常見陽平メルマガ『陽平界通信』第246号 コロナ直撃 学生はライブに行ったことがない/ユーミンの何がすごいのか
2023/07/05 (Wed) 13:01
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第246号
◆◆ 2023.7.5 配信
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
ライブに行ったことのない教え子たち
青春の空白をどう埋めるか
2.記事傑作選
◇Twitterがあってよかった、かな
◇最近、聞いた話をおすそ分け
3.人生にキク音楽
「ユーミンの何がすごいのか?」
と聴かれたら、どうするか問題
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【ライブに行ったことのない教え子たち
青春の空白をどう埋めるか】
突然ですが、
9月3日に実に久々に、ライブに出演しますよ。
ピアノ、ヴァイオリンが入った
ギターレスのロックバンドですよ。
ビートルズなどのピアノ・ロックナンバー、
ジャムセッションなど楽しい時間です。
私はベースを弾きます。
今年に入ってから
バウハウス六本木で飛び入り出演や、
友人、家族のお祝いのための演奏は
よくしているのですけど。
そういえば、
娘が今週金曜日に6歳になるのですが。
先日は、バウハウスで
サプライズのお祝い演奏をしましたよ。
サプライズバースデーの図
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/4032/XXXX
私によるスピーチとサプライズ演奏の図
↓
https://d.bmb.jp/9/1454/4033/XXXX
自分たちのバンドで、数十分演奏するのは、
いつ以来でしょうね。
いや、教え子たちが
バウハウス六本木で
貸し切りライブをやることになり。
先生も出演してよ、という流れでございます。
学生たちが一生懸命、準備しているのですが。
その際の反応でなかなか興味深かったのが
「これが、人生で初のライブ」
という人だらけなのですね。
そう、なんせコロナが
青春を襲ってしまったわけで。
「実は◯◯したことがない」
という話がよくあるわけです。
いや、今まで、若者がしてきた◯◯は、
それが普通だったのか、
楽しいことだったのかという点は
検証しなくてはなりませんけど。
第9波が爆発しつつありますが、
もうマスクなど様々な制限もないわけで。
そこで一歩踏み出すキッカケをどうつくるか。
このあたりは、実は普段の講義も一緒で。
今年の大学1年生は
高校3年間、コロナ生活だったわけで。
講義内でのグループワークなどは
当然、ぎこちないわけで。
どのようにあたためて、解き放っていくか。
このあたりが、教員の腕の見せ所でございます。
はい。
そういうわけで、
9月3日の予定をあけておいてください。
今どきの若者を知る場としても面白いと思います。
仕事だけでなく、音楽にも
全力投球する姿をご覧ください。
ナチュラルにアーティスト、プロレスラーに
間違えられる今日この頃でございます。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4034/XXXX
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note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/4035/XXXX
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You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4036/XXXX
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
それでも、
Twitterがあってよかった、かな
https://d.bmb.jp/9/1454/4037/XXXX
最近、聞いた話をおすそ分け
https://d.bmb.jp/9/1454/4038/XXXX
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3.人生にキク音楽
━━━━━━━━━━━━◆◆
【「ユーミンの何がすごいのか?」
と聴かれたら、どうするか問題】
教え子から
「ユーミンのどこがすごいのか?」
と質問された。
今、20歳くらいの若者は
もちろん、ユーミンのことは知っている。
もっとも、熱心に聴いているかというと、
そういうわけではなく。
なんとなく、かかっているという。
「『魔女の宅急便』の曲を歌っている人」
という認識らしい。
ユーミンは親世代、いや祖父母世代の音楽であり。
一昔前の音楽、スタンダード
という位置づけなのだ。
メタラーとして知られる私だが、
いつもTwitterなどに
ライブ会場での目撃情報が投稿される私だが、
実は、ユーミンが大好きな人材である。
幼少期から、
ユーミンと中島みゆきを聴いていた。
