常見陽平メルマガ『陽平界通信』第400号 好きを仕事にするということ/最近、開拓したお店/両立するということ
2026/07/29 (Wed) 07:52
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第400号
◆◆ 2026.7.29 配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
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なお、メールの転送をされている場合は、
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◆◆◆━━━━━━━━━━━━━
今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
「好きを仕事にする」ということ
2.記事傑作選
◇「“テレワークでできる”が
最大効率とは限らない」
社会変化への対応力と
キャリアの主体性に差が出る
3.常ミシュラン
最近、行った素敵な店
4. 人生相談バカ一代
やりたいことが多すぎる
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【「好きを仕事にする」ということ】
令和8年熊本地震により被災された皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
熊本では、これまで何度か講演をしました。
そのたびに、参加者の皆さんの熱と温かさに
圧倒され、こちらが元気をもらいました。
被災地の皆さんのご無事と、
一日も早く日常が戻ることを
心より祈っております。
そのようななかではありますが、
公式メルマガ『陽平界通信』は
今回で400号を迎えました。
ここまで続けてこられたのは、
読者の皆さんのおかげです。
プレゼント企画や、アンケートなどを
やろうかなと思いましたが、やめました。
いつもどおり、ごく普通の号にします。
来年4月4日の著者デビュー記念
陽平祭にご期待ください。
8月10日のアナウンサー吉田尚記さんとのイベント
「好きなことを仕事にするって、本当に幸せ?
~「働く」と「生きる」を再定義する夜~」
https://d.bmb.jp/9/1454/10593/XXXX
ですが、ラッキーなことに?残念なことに?
チケットがまだいっぱいあるそうです・・・。
お盆、連休の谷間ですが、ぜひ。
このイベントだけは来てほしいのです。
吉田尚記と対談するという
夢のような機会でして。
今日はここで議論したいテーマについて。
徒然なるままに書くことにします。
こっそり愛読していた岡藤真依
『彼女は裸で踊ってる』(講談社)の
https://d.bmb.jp/9/1454/10594/XXXX
最終巻が発売されました。
笑って泣ける最終回でした。
女であることに嫌気が差しながら、
日々を生きる会社員・牧野。
ある日、電車で痴漢に遭った彼女を
救ってくれた人物は、踊り子でした。
それをきっかけにストリップと出会い、
やがて会社を辞め、
自らも踊り子になる物語です。
「自分と向き合う」
「好きを仕事にする」
「才能で食べていく」
という点で、考えるキッカケとなる
作品でした。
ご高齢の方、同じく会社員を辞めた方、
踊りの才能はあっても人と接するのが苦手な方など
様々な踊り子が登場する群像劇でもあります。
かっぴーさんのクリエイター群像劇
『左ききのエレン』を
思い出しました。
個人的に、ヒリヒリしたのは、
主人公が踊り子になろうとしたときに、
先輩のお姐様が発した
「ストリップ舐めんじゃないよ」というセリフです。
ややネタバレですが、
主人公牧野が交際相手や、
会社員時代の上司に自分の姿勢を
伝えるシーンもドキドキします。
「好きを仕事に」という言葉について。
実は複雑な想いがあります。
私が在籍していた頃のリクルートでは
転職情報誌の『とらばーゆ』
