常見陽平メルマガ『陽平界通信』第281号 Wi-Fiがない1週間とカスハラ問題/コロナ入学の学生が卒業した件 あの頃、騒いだ無責任な大人たち
2024/03/21 (Thu) 12:25
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第281号
◆◆ 2023.3.21 配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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送信しております。
配信停止を希望される方は、文末のURLから
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なお、メールの転送をされている場合は、
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◆◆◆━━━━━━━━━━━━━
今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
Wi-Fiが飛んでない環境で1週間生活してみて
2.記事傑作選
◇ソフト老害、ゆるブラック管理職を超えて
◇苦手な人との付き合い方を変えよい方向へ
◇日本の管理職を変えよう
3.ナウなヤングにバカウケ
コロナ入学の学生が卒業した件 あの頃、騒いだ無責任な大人たち
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【Wi-Fiがない1週間とカスハラ問題】
先週の木曜日から1週間、自宅のWi-Fi
が止まっています。
ついカーッっとなって、自宅の光回線を
1GBから同じ会社の10GBのものに
アップグレードしたのです。
今では後悔しています。
ちなみに、メルマガ読者は
気づいていると思いますが、
私は、幼少期にニュースで聞いた
「カーっとなってやった」という
言葉が気になってしょうがなく。
幼い頃からずっと使っているのです。
・・・いまだに開通しないのです。
いかにも簡単に乗り換えられそうな
謳い文句の
キャンペーンだったのですが、
手続きの電話に30分くらいかかり。
しかも、当初は局内の設定だけで
工事なしの予定が、
工事ありとなり、開通日が遅れ。
先週木曜日にやっと工事が行われたかと思ったら、
作業が完了し、担当者が帰った後に、
ランプが消え。
自宅及び、電線から自宅に伸びている線の
不具合が疑われ。
金曜日に再度、工事。
部品の交換などが行われ、
一旦、工事は完了しました。
しかし、個別に光回線を契約した方は
ご存じかと思いますが
この自宅の工事が終わっても、
ネットにつながるまでに時間がかかるのですよね。
本部の設定の関係だそうで。
これが繋がらない・・・。
毎日、問い合わせの電話をし、
そのたびにたらい回しにされ。
日曜日には、6部署たらい回しにされ、
2時間、電話が続き。
様々なチェックをした上で
「待つしかない」と言われ。
今日も、まだつながっていません。
テザリングでなんとか凌いでいます。
複合機、スキャナ、HomePodなど
Wi-Fi前提で使っている機器もあり。
やれやれです。
PCを使うのもストレスフルになり。
結局、仕事は滞り。諸々スマホで済ます日々です。
まあ、今はPCも、回線もなく、スマホで
すべてやりくりしている人も多いようですが。
ただ、ITに詳しい人、冷静な人、
光回線に契約したことのある人なら
「そんなもんやろ」と思うことでしょう。
そう、いかにも楽にバラ色の未来がやってきそうな
広告宣伝と、実際の工事も伴う設定作業と、
つながるまで数日(下手をすると1週間)
かかるかもしれないというサービスレベルに
ギャップがあるわけですねえ。
カスハラ(カスタマーハラスメント)を
いかになくすか。
社会的な問題となっていますし、
流通系の労働組合などは対策を強めています。
一方、カスハラが生まれやすい
社会になっているなとも思った次第です。
人々が求めるサービスレベルが高くなっている、
人々が忙しくイライラしている、
スマホなどのツールも悪用されるようになった、
現場は非正規雇用の人で動いており
弱い立場であるがゆえに攻撃されやすいなど、
様々な要因がありますが。
今回のトラブルで感じたのは
複雑化した商品・サービスと、
必ずしもITに明るくないのに
高いサービスレベルを求める消費者、
外部パートナーも含む、様々な人が協力しあって
提供するサービスといった掛け算から
カスハラが誘発される可能性があると
思った次第です。
消費者トラブルにも、
カスハラにもならないように、
工事の方やコールセンターの方の
負荷を増やさないために、
消費者もがっかりしないように、
商品・サービスの安定化、
消費者との期待値調整などが必要だと
思った次第です。
商品・サービスに問題があると、
当然クレームがあるわけで。
それがカスハラを誘発することもあるわけで。
あぁ、あきらかに競合に劣る部分がある
商品・サービスを担当していたことがあり。
その際もひたすら、お客さんに謝ったなあとか、
色々思いだしました。はい。
というわけで、カスハラ
いや、すべてのハラスメントは悪ですけど
それがなぜ起こるのか
という仕組みを理解しなくてはと思った次第です。
・・・つながるよう祈っていてください。
4月7日の本人主催誕生会
https://d.bmb.jp/9/1454/4432/XXXX
お陰様で、席が埋まってきております。
店内、広いモードでも着席75名がキャパでして。
すでに55名の予約があり。
さらに出演者、スタッフが10数名おり。
立ち見も可能なのですが、できるだけ
快適にすごして頂きたく。
ご予約はお早めに。
基本、入場は来場順で考えています。
当日の進行もまた考えますね。
スージー鈴木さんとの公開対談、
豪華アーティストのライブ、
さらに豪華賞品があたる
常見横断ウルトラクイズなど、
盛りだくさんの内容です。
↓お申し込みはこちらから!