昔は、ユーミン派、中島みゆき派という
対立構図があった気がするし、
もっというと
横浜銀蝿派、YMO派
松田聖子派、中森明菜派
ブルハ派、ジュンスカ派
プリプリ派、SHOW-YA派
という対立があった気がするが。
今では少なくともユーミン対中島みゆき
という構図がいかに無意味かわかるだろう。
ともに、説明不要なくらいにビッグなのだ。
存在も、世界観も宇宙的なのだ。
何の疑問も持たずに、ユーミンを聴き続けてきた。
高校時代には、レンタルCD店に通い、
当時、CDで入手可能だった
ユーミンの音源はコンプリートした。
わかる人にはわかるレア盤、
『REINCARNATION』ツアーの
ライブ盤も入手した。
特に10代の頃は、毎年、
発売されるニューアルバムを貪り聴いた。
それはまるで、恋愛教の聖典だった。
ロック、プロレスに夢中な
左翼少年であったのにも関わらず、
ブルジョワ性が高いとされる
ユーミンにハマってしまった。
「リフレインが叫んでる」を
まさにリフレインのように
毎日聴いたのが、中2の頃の私である。
LOUDNESSの「クレイジードクター」
の次が「リフレインが叫んでる」
さらにはSTING、DURAN DURANという
もう、チャンポンもいいところの音楽生活だった。
高校時代は通学中に
荒井由実時代の名盤『ミスリム』を
高校に行くまでに1回聴き、
帰りは山下達郎の『For You』を
やはり1回聴いた。
メタラーであり
ブルータルなサウンドに傾倒する一方
メロディ、叙情性を重視する
私の音楽性はこうして形成された。
のちに、北欧のメロディック・デス・メタルが
台頭したときに「やられた」と思った。
北海道が北欧に完敗した瞬間であり、
パクられたと思った次第だ。
札幌市南区藤野から都心の札幌南高校に通うという
「旅」の中で、何度もユーミンを聴いた。
いや、他にもたくさんの曲を聴いたが。
このように、ユーミンを聴くことは、
呼吸をするのと同じくらいに普通だったので、
いざ、何がすごいのかと聞かれても困る。
一方、この教え子の素朴な疑問は
いちいち本質をついている。
暗にユーミン原理主義こそ、
おかしいのではないかと
問われているようにも感じた。
いや、小学校から
プロレス、メタルに傾倒していたのだが
「常見君は、なんでそんなものに夢中なの」
と否定されたことは人生で何度もあるが、
今も、ロックTシャツを買うたびに
家族から白い目で見られているが。
教え子にそのつもりはないと思うのだが
その素朴な問いは、これまでの人生を
問われているようにも思えてしまった。
さて、何がすごいのか。
なんせ、約50年、続けていることが凄い。
いや25年くらい前から
毎年のアルバムリリースは無くなったし、
それ以降の曲はずっとチェックしているものの、
昔の曲ほどは知らないのだけど。
この恋愛ソングを続ける凄みに
まずは拍手したい。
長年続けているが故に、
様々な景色や思い出とリンクする。
これがユーミンの凄みではないか。
宇宙レベルの大きな視点も、
細やかな視点も持ち合わせており。
いちいち圧倒される。
以前ほど、声が出ているわけではない。
紅白に出てくるたびに、歌唱を聴いて
複雑な心境になる。
とはいえ、昔から
歌唱力に圧倒されるタイプの
アーティストではなかったわけで。
これは、昨年秋に
ガンズの来日公演で
アクセルの歌唱が賛否を呼んだときに似ていて。
もともと、不安定だったろう、と。
紅白では、以前、出てくるだけで
隣にいるだけで、aikoが号泣したのが懐かしい。
ゲスい話も美化してしまう強さも。
別れた男性のベッドの下に
真珠のピアスを置く女性に
今まで会ったことがないのだが。
敬虔なユーミン信者は、置くのだろう。
安物のピアスでも、大爆発を起こすのに、
真珠爆弾の破壊力たるや。
「リフレインが叫んでる」から始まる
『Delight Slight Light KISS』は
よく売れたアルバムなのだが。
「恋はNo-return」は
実はカーセックスのことを歌っているそうで。
初めて聴いてから25年くらい経って、
酒井順子さんのエッセイでそのことに気づく
という。
いや、札幌には
カーセックスの聖地と呼ばれる
公園があったのだが。
ゲスさを感じさせないのが、
ユーミンクオリティだ。
そりゃ、中央道も
中央フリーウェイになってしまうのさ。
というわけで、まだまだ説明しきれない。
これがユーミンの強さなのだ。
そして、このように
アラフィフのおじさんが
無駄に熱くユーミンを語る姿に
若者はひいてしまうのだろう。
このMV
正直、音楽やMVでのロボット、
AIっぽいものが苦手な私だけど、
これまた彼女だからできるものですなあ。
Call me back/松任谷由実with 荒井由実
https://d.bmb.jp/9/1454/4039/XXXX
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お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
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よろしくお願いします!
