常見陽平メルマガ『陽平界通信』第216号 大手5社トップ営業座談会を開催しました/中年は何を残したのだろう?
2022/11/24 (Thu) 08:47
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第216号
◆◆ 2022.11.24 配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
配信停止の手続きをお願いします。
なお、メールの転送をされている場合は、
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
肝いり企画
大手5社トップ営業座談会の記事を公開しました
2.記事傑作選
◇2022年の #買ってよかったもの
3.中年総研
中年は世の中に何を残したのか?
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【肝いり企画 大手5社トップ営業座談会の
記事を公開しました】
ついに公開。
サントリーフーズ、野村證券、バンダイ、
富士通、三井物産(五十音順)という
大手5社のトップ営業座談会の記事を、
東洋経済オンラインにて
前後編に分けて発表しました!
前編
圧倒的に売るトップ営業はここまで徹底している
有力5社のエースが語る、泥臭くも輝く現場の醍醐味
https://d.bmb.jp/9/1454/3653/XXXX
後編
常に結果を出すトップ営業は逆境にへこたれない
有力5社エースに見た、社内論理に流されない精神
https://d.bmb.jp/9/1454/3654/XXXX
日本の営業力のいまを、
底力を感じてもらいたく。
ぜひ、職場の皆さんにご紹介ください。
SNSなどでのご紹介もぜひ。
最近では「GAFA予備校」など
日本企業を揶揄する表現も見聞きしますけど。
日本の営業は、ビジネスパーソンは元気です。
テックの時代と言われますし
「できるビジネスパーソン特集」では
エンジニアやマーケターが登場することが
増えたわけですが、
ビジネスは営業で動いています。
四半世紀前、山一證券や北海道拓殖銀行の破綻の
ニュースに衝撃を受けつつ、
希望外の営業配属の中、奮闘していた自分に
言ってやりたいです。
25年後の自分は、こんな座談会を企画していると。
顧客の応援団、パートナーであり続ける。
顧客と一緒に市場を盛り上げる。
新しいニーズをつくり出す
売り場をエンタメ化する。
ときにはお客様を叱る。
などなど、ワクワクする武勇伝と
日々のこだわりに熱くなりました。
評論家としてメディアに出る機会が増えた私ですが、
原点は20代、営業畑にいたことであり。
会社員だった頃も、物書きとなってからも
たくさんの「すごい営業」に会うことで、
成長してきました。
たくさんの人に感謝したいのですが、
2015年、2022年のこの営業座談会に参
加したメンバー以外では特に・・・
顧客の言葉をいちいち解析する
科学的な営業を見せてくれたリクルートの
名古屋時代の先輩
木村秀之さん
若手営業担当時代から
「趣味が盆栽という中高年がガンプラをつくる社会をつくる」と
協力してもらった会社説明会や面接で
真顔で言い続けて実現した
バンダイの現チーフガンダムオフィサー 藤原孝史さん
社会課題を解決するために顧客と一緒に取り組んでいる
プレミアムフライデーの仕掛け人
(私がプレ金批判をしていたら、
腹を割って話しましょうとご連絡を頂いたのです)
博報堂の第一ビジネスデザイン局第六部 部長の浜野良太さん
「営業」という枠をこえて、
社会に対してできることを実践し
ビジネスにつなげてきた
JTB の取締役常務執行役員 大塚雅樹さん
すごい営業の姿を見せてくれて、
聞かせてくれてありがとうございました。
「負けたんならくやしがれ」
(リクルートの新人研修時代の教育担当 山本さん)
「ご飯の仕事とおかずの仕事(数字をつくる仕事とやりたい仕事)」
(リクルートの新人時代の教育担当 細井さん)
「お客さんの隣に座るような仕事をしろ」
(リクルートでその後の部署で教育担当だった小西さん)
という、25年くらい前に
営業の現場で聞いた言葉を胸に、今日も働いています。
さ、今日もいい仕事しましょう。
平成の労働歌
会社員のときに元気をもらった
Mr.Childrenの「彩り」を聴きながら。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3655/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/3656/XXXX
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You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3657/XXXX
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/3658/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/3659/XXXX
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最新作
『博報堂生活総研の
キラーデータで語るリアル平成史』
