常見陽平メルマガ『陽平界通信』第226号 日本経済新聞「私見卓見」に寄稿しました/ゴミ部屋、汚部屋の論理
2023/02/01 (Wed) 07:32
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第226号
◆◆ 2023.2.1 配信
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
日本経済新聞「私見卓見」に寄稿しました
2.記事傑作選
◇日本経済新聞:替え玉受検、選考側こそ再考を
◇テレワークによる“テレ社畜”増加に警鐘
3.人生相談バカ一代
ゴミ部屋、汚部屋に住む人の論理
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【日本経済新聞「私見卓見」に寄稿しました】
はい、ついに昨日、掲載されました。
日本経済新聞「私見卓見」に、寄稿しましたよ。
SPI替え玉受検、ガクチカ問題などについて
大放談です。
https://d.bmb.jp/9/1454/3781/XXXX
先日は、おおたとしまささんが寄稿しており。
数年前に、パフの創業者釘崎さんが
ES廃止論を寄稿していたり。
最近、学内外の先生から
「就活は、これでいいの?」という
相談を受けることがあり。
10年前の就活時期繰下げ論争を経て、
最近は早期化のような、自由化のような、
無法化のような。そんな状態になりつつあります。
就活のオンライン化は、学生生活との両立、
効率化、移動コストの軽減など
メリットも多いはずだったのですが、
就活がいつでもどこでも
学生生活を侵食する状況にもなり。
講義中にオンライン説明会に参加する学生が
各大学で問題になっているとか。
行きたくもない会社の早期選考を
腕試しのために受け、囲い込まれ、
疲弊する学生も。
オワハラ(就活終われ、終わらせろハラスメント)
も、なかなか過激になってきました。
会社に慣れてもらうという理由から
内定を出した瞬間、アルバイトをさせる企業も。
昨年秋から始まった卒論ゼミも、
なかなか全員が揃いません。
「だったら、やるな」という話になるわけですが。
巻き込まれていくのです、学生は。
まあ、就活の時期は100年論争ですし、
常に茶番は繰り返されるのですけど。
おかしいことをおかしいと言い続けることを、
大切にしたいです。
横浜商工会議所で、
今年も採用活動をテーマに講演しますよ。
神奈川県の皆様、僕と握手!
https://d.bmb.jp/9/1454/3782/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3783/XXXX
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note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/3784/XXXX
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You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/3785/XXXX
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/3786/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
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2.記事傑作選
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「テレワークによる“テレ社畜”が増えている」
常見陽平が警鐘。ホンダは再び週5日出社に
https://d.bmb.jp/9/1454/3788/XXXX
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3.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━◆◆
【ゴミ部屋、汚部屋に住む人の論理】
今回は読売新聞の「人生案内」から。
ゴミ部屋、汚部屋問題である。
息子「ゴミ部屋」 夫は無関心 :
読売新聞オンライン
https://d.bmb.jp/9/1454/3789/XXXX
30代の息子が中学生以来、部屋が片付けられず
20年以上、物をためている状態で、
夫は何も言わないのだと。
回答者の出久根達郎さんは、
「息子さんの部屋は、アニメグッズなどで、
あふれかえっているのでしょう。
あなたにはゴミの山でしょうが、
息子さんにとっては宝の山に違いありません」
と回答。
さらに
「日常の会話がない夫の心配をする方が先決」
「息子さんの部屋の風通しより
夫を教育しなければいけません」と斬っている。
なるほど。
私自身、整理・整頓にとことんこだわる人なので、
この手の部屋を想像するだけでゾッとする。
サウナではないが
「ととのって」いないとダメなのだ。
仕事を終えるときは
書斎も研究室も完璧な状態に片付ける。
もう一つの職場である
台所もいつもピカピカにしている。
主夫なので。料理人なので。
いや、25年くらい前までは、
職場の机などは散らかっていたのだが。
2002年にトヨタとリクルートの
合弁会社の立ち上げに関わり、
トヨタ式の整理・整頓と出会ってから、
机の上はもちろん、部屋も
徹底的に整理・整頓するようにしている。
そう、コンマリよりも早く
「片付け」メソッドを確立、実践していたのだ。
彼女の1万分の1も売れなかったけど。
もっとも、片付けられない人に関して、
単に「だらしない人」「不潔な人」などと
斬るのは、これまた問題がある。
なぜ、片付けられないのか。それが問題だ。
数年前に読んで衝撃を受けたのが、
ライター菅野久美子さんが
一連の著作やウェブ記事で告発した、
孤独死・孤立死の特殊清掃に関するルポである。
たとえば、これだ。
『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』
(菅野久美子 毎日新聞出版)
https://d.bmb.jp/9/1454/3790/XXXX
いきなり、死の話で申し訳ないのだが、
孤独死・孤立死の現場はゴミ部屋、汚部屋が多く。
排泄物がペットボトルに詰められていたりする。
もっとも、
そのゴミ部屋、汚部屋に存在するものの中には、
やはり彼ら彼女たちにとっての宝物があり。
たとえば、小学校時代に愛聴したレコードなどだ。
あまりいい加減に因果関係を言いたくないのだが。
「捨てられない」「片付けられない」状態というのは、