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発行人:常見陽平
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青春の空白をどう埋めるか
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◇Twitterがあってよかった、かな
◇最近、聞いた話をおすそ分け
3.人生にキク音楽
「ユーミンの何がすごいのか?」
と聴かれたら、どうするか問題
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1.巻頭言
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【ライブに行ったことのない教え子たち
青春の空白をどう埋めるか】
突然ですが、
9月3日に実に久々に、ライブに出演しますよ。
ピアノ、ヴァイオリンが入った
ギターレスのロックバンドですよ。
ビートルズなどのピアノ・ロックナンバー、
ジャムセッションなど楽しい時間です。
私はベースを弾きます。
今年に入ってから
バウハウス六本木で飛び入り出演や、
友人、家族のお祝いのための演奏は
よくしているのですけど。
そういえば、
娘が今週金曜日に6歳になるのですが。
先日は、バウハウスで
サプライズのお祝い演奏をしましたよ。
サプライズバースデーの図
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私によるスピーチとサプライズ演奏の図
↓
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自分たちのバンドで、数十分演奏するのは、
いつ以来でしょうね。
いや、教え子たちが
バウハウス六本木で
貸し切りライブをやることになり。
先生も出演してよ、という流れでございます。
学生たちが一生懸命、準備しているのですが。
その際の反応でなかなか興味深かったのが
「これが、人生で初のライブ」
という人だらけなのですね。
そう、なんせコロナが
青春を襲ってしまったわけで。
「実は◯◯したことがない」
という話がよくあるわけです。
いや、今まで、若者がしてきた◯◯は、
それが普通だったのか、
楽しいことだったのかという点は
検証しなくてはなりませんけど。
第9波が爆発しつつありますが、
もうマスクなど様々な制限もないわけで。
そこで一歩踏み出すキッカケをどうつくるか。
このあたりは、実は普段の講義も一緒で。
今年の大学1年生は
高校3年間、コロナ生活だったわけで。
講義内でのグループワークなどは
当然、ぎこちないわけで。
どのようにあたためて、解き放っていくか。
このあたりが、教員の腕の見せ所でございます。
はい。
そういうわけで、
9月3日の予定をあけておいてください。
今どきの若者を知る場としても面白いと思います。
仕事だけでなく、音楽にも
全力投球する姿をご覧ください。
ナチュラルにアーティスト、プロレスラーに
間違えられる今日この頃でございます。
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よろしくお願いします。
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【「ユーミンの何がすごいのか?」
と聴かれたら、どうするか問題】
教え子から
「ユーミンのどこがすごいのか?」
と質問された。
今、20歳くらいの若者は
もちろん、ユーミンのことは知っている。
もっとも、熱心に聴いているかというと、
そういうわけではなく。
なんとなく、かかっているという。
「『魔女の宅急便』の曲を歌っている人」
という認識らしい。
ユーミンは親世代、いや祖父母世代の音楽であり。
一昔前の音楽、スタンダード
という位置づけなのだ。
メタラーとして知られる私だが、
いつもTwitterなどに
ライブ会場での目撃情報が投稿される私だが、
実は、ユーミンが大好きな人材である。
幼少期から、
ユーミンと中島みゆきを聴いていた。
昔は、ユーミン派、中島みゆき派という
対立構図があった気がするし、
もっというと
横浜銀蝿派、YMO派
松田聖子派、中森明菜派
ブルハ派、ジュンスカ派
プリプリ派、SHOW-YA派
という対立があった気がするが。
今では少なくともユーミン対中島みゆき