お稽古、スクール情報誌の
『ケイコとマナブ』を出しており、
これらのメディアで
「好きを仕事に」は人気のある特集でした。
私自身も『とらばーゆ』編集部に
所属していたことがあり。
編集記事を読んで
胸が熱くなったことが
よくありました。
一方、
「煽っているなあ・・・」
と感じることもありましたよ。
学生たちからも「好きなことなら、頑張れる」
という言葉が発せられることがよくあるわけです。
ただ、何を、なぜ好きなのか。
本当に好きなことだったら頑張っているといえるのか
など、深く考えていないことが多いのですが。
就活初期段階の学生は
「やりたいことが見つからない」と言いますけど。
実際には探していなかったり。
そして、そこにはやりたいことさえ見つかれば
自分は変わることができるのではないかという
願望のようなものもあります。
末井昭さんの
「若い奴は何かをやりたい、やりたいというが、
やりたい衝動があるだけであって、
やりたいことなど何もないのだ」
という言葉を思い出しました。
若い頃に出会って、
かたい頭に釘を打ち込まれたような
衝撃をうけました。
一方、「好き」「やりたい」「夢」は、
魔物でもあります。
それが見つからずに迷走したり、
いまいち日々の生活が充実していないと感じたり。
さらに、「好き」であるがゆえに、
賃金、労働時間、労働環境など
働く条件が恵まれていなくても、
没頭してしまうこともあります。
大事な点は、好きであろうと、何であろうと
「仕事」なのですよね。
プロとしての役割を果たさなくてはなりません。
今年は良い出会いが多数ある年でして。
中にはまさに「好きを仕事に」
している方も多数いたわけですが。
「仕事」に関する「こだわり」も
「わりきり」も両方感じる瞬間があり。
端的に言うと、
好きなことをして自由に生きている風でも、
「仕事」であり、「責任」を果たすことを
最優先にしていた、と。
「好きを仕事に」と言いつつ、
その「好き」を反映する割合も様々でして。
たとえば、ミュージシャンの仕事をしていても、
やりたいジャンルの音楽では食べていなかったり。
大御所のバック、スタジオミュージシャン、
楽曲提供、レッスンなどで稼ぎつつ、
小さなライブハウスや、別ユニットで
好きな音楽をやっている人も。
バランスですねえ・・・。
いろんな人から
「仕事が好きでしょう」と
言われる私なのですけど。
特に今月はそう言われる機会が
多かったわけですが。
好きなことを出来ているがゆえに、良くも悪くも
仕事をしている感覚が薄いのだなあと。
大学教授にしろ、評論家にしろ、
「あぁ、やりたかった仕事をやっている」という
喜びを日々感じており。
毎日、研究室に行く度、
ラジオのスタジオに行く度、
原稿を書く度、
「好きなことをできている俺」に
感動するわけです。
いまだに
「ラジオのスタジオに来れちゃったぞ」的に。
ミーハーですね。
明日もラジオのスタジオ生出演が
あるわけですけど、局に行き、
スタジオに入るたびに、いまだに感動するのです。
実際、嬉しいし、日々新鮮なのです。はい。
まあ、甘いという声もあるでしょうよ。
とはいえ、仕事なのだ。
責任を果たすのだ。
「さすがプロだ」と言われる仕事をするのだ。
そんなことを考える今日このごろです。
一方、私は「好きを仕事に」だけでなく、
「仕事を好きに」なる、することにも
こだわっています。
任された仕事、
やらざるを得ない仕事のなかに
面白さを見つけること。
そして、少しずつ
自分の好きな仕事に変えていくこと。
実は、これが得意です。
なんせ私は、仕事と働く人に
興味があって仕方がないわけです。
はい。
仕事が楽しいと、人生が楽しいですね。
吉田尚記さんとのイベントでは、このあたり、
深く話し合いたいなと思っています。
ぜひ、お越しください。
よろしくお願いします。
↓ 常見陽平×吉田尚記
好きなことを仕事にするって、本当に幸せ?
~「働く」と「生きる」を再定義する夜~
「好きなことを仕事にできたら幸せ」
とは言うものの、本当にそうなのか?