その人の心の状態をうつしているともいえないか。
この人生相談に関して。
夫との関係見直しもそうだが、
子供が何を考えているのか。
理解が必要だ。結構な年齢なのだけれども。
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皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
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発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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◇テレワークによる“テレ社畜”増加に警鐘
3.人生相談バカ一代
ゴミ部屋、汚部屋に住む人の論理
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1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【日本経済新聞「私見卓見」に寄稿しました】
はい、ついに昨日、掲載されました。
日本経済新聞「私見卓見」に、寄稿しましたよ。
SPI替え玉受検、ガクチカ問題などについて
大放談です。
https://d.bmb.jp/9/1454/3781/XXXX
先日は、おおたとしまささんが寄稿しており。
数年前に、パフの創業者釘崎さんが
ES廃止論を寄稿していたり。
最近、学内外の先生から
「就活は、これでいいの?」という
相談を受けることがあり。
10年前の就活時期繰下げ論争を経て、
最近は早期化のような、自由化のような、
無法化のような。そんな状態になりつつあります。
就活のオンライン化は、学生生活との両立、
効率化、移動コストの軽減など
メリットも多いはずだったのですが、
就活がいつでもどこでも
学生生活を侵食する状況にもなり。
講義中にオンライン説明会に参加する学生が
各大学で問題になっているとか。
行きたくもない会社の早期選考を
腕試しのために受け、囲い込まれ、
疲弊する学生も。
オワハラ(就活終われ、終わらせろハラスメント)
も、なかなか過激になってきました。
会社に慣れてもらうという理由から
内定を出した瞬間、アルバイトをさせる企業も。
昨年秋から始まった卒論ゼミも、
なかなか全員が揃いません。
「だったら、やるな」という話になるわけですが。
巻き込まれていくのです、学生は。
まあ、就活の時期は100年論争ですし、
常に茶番は繰り返されるのですけど。
おかしいことをおかしいと言い続けることを、
大切にしたいです。
横浜商工会議所で、
今年も採用活動をテーマに講演しますよ。
神奈川県の皆様、僕と握手!
https://d.bmb.jp/9/1454/3782/XXXX
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3.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━◆◆
【ゴミ部屋、汚部屋に住む人の論理】
今回は読売新聞の「人生案内」から。
ゴミ部屋、汚部屋問題である。
息子「ゴミ部屋」 夫は無関心 :
読売新聞オンライン
https://d.bmb.jp/9/1454/3789/XXXX
30代の息子が中学生以来、部屋が片付けられず
20年以上、物をためている状態で、
夫は何も言わないのだと。
回答者の出久根達郎さんは、
「息子さんの部屋は、アニメグッズなどで、
あふれかえっているのでしょう。
あなたにはゴミの山でしょうが、
息子さんにとっては宝の山に違いありません」
と回答。
さらに
「日常の会話がない夫の心配をする方が先決」
「息子さんの部屋の風通しより
夫を教育しなければいけません」と斬っている。
なるほど。
私自身、整理・整頓にとことんこだわる人なので、
この手の部屋を想像するだけでゾッとする。
サウナではないが
「ととのって」いないとダメなのだ。
仕事を終えるときは
書斎も研究室も完璧な状態に片付ける。
もう一つの職場である
台所もいつもピカピカにしている。
主夫なので。料理人なので。
いや、25年くらい前までは、
職場の机などは散らかっていたのだが。
2002年にトヨタとリクルートの
合弁会社の立ち上げに関わり、
トヨタ式の整理・整頓と出会ってから、
机の上はもちろん、部屋も
徹底的に整理・整頓するようにしている。
そう、コンマリよりも早く
「片付け」メソッドを確立、実践していたのだ。
彼女の1万分の1も売れなかったけど。
もっとも、片付けられない人に関して、
単に「だらしない人」「不潔な人」などと
斬るのは、これまた問題がある。
なぜ、片付けられないのか。それが問題だ。
数年前に読んで衝撃を受けたのが、
ライター菅野久美子さんが
一連の著作やウェブ記事で告発した、
孤独死・孤立死の特殊清掃に関するルポである。
たとえば、これだ。
『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』
(菅野久美子 毎日新聞出版)
https://d.bmb.jp/9/1454/3790/XXXX
いきなり、死の話で申し訳ないのだが、
孤独死・孤立死の現場はゴミ部屋、汚部屋が多く。
排泄物がペットボトルに詰められていたりする。
もっとも、
そのゴミ部屋、汚部屋に存在するものの中には、
やはり彼ら彼女たちにとっての宝物があり。
たとえば、小学校時代に愛聴したレコードなどだ。
あまりいい加減に因果関係を言いたくないのだが。
「捨てられない」「片付けられない」状態というのは、
その人の心の状態をうつしているともいえないか。
この人生相談に関して。
夫との関係見直しもそうだが、
子供が何を考えているのか。
理解が必要だ。結構な年齢なのだけれども。
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皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
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年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
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発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
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