常見陽平メルマガ『陽平界通信』第205号 スランプのときは自分のコピーから始める/こどもの自殺防止キャンペーンの功罪
2022/09/07 (Wed) 09:40
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第205号
◆◆ 2022.9.7 配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
伊藤政則さんから学んだスランプ脱出術
「自分のコピーから始めよ」
2.記事傑作選
◇常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・1
◇常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・2
◇常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・3
◇カラフルなヘアカラーの社員が増えている?
◇NHKの過労死問題の本質
◇スマホ、ドラレコが不祥事を暴く
3.人生相談バカ一代
子供の自殺防止ムーブメントは
大きな前進なのだけど
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【伊藤政則さんから学んだスランプ脱出術
「自分のコピーから始めよ」】
タワーレコード渋谷店で開催されている
音楽評論家、ラジオDJの伊藤政則さんによる
「政則十番勝負2022」に通っています。
本当は全10日、すべて参加したかったのですが、
そういうわけにもいかず。
初日の吉田豪さん、掟ポルシェさん、
2日目のANTHEM柴田直人さん、
清水昭男さんの回に参加しましたよ。
それぞれ、攻めていて、
地上波では放送できない内容で。
会場+有料配信限定ならではの
ヤバい話だらけで。
体を張っている皆さんに
プロを感じた次第ですけど。
納得のいく作品づくりについて悩む
柴田直人さんへの伊藤政則さんからのアドバイス
「自分のコピーから始めよ」という話が、
ガツンときて、
スランプ脱出のヒントを掴んだ次第です。
もちろん、この言葉自体、
賛否、好き嫌いはあるでしょう。
自分のコピーとは、
まるで成長しない人みたいじゃないか、と。
もっとも、自分の仕事と
冷静に向き合うことは大事であり。
自分のコピーから、
スランプを脱出できるかもしれないなと
思った次第です。はい。
皆さんも、
自分をコピーしてみるという発想をぜひ。
原稿が書けそうな気になってきましたよ。
はい。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3512/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/3513/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3514/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
最新作
『博報堂生活総研の
キラーデータで語るリアル平成史』
(博報堂生活総合研究所・編 星海社)
https://d.bmb.jp/9/1454/3515/XXXX
をよろしくお願いします。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・1
2007年→2022年
メディアは、著者はどう変わったか?
https://d.bmb.jp/9/1454/3516/XXXX
常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・2
本の売り方はどう変わったか?
自分買いをする著者、会社の経費で買う著者たち
https://d.bmb.jp/9/1454/3517/XXXX
常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・3
よい企画・ひどい企画
「本を出したいなら宮台真司を
共著者として連れてこい」と言われた事件
「今から紀伊國屋書店に行って
自分で買えるだけ買え!」と言われた事件など
https://d.bmb.jp/9/1454/3518/XXXX
コロナ時代に
カラフルなヘアカラーの社員が増えている?
https://d.bmb.jp/9/1454/3519/XXXX
NHKの過労死問題の本質
https://d.bmb.jp/9/1454/3520/XXXX
スマホ、ドラレコが不祥事を暴く
https://d.bmb.jp/9/1454/3521/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━━
3.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━◆◆
【子供の自殺防止ムーブメントは
大きな前進なのだけど】
書こうかどうか迷ったが、書こう。
このコーナーは新聞などの
人生相談コーナーに掲載された記事を斬る、
私に寄せられた人生相談を紹介し、
この場で回答するというものだ。
その趣旨からややずれるが、
大きくずれていないと思うコンテンツを
取り上げることにしよう。
何かと言うと、
子供の自殺予防に関する各紙の記事だ。
人生の悩みにこたえているという点で
このコーナーの趣旨からはズレていない、と思う。
夏休み明けは、
子供の自殺が増えることが懸念される。
そう、学校が始まってしまうのだ。
子供の自殺防止を意図した記事が
全国紙、各紙に掲載された。
ウェブにも配信され、
ヤフーニュースを始めとする
ポータルサイトにも掲載されている。
正確には「自殺防止」とは
必ずしも書かれていない。
ただ、夏休みあけが
つらい「君」「あなた」
に向けたメッセージだった。
芸能人など著名人が、
自身のいじめや不登校などの体験を語り、
アドバイスをしている。
様々な相談ホットラインも掲載されている。
どのような状況であれ、
休まずに登校することが
絶対視された時代よりはずっと良い。
「悩んでいるのは君だけじゃない」
「私も悩んでいたことはあった」
「君は一人ではない」というメッセージは
貴重であり、有益であると考える。
この問題に限らずだが、どんなことがあっても
「普通」の状態を押し付けられ、
そこからの逸脱こそ問題視された時代よりも
ずっと良い。
もっとも、私の率直な悩みを吐露するならば。
この報道の量、および内容で
苦しくなっている人もいるのではないか。
実は私がそうだ。
読売も、朝日も企画をつくり、
