常見陽平メルマガ『陽平界通信』第279号 学生はなぜ、内定受諾をしないのか/陽平祭50情報解禁!/転職をするべきか?
2024/03/06 (Wed) 11:15
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◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第279号
◆◆ 2024.3.6 配信
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今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
人事の口説き文句は進化しているか?
2.記事傑作選
◇“事務”から社会を考える
◇本人主催誕生会「陽平祭50」を開催
3.人生相談バカ一代
いま、転職するべきか?
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【人事の口説き文句は進化しているか?】
学生から日々、
「内定承諾書の提出を迫られています。
まだ、就活を続けたいのですけど、
どうしましょう?」という相談がきます。
きましたね。
大学のガイダンスなどでも、
内定承諾書に法的拘束力はないこと、
オワハラに気をつけようなどと
呼びかけを行っています。
昨年の政府から経済団体への
新卒採用関連の要請では、
オワハラの件の記述が分厚くなり。
大学も対応を進めています。
ただ、何度言っても、
いざ大人に真顔で口説かれると、
動揺するわけですね。
一方、今の段階で
「もうここに決めます!」と
宣言する学生が一人もいないことも
大事なポイントです。
早期に内定が出ても戸惑うわけで。
売り手市場ということもあり、
他の選択肢もあるわけで。
内定した企業に納得しているわけでもなく。
採用担当者が口説き落とせていないとも言えます。
「ここに決めていいものか」とか
「オワハラを受けた」と相談してくれるのは、
大学教職員視点でいうとありがたい話で。
一方、内定先に納得している場合や、
よっぽど強く言わて服従すると、
相談はこないわけですよね。
ここでは、「口説き力」ということを
考えてみましょう。
「口説く」はまるで恋愛用語ですけど。
採用の際にも、社内スカウトの際にも
さらには、営業の際にも
あらゆる交渉にも
必要なビジネススキルだと思うのです。
私自身も採用担当者時代は
「口説き落とす」ための努力を相当していました。
担当して1年目に、採りたいと思った学生に
逃げられまくり、猛反省したのです。
エントリーシートや評価シートをすべて
読み返し、どこにシグナルがあったのか、
どの部分を把握できていなかったのか、
握れていなかったのか、猛反省しました。
求職者を味わい尽くして掘り下げること、
求職者や自社、業界や社会に関する事実の整理と
それにより判断材料を提供すること、
そして、自分自身のトークなどに
磨きをかけなくてはなのです。
さらには口説き落とすために、
どの社員に会わせるといいかを考えたり。
会食するお店を探したり。
内定者懇親会で、
他の内定者や現役社員に会ってもらったり。
人事視点からいうと、
「口説き落とす」技を社内で開発しているか、
伝承しているか、練習しているかという
話でもあり。
このあたりのことがスルーされていると、
やや悲しいですね。
あぁ、「◯◯業界志望ならこのネタ」
「◯◯業界志望なら、この人に会わせる」など
作戦を考えたなぁ。
採用じゃんけん(という言い方も不適切にも
ほどがありますけど)に勝つために必死でした。
鏡に向かって「◯◯さんと一緒に働きたいんです。
面接でおっしゃっていた、◯◯さんが考える夢が
世に出る瞬間に立ち会いたいんです。
◯◯さんが起こす社会現象を目撃したいんです」
と何度も練習したなあとか。
「内定です」「合格です」
と言わずに
「一緒に働きませんか」と伝えていたなとか。
かっこよくお店のお代の精算をする練習も
したなあとか。
当時の年収、年齢からすると分不相応なブランドの
スーツや名刺入れ、財布を買ったなぁとか。
「煽り映像」「エンディングムービー」さらには、
内定者研修では互いにお手紙を書き、
みんなの前で読み上げるワークを導入し。
「泣かせにいく」ことで情に訴えかけたなあとか。
他社の人事担当者を観察し。
信頼される、かっこいいオトナとは
なんだろうと考えたりしました。
一方、まるでフェスのときにベテランを含め、
ステージ脇で関係者がライブを見に来るように、
私がプレゼンしているときに、
他社の人事が見学に来ている様子を見て
しめしめと思ったり。
・・・こういうセコい努力を
あまりしなくなったのは、
オトナになったということでしょうか。はい。
セコい努力でも、
内定承諾書やオワハラでもない、
学生にとって納得感のある口説き、
期待しております。はい。
さて!
4月7日の本人主催誕生会
陽平祭50の概要、ついに発表です!
https://d.bmb.jp/9/1454/4410/XXXX
スージー鈴木さんとの公開対談、
豪華アーティストのライブ、
さらに豪華賞品が当たる
常見横断ウルトラクイズなど、
盛りだくさんの内容です。
お陰様で、お申し込み、ゾクゾクです。
招待制ではなく、誰でも参加できる
オープンなイベントでございます。
実際、私ではなく他の出演者目当てで
予約している人もいるようで。
嬉しいです。
メルマガ会員の皆様にはぜひ、ご参加いただきたく。
↓お申し込みはこちらから!
https://d.bmb.jp/9/1454/4411/XXXX
ウサギは寂しすぎると死んじゃうので、
遊びに来てください。ぜひ!
・・・ウサギは寂しすぎると死んじゃうって
元ネタ知っているのは45歳以上の人ですね。
いや、先日、友人とのやりとりで
「会いたくて、会いたくて震えています」
とメッセしたら
「それ、西野カナ知っていないと、ストーカーだと
思われるから、やめたほうがいいですよ」
とアドバイスを頂きました。
若者の酒井法子ばなれ、西野カナばなれが
すすんでいるようですね。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4412/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/4413/XXXX
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You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4414/XXXX
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4415/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4416/XXXX
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
文化系トークラジオLife
「めんどくさいにもほどがある!
~“事務”から社会を考える」
https://d.bmb.jp/9/1454/4417/XXXX
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3.人生相談バカ一代
━━━━━━━━━━━━◆◆
【いま、転職するべきか?】
Q.転職をするべきか?
いつもお世話になっております。
常見先生とは、仕事を通じて
名刺交換をさせていただきまして、
そこからメルマガを拝見しております。
いつも楽しく読ませていただいております。
実は先生にお会いした際にも
相談をさせていただいたのですが、
自分の身の振り方に悩んでいます。
具体的には【転職】するか悩んでいます。
現在30歳になろうとしておりますが、
新卒である企業に就職し、
その後、現在の仕事をしております。
最初の企業の退職理由としては、
将来性を感じにくかったこと、
業績不良によって、
査定が上位でも一時金カットなど
成果に見合っていると感じられないような部分に
嫌気がさしたことが主な要因です。
現在勤務先への転職理由は、
前職で得た知識やコミュニケーション力を生かして、
社会に役立つ仕事ができると思ったからです。
ただ、
本当にこのままでいいのかと思うことが多く、
色々な面で満足しないことが多いです。
特に世の中の賃上げや
働き方改革をニュースで見ると、
当職場は対応が遅れている上、
働き方についても「職場に来ることが仕事」
という雰囲気すら感じています。
きっと賃金は、
世の中の水準を目指す機運もないです。
騙し騙し日々業務にあたっているのですが、
賃金・働き方・昇格など、
どこを取っても他社勤務の友人に
差をつけられている気がしています。
さらに社内政治的な部分もあり、
誰のために仕事をしているのか
わからなくなる時もあります。
環境を変えるなら
早い方がいいと思っているのですが、
目立った資格もなくただ歳を重ねてしまいました。
自分自身の棚卸しに向き合えていないので、
結局怠惰な部分を出して毎日過ごしておりますが、
このまま続けるにしても、環境を変えるにしても、
どのようなきっかけ作りをすれば
良いのでしょうか。
まさきち(男性 29歳)
A.履歴書、職務経歴書を書いてみましょう。
まさに、
今どきのアラサーの悩み、転職理由ですね。
最近、SNS上で人事クラスタの間で
「転職理由の表向きの理由は
新しいチャレンジだが、
本音は人間関係とカネ」という話が
バズってました。
いや、これ、悩むと思うのですよ。
お金の件については、
私もモヤモヤしている当事者です、ぶっちゃけ。
教育関係者はよく「安定している」と
言われるのですけど、
好況期でも、物価が上がっても
上がらないのですよね。
いや、お前がそういう安定した業種・職種を
選んだのだろ、自己責任だという話になりますが、
一方、物価も上がっているわけで。
年齢に合わせて少しずつ上がりますし、
より役職がつけばより上がるのでしょうけど、
今後は大学も淘汰の時代であり。
劇的に上がるイメージはありません。
なお、「日本に大学は多すぎだ」
「漢字もアルファベットも
書くのが苦手な大学生がいる」
「そんな大学の教員に高い給料を払う必要がない」
「定員割れした大学や学部の教職員を
食わせるために血税が使われるのか」などなど、
罵詈雑言がSNSでは飛び交ったりするわけですが。
真摯に受け止めつつも、一方、社会において
研究者、教育者をどう位置づけるかという
話でもあり。
いわゆる自己責任論だけで
片付けるわけにもいかず。
研究者が他国に流出したらどうするかという
問題が実際に起こっているわけです。はい。
大学潰れろ論、多すぎ論に真摯に向き合いつつも
教育と研究をどうするかという議論も必要なわけです。
あ、大学だけでなく、
「漢字を書けない」「アルファベットを書けない」
生徒を卒業させてしまう小中高も
ちゃんと批判してくださいね。はい。
そして、公立の小中高で、
それが高級自宅地付近の学校であっても、
学級崩壊が起こったり、教員が疲弊していて
生徒の対応が十分にできないがゆえに、
私立に入れようとする親が現れるわけですよ。
必ずしも「東大など上位校に入れたい」ために
そうしているわけではないのですよ。
物書き業界においても、
原稿料、出演料は安くなることはあっても、
高くなることはあまりないのですね。
少なくとも私クラスの場合。
気づけば、給料や謝礼が必ずしも上がらない
業種、職種で仕事をしているんだなと
気づくわけです。
いや、好きだからやっているわけなんですけど。
墓場まで持っていく話だと思っていましたが、
メルマガ会員の皆様だけにお伝えしますね。
街を歩いていて、バニラ号と遭遇するたびに、
「高収入」という言葉が
以前より、ボリューム大きくなっているんじゃないかと
感じます。
「バニラ」よりも「高収入」に反応してしまうんです。
そのバニラ求人ですが、
Apple Musicに入っていて、びっくりしました。
いま、街で走っているクルマで流れる曲とは異なり
「体験入店」「即日支払い」という歌詞が消え、
無難な歌詞になっています。
https://d.bmb.jp/9/1454/4418/XXXX
思わずiPhoneで聴きましたが
収入は上がりませんでした。
話が華麗にズレました。
何が言いたいかというと、
その気持ち、わかりますという話です。
今の年収が安いという話ではなく、
他社がどんどん上がっていきますし、
物価も高くなっていますしね。
まずは、20代の歩みを振り返るためにも、
履歴書、職務経歴書を書いてみましょう。
その上で、求人サイトや
人材エージェントに登録してみましょう。
最初からこの手のサイト、
サービスのフォーマットにしたがって
書いてみるというのもアリです。
「転職をしろ」と言っているのではなく、
「自分の棚卸しをしよう」という点が
大切でございます。
いったん、書き出してみましょう。
その上で、どのようなオファーが
自分にくるのかを確かめてみましょう。
私がずっと提唱している「エア転職」ですね。
人材エージェントなどでは面談も可能なので、
これも自分の棚卸しに有効です。
今一度、自分が転職を考える理由を
本音ベースで全部、吐き出してみてください。
仕事関連だけでなく、
いつごろ子供を授かりたいか、
親の介護はいつ発生しそうかなども含めてです。
求人をみる上では、
募集背景を知ることが大切です。
なぜ、その企業は今、採用活動をしているのか。
当たり前のことのようで、
確認することは大切です。
転職の常識は大きく変わりつつあります。
年齢や経験などについて
だいぶ緩和されていますし、
スキルや経験が十分でなくても
より高い収入を手にすることも
可能になりつつあります。
それこそ「40代の若い人がほしい」という
経営者や人事部長がおり。時代の変化を感じます。
一方、変わらないことは
自分と会社、社会の
これまでと今とこれからを考え、
そこで働く意味を考えるということだと思います。
転職は人生のチューニングであり、
そこで変えられるものと
変えられないものがあるわけで。
応援しております。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/4419/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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今週のアウトライン
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1.巻頭言
人事の口説き文句は進化しているか?
2.記事傑作選
◇“事務”から社会を考える
◇本人主催誕生会「陽平祭50」を開催
3.人生相談バカ一代
いま、転職するべきか?
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1.巻頭言
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【人事の口説き文句は進化しているか?】
学生から日々、
「内定承諾書の提出を迫られています。
まだ、就活を続けたいのですけど、
どうしましょう?」という相談がきます。
きましたね。
大学のガイダンスなどでも、
内定承諾書に法的拘束力はないこと、
オワハラに気をつけようなどと
呼びかけを行っています。
昨年の政府から経済団体への
新卒採用関連の要請では、
オワハラの件の記述が分厚くなり。
大学も対応を進めています。
ただ、何度言っても、
いざ大人に真顔で口説かれると、
動揺するわけですね。
一方、今の段階で
「もうここに決めます!」と
宣言する学生が一人もいないことも
大事なポイントです。
早期に内定が出ても戸惑うわけで。
売り手市場ということもあり、
他の選択肢もあるわけで。
内定した企業に納得しているわけでもなく。
採用担当者が口説き落とせていないとも言えます。
「ここに決めていいものか」とか
「オワハラを受けた」と相談してくれるのは、
大学教職員視点でいうとありがたい話で。
一方、内定先に納得している場合や、
よっぽど強く言わて服従すると、
相談はこないわけですよね。
ここでは、「口説き力」ということを
考えてみましょう。
「口説く」はまるで恋愛用語ですけど。
採用の際にも、社内スカウトの際にも
さらには、営業の際にも
あらゆる交渉にも
必要なビジネススキルだと思うのです。
私自身も採用担当者時代は
「口説き落とす」ための努力を相当していました。
担当して1年目に、採りたいと思った学生に
逃げられまくり、猛反省したのです。
エントリーシートや評価シートをすべて
読み返し、どこにシグナルがあったのか、
どの部分を把握できていなかったのか、
握れていなかったのか、猛反省しました。
求職者を味わい尽くして掘り下げること、
求職者や自社、業界や社会に関する事実の整理と
それにより判断材料を提供すること、
そして、自分自身のトークなどに
磨きをかけなくてはなのです。
さらには口説き落とすために、
どの社員に会わせるといいかを考えたり。
会食するお店を探したり。
内定者懇親会で、
他の内定者や現役社員に会ってもらったり。
人事視点からいうと、
「口説き落とす」技を社内で開発しているか、
伝承しているか、練習しているかという
話でもあり。
このあたりのことがスルーされていると、
やや悲しいですね。
あぁ、「◯◯業界志望ならこのネタ」
「◯◯業界志望なら、この人に会わせる」など
作戦を考えたなぁ。
採用じゃんけん(という言い方も不適切にも
ほどがありますけど)に勝つために必死でした。
鏡に向かって「◯◯さんと一緒に働きたいんです。
面接でおっしゃっていた、◯◯さんが考える夢が
世に出る瞬間に立ち会いたいんです。
◯◯さんが起こす社会現象を目撃したいんです」
と何度も練習したなあとか。
「内定です」「合格です」
と言わずに
「一緒に働きませんか」と伝えていたなとか。
かっこよくお店のお代の精算をする練習も
したなあとか。
当時の年収、年齢からすると分不相応なブランドの
スーツや名刺入れ、財布を買ったなぁとか。
「煽り映像」「エンディングムービー」さらには、
内定者研修では互いにお手紙を書き、
みんなの前で読み上げるワークを導入し。
「泣かせにいく」ことで情に訴えかけたなあとか。
他社の人事担当者を観察し。
信頼される、かっこいいオトナとは
なんだろうと考えたりしました。
一方、まるでフェスのときにベテランを含め、
ステージ脇で関係者がライブを見に来るように、
私がプレゼンしているときに、
他社の人事が見学に来ている様子を見て
しめしめと思ったり。
・・・こういうセコい努力を
あまりしなくなったのは、
オトナになったということでしょうか。はい。
セコい努力でも、
内定承諾書やオワハラでもない、
学生にとって納得感のある口説き、
期待しております。はい。
さて!
4月7日の本人主催誕生会
陽平祭50の概要、ついに発表です!
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スージー鈴木さんとの公開対談、
豪華アーティストのライブ、
さらに豪華賞品が当たる
常見横断ウルトラクイズなど、
盛りだくさんの内容です。
お陰様で、お申し込み、ゾクゾクです。
招待制ではなく、誰でも参加できる
オープンなイベントでございます。
実際、私ではなく他の出演者目当てで
予約している人もいるようで。
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ウサギは寂しすぎると死んじゃうので、
遊びに来てください。ぜひ!
・・・ウサギは寂しすぎると死んじゃうって
元ネタ知っているのは45歳以上の人ですね。
いや、先日、友人とのやりとりで
「会いたくて、会いたくて震えています」
とメッセしたら
「それ、西野カナ知っていないと、ストーカーだと
思われるから、やめたほうがいいですよ」
とアドバイスを頂きました。
若者の酒井法子ばなれ、西野カナばなれが
すすんでいるようですね。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4412/XXXX
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note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/4413/XXXX
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
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実は先生にお会いした際にも
相談をさせていただいたのですが、
自分の身の振り方に悩んでいます。
具体的には【転職】するか悩んでいます。
現在30歳になろうとしておりますが、
新卒である企業に就職し、
その後、現在の仕事をしております。
最初の企業の退職理由としては、
将来性を感じにくかったこと、
業績不良によって、
査定が上位でも一時金カットなど
成果に見合っていると感じられないような部分に
嫌気がさしたことが主な要因です。
現在勤務先への転職理由は、
前職で得た知識やコミュニケーション力を生かして、
社会に役立つ仕事ができると思ったからです。
ただ、
本当にこのままでいいのかと思うことが多く、
色々な面で満足しないことが多いです。
特に世の中の賃上げや
働き方改革をニュースで見ると、
当職場は対応が遅れている上、
働き方についても「職場に来ることが仕事」
という雰囲気すら感じています。
きっと賃金は、
世の中の水準を目指す機運もないです。
騙し騙し日々業務にあたっているのですが、
賃金・働き方・昇格など、
どこを取っても他社勤務の友人に
差をつけられている気がしています。
さらに社内政治的な部分もあり、
誰のために仕事をしているのか
わからなくなる時もあります。
環境を変えるなら
早い方がいいと思っているのですが、
目立った資格もなくただ歳を重ねてしまいました。
自分自身の棚卸しに向き合えていないので、
結局怠惰な部分を出して毎日過ごしておりますが、
このまま続けるにしても、環境を変えるにしても、
どのようなきっかけ作りをすれば
良いのでしょうか。
まさきち(男性 29歳)
A.履歴書、職務経歴書を書いてみましょう。
まさに、
今どきのアラサーの悩み、転職理由ですね。
最近、SNS上で人事クラスタの間で
「転職理由の表向きの理由は
新しいチャレンジだが、
本音は人間関係とカネ」という話が
バズってました。
いや、これ、悩むと思うのですよ。
お金の件については、
私もモヤモヤしている当事者です、ぶっちゃけ。
教育関係者はよく「安定している」と
言われるのですけど、
好況期でも、物価が上がっても
上がらないのですよね。
いや、お前がそういう安定した業種・職種を
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一方、物価も上がっているわけで。
年齢に合わせて少しずつ上がりますし、
より役職がつけばより上がるのでしょうけど、
今後は大学も淘汰の時代であり。
劇的に上がるイメージはありません。
なお、「日本に大学は多すぎだ」
「漢字もアルファベットも
書くのが苦手な大学生がいる」
「そんな大学の教員に高い給料を払う必要がない」
「定員割れした大学や学部の教職員を
食わせるために血税が使われるのか」などなど、
罵詈雑言がSNSでは飛び交ったりするわけですが。
真摯に受け止めつつも、一方、社会において
研究者、教育者をどう位置づけるかという
話でもあり。
いわゆる自己責任論だけで
片付けるわけにもいかず。
研究者が他国に流出したらどうするかという
問題が実際に起こっているわけです。はい。
大学潰れろ論、多すぎ論に真摯に向き合いつつも
教育と研究をどうするかという議論も必要なわけです。
あ、大学だけでなく、
「漢字を書けない」「アルファベットを書けない」
生徒を卒業させてしまう小中高も
ちゃんと批判してくださいね。はい。
そして、公立の小中高で、
それが高級自宅地付近の学校であっても、
学級崩壊が起こったり、教員が疲弊していて
生徒の対応が十分にできないがゆえに、
私立に入れようとする親が現れるわけですよ。
必ずしも「東大など上位校に入れたい」ために
そうしているわけではないのですよ。
物書き業界においても、
原稿料、出演料は安くなることはあっても、
高くなることはあまりないのですね。
少なくとも私クラスの場合。
気づけば、給料や謝礼が必ずしも上がらない
業種、職種で仕事をしているんだなと
気づくわけです。
いや、好きだからやっているわけなんですけど。
墓場まで持っていく話だと思っていましたが、
メルマガ会員の皆様だけにお伝えしますね。
街を歩いていて、バニラ号と遭遇するたびに、
「高収入」という言葉が
以前より、ボリューム大きくなっているんじゃないかと
感じます。
「バニラ」よりも「高収入」に反応してしまうんです。
そのバニラ求人ですが、
Apple Musicに入っていて、びっくりしました。
いま、街で走っているクルマで流れる曲とは異なり
「体験入店」「即日支払い」という歌詞が消え、
無難な歌詞になっています。
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思わずiPhoneで聴きましたが
収入は上がりませんでした。
話が華麗にズレました。
何が言いたいかというと、
その気持ち、わかりますという話です。
今の年収が安いという話ではなく、
他社がどんどん上がっていきますし、
物価も高くなっていますしね。
まずは、20代の歩みを振り返るためにも、
履歴書、職務経歴書を書いてみましょう。
その上で、求人サイトや
人材エージェントに登録してみましょう。
最初からこの手のサイト、
サービスのフォーマットにしたがって
書いてみるというのもアリです。
「転職をしろ」と言っているのではなく、
「自分の棚卸しをしよう」という点が
大切でございます。
いったん、書き出してみましょう。
その上で、どのようなオファーが
自分にくるのかを確かめてみましょう。
私がずっと提唱している「エア転職」ですね。
人材エージェントなどでは面談も可能なので、
これも自分の棚卸しに有効です。
今一度、自分が転職を考える理由を
本音ベースで全部、吐き出してみてください。
仕事関連だけでなく、
いつごろ子供を授かりたいか、
親の介護はいつ発生しそうかなども含めてです。
求人をみる上では、
募集背景を知ることが大切です。
なぜ、その企業は今、採用活動をしているのか。
当たり前のことのようで、
確認することは大切です。
転職の常識は大きく変わりつつあります。
年齢や経験などについて
だいぶ緩和されていますし、
スキルや経験が十分でなくても
より高い収入を手にすることも
可能になりつつあります。
それこそ「40代の若い人がほしい」という
経営者や人事部長がおり。時代の変化を感じます。
一方、変わらないことは
自分と会社、社会の
これまでと今とこれからを考え、
そこで働く意味を考えるということだと思います。
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そこで変えられるものと
変えられないものがあるわけで。
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