常見陽平メルマガ『陽平界通信』第178号 高校時代の恩師の小説 最高の安楽死はアリか? /45歳定年制をめぐって
2021/09/15 (Wed) 07:00
╋╋・‥ ‥・╋╋
常見陽平メルマガ『陽平界通信』
第178号 2021.9.15 配信
╋╋・‥ ‥・╋╋
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╋・‥今週のアウトライン‥・╋
1.巻頭言
札幌南恩師の最新作『人生の成就』
最高の安楽死はアリか?
2.陽平トレンディ
☆尖った才能『ウルトラマンが泣いている』
☆サントリー「45歳定年」発言と雇用問題
☆オンラインについて多面的な議論を
3.記事傑作選
☆ファクトベースで検証する「フジロック‘21」
☆緊急事態宣言の閉塞感に考えるべきこと
☆【働き方ラボ】
会社の“菅義偉部長”を考える
「伝わらない」コミュニケーションのリスク
4.常ミシュラン
今一度、馴染みの店の
テイクアウトをチェックしてみる
野八(浅草)
5.人生にキク音楽
80年代的な何か CAPSULEの新曲から考える
┌────────┐
★★★1.巻頭言
└────────┘
【札幌南恩師の最新作『人生の成就』
最高の安楽死はアリか?】
札幌南高校時代の恩師の一人、
澤田展人先生の小説が9月18日に発売されます。
『人生の成就』(澤田展人 中西出版)
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3159&n=XXXX
幸運なことに、
一足先に原稿を読むことができたのですが・・・。
圧巻です。
2080年代の未来、
最高の快楽に包まれ、安楽死することができる
「至福の死」プログラムが
提供されている時代の物語です。
未来の小説のようで、もちろん
現代社会の問題をえぐったものであります。
監視社会をどう生きるか、命とどう向き合うか、
人間は「生」をいつどのように感じるかなどが
問いかけられます。
人間の生の拠り所はなんだろうかと。
(表面上)効率的に動く国家や社会は、
不都合なものを汚れたものとして
排除、隠蔽することによって
成り立っているのではないかとも。
澤田先生には、政治経済の授業でお世話になり。
授業内で「政経フォーラム」というフリーペーパーを立ち上げ、
当時、議論になっていた
自衛隊の海外派遣などをめぐって、
生徒からの匿名の投稿を掲載し、
議論を盛り上げるなどしていました。
常に本質的な問いかけを
されていたように思います。
ご本人も、ご高齢の親御さんと同居し、
介護に没頭していた上、この春、癌の手術を受け。
この体験も色濃く作品に投影されています。
札幌の小さな出版社の本で。
手に取りにくいかもしれませんが、
よろしければぜひ。
先生からは、出版記念イベントに登壇してほしい、
もう1人の高校時代からの親友と3人で
公開座談会をしようという
大変に光栄なオファーを頂き。
これは自分にとって、約30年ぶりに
先生の授業を受けるという体験であり。
高校を出て、内地に出てからの
自分自身が試されるような気がし。
とっくに私は当時の先生の年齢をこえており。
道民の皆さんに何かを伝えたいと思います。
札幌の紀伊國屋書店で開催する予定ですので、
現地の方はチェックを。
さて、秋です。秋はセミナーシーズンなのです。
東洋経済新報社主催のイベントに2回登壇します。
9月29日(水)14:30-16:00 には・・・
東洋経済新報社主催 採用DXフォーラム2021
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3160&n=XXXX
採用×DXのセミナーです。すでに収録しており。
濃い話、ナイスな問題提起ができたかな、と。
9月30日(木)は大学職員向けセミナー
「たしかな情報と就職支援」に登壇します。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3161&n=XXXX
一昨年、昨年と登壇しましたが、
今年はさらに濃い内容にする予定です。
足で調べた情報で勝負します。ぜひ。
執筆もなんとか9月には
成果を出したいなと思っております。はい。
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
最近、更新しまくりです。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3162&n=XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
私の連載小説もよろしくお願いします。
続き、書きます。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3163&n=XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
『僕たちは育児のモヤモヤを
もっと語っていいと思う』(自由国民社)の
電子版が発売されました。こちらもぜひ。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3164&n=XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
┌────────────┐
★★★2.陽平トレンディ
└────────────┘
☆「尖った才能がある人は、
ビジネスで成功することができるのか?」