働き方評論家の常見陽平と、大学院で
「推し活」と「ウェルビーイング」を研究中の
アナウンサー・吉田尚記が、
下北沢のライブバーで初対談。
「1日8時間以上働かない」と公言する常見氏と、
仕事もプライベートもシームレスに
つながっている吉田氏の対照的なスタンスから、
「働く」の本質に迫ります。
キャリアの正解探しに疲れた人、推し活してる人、
フリーランスで生きてる(生きたい)人、
とりあえず全員集合。
お酒片手に、本音で「働く」を語り合う夜です。
常見陽平
リクルート、バンダイ、ベンチャー企業、
フリーランス活動を経て2015年4月より
千葉商科大学国際教養学部専任講師
(現:基盤教育機構教授)。専攻は労働社会学。
大学生の就職活動、労使関係、労働問題、
キャリア論、若者論を中心に、
執筆・講演など幅広く活動中。
吉田尚記
アナウンサー。ラジオのレギュラー番組のほか、
テレビ番組やイベント司会など
年間200本ほど出演。
2025年4月から東京大学大学院
学際情報学府・社会情報学コースに在学中。
研究テーマは、
『推し活はウェルビーイングをもたらすのか?~
「ももいろクローバーZ」のファンと
ウェルビーイングの関係に注目して』。
2026年8月10日(月)
18:30開場 19:00開演(21:00終了予定)
チケット
会場:2500円(+1ドリンク600円)
配信:2000円
来場チケットはこちら
https://d.bmb.jp/9/1454/10595/XXXX
配信チケットはこちら
https://d.bmb.jp/9/1454/10596/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
最新作『日本の就活』(岩波新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/10597/XXXX
をよろしくお願いします。
Amazonのレビューも
読書メーターのコメントも増えてきました。
https://d.bmb.jp/9/1454/10598/XXXX
この本だけは、読んでもらいたいのです。
全国の書店員さん、
手書きPOP、サイン本、イベント、やりますよ。
著者、編集者の皆様、対談などぜひ。
一昨年、リリースした
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(平凡社新書)
https://d.bmb.jp/9/1454/10599/XXXX
もよろしくお願いします。
読者の人生が変わる
キッカケになっているようです。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/10600/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/10601/XXXX
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◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
「“テレワークでできる”が最大効率とは限らない」
社会変化への対応力とキャリアの主体性に差が出る
https://d.bmb.jp/9/1454/10602/XXXX
◆◆━━━━━━━━━
3.常ミシュラン
━━━━━━━━━━◆◆
【最近、行った素敵な店】
お店の新規開拓をサボっており。
いつも同じ店にいる。
松玄恵比寿、OBANZAIYA KIZUKI868、
如水会館一橋クラブ、タブローズ、
野八あたりの割合が大きく。
そんな中、最近、お誘い頂いたり、
自分でリストアップして、
新規開拓したお店たち。
東京ドームホテル
スカイラウンジ&ダイニング
「アーティスト カフェ」
https://d.bmb.jp/9/1454/10603/XXXX
→東京ドームホテルの最上階。
ナイスな眺め。ランチはお得なプランも多数。
九つ井 玉川店
https://d.bmb.jp/9/1454/10604/XXXX
→玉川髙島屋SCの向かいにあるお店。
鎌倉の材木座から古民家を移築。
大変に落ち着くお店。
炭火で肉や野菜を焼き、最後は絶品蕎麦。ナイス。
ごはん屋たまり
https://d.bmb.jp/9/1454/10605/XXXX
→早稲田大学のすぐ近く。
大学教授夫妻が運営するお店。
↓少し前の記事だが、ぜひ。
https://d.bmb.jp/9/1454/10606/XXXX
創作和食がナイス。
海美(あみ)
https://d.bmb.jp/9/1454/10607/XXXX
→新橋のカウンターのお店。和食がナイス。
こじんまりとしたお店で、美味しいものを。
お酒を飲まない私だけど、充実しているようで。
STELLAR WORKS Restaurant & Bar
