に交際相手がいて、
たまに結婚を迫られたりもし、
なんとなく過ごしてきた男性も、
40代になると急にモテなくなる。
年齢で寄り付かなくなる。
年齢を明かした瞬間に引いていく。
厳しい現実が突きつけられる。
離婚して、再びシングルになり
恋愛を始めようとするが、
若い頃の恋愛観が更新されておらず
戸惑う者の姿にも膝を乱打した。
恋愛の浦島太郎状態になるのだ。
職場でのジェネレーションギャップが
話題となるのだが、
恋愛観のギャップもより深刻だ。
これまで、中高年男性の苦悩に関して
多数の本がリリースされてきたが、
この本は、性の悩みが
赤裸々に語られていることも特徴である。
夫婦の関係がなくなった件が
離婚につながったケースなどが紹介されている。
性は生きる原動力でもある。
ちょうど、昨日、SHIBUYA LOFT9で開催された
「まだまだ!ストリップは止まらない」
(宇佐美なつ・二村ヒトシ・ひらりさ・武藤大祐・夏堀うさぎ)
に参加してきた。性、エロについて
踊り子、AV監督、大学教授、文筆家、ライター・編集者
の男女が、明るく、深く、真剣に語り合う場が新鮮だった。
なんせ、楽しそうだったし、実際、楽しかった。
性やエロを語ると、すぐ「危険物扱い」
されがちな社会ではある。
ただ、人間として生きる上で向き合わなくてはならない
ものである。
そもそも、誰かと同居するという行為自体が
困難なのではないか、
人の話を聞くということが
中高年男性にとって苦手なことなのではないか、
コミュニティに所属すること自体が
難しくなっていないか、
何ごとも課金化する社会になっていないかなど、
問題提起が続く。
登場する人物たちのエピソードは、
ややセンセーショナルなものが多い。
正直、私たちがなんとなく抱えている不安よりも
スケールが大きく、ドラマチックで圧倒される。
「こんな人、いるのか」と思うことだろう。
たくさんの人と会い、話を見聞きしてきた
私でも、圧倒されるエピソードがあった。
一方「そんな人、私の周りにはいない」
という感想自体が、格差を物語っていることもある。
ただ、ケースも背景を理解すると、
それが現代において起こり得ることであり、
中年の苦悩であることがよくわかる。
2章で紹介される日本の恋愛史もわかりやすい。
あらためて、昔、ドラマで観て、
まわりに存在していた恋愛が
レア化していることがよくわかる。
圧倒されるとともに、救われる。
衝撃を受けつつも希望を持てる一冊である。
『モテない中年』(PHP新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/9141/XXXX
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4.人生相談バカ一代
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【名作シリーズをどこから見ればいいのか問題】
Q.ガンダムの映画
『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』が
気になっています。
話題になっていますよね。
女性ということもあり、
これまでガンダムを観てきませんでした。
映画館に行こうと思うのですが、
何を観て予習すればいいのでしょう?
A.まずは観て予習より復習に力を入れましょう
きましたね。これは
「名作シリーズ、どこから観るか」
問題とも言います。
これは『機動戦士ガンダム』
(元バンダイ社員なので、略せず、
正式名、作品名で書きます
ちなみに、ファーストガンダム
も正確な呼び方ではありません)
シリーズに限らず、
長く続いている作品について
皆が直面している課題です。
実は私もその一人で、
評論家として常に何かを論じたり、
コメントしているわけですが、
専門外のこと、
趣味においては興味がもてないものは
当然、優先順位が下がるわけで。
実はまだ見ていない
ヒットコンテンツは多数あるわけで。
OK認めよう(村上春樹かよ)
『DragonBall』→ピッコロまでしか読んでいない。
『ONEPIECE』→漫画を読んだことがない。映画だけ。
『SLAMDUNK』→映画は観た。
桜木花道リーゼント期しか読んでいない。
『NARUTO』『銀魂』→実は一度も観たことがない
こんなもんです。
流行っているなと思っていたら、
続編がどんどん出るわけで、
何からチェックすればいいのかわからなくなり。
ますます「実は見ていません」と
言いにくくなるという。
ただ、少なくとも
『機動戦士ガンダム』シリーズについては、
「いま、やっているものをみてください」
というのが、明確な答です。
なので、予習ゼロで
『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』を
観に行っても十分に楽しめます。
ネタバレですが・・・。
実際、最初の5分はこれまでの復習、
世界観の理解タイムになっています。
まあ、サブスクで『閃光のハサウェイ』シリーズの
第一作目が配信されているので、こちらは