この問いがずっと気になっている。
もちろん、様々な要因があるし、
一人ですべてを背負うこともないのだけれど。
ずっと積ん読だった
『ウルトラマンが泣いている』
(円谷英明 講談社現代新書)を週末、
カーっとなって読む。
あっという間に読み終えた。
うん、タイトルに偽りなし。
そりゃ、ウルトラマン、泣く。
円谷プロの赤裸々な内情。
スピルバーグやジョージ・ルーカスにまで
影響を与えたとされる円谷プロが、
万年赤字企業となり、
一族が一掃されるまでの物語。
「ウルトラマン」「ウルトラセブン」が
TBSの人材が大活躍したがゆえに、
あの奇跡の名作になったという話もナイスで。
古巣バンダイも登場し。
そうか、私が在籍していた頃には、
経営陣、メディア部では円谷プロ買収をめぐり、
こんなドラマがあったのか、と。
人によって解釈は変わるだろう。
ハト派の私ですら
「こりゃ、自業自得だろ」と
思ってしまった次第である。
ずさんすぎるというか。
一方でこれは、
「素晴らしい才能の持ち主だが、
バランスの悪い人」
あるいは、そのような人が集まった企業を
どうするのか問題であり。
話題となった東浩紀の『ゲンロン戦記』
(中公新書ラクレ)もそうだったが。
「だからプロデューサー的な人が必要だ」
「経営はプロに任せるべき」
という話にもなるのだが。
「ウルトラマン」が好きな中高年というよりは、
むしろベンチャー企業の経営者や
従業員が読むべき本だろう。
組織を潰してしまわないように。
『ウルトラマンが泣いている』
(円谷英明 講談社現代新書)
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3165&n=XXXX
☆サントリー新浪氏の
「45歳定年」発言が波紋を呼んだ。
うん、新しいようで、古い議論。
濱口桂一郎先生のブログの解説が秀逸で。
9年前に『中央公論』で
海老原嗣生さんと対談した際に、
このネタが出ている、と。これ、当時、読んでいたと思う。
45歳定年のデジャビュ
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3166&n=XXXX
Yahoo!でコメントしたところ、よく読まれ。
テレビ局に勤務する大学同期から
実に久々にメッセージを頂き。
ツッコミが秀逸だった、と。
↓私のYahoo!のコメントはこちら。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3167&n=XXXX
この件、「炎上狙い」ではないが、
問題提起のため、議論を活性化させるために、
波紋を呼ぶことを目的化していたのではないか。
コメントに書いたとおり、問題は山積している。
「就社」なのか「就職」なのか、
人材育成の機会とそのための資金は
誰が用意するのか、
ジェネラリストかスペシャリストか、
エリートとノンエリートを
どのように分けるのか、
「雇用終了」をどうするか、
大手と中堅・中小の格差をどうするかなど
論点は多々ある。
新浪氏の発言に賛成か反対かではなく、
この論点を深めなくてはならない。
この話、15年前ならもっと
好意的な声があったのだろうなと思ったり。
実際、あの頃は
上の世代に早く退場してほしい論が盛り上がり。
もっとも、
今回は否定的な意見が多かったような。
人手不足だし。いかに長く働くか、
もっとも、この手の改革について、
日本の大企業の経営者というか、
いわゆる財界人が発言するたびに虚しさが漂い。
日本企業から
ますます人材が流出するのではないか、と。
衆議院選での公約集で「雇用終了」
「雇用の流動化」「セカンドキャリア」
さらには「自由で柔軟な働き方」
「ジョブ型雇用」について、
どのような政策が飛び出してくるか。
激しく傍観したい。
☆秋の担当講義のほぼすべてが、
少なくとも10月はオンラインになることに。
ベストを尽くす。
対面講義がよくて、
オンラインがダメという話ではない。
むしろ、この半年は対面講義だったので。
環境の変化による何かを生み出せないかと
模索したい。
たとえば、受講生全員の意見を共有する、
グループを瞬時に組み替えて議論するなどは
オンライン講義の方が向いているとも言える。
オンラインでのコミュニケーションに
慣れてもらう機会でもあり。
もちろん、学生に青春を自粛させないために、
充実した学生生活になるよう、
最大限に努力するつもりだ。
オンラインといえば、テレワークに関して、
議論のされ方に違和感を抱くこともあり。
全国紙で紹介される話は、
WLBの充実や感染症対策の観点に
過度によっており。
テレワークだからこそできることについても、
ふれるべきではないか、と。
たとえば、経営陣、管理職が
スポットで会議や商談に入ることができる、
若手に営業同行をさせることができるなどだ。
インターンにおいても
「鞄持ち」的なことをやりやすい
(もちろん、情報の管理は慎重に)。
全国行脚だってできる。
一方、その副作用については、
常に警鐘を鳴らさなければならない。
特に健康管理がそうだ。
労働時間だけでは見えない
心身の疲れ、衰えの問題をどうするか。
そして、大手企業が転勤を廃止し、
全国でテレワーク可能になるということは、
ナイスな取り組みであるものの、
地元企業にとっては
採用がますます困難になる可能性がある。
というわけで、この問題は多面的に、
単なる賛成、反対や、成功事例のドヤリング、
「WLB充実ですぅ」的な話ですませず、
議論を続けなくてはならない。うむ。
┌──────────┐
★★★3.記事傑作選