https://d.bmb.jp/9/1454/10608/XXXX
→地中海料理の店。創意工夫がいっぱい。
新体制のようで。今後に期待。
サリーヒルズ
https://d.bmb.jp/9/1454/10609/XXXX
→代官山のテラスでイタリアン。
こぢんまりとしていて気持ちいい。
というわけで、連れて行ってもらった店もあれば、
自分で開拓した店もあるわけだが。
食は楽しい。今年の後半も楽しくいきますかね。
◆◆━━━━━━━━━━━
4.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━━◆◆
Q.大学生活で、やりたいことが多すぎる・・・
大学一年生です。
やりたいことが多すぎて困ってます。
サークルに複数所属しています。
アルバイトも、生活のためというよりは、
大人の世界を覗きたくて、
飲食店などを掛け持ちしています。
でも、中途半端になっている感じもします。
どうすればいいでしょうか。
A.全部やって確かめればいいんですよ
全部やって確かめてみればいいんですよ。
UVERworldも
”PRAYING RUN"という曲で
そう歌っています。
このMV、観てくださいよ。
https://d.bmb.jp/9/1454/10610/XXXX
前のめり学生が直面する悩みですね、これ。
なんせ、その好奇心、行動力はナイスです。
そして、自分がなぜ、
今のサークルやアルバイトに興味を持ったのか、
たまに立ち止まって考えてください。
まあ、立ち止まってはいられないのでしょう、
きっと。
やっているうちに、
優先順位が見えてくるかもしれませんし。
ちゃんと両立できるかもしれません。
「文武両道」という言葉がありますけど。
いまや、
死語にしていいのではないかと思っているんです。
文と武は完全には分かれませんし。
なんせ、やりたいことが多すぎるので
一つのことだけでおさまらないわけですよ。
やってるうちに経験値、たまります。
それぞれをうまくやりくりできるようになります。
そして、よい影響をあたえあう連鎖が起きる、と。
私もよく「時間のやりくり大変じゃないですか」と
言われます。
ただ、なんとかなるし、余裕もあるのですね。
やってみると時間の使い方、優先順位付け、
うまくやれるようになります。
全部が100%ではなく、
たまにはプチ妥協も必要で。
満点ではなく、合格点、及第点を
目指すと疲れなかったり。
なんせ、大学の先生の仕事も、
本や記事を書くことも、
家事、特に料理も、
おしゃれも、音楽も、
サボりたくないのです。
自分が楽しいと思えるくらいに、楽しめており。
だって、やりたいんでしょう。
若い頃の
「だって好きなんだもん」
「だってやりたいんだもん」
という衝動に勝るものはありません。
そして、その衝動を
いつまでも忘れずに生きていたら、
たとえば、私のような50代になります。
応援しています。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/10611/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第400号
◆◆ 2026.7.29 配信
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1.巻頭言
「好きを仕事にする」ということ
2.記事傑作選
◇「“テレワークでできる”が
最大効率とは限らない」
社会変化への対応力と
キャリアの主体性に差が出る
3.常ミシュラン
最近、行った素敵な店
4. 人生相談バカ一代
やりたいことが多すぎる
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【「好きを仕事にする」ということ】
令和8年熊本地震により被災された皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
熊本では、これまで何度か講演をしました。
そのたびに、参加者の皆さんの熱と温かさに
圧倒され、こちらが元気をもらいました。
被災地の皆さんのご無事と、
一日も早く日常が戻ることを
心より祈っております。
そのようななかではありますが、
公式メルマガ『陽平界通信』は
今回で400号を迎えました。
ここまで続けてこられたのは、
読者の皆さんのおかげです。
プレゼント企画や、アンケートなどを
やろうかなと思いましたが、やめました。
いつもどおり、ごく普通の号にします。
来年4月4日の著者デビュー記念
陽平祭にご期待ください。
8月10日のアナウンサー吉田尚記さんとのイベント
「好きなことを仕事にするって、本当に幸せ?
~「働く」と「生きる」を再定義する夜~」
https://d.bmb.jp/9/1454/10593/XXXX
ですが、ラッキーなことに?残念なことに?
チケットがまだいっぱいあるそうです・・・。
お盆、連休の谷間ですが、ぜひ。
このイベントだけは来てほしいのです。
吉田尚記と対談するという
夢のような機会でして。
今日はここで議論したいテーマについて。
徒然なるままに書くことにします。
こっそり愛読していた岡藤真依
『彼女は裸で踊ってる』(講談社)の
https://d.bmb.jp/9/1454/10594/XXXX
最終巻が発売されました。
笑って泣ける最終回でした。
女であることに嫌気が差しながら、
日々を生きる会社員・牧野。
ある日、電車で痴漢に遭った彼女を
救ってくれた人物は、踊り子でした。
それをきっかけにストリップと出会い、
やがて会社を辞め、
自らも踊り子になる物語です。
「自分と向き合う」
「好きを仕事にする」
「才能で食べていく」
という点で、考えるキッカケとなる
作品でした。
ご高齢の方、同じく会社員を辞めた方、
踊りの才能はあっても人と接するのが苦手な方など
様々な踊り子が登場する群像劇でもあります。
かっぴーさんのクリエイター群像劇
『左ききのエレン』を
思い出しました。
個人的に、ヒリヒリしたのは、
主人公が踊り子になろうとしたときに、
先輩のお姐様が発した
「ストリップ舐めんじゃないよ」というセリフです。
ややネタバレですが、
主人公牧野が交際相手や、
会社員時代の上司に自分の姿勢を
伝えるシーンもドキドキします。
「好きを仕事に」という言葉について。
実は複雑な想いがあります。
私が在籍していた頃のリクルートでは
転職情報誌の『とらばーゆ』
お稽古、スクール情報誌の
『ケイコとマナブ』を出しており、
これらのメディアで
「好きを仕事に」は人気のある特集でした。
私自身も『とらばーゆ』編集部に
所属していたことがあり。
編集記事を読んで
胸が熱くなったことが
よくありました。
一方、
「煽っているなあ・・・」
と感じることもありましたよ。
学生たちからも「好きなことなら、頑張れる」
という言葉が発せられることがよくあるわけです。
ただ、何を、なぜ好きなのか。
本当に好きなことだったら頑張っているといえるのか
など、深く考えていないことが多いのですが。
就活初期段階の学生は
「やりたいことが見つからない」と言いますけど。
実際には探していなかったり。
そして、そこにはやりたいことさえ見つかれば
自分は変わることができるのではないかという
願望のようなものもあります。
末井昭さんの
「若い奴は何かをやりたい、やりたいというが、
やりたい衝動があるだけであって、
やりたいことなど何もないのだ」
という言葉を思い出しました。
若い頃に出会って、
かたい頭に釘を打ち込まれたような
衝撃をうけました。
一方、「好き」「やりたい」「夢」は、
魔物でもあります。
それが見つからずに迷走したり、
いまいち日々の生活が充実していないと感じたり。
さらに、「好き」であるがゆえに、
賃金、労働時間、労働環境など
働く条件が恵まれていなくても、
没頭してしまうこともあります。
大事な点は、好きであろうと、何であろうと
「仕事」なのですよね。
プロとしての役割を果たさなくてはなりません。
今年は良い出会いが多数ある年でして。
中にはまさに「好きを仕事に」
している方も多数いたわけですが。
「仕事」に関する「こだわり」も
「わりきり」も両方感じる瞬間があり。
端的に言うと、
好きなことをして自由に生きている風でも、
「仕事」であり、「責任」を果たすことを
最優先にしていた、と。
「好きを仕事に」と言いつつ、
その「好き」を反映する割合も様々でして。
たとえば、ミュージシャンの仕事をしていても、
やりたいジャンルの音楽では食べていなかったり。
大御所のバック、スタジオミュージシャン、
楽曲提供、レッスンなどで稼ぎつつ、
小さなライブハウスや、別ユニットで
好きな音楽をやっている人も。
バランスですねえ・・・。
いろんな人から
「仕事が好きでしょう」と
言われる私なのですけど。
特に今月はそう言われる機会が
多かったわけですが。
好きなことを出来ているがゆえに、良くも悪くも
仕事をしている感覚が薄いのだなあと。
大学教授にしろ、評論家にしろ、
「あぁ、やりたかった仕事をやっている」という
喜びを日々感じており。
毎日、研究室に行く度、
ラジオのスタジオに行く度、
原稿を書く度、
「好きなことをできている俺」に
感動するわけです。
いまだに
「ラジオのスタジオに来れちゃったぞ」的に。
ミーハーですね。
明日もラジオのスタジオ生出演が
あるわけですけど、局に行き、
スタジオに入るたびに、いまだに感動するのです。
実際、嬉しいし、日々新鮮なのです。はい。
まあ、甘いという声もあるでしょうよ。
とはいえ、仕事なのだ。
責任を果たすのだ。
「さすがプロだ」と言われる仕事をするのだ。
そんなことを考える今日このごろです。
一方、私は「好きを仕事に」だけでなく、
「仕事を好きに」なる、することにも
こだわっています。
任された仕事、
やらざるを得ない仕事のなかに
面白さを見つけること。
そして、少しずつ
自分の好きな仕事に変えていくこと。
実は、これが得意です。
なんせ私は、仕事と働く人に
興味があって仕方がないわけです。
はい。
仕事が楽しいと、人生が楽しいですね。
吉田尚記さんとのイベントでは、このあたり、
深く話し合いたいなと思っています。
ぜひ、お越しください。
よろしくお願いします。
↓ 常見陽平×吉田尚記
好きなことを仕事にするって、本当に幸せ?