(博報堂生活総合研究所・編 星海社)
https://d.bmb.jp/9/1454/3660/XXXX
をよろしくお願いします。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
買い物依存症の常見陽平が太鼓判を押す
2022年の #買ってよかったもの
https://d.bmb.jp/9/1454/3661/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━
3.中年総研
━━━━━━━━━━◆◆
【中年は世の中に何を残したのか?】
今年になって知り合った、
ベーシストKenKenさんとは楽しく交流しており。
先週は、
彼がSUGIZOさんなどとやっているバンド、
SHAGの配信ライブの収録会場にお招き頂いた。
憧れのSUGIZOさんにもご挨拶でき。
完全に挙動不審になってしまった。
ライブ終了後、そのまま交流会となり。
KenKenさんと立ち話していたら、
マッド・カプセル・マーケッツの話題となり。
振り向けばそこに、
同バンドのドラマーだった宮上元克さんが・・・。
音楽談義という夢のような展開。
ひたすら、真面目な話をする。
「先人からのバトン」という話題になり。
うん、まるで漫画の怪人のようなルックスで、
どんなジャンルでも弾き倒す
KenKenさんのフォロワーベーシストは多数いるし。
マッド・カプセル・マーケッツも、
ハードコアとデジタルを融合したサウンドで、
世界的にも注目を集めていた。
宮上元克さん(カツさん)は、
激しいデジタル音に合わせて
生音で叩き切るというスタイルで。
当時はデジタル機材が高価な上、
ちゃんと動作しないこともあり、大変だったとか。
マッドやカツさんに影響を受けた人は多数いる。
そのカツさんは
ジャンルは違うのだが
YMOの高橋幸宏さんに影響を受けたとのこと。
電子音と共存するドラム、だ。
分野は違うのだが・・・。
ふと「あれ、私って、何を残しただろう?」と
暗くなりつつ、何かをしなくてはと思い、
終電前のカオスな渋谷センター街を
ひたすら歩いた。
いや、誰でも自信をなくす瞬間はある、と思う。
リクルートをやめた後、
同社で勤務する尊敬する諸先輩方から
人生相談を受けることが増え。
そうか、この人も悩んでいたのかと思ったり。
どれだけ、仕事で実績を残していても
「自分は外に出て通じるのか」
「自分は何を残したのだろう」と
悩みを激白されたり。
「その政治家は何を残したのか」
安倍晋三氏の国葬儀をめぐる論点の
ひとつはこれだった。
ちょうど先週末の毎日新聞で、
池上彰さんと保阪正康さんの対談でも
話題となっていた。
周りの人に、会社に、社会に
何を残したのだろう?
リクルートには特に
「リクナビ」「ゼクシイ」「R25」に関連して
「生みの親」「仕掛け人」を名乗る人が多数いて、
私はそれを「アレオレ詐欺」と
イジってしまったのだが。
「生みの親」「仕掛け人」を
名乗っていい人、だめな人はいたとしても
「関わった」と言い切れる人が多い仕事は、
よい仕事だなとも思う。
そう言えることで、その人は救われているし、
周りも悪い気にはならないし。
さて、何を残したんだろう、
私は、私たちの世代は。つまり、中年は。
就職氷河期世代であり。
第二次ベビーブーマーなのに、
第三次ベビーブームを起こすことはできなかった。
自分たちをかわいそうだと思っていたら、
より若い世代は格差社会を生きているわけで。
ふと思ったことは
「何も残せなかったという教訓を残す」と
いうことではないか?
もっとも、残すものは
「モノ」だけではない。
「言葉」だって立派な「残すもの」であり。
いや、あまりに情緒的かもしれないけれど。
「あの時の常見さんの言葉が響いた」と
言われることはよくあり。
先日は、バンダイ時代のインターン生と再会し、
そう言われた。
そうか、そうだったか。
・・・なんだったっけ。ああ、思い出した。
いや、何でもないような言葉が
人の人生を変えることがあるわけで。
そんなことを考えていたら、10年前に出した
『僕たちはガンダムのジムである』を読み、
その影響を公言している、
ある企業の管理職を友人からご紹介頂き。
しかも、その方の勤務先は
20年前に設立に関わった
トヨタ、リクルートの合弁会社、
OJTソリューションズで
お世話になった企業だった。
うん、大丈夫。何かは残している。
さて、何を残しますかね?
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/3662/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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1.巻頭言
肝いり企画
大手5社トップ営業座談会の記事を公開しました
2.記事傑作選
◇2022年の #買ってよかったもの
3.中年総研
中年は世の中に何を残したのか?
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【肝いり企画 大手5社トップ営業座談会の
記事を公開しました】
ついに公開。
サントリーフーズ、野村證券、バンダイ、
富士通、三井物産(五十音順)という
大手5社のトップ営業座談会の記事を、
東洋経済オンラインにて
前後編に分けて発表しました!