└──────────┘
「フジロック‘21」
開催して良かったのか悪かったのか、
ファクトベースで検証する
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3168&n=XXXX
我慢ばかりの緊急事態宣言はもう限界。
閉塞感の中で何を考えるべきか
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3169&n=XXXX
【働き方ラボ】
会社の“菅義偉部長”を考える
「伝わらない」コミュニケーションが持つリスク
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3170&n=XXXX
┌───────────┐
★★★4.常ミシュラン
└───────────┘
【今一度、馴染みの店の
テイクアウトをチェックしてみる
野八(浅草)】
もう15年以上、
浅草の寿司屋「野八」に通っている。
もともとは、バンダイに転職する際に、
人事担当役員+社内のエースに
連れて行ってもらった店で。
在籍中は深夜残業後のたまの贅沢に、
退職した後も結構な頻度でお邪魔している。
初めて母を連れて行ったときに
「あれ、この店、来たことあるような」
と言い出し。
暖簾分けした店が、江別にあったのだった。
もう閉店したようだけど。
ずっと営業時間を限定して店をあけていたのだが。
このたびの緊急事態宣言では、
しばらくお休みとなり。
結局、ランチだけあけることにし。
しかも、海鮮丼専門で営業することに。
居ても立っても居られなくなり、買いに行った。
うん、満足。
丁寧な仕事とは、まさにこのこと。色とりどり。
あえて煮たウニに毛ガニを絡めたものが絶品で。
マグロの漬けも、丁寧な仕事という感じ。
浅草の方に行く際はぜひ。
観光客も、飲み歩く客も減って
(そう、浅草は実は飲み歩く街)
大変だと思うけど、
浅草の店、がんばってほしい。
野八
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3171&n=XXXX
ランチ営業、海鮮丼は、2代目のブログをチェック
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3172&n=XXXX
┌────────────┐
★★★5.人生にキク音楽
└────────────┘
【80年代的な何か CAPSULEの新曲から考える】
中田ヤスタカが大好きで。
フェスでは彼や、
手掛けたアーティストのステージに
必ず行っていた。
石川県出身で。
北陸新幹線の金沢駅発車メロディも彼が手掛けた。
Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、
さらにはソロと、活動の幅を広げている彼だけど。
もともとのユニット、CAPSULEが大好きで。
フェスでチェックするだけでなく、
ワンマンライブに行ったこともあり。
高校時代に知り合ったという、
こしじまとしことのユニットだ。
もっとも、ライブはずっとチェックしていたが、
2015年以降、音源のリリースはなく
(リミックスなどはあったような)。
中田ヤスタカも多忙を極めていたようで。
ソロアルバムもリリースし。
CAPSULEの位置づけ、
棲み分けも「?」な感じだった。
今年はデビュー20周年イヤーのようで。
音源が2曲、リリースされている。
「ひかりのディスコ」に
「フューチャー・ウェイブ」だ。
代表作と呼ばれる
『Sugarless GiRL (2021 Remaster) 』も
全曲リマスター。
うん、
CAPSULEの位置づけや方向性が
明らかになったような。
ともに、1980年代から現在までの、
日本のポップミュージック、ダンスミュージックを
マッシュアップして、
過去と未来をつなげるような音源で。
しかも、MVはドライブがテーマ。
「フューチャー・ウェイブ」は明らかに、
80年代に流行ったSEGAのドライブゲーム
「アウトラン」を意識しているような。
あの頃、聴いていた曲や、読んでいた漫画と
見事に重なり。
あぁ、こういうドライブしてみたかったなあと
思ったり。
きっとアルバムもリリースされるのだろう。
楽しみに待つ。
ひかりのディスコ
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3173&n=XXXX
フューチャー・ウェイブ
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3174&n=XXXX
『Sugarless GiRL (2021 Remaster) 』
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3175&n=XXXX
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皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3176&n=XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
常見陽平メルマガ『陽平界通信』
第178号 2021.9.15 配信
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1.巻頭言
札幌南恩師の最新作『人生の成就』
最高の安楽死はアリか?
2.陽平トレンディ
☆尖った才能『ウルトラマンが泣いている』
☆サントリー「45歳定年」発言と雇用問題
☆オンラインについて多面的な議論を
3.記事傑作選
☆ファクトベースで検証する「フジロック‘21」
☆緊急事態宣言の閉塞感に考えるべきこと
☆【働き方ラボ】
会社の“菅義偉部長”を考える
「伝わらない」コミュニケーションのリスク
4.常ミシュラン
今一度、馴染みの店の
テイクアウトをチェックしてみる
野八(浅草)
5.人生にキク音楽
80年代的な何か CAPSULEの新曲から考える
┌────────┐
★★★1.巻頭言
└────────┘
【札幌南恩師の最新作『人生の成就』
最高の安楽死はアリか?】
札幌南高校時代の恩師の一人、
澤田展人先生の小説が9月18日に発売されます。
『人生の成就』(澤田展人 中西出版)
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3159&n=XXXX
幸運なことに、
一足先に原稿を読むことができたのですが・・・。
圧巻です。
2080年代の未来、
最高の快楽に包まれ、安楽死することができる
「至福の死」プログラムが
提供されている時代の物語です。
未来の小説のようで、もちろん
現代社会の問題をえぐったものであります。
監視社会をどう生きるか、命とどう向き合うか、
人間は「生」をいつどのように感じるかなどが
問いかけられます。
人間の生の拠り所はなんだろうかと。
(表面上)効率的に動く国家や社会は、
不都合なものを汚れたものとして
排除、隠蔽することによって
成り立っているのではないかとも。
澤田先生には、政治経済の授業でお世話になり。
授業内で「政経フォーラム」というフリーペーパーを立ち上げ、
当時、議論になっていた
自衛隊の海外派遣などをめぐって、
生徒からの匿名の投稿を掲載し、
議論を盛り上げるなどしていました。
常に本質的な問いかけを
されていたように思います。
ご本人も、ご高齢の親御さんと同居し、
介護に没頭していた上、この春、癌の手術を受け。
この体験も色濃く作品に投影されています。
札幌の小さな出版社の本で。
手に取りにくいかもしれませんが、
よろしければぜひ。
先生からは、出版記念イベントに登壇してほしい、
もう1人の高校時代からの親友と3人で
公開座談会をしようという
大変に光栄なオファーを頂き。
これは自分にとって、約30年ぶりに
先生の授業を受けるという体験であり。
高校を出て、内地に出てからの
自分自身が試されるような気がし。
とっくに私は当時の先生の年齢をこえており。
道民の皆さんに何かを伝えたいと思います。
札幌の紀伊國屋書店で開催する予定ですので、
現地の方はチェックを。
さて、秋です。秋はセミナーシーズンなのです。
東洋経済新報社主催のイベントに2回登壇します。
9月29日(水)14:30-16:00 には・・・
東洋経済新報社主催 採用DXフォーラム2021
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3160&n=XXXX
採用×DXのセミナーです。すでに収録しており。
濃い話、ナイスな問題提起ができたかな、と。
9月30日(木)は大学職員向けセミナー
「たしかな情報と就職支援」に登壇します。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3161&n=XXXX
一昨年、昨年と登壇しましたが、
今年はさらに濃い内容にする予定です。
足で調べた情報で勝負します。ぜひ。
執筆もなんとか9月には
成果を出したいなと思っております。はい。
よろしくお願いします!
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You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
最近、更新しまくりです。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3162&n=XXXX
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私の連載小説もよろしくお願いします。
続き、書きます。
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『僕たちは育児のモヤモヤを
もっと語っていいと思う』(自由国民社)の
電子版が発売されました。こちらもぜひ。
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┌────────────┐
★★★2.陽平トレンディ
└────────────┘
☆「尖った才能がある人は、
ビジネスで成功することができるのか?」
この問いがずっと気になっている。
もちろん、様々な要因があるし、
一人ですべてを背負うこともないのだけれど。
ずっと積ん読だった
『ウルトラマンが泣いている』
(円谷英明 講談社現代新書)を週末、
カーっとなって読む。
あっという間に読み終えた。
うん、タイトルに偽りなし。
そりゃ、ウルトラマン、泣く。
円谷プロの赤裸々な内情。
スピルバーグやジョージ・ルーカスにまで
影響を与えたとされる円谷プロが、
万年赤字企業となり、
一族が一掃されるまでの物語。
「ウルトラマン」「ウルトラセブン」が
TBSの人材が大活躍したがゆえに、
あの奇跡の名作になったという話もナイスで。
古巣バンダイも登場し。
そうか、私が在籍していた頃には、
経営陣、メディア部では円谷プロ買収をめぐり、
こんなドラマがあったのか、と。
人によって解釈は変わるだろう。
ハト派の私ですら
「こりゃ、自業自得だろ」と
思ってしまった次第である。
ずさんすぎるというか。
一方でこれは、
「素晴らしい才能の持ち主だが、
バランスの悪い人」
あるいは、そのような人が集まった企業を
どうするのか問題であり。
話題となった東浩紀の『ゲンロン戦記』
(中公新書ラクレ)もそうだったが。
「だからプロデューサー的な人が必要だ」
「経営はプロに任せるべき」
という話にもなるのだが。
「ウルトラマン」が好きな中高年というよりは、
むしろベンチャー企業の経営者や
従業員が読むべき本だろう。
組織を潰してしまわないように。
『ウルトラマンが泣いている』
(円谷英明 講談社現代新書)
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3165&n=XXXX
☆サントリー新浪氏の
「45歳定年」発言が波紋を呼んだ。
うん、新しいようで、古い議論。
濱口桂一郎先生のブログの解説が秀逸で。
9年前に『中央公論』で
海老原嗣生さんと対談した際に、
このネタが出ている、と。これ、当時、読んでいたと思う。
45歳定年のデジャビュ
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3166&n=XXXX
Yahoo!でコメントしたところ、よく読まれ。
テレビ局に勤務する大学同期から
実に久々にメッセージを頂き。
ツッコミが秀逸だった、と。
↓私のYahoo!のコメントはこちら。
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3167&n=XXXX
この件、「炎上狙い」ではないが、
問題提起のため、議論を活性化させるために、
波紋を呼ぶことを目的化していたのではないか。
コメントに書いたとおり、問題は山積している。
「就社」なのか「就職」なのか、
人材育成の機会とそのための資金は
誰が用意するのか、
ジェネラリストかスペシャリストか、
エリートとノンエリートを
どのように分けるのか、
「雇用終了」をどうするか、
大手と中堅・中小の格差をどうするかなど
論点は多々ある。
新浪氏の発言に賛成か反対かではなく、
この論点を深めなくてはならない。
この話、15年前ならもっと
好意的な声があったのだろうなと思ったり。
実際、あの頃は
上の世代に早く退場してほしい論が盛り上がり。
もっとも、
今回は否定的な意見が多かったような。
人手不足だし。いかに長く働くか、
もっとも、この手の改革について、
日本の大企業の経営者というか、
いわゆる財界人が発言するたびに虚しさが漂い。
日本企業から
ますます人材が流出するのではないか、と。
衆議院選での公約集で「雇用終了」
「雇用の流動化」「セカンドキャリア」
さらには「自由で柔軟な働き方」
「ジョブ型雇用」について、
どのような政策が飛び出してくるか。
激しく傍観したい。
☆秋の担当講義のほぼすべてが、
少なくとも10月はオンラインになることに。
ベストを尽くす。
対面講義がよくて、
オンラインがダメという話ではない。
むしろ、この半年は対面講義だったので。
環境の変化による何かを生み出せないかと
模索したい。
たとえば、受講生全員の意見を共有する、
グループを瞬時に組み替えて議論するなどは
オンライン講義の方が向いているとも言える。
オンラインでのコミュニケーションに
慣れてもらう機会でもあり。
もちろん、学生に青春を自粛させないために、
充実した学生生活になるよう、
最大限に努力するつもりだ。
オンラインといえば、テレワークに関して、
議論のされ方に違和感を抱くこともあり。
全国紙で紹介される話は、
WLBの充実や感染症対策の観点に
過度によっており。
テレワークだからこそできることについても、
ふれるべきではないか、と。
たとえば、経営陣、管理職が
スポットで会議や商談に入ることができる、
若手に営業同行をさせることができるなどだ。
インターンにおいても
「鞄持ち」的なことをやりやすい
(もちろん、情報の管理は慎重に)。
全国行脚だってできる。
一方、その副作用については、
常に警鐘を鳴らさなければならない。
特に健康管理がそうだ。
労働時間だけでは見えない
心身の疲れ、衰えの問題をどうするか。
そして、大手企業が転勤を廃止し、
全国でテレワーク可能になるということは、
ナイスな取り組みであるものの、
地元企業にとっては
採用がますます困難になる可能性がある。
というわけで、この問題は多面的に、
単なる賛成、反対や、成功事例のドヤリング、
「WLB充実ですぅ」的な話ですませず、
議論を続けなくてはならない。うむ。
┌──────────┐
★★★3.記事傑作選
└──────────┘
「フジロック‘21」
開催して良かったのか悪かったのか、
ファクトベースで検証する
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3168&n=XXXX
我慢ばかりの緊急事態宣言はもう限界。
閉塞感の中で何を考えるべきか
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3169&n=XXXX
【働き方ラボ】
会社の“菅義偉部長”を考える
「伝わらない」コミュニケーションが持つリスク
http://d.bmb.jp/bm/p/aa/fw.php?d=9&i=spaceship&c=3170&n=XXXX
┌───────────┐
★★★4.常ミシュラン
└───────────┘
【今一度、馴染みの店の
テイクアウトをチェックしてみる
野八(浅草)】
もう15年以上、
浅草の寿司屋「野八」に通っている。
もともとは、バンダイに転職する際に、
人事担当役員+社内のエースに
連れて行ってもらった店で。
在籍中は深夜残業後のたまの贅沢に、
退職した後も結構な頻度でお邪魔している。
初めて母を連れて行ったときに
「あれ、この店、来たことあるような」
と言い出し。
暖簾分けした店が、江別にあったのだった。
もう閉店したようだけど。
ずっと営業時間を限定して店をあけていたのだが。
このたびの緊急事態宣言では、
しばらくお休みとなり。
結局、ランチだけあけることにし。
しかも、海鮮丼専門で営業することに。
居ても立っても居られなくなり、買いに行った。
うん、満足。
丁寧な仕事とは、まさにこのこと。色とりどり。
あえて煮たウニに毛ガニを絡めたものが絶品で。
マグロの漬けも、丁寧な仕事という感じ。
浅草の方に行く際はぜひ。
観光客も、飲み歩く客も減って
(そう、浅草は実は飲み歩く街)
大変だと思うけど、
浅草の店、がんばってほしい。
野八
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ランチ営業、海鮮丼は、2代目のブログをチェック
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★★★5.人生にキク音楽
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【80年代的な何か CAPSULEの新曲から考える】
中田ヤスタカが大好きで。
フェスでは彼や、
手掛けたアーティストのステージに
必ず行っていた。
石川県出身で。
北陸新幹線の金沢駅発車メロディも彼が手掛けた。
Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、
さらにはソロと、活動の幅を広げている彼だけど。
もともとのユニット、CAPSULEが大好きで。
フェスでチェックするだけでなく、
ワンマンライブに行ったこともあり。
高校時代に知り合ったという、
こしじまとしことのユニットだ。
もっとも、ライブはずっとチェックしていたが、
2015年以降、音源のリリースはなく
(リミックスなどはあったような)。
中田ヤスタカも多忙を極めていたようで。
ソロアルバムもリリースし。
CAPSULEの位置づけ、
棲み分けも「?」な感じだった。
今年はデビュー20周年イヤーのようで。
音源が2曲、リリースされている。
「ひかりのディスコ」に
「フューチャー・ウェイブ」だ。
代表作と呼ばれる
『Sugarless GiRL (2021 Remaster) 』も
全曲リマスター。
うん、
CAPSULEの位置づけや方向性が
明らかになったような。
ともに、1980年代から現在までの、
日本のポップミュージック、ダンスミュージックを
マッシュアップして、
過去と未来をつなげるような音源で。
しかも、MVはドライブがテーマ。
「フューチャー・ウェイブ」は明らかに、
80年代に流行ったSEGAのドライブゲーム
「アウトラン」を意識しているような。
あの頃、聴いていた曲や、読んでいた漫画と
見事に重なり。
あぁ、こういうドライブしてみたかったなあと
思ったり。
きっとアルバムもリリースされるのだろう。
楽しみに待つ。
ひかりのディスコ
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フューチャー・ウェイブ
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『Sugarless GiRL (2021 Remaster) 』
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