https://d.bmb.jp/9/1454/4433/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
Voicyの「常見陽平の働き方ニュース」を
よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4434/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
You Tubeチャンネル、よろしくお願いします。
https://d.bmb.jp/9/1454/4435/XXXX
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note、エッセイを書いています。
https://d.bmb.jp/9/1454/4436/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4437/XXXX
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ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4438/XXXX
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2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
「ソフト老害」
「ゆるブラック管理職」を超えて
https://d.bmb.jp/9/1454/4439/XXXX
「苦手な人」との付き合い方を変え
人生をよい方向へ動かす
https://d.bmb.jp/9/1454/4440/XXXX
今や罰ゲーム?
日本の管理職を変えよう
https://d.bmb.jp/9/1454/4441/XXXX
◆◆━━━━━━━━━━━━━━
3.ナウなヤングにバカウケ
━━━━━━━━━━━━━━◆◆
【コロナ入学の学生が卒業した件 あの頃、騒いだ無責任な大人たち】
先週は娘の、昨日は教え子たちの卒業式だった。
今年も学生や教職員で動画を作ってお祝い。
こういうのリクルート、
バンダイっぽいなと思ったり
(見たい方は個別にこっそりご相談を)。
私のゼミ生が卒業生総代として、スピーチした。
まずはこれを読んでほしい。
※なお、当日は天候が悪かったので
最初の挨拶は微妙に変更になった。
彼女の同意のもと、もらった元原稿より
↓
心地よい春風吹く、この良き日に、
このような盛大な式を挙行していただき、
誠にありがとうございます。
お忙しい中ご臨席賜りました皆様に、
卒業生一同を代表し、心よりお礼申し上げます。
4年前の春、世界は変わってしまいました。
2020年4月、私たちは千葉商科大学の
門をくぐることすらできませんでした。
大学生活は、
オンライン開催の入学式から始まりました。
通学することもなく、
時間になったらパソコンを開き講義を受ける日々。
友人とのコミュニケーションは
チャットのみでした。
想像していたものとは違う大学生活。
大きな不安から始まったことを
今でも覚えています。
私は、小さな勇気を胸に前に進みました。
千葉商科大学での4年間を通じて、
私はひと皮もふた皮もむけ、
強くなったと実感しています。
入学当初の私は言われたことをこなすだけで、
周りの目を気にしながら生きていました。
正直、真面目なだけでつまらない学生でした。
しかし、たとえ未熟でも
自分の意見を主張することが
大切だと気がつきました。
特に、そのことを感じたのはカナダ留学です。
様々な国から集まってきた学生たちは
常に自分の意見を持っていて、
「私はこう思う。あなたはどう思う?」と
主張していました。
この日々を通じて、主張する勇気が芽生え、
自分の頭で考え、自分の言葉で
意見をはっきり伝えられるようになりました。
さらに、就職活動を通じて、私は強くなりました。
売り手市場にも関わらず、
私は、就職活動に苦戦しました。
周りに相談せず一人で抱え込んでしまい、
毎日、泣いて過ごしました。
我慢の限界を超え、大泣きした日、
教職員の方や、友人に悩みを打ち明けました。
教職員の方は私に真摯に向き合ってくれました。
友人も笑顔で過ごしているように見えて、
私と同じように裏では苦労しながら泣き、
頑張り続けていることがわかりました。
自分は一人ではないと気づき、勇気が出ました。
結果、納得のいく一社に出会うことができました。
弱さをさらけ出せるようになったのも、
笑うことