常見陽平メルマガ『陽平界通信』第274号 センスのいい会話/下北沢ボーナストラックがいい感じ
2024/01/31 (Wed) 08:00
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第274号
◆◆ 2023.1.31 配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
名刺交換・メールのやり取りなどをした方に
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
センスのいい会話
2.記事傑作選
◇札幌オリパラ招致「停止」と今後
◇自由とリスクを天秤に プラットフォームと労働
3.常ミシュラン
下北沢ボーナストラックがいい感じ
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【センスのいい会話】
「何かアレルギーなどはございませんか?」
レストランで店員さんが聞いてきたのですよ。
「ダニとハウスダスト」
と娘が答えたのです。
店員さんは、ニコリと笑い
「それなら、大丈夫です」
と。
あぁ、二人ともセンスいいなと思った次第です。
いや、親バカ入っていますけど。
「ステーキの焼き加減はどうでしますか?」
と店員さんに聞かれ
「裏表」
と答えた友人のことを思い出しました。
世界は「言葉」に満ちており。
ただ、響く言葉、響かない言葉というものがあり。
多くの言葉は実は聞きたくもないもので。
中には内容においても、伝え方においても、
不愉快な言葉というものがあるわけです。
娘と店員さんのやり取りは、
ウィットに富んでいて。双方向で。ナイスでした。
こういう気持ち良いやり取り、いいですね。
ついつい「言葉」は、
自分の都合になってしまうのですよね。
相手のメリットを考えないという。
いや、相手のことを考えて、想って
出てくる言葉もあるわけですが、
それが届かないと、単なるありがた迷惑、
ときには言葉の暴力になるわけです。
上司や教育者や保護者がそう考えて
発する言葉はときに
パワハラやDVになってしまいます。
そんな中、気持ち良いやり取りがあると、
感動するわけです。
さらに、「言葉を持っている人」がおり。
届く言葉、優しい言葉を持っている人ですね。
届く言葉というのは、時代とともに変わり。
そのため、昨年まで響いた言葉が、
届かなくなることがあります。
新卒採用の現場はそれが顕著です。
「成長」「挑戦」という言葉がときに、
まったく届かなくなることがあります。
これは、私の生きがいである
お買い物に関してもそうで。
先日、久々に阪急メンズ東京に行ったら、
ポスターも、POPも店員の言葉も、
まるで私には響かなくて。がっかりしました。
並んでいるものもいちいち魅力的ではなく。
いや、1月下旬はセールも一段落しており、
さらには春夏物が立ち上がる直前で、
もともと魅力は薄いという声もありますが。
店員のニーズの引き出し方、
使う言葉がいまいちで
(及第点なのでしょうけど)、
楽しいお買い物にはなりませんでした。
いや、買う物が娘の卒園式、入学式、
さらには試験監督などの業務に使う
白いシャツと、レジメンタルストライプの
ネクタイだったのですけどね。
自分では、絶対に、好き好んで買わないモノで、
テンション、爆下がりだったと
いうのもありますけれども。
姪っ子が高校生だった頃、
一緒に行った三田祭のことを思い出しました。
慶大生の出す、焼き鳥屋の営業トークは
「パない」のです。
「ウチは国産にこだわっている」
「今だけ、1串サービスします」
「ウチは作り置きを一切やっておらず、
1本1本心を込めて焼いています」など。
一見するとセンスが良さそうで、
いやらしさを感じたことを思い出しました。
一方通行なのですよね。
新卒採用の世界では、
「口説き文句」というものがあり。
採用競合を意識したトークというものが
各社で開発されているわけです。
「君は取材する側とされる側の
どちらがいいんだ?」というのは、
リンクアンドモチベーションの
小笹芳央さんがリクルートの採用担当だった頃に、
のちにマクロミルの創業者になる
杉本哲哉さんを口説き落とした
一言なのだそうです、日経の記事によると。
あぁ、私も
「君がつくる夢をみたい」
「君が起こす社会現象をみてみたい」
みたいな言葉で学生を口説いていたなぁ。
もっとも、考えぬいた一言というのは、
ときにまったく響かないことがあり。
自然に素敵な一言が出てくるかどうか。
そのために、普段から
読み、書き、聞き、話し、感じ、
考えるのだと思いました。はい。
いかに想いをキャッチし、
センスのいい返し方をするか。
立ち止まって考えてみましょう。はい。
さて、ウチの娘、
どのように言葉のセンスを磨いていくのか。
楽しみです。
ロック、プロレス、朝日新聞に偏った
私のセンスをいかに超えてくれるのか。
まあ、期待しすぎてはいけないのですけど。
打首獄門同好会に夢中で、毎日、MVを観て、
ライブの余韻にひたっています。
同バンドの影響で、
ぷっちょ、うまい棒を食べる頻度が増えました。
「風呂入って速攻寝る計画」
という歌詞から始まる
「フローネル」という曲を
日々、口ずさむ6歳です。
常見陽平生誕50周年イベントを
4月7日(日)の16時に開催します。
予定をあけておいてください。
会費をワンドリンク2500円にするか
飲み放題3000円にするか悩んでます。
これだけは見てほしいのです。
よろしくお願いします。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4360/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4361/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/4362/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4363/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4364/XXXX
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2.記事傑作選
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札幌オリパラ招致「停止」と今後
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自由とリスクを天秤に プラットフォームと労働
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3.常ミシュラン
━━━━━━━━━━━◆◆
【下北沢ボーナストラックがいい感じ】
以前はよく、下北沢の本屋B&Bで
トークイベントを開催していた。
https://d.bmb.jp/9/1454/4367/XXXX
本屋B&Bは博報堂ケトルが運営する、
ビールが飲める書店である。
このB&B、下北沢で2回移転しており。
今の店舗は3代目にあたる。
1店舗目は路地裏にある
屋根裏部屋という感じで、
ひっそりとしていてナイスだった。
当時はお酒を飲みまくっていて。
泥酔しながらトークショーをしていた。
2店舗目はやや洗練されすぎ、
広すぎだったかな。
Queというライブハウスと同じビルだった。
いまの店舗は、
「下北線路街」のいちエリア、
下北沢ボーナストラックにある。
https://d.bmb.jp/9/1454/4368/XXXX
ボーナストラックは、2020年に誕生した。
みんなで使い、みんなで育てていく
新しいスペース、新しい“まち”
というコンセプトだ。
当初、「B&Bがある場所」くらいにしか
思っていなかった。
しかし、コロナあけモードで飲食店も盛り上がり。
いい感じになっている。
最近、家族でお邪魔することが多く。
子供が遊ぶ公園などもあるし、
ウチの妻を唸らせるこだわりの店などもあり。
「ボーナストラックに行くよ」というと、
娘は眼を輝かせる。
ここの飲食店は、
「とびきり美味しい」というわけではないが
(いや、十分、美味しい)、
「楽しい」「面白い」という感じだ。
普通のレストランにはない
メニュー、盛り付けなどがあり。
それを外のテーブルで食べる。
「いま、外は寒いだろ」と思うだろう。
安心してほしい。
なんと、こたつ席や、温室席があるのだ。
特にビニールの温室席は、電気ストーブ完備で。
暖かく、隠れ家感があり、楽しい。
ウチの妻のお気に入りは、発酵デパートメントだ。
発酵食品を一通り売っている。
体に良さそうなものだらけだ。
私は、お粥とお酒 ANDON、
Why_?下北沢店がお気に入り。
後者は週末限定でアップルパイを売っており。
これが絶品だった。
下北沢の再開発は賛否を呼んだが。
このエリアは、楽しいかも。
下北沢駅をおりてすぐ。
エリアの前に駐車場もあり便利。
大人のお出かけにも、家族連れにもぴったり。
ぜひ、チェックを。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
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配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/4369/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【センスのいい会話】
「何かアレルギーなどはございませんか?」
レストランで店員さんが聞いてきたのですよ。
「ダニとハウスダスト」
と娘が答えたのです。
店員さんは、ニコリと笑い
「それなら、大丈夫です」
と。
あぁ、二人ともセンスいいなと思った次第です。
いや、親バカ入っていますけど。
「ステーキの焼き加減はどうでしますか?」
と店員さんに聞かれ
「裏表」
と答えた友人のことを思い出しました。
世界は「言葉」に満ちており。
ただ、響く言葉、響かない言葉というものがあり。
多くの言葉は実は聞きたくもないもので。
中には内容においても、伝え方においても、
不愉快な言葉というものがあるわけです。
娘と店員さんのやり取りは、
ウィットに富んでいて。双方向で。ナイスでした。
こういう気持ち良いやり取り、いいですね。
ついつい「言葉」は、
自分の都合になってしまうのですよね。
相手のメリットを考えないという。
いや、相手のことを考えて、想って
出てくる言葉もあるわけですが、
それが届かないと、単なるありがた迷惑、
ときには言葉の暴力になるわけです。
上司や教育者や保護者がそう考えて
発する言葉はときに
パワハラやDVになってしまいます。
そんな中、気持ち良いやり取りがあると、
感動するわけです。
さらに、「言葉を持っている人」がおり。
届く言葉、優しい言葉を持っている人ですね。
届く言葉というのは、時代とともに変わり。
そのため、昨年まで響いた言葉が、
届かなくなることがあります。
新卒採用の現場はそれが顕著です。
「成長」「挑戦」という言葉がときに、
まったく届かなくなることがあります。
これは、私の生きがいである
お買い物に関してもそうで。
先日、久々に阪急メンズ東京に行ったら、
ポスターも、POPも店員の言葉も、
まるで私には響かなくて。がっかりしました。
並んでいるものもいちいち魅力的ではなく。
いや、1月下旬はセールも一段落しており、
さらには春夏物が立ち上がる直前で、
もともと魅力は薄いという声もありますが。
店員のニーズの引き出し方、
使う言葉がいまいちで
(及第点なのでしょうけど)、
楽しいお買い物にはなりませんでした。
いや、買う物が娘の卒園式、入学式、
さらには試験監督などの業務に使う
白いシャツと、レジメンタルストライプの
ネクタイだったのですけどね。
自分では、絶対に、好き好んで買わないモノで、
テンション、爆下がりだったと
いうのもありますけれども。
姪っ子が高校生だった頃、
一緒に行った三田祭のことを思い出しました。
慶大生の出す、焼き鳥屋の営業トークは
「パない」のです。
「ウチは国産にこだわっている」
「今だけ、1串サービスします」
「ウチは作り置きを一切やっておらず、
1本1本心を込めて焼いています」など。
一見するとセンスが良さそうで、
いやらしさを感じたことを思い出しました。
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新卒採用の世界では、
「口説き文句」というものがあり。
採用競合を意識したトークというものが
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「君は取材する側とされる側の
どちらがいいんだ?」というのは、
リンクアンドモチベーションの
小笹芳央さんがリクルートの採用担当だった頃に、
のちにマクロミルの創業者になる
杉本哲哉さんを口説き落とした
一言なのだそうです、日経の記事によると。
あぁ、私も
「君がつくる夢をみたい」
「君が起こす社会現象をみてみたい」
みたいな言葉で学生を口説いていたなぁ。
もっとも、考えぬいた一言というのは、
ときにまったく響かないことがあり。
自然に素敵な一言が出てくるかどうか。
そのために、普段から
読み、書き、聞き、話し、感じ、
考えるのだと思いました。はい。
いかに想いをキャッチし、
センスのいい返し方をするか。
立ち止まって考えてみましょう。はい。
さて、ウチの娘、
どのように言葉のセンスを磨いていくのか。
楽しみです。
ロック、プロレス、朝日新聞に偏った
私のセンスをいかに超えてくれるのか。
まあ、期待しすぎてはいけないのですけど。
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同バンドの影響で、
ぷっちょ、うまい棒を食べる頻度が増えました。
「風呂入って速攻寝る計画」
という歌詞から始まる
「フローネル」という曲を
日々、口ずさむ6歳です。
常見陽平生誕50周年イベントを
4月7日(日)の16時に開催します。
予定をあけておいてください。
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これだけは見てほしいのです。
よろしくお願いします。
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【下北沢ボーナストラックがいい感じ】
以前はよく、下北沢の本屋B&Bで
トークイベントを開催していた。
https://d.bmb.jp/9/1454/4367/XXXX
本屋B&Bは博報堂ケトルが運営する、
ビールが飲める書店である。
このB&B、下北沢で2回移転しており。
今の店舗は3代目にあたる。
1店舗目は路地裏にある
屋根裏部屋という感じで、
ひっそりとしていてナイスだった。
当時はお酒を飲みまくっていて。
泥酔しながらトークショーをしていた。
2店舗目はやや洗練されすぎ、
広すぎだったかな。
Queというライブハウスと同じビルだった。
いまの店舗は、
「下北線路街」のいちエリア、
下北沢ボーナストラックにある。
https://d.bmb.jp/9/1454/4368/XXXX
ボーナストラックは、2020年に誕生した。
みんなで使い、みんなで育てていく
新しいスペース、新しい“まち”
というコンセプトだ。
当初、「B&Bがある場所」くらいにしか
思っていなかった。
しかし、コロナあけモードで飲食店も盛り上がり。
いい感じになっている。
最近、家族でお邪魔することが多く。
子供が遊ぶ公園などもあるし、
ウチの妻を唸らせるこだわりの店などもあり。
「ボーナストラックに行くよ」というと、
娘は眼を輝かせる。
ここの飲食店は、
「とびきり美味しい」というわけではないが
(いや、十分、美味しい)、
「楽しい」「面白い」という感じだ。
普通のレストランにはない
メニュー、盛り付けなどがあり。
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「いま、外は寒いだろ」と思うだろう。
安心してほしい。
なんと、こたつ席や、温室席があるのだ。
特にビニールの温室席は、電気ストーブ完備で。
暖かく、隠れ家感があり、楽しい。
ウチの妻のお気に入りは、発酵デパートメントだ。
発酵食品を一通り売っている。
体に良さそうなものだらけだ。
私は、お粥とお酒 ANDON、
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これが絶品だった。
下北沢の再開発は賛否を呼んだが。
このエリアは、楽しいかも。
下北沢駅をおりてすぐ。
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大人のお出かけにも、家族連れにもぴったり。
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