観てもいいかもしれませんね。
このシリーズは、そこで接点を持ちつつ、
ところどころこれまでの作品につながる設定や、
ニヤリとするシーンがあり、
過去作品に興味が広がるという
つくりになっているのです。
このシリーズを大きく2つに分けると、
最初の作品『機動戦士ガンダム』と
何らかのかたちでつながる
「宇宙世紀シリーズ」と、
それ以外に分けられます。
今回の『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』は、
「宇宙世紀シリーズ」に分類されます。
ホワイトベースの艦長だったブライト・ノアと、
乗組員ミライ・ヤシマの間に生まれた
ハサウェイ・ノアが主人公です。
「宇宙世紀シリーズ」は、
昔からのファンが今も熱狂している一方で、
このように新しい作品から興味を持ち、
ハマっていきます。
一方、宇宙世紀シリーズ以外は、
ガンダムという名のモビルスーツが登場する他は、
世界の設定が様々です。
約25年前に大ヒットした
『機動戦士ガンダム SEED』シリーズや、
約20年前にヒットし定番化した
『機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)』や、
約10年前にヒットした
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』や、
最近の作品『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
などがそうです。
特にSEEDシリーズやOOシリーズは
女性ファンが増えるキッカケになりました。
いま、放映・上映されている作品の他、
BSなどでの再放送もありますし、
今ではサブスクなどでの配信もあるわけで。
タッチポイントをつくり、
ハマっていく流れができていくわけです。
まずは、今の作品を観るということを
おすすめする理由は、
数え切れないほどの作品が出ていて、
網羅的に予習してから最新作を観るのは
極めて困難であることも理由です。
そして、初期の作品は、何度も
リマスター版などが発表されてはいるものの、
今、4KやHDの画面でみると、
画質的に厳しいものがあります。
見せ場のシーンも
今見ると
「これかよ」
となることも。
※フォローすると、当時は
それが「すごい!」とドキドキしたのですよ。
さらには、初期のガンダムは男社会そのものであり
(いや、今もですけど)。
コンプライアンス的にも観ていて
ハラハラすることもあるかもしれません。
アムロの名台詞に
「二度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!」
という、同作品を観たことがない人も知っているセリフが
ありますけど
二度も殴る上司は懲戒解雇になってもおかしくないですし
親父が殴っても、児童相談所がやってきますよ。
その後、ブライトは
「それが甘ったれなんだ!
殴られもせずに一人前になった奴が
どこにいるものか」
と。
『STAR WARS』シリーズを
一時、DVDで揃えたことがあったのですけど。
いや、色褪せない作品ですけど、
若い人がみると、
初期作品は時代劇に見えるでしょうねえ・・・。
長く続いている作品は、
予習よりも復習、補習が大事かと。
今回の作品も
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』と
つながっており。
観てから、こちらをチェックし。
遡っていけばいいのですよ。
ちなみに、昨年、公開された
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX
(ジークアクス)』は、
極めて斬新かつ、巧妙で、
でも、最高のエンターテインメントでした。
女子高生が活躍するこの作品、
実はちゃんと宇宙世紀シリーズなのですよね。
パラレルワールドという設定なのです。
日本のアニメの総力が結集されている
最高の映像である一方で、
多くの人に対して敷居が低く。
そして、過去作品に興味を持つキッカケとなる。
ビジネスとしても
極めて巧妙に設計されているのですけど。
この名作の入口問題ですが、
これはビジネスパーソンにおける
「教養」の問題と近いのではないか、と。
「YouTubeで10分でわかる教養」を
教養と呼んでいいのかという
違和感を抱く人も多数だと思いますが、
「本物の教養を身に着けなさい
それまでは、何も語るな)」というのも
正直、酷な話ではないか、と。
もちろん、何かを体系的に学ぶには
避けては通れない作品はあります。
学ぶべき概念はあります。
ただ、入口でくじけてしまうのもね。
『機動戦士ガンダム』シリーズは深いですよ。
いまだに過去作品からも新たな発見があります。
「教養」は言うまでもなく深いですが。
最初の入口というか、
「面白そう!」と興味を持つことを大切に。
その後の復習を大切にしましょう。
まあ、沼が待っているわけですけど。
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