~「働く」と「生きる」を再定義する夜~
「好きなことを仕事にできたら幸せ」
とは言うものの、本当にそうなのか?
働き方評論家の常見陽平と、大学院で
「推し活」と「ウェルビーイング」を研究中の
アナウンサー・吉田尚記が、
下北沢のライブバーで初対談。
「1日8時間以上働かない」と公言する常見氏と、
仕事もプライベートもシームレスに
つながっている吉田氏の対照的なスタンスから、
「働く」の本質に迫ります。
キャリアの正解探しに疲れた人、推し活してる人、
フリーランスで生きてる(生きたい)人、
とりあえず全員集合。
お酒片手に、本音で「働く」を語り合う夜です。
常見陽平
リクルート、バンダイ、ベンチャー企業、
フリーランス活動を経て2015年4月より
千葉商科大学国際教養学部専任講師
(現:基盤教育機構教授)。専攻は労働社会学。
大学生の就職活動、労使関係、労働問題、
キャリア論、若者論を中心に、
執筆・講演など幅広く活動中。
吉田尚記
アナウンサー。ラジオのレギュラー番組のほか、
テレビ番組やイベント司会など
年間200本ほど出演。
2025年4月から東京大学大学院
学際情報学府・社会情報学コースに在学中。
研究テーマは、
『推し活はウェルビーイングをもたらすのか?~
「ももいろクローバーZ」のファンと
ウェルビーイングの関係に注目して』。
2026年8月10日(月)
18:30開場 19:00開演(21:00終了予定)
チケット
会場:2500円(+1ドリンク600円)
配信:2000円
来場チケットはこちら
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最新作『日本の就活』(岩波新書)
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をよろしくお願いします。
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読書メーターのコメントも増えてきました。
https://d.bmb.jp/9/1454/10598/XXXX
この本だけは、読んでもらいたいのです。
全国の書店員さん、
手書きPOP、サイン本、イベント、やりますよ。
著者、編集者の皆様、対談などぜひ。
一昨年、リリースした
『50代上等!理不尽なことは
「週刊少年ジャンプ」から学んだ』
(平凡社新書)
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もよろしくお願いします。
読者の人生が変わる
キッカケになっているようです。
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
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ヤフージャパンでコメントをしております。
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
「“テレワークでできる”が最大効率とは限らない」
社会変化への対応力とキャリアの主体性に差が出る
https://d.bmb.jp/9/1454/10602/XXXX
◆◆━━━━━━━━━
3.常ミシュラン
━━━━━━━━━━◆◆
【最近、行った素敵な店】
お店の新規開拓をサボっており。
いつも同じ店にいる。
松玄恵比寿、OBANZAIYA KIZUKI868、
如水会館一橋クラブ、タブローズ、
野八あたりの割合が大きく。
そんな中、最近、お誘い頂いたり、
自分でリストアップして、
新規開拓したお店たち。
東京ドームホテル
スカイラウンジ&ダイニング
「アーティスト カフェ」
https://d.bmb.jp/9/1454/10603/XXXX
→東京ドームホテルの最上階。
ナイスな眺め。ランチはお得なプランも多数。
九つ井 玉川店
https://d.bmb.jp/9/1454/10604/XXXX
→玉川髙島屋SCの向かいにあるお店。
鎌倉の材木座から古民家を移築。
大変に落ち着くお店。
炭火で肉や野菜を焼き、最後は絶品蕎麦。ナイス。
ごはん屋たまり
https://d.bmb.jp/9/1454/10605/XXXX
→早稲田大学のすぐ近く。
大学教授夫妻が運営するお店。
↓少し前の記事だが、ぜひ。
https://d.bmb.jp/9/1454/10606/XXXX
創作和食がナイス。
海美(あみ)
https://d.bmb.jp/9/1454/10607/XXXX
→新橋のカウンターのお店。和食がナイス。
こじんまりとしたお店で、美味しいものを。
お酒を飲まない私だけど、充実しているようで。
STELLAR WORKS Restaurant & Bar
https://d.bmb.jp/9/1454/10608/XXXX
→地中海料理の店。創意工夫がいっぱい。
新体制のようで。今後に期待。
サリーヒルズ
https://d.bmb.jp/9/1454/10609/XXXX
→代官山のテラスでイタリアン。
こぢんまりとしていて気持ちいい。
というわけで、連れて行ってもらった店もあれば、
自分で開拓した店もあるわけだが。
食は楽しい。今年の後半も楽しくいきますかね。
◆◆━━━━━━━━━━━
4.人生相談バカ一代
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Q.大学生活で、やりたいことが多すぎる・・・
大学一年生です。
やりたいことが多すぎて困ってます。
サークルに複数所属しています。
アルバイトも、生活のためというよりは、
大人の世界を覗きたくて、
飲食店などを掛け持ちしています。
でも、中途半端になっている感じもします。
どうすればいいでしょうか。
A.全部やって確かめればいいんですよ
全部やって確かめてみればいいんですよ。
UVERworldも
”PRAYING RUN"という曲で
そう歌っています。
このMV、観てくださいよ。
https://d.bmb.jp/9/1454/10610/XXXX
前のめり学生が直面する悩みですね、これ。
なんせ、その好奇心、行動力はナイスです。
そして、自分がなぜ、
今のサークルやアルバイトに興味を持ったのか、
たまに立ち止まって考えてください。
まあ、立ち止まってはいられないのでしょう、
きっと。
やっているうちに、
優先順位が見えてくるかもしれませんし。
ちゃんと両立できるかもしれません。
「文武両道」という言葉がありますけど。
いまや、
死語にしていいのではないかと思っているんです。
文と武は完全には分かれませんし。
なんせ、やりたいことが多すぎるので
一つのことだけでおさまらないわけですよ。
やってるうちに経験値、たまります。
それぞれをうまくやりくりできるようになります。
そして、よい影響をあたえあう連鎖が起きる、と。
私もよく「時間のやりくり大変じゃないですか」と
言われます。
ただ、なんとかなるし、余裕もあるのですね。
やってみると時間の使い方、優先順位付け、
うまくやれるようになります。
全部が100%ではなく、
たまにはプチ妥協も必要で。
満点ではなく、合格点、及第点を
目指すと疲れなかったり。
なんせ、大学の先生の仕事も、
本や記事を書くことも、
家事、特に料理も、
おしゃれも、音楽も、
サボりたくないのです。
自分が楽しいと思えるくらいに、楽しめており。
だって、やりたいんでしょう。
若い頃の
「だって好きなんだもん」
「だってやりたいんだもん」
という衝動に勝るものはありません。
そして、その衝動を
いつまでも忘れずに生きていたら、
たとえば、私のような50代になります。
応援しています。
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発行人:常見陽平
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