前編
圧倒的に売るトップ営業はここまで徹底している
有力5社のエースが語る、泥臭くも輝く現場の醍醐味
https://d.bmb.jp/9/1454/3653/XXXX
後編
常に結果を出すトップ営業は逆境にへこたれない
有力5社エースに見た、社内論理に流されない精神
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底力を感じてもらいたく。
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四半世紀前、山一證券や北海道拓殖銀行の破綻の
ニュースに衝撃を受けつつ、
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顧客の応援団、パートナーであり続ける。
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ときにはお客様を叱る。
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日々のこだわりに熱くなりました。
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成長してきました。
たくさんの人に感謝したいのですが、
2015年、2022年のこの営業座談会に参
加したメンバー以外では特に・・・
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科学的な営業を見せてくれたリクルートの
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若手営業担当時代から
「趣味が盆栽という中高年がガンプラをつくる社会をつくる」と
協力してもらった会社説明会や面接で
真顔で言い続けて実現した
バンダイの現チーフガンダムオフィサー 藤原孝史さん
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博報堂の第一ビジネスデザイン局第六部 部長の浜野良太さん
「営業」という枠をこえて、
社会に対してできることを実践し
ビジネスにつなげてきた
JTB の取締役常務執行役員 大塚雅樹さん
すごい営業の姿を見せてくれて、
聞かせてくれてありがとうございました。
「負けたんならくやしがれ」
(リクルートの新人研修時代の教育担当 山本さん)
「ご飯の仕事とおかずの仕事(数字をつくる仕事とやりたい仕事)」
(リクルートの新人時代の教育担当 細井さん)
「お客さんの隣に座るような仕事をしろ」
(リクルートでその後の部署で教育担当だった小西さん)
という、25年くらい前に
営業の現場で聞いた言葉を胸に、今日も働いています。
さ、今日もいい仕事しましょう。
平成の労働歌
会社員のときに元気をもらった
Mr.Childrenの「彩り」を聴きながら。
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Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3655/XXXX
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note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/3656/XXXX
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先週は、
彼がSUGIZOさんなどとやっているバンド、
SHAGの配信ライブの収録会場にお招き頂いた。
憧れのSUGIZOさんにもご挨拶でき。
完全に挙動不審になってしまった。
ライブ終了後、そのまま交流会となり。
KenKenさんと立ち話していたら、
マッド・カプセル・マーケッツの話題となり。
振り向けばそこに、
同バンドのドラマーだった宮上元克さんが・・・。
音楽談義という夢のような展開。
ひたすら、真面目な話をする。
「先人からのバトン」という話題になり。
うん、まるで漫画の怪人のようなルックスで、
どんなジャンルでも弾き倒す
KenKenさんのフォロワーベーシストは多数いるし。
マッド・カプセル・マーケッツも、
ハードコアとデジタルを融合したサウンドで、
世界的にも注目を集めていた。
宮上元克さん(カツさん)は、
激しいデジタル音に合わせて
生音で叩き切るというスタイルで。
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そのカツさんは
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分野は違うのだが・・・。
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いや、誰でも自信をなくす瞬間はある、と思う。
リクルートをやめた後、
同社で勤務する尊敬する諸先輩方から
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「その政治家は何を残したのか」
安倍晋三氏の国葬儀をめぐる論点の
ひとつはこれだった。
ちょうど先週末の毎日新聞で、
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話題となっていた。
周りの人に、会社に、社会に
何を残したのだろう?
リクルートには特に
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私はそれを「アレオレ詐欺」と
イジってしまったのだが。
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「関わった」と言い切れる人が多い仕事は、
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そう言えることで、その人は救われているし、
周りも悪い気にはならないし。
さて、何を残したんだろう、
私は、私たちの世代は。つまり、中年は。
就職氷河期世代であり。
第二次ベビーブーマーなのに、
第三次ベビーブームを起こすことはできなかった。
自分たちをかわいそうだと思っていたら、
より若い世代は格差社会を生きているわけで。
ふと思ったことは
「何も残せなかったという教訓を残す」と
いうことではないか?
もっとも、残すものは
「モノ」だけではない。
「言葉」だって立派な「残すもの」であり。
いや、あまりに情緒的かもしれないけれど。
「あの時の常見さんの言葉が響いた」と
言われることはよくあり。
先日は、バンダイ時代のインターン生と再会し、
そう言われた。
そうか、そうだったか。
・・・なんだったっけ。ああ、思い出した。
いや、何でもないような言葉が
人の人生を変えることがあるわけで。
そんなことを考えていたら、10年前に出した
『僕たちはガンダムのジムである』を読み、
その影響を公言している、
ある企業の管理職を友人からご紹介頂き。
しかも、その方の勤務先は
20年前に設立に関わった
トヨタ、リクルートの合弁会社、
OJTソリューションズで
お世話になった企業だった。
うん、大丈夫。何かは残している。
さて、何を残しますかね?
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
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