という構図がいかに無意味かわかるだろう。
ともに、説明不要なくらいにビッグなのだ。
存在も、世界観も宇宙的なのだ。
何の疑問も持たずに、ユーミンを聴き続けてきた。
高校時代には、レンタルCD店に通い、
当時、CDで入手可能だった
ユーミンの音源はコンプリートした。
わかる人にはわかるレア盤、
『REINCARNATION』ツアーの
ライブ盤も入手した。
特に10代の頃は、毎年、
発売されるニューアルバムを貪り聴いた。
それはまるで、恋愛教の聖典だった。
ロック、プロレスに夢中な
左翼少年であったのにも関わらず、
ブルジョワ性が高いとされる
ユーミンにハマってしまった。
「リフレインが叫んでる」を
まさにリフレインのように
毎日聴いたのが、中2の頃の私である。
LOUDNESSの「クレイジードクター」
の次が「リフレインが叫んでる」
さらにはSTING、DURAN DURANという
もう、チャンポンもいいところの音楽生活だった。
高校時代は通学中に
荒井由実時代の名盤『ミスリム』を
高校に行くまでに1回聴き、
帰りは山下達郎の『For You』を
やはり1回聴いた。
メタラーであり
ブルータルなサウンドに傾倒する一方
メロディ、叙情性を重視する
私の音楽性はこうして形成された。
のちに、北欧のメロディック・デス・メタルが
台頭したときに「やられた」と思った。
北海道が北欧に完敗した瞬間であり、
パクられたと思った次第だ。
札幌市南区藤野から都心の札幌南高校に通うという
「旅」の中で、何度もユーミンを聴いた。
いや、他にもたくさんの曲を聴いたが。
このように、ユーミンを聴くことは、
呼吸をするのと同じくらいに普通だったので、
いざ、何がすごいのかと聞かれても困る。
一方、この教え子の素朴な疑問は
いちいち本質をついている。
暗にユーミン原理主義こそ、
おかしいのではないかと
問われているようにも感じた。
いや、小学校から
プロレス、メタルに傾倒していたのだが
「常見君は、なんでそんなものに夢中なの」
と否定されたことは人生で何度もあるが、
今も、ロックTシャツを買うたびに
家族から白い目で見られているが。
教え子にそのつもりはないと思うのだが
その素朴な問いは、これまでの人生を
問われているようにも思えてしまった。
さて、何がすごいのか。
なんせ、約50年、続けていることが凄い。
いや25年くらい前から
毎年のアルバムリリースは無くなったし、
それ以降の曲はずっとチェックしているものの、
昔の曲ほどは知らないのだけど。
この恋愛ソングを続ける凄みに
まずは拍手したい。
長年続けているが故に、
様々な景色や思い出とリンクする。
これがユーミンの凄みではないか。
宇宙レベルの大きな視点も、
細やかな視点も持ち合わせており。
いちいち圧倒される。
以前ほど、声が出ているわけではない。
紅白に出てくるたびに、歌唱を聴いて
複雑な心境になる。
とはいえ、昔から
歌唱力に圧倒されるタイプの
アーティストではなかったわけで。
これは、昨年秋に
ガンズの来日公演で
アクセルの歌唱が賛否を呼んだときに似ていて。
もともと、不安定だったろう、と。
紅白では、以前、出てくるだけで
隣にいるだけで、aikoが号泣したのが懐かしい。
ゲスい話も美化してしまう強さも。
別れた男性のベッドの下に
真珠のピアスを置く女性に
今まで会ったことがないのだが。
敬虔なユーミン信者は、置くのだろう。
安物のピアスでも、大爆発を起こすのに、
真珠爆弾の破壊力たるや。
「リフレインが叫んでる」から始まる
『Delight Slight Light KISS』は
よく売れたアルバムなのだが。
「恋はNo-return」は
実はカーセックスのことを歌っているそうで。
初めて聴いてから25年くらい経って、
酒井順子さんのエッセイでそのことに気づく
という。
いや、札幌には
カーセックスの聖地と呼ばれる
公園があったのだが。
ゲスさを感じさせないのが、
ユーミンクオリティだ。
そりゃ、中央道も
中央フリーウェイになってしまうのさ。
というわけで、まだまだ説明しきれない。
これがユーミンの強さなのだ。
そして、このように
アラフィフのおじさんが
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正直、音楽やMVでのロボット、
AIっぽいものが苦手な私だけど、
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