関連コンテンツが毎日にように掲載される。
逆に気持ちが落ちてしまったのだ。
いや、コンテンツを届けるべきメインの対象は、
「困っている人」であり、
その周りにいる人たちだ。
その人たちにとって有益であり、
少しでも広がるといいなと思う。
コンテンツについても、
よくよく読むと配慮はされている。
等身大の話、「自分ごと」として
捉えられような工夫をしている。記述も丁寧だ。
この手の記事は
「どうせ、
すごい人の感動ストーリーなのでしょ?」
というものにはなってはいけないし、
学校に復帰することが
唯一絶対の解であるかのように
提示してはいけないと考える。
さて、困っている人たちは救われたのか、
気持ちが楽になったのか。この記事は届いたのか。
各社は検証するべきだろう。
同じ想いを
朝日新聞コンテンツ編成本部次長の
太田泉生氏がツイートしていた
https://d.bmb.jp/9/1454/3522/XXXX
https://d.bmb.jp/9/1454/3523/XXXX
皆さんは、どのように思ったのか?
そんな中、9月4日の毎日新聞では、
高橋源一郎氏が「生きるモチベ」についての
相談に回答していた。
https://d.bmb.jp/9/1454/3524/XXXX
「生きるモチベ」をどのように見つけるのか。
これもまた大きな問いである。
戦争、貧困などと直面している人がいる。
感染症で家族を失った人がいる。
そんな中で「生きるモチベ」
を考えること自体、贅沢に思えてしまうかもしれない。
ちょうど、今日、9月7日の朝日新聞「耕論」も
「生きづらさ」についてだった。
24時間無料で読めるように設定したので、ぜひ。
コメント欄には私の意見も。
https://d.bmb.jp/9/1454/3525/XXXX
そうしているうちに
今日も人生は進んでいくのだけど。
本題に戻り。
それでも
「生きよう」
と思えるような社会になりますように。
私は、生きるよ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/3526/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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◆◆ 2022.9.7 配信
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1.巻頭言
伊藤政則さんから学んだスランプ脱出術
「自分のコピーから始めよ」
2.記事傑作選
◇常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・1
◇常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・2
◇常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・3
◇カラフルなヘアカラーの社員が増えている?
◇NHKの過労死問題の本質
◇スマホ、ドラレコが不祥事を暴く
3.人生相談バカ一代
子供の自殺防止ムーブメントは
大きな前進なのだけど
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1.巻頭言
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【伊藤政則さんから学んだスランプ脱出術
「自分のコピーから始めよ」】
タワーレコード渋谷店で開催されている
音楽評論家、ラジオDJの伊藤政則さんによる
「政則十番勝負2022」に通っています。
本当は全10日、すべて参加したかったのですが、
そういうわけにもいかず。
初日の吉田豪さん、掟ポルシェさん、
2日目のANTHEM柴田直人さん、
清水昭男さんの回に参加しましたよ。
それぞれ、攻めていて、
地上波では放送できない内容で。
会場+有料配信限定ならではの
ヤバい話だらけで。
体を張っている皆さんに
プロを感じた次第ですけど。
納得のいく作品づくりについて悩む
柴田直人さんへの伊藤政則さんからのアドバイス
「自分のコピーから始めよ」という話が、
ガツンときて、
スランプ脱出のヒントを掴んだ次第です。
もちろん、この言葉自体、
賛否、好き嫌いはあるでしょう。
自分のコピーとは、
まるで成長しない人みたいじゃないか、と。
もっとも、自分の仕事と
冷静に向き合うことは大事であり。
自分のコピーから、
スランプを脱出できるかもしれないなと
思った次第です。はい。
皆さんも、
自分をコピーしてみるという発想をぜひ。
原稿が書けそうな気になってきましたよ。
はい。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3512/XXXX
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note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/3513/XXXX
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You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
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最新作
『博報堂生活総研の
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(博報堂生活総合研究所・編 星海社)
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をよろしくお願いします。
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2.記事傑作選
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常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・1
2007年→2022年
メディアは、著者はどう変わったか?
https://d.bmb.jp/9/1454/3516/XXXX
常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・2
本の売り方はどう変わったか?
自分買いをする著者、会社の経費で買う著者たち
https://d.bmb.jp/9/1454/3517/XXXX
常見陽平著者デビュー15周年ぶっちゃけ話・3
よい企画・ひどい企画
「本を出したいなら宮台真司を
共著者として連れてこい」と言われた事件
「今から紀伊國屋書店に行って
自分で買えるだけ買え!」と言われた事件など
https://d.bmb.jp/9/1454/3518/XXXX
コロナ時代に
カラフルなヘアカラーの社員が増えている?
https://d.bmb.jp/9/1454/3519/XXXX
NHKの過労死問題の本質
https://d.bmb.jp/9/1454/3520/XXXX
スマホ、ドラレコが不祥事を暴く
https://d.bmb.jp/9/1454/3521/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━━
3.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━◆◆
【子供の自殺防止ムーブメントは
大きな前進なのだけど】
書こうかどうか迷ったが、書こう。
このコーナーは新聞などの
人生相談コーナーに掲載された記事を斬る、
私に寄せられた人生相談を紹介し、
この場で回答するというものだ。
その趣旨からややずれるが、
大きくずれていないと思うコンテンツを
取り上げることにしよう。
何かと言うと、
子供の自殺予防に関する各紙の記事だ。
人生の悩みにこたえているという点で
このコーナーの趣旨からはズレていない、と思う。
夏休み明けは、
子供の自殺が増えることが懸念される。
そう、学校が始まってしまうのだ。
子供の自殺防止を意図した記事が
全国紙、各紙に掲載された。
ウェブにも配信され、
ヤフーニュースを始めとする
ポータルサイトにも掲載されている。
正確には「自殺防止」とは
必ずしも書かれていない。
ただ、夏休みあけが
つらい「君」「あなた」
に向けたメッセージだった。
芸能人など著名人が、
自身のいじめや不登校などの体験を語り、
アドバイスをしている。
様々な相談ホットラインも掲載されている。
どのような状況であれ、
休まずに登校することが
絶対視された時代よりはずっと良い。
「悩んでいるのは君だけじゃない」
「私も悩んでいたことはあった」
「君は一人ではない」というメッセージは
貴重であり、有益であると考える。
この問題に限らずだが、どんなことがあっても
「普通」の状態を押し付けられ、
そこからの逸脱こそ問題視された時代よりも
ずっと良い。
もっとも、私の率直な悩みを吐露するならば。
この報道の量、および内容で
苦しくなっている人もいるのではないか。
実は私がそうだ。
読売も、朝日も企画をつくり、
関連コンテンツが毎日にように掲載される。
逆に気持ちが落ちてしまったのだ。
いや、コンテンツを届けるべきメインの対象は、
「困っている人」であり、
その周りにいる人たちだ。
その人たちにとって有益であり、
少しでも広がるといいなと思う。
コンテンツについても、
よくよく読むと配慮はされている。
等身大の話、「自分ごと」として
捉えられような工夫をしている。記述も丁寧だ。
この手の記事は
「どうせ、
すごい人の感動ストーリーなのでしょ?」
というものにはなってはいけないし、
学校に復帰することが
唯一絶対の解であるかのように
提示してはいけないと考える。
さて、困っている人たちは救われたのか、
気持ちが楽になったのか。この記事は届いたのか。
各社は検証するべきだろう。
同じ想いを
朝日新聞コンテンツ編成本部次長の
太田泉生氏がツイートしていた
https://d.bmb.jp/9/1454/3522/XXXX
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皆さんは、どのように思ったのか?
そんな中、9月4日の毎日新聞では、
高橋源一郎氏が「生きるモチベ」についての
相談に回答していた。
https://d.bmb.jp/9/1454/3524/XXXX
「生きるモチベ」をどのように見つけるのか。
これもまた大きな問いである。
戦争、貧困などと直面している人がいる。
感染症で家族を失った人がいる。
そんな中で「生きるモチベ」
を考えること自体、贅沢に思えてしまうかもしれない。
ちょうど、今日、9月7日の朝日新聞「耕論」も
「生きづらさ」についてだった。
24時間無料で読めるように設定したので、ぜひ。
コメント欄には私の意見も。
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そうしているうちに
今日も人生は進んでいくのだけど。
本題に戻り。
それでも
「生きよう」
と思えるような社会になりますように。
私は、生きるよ。
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発行人:常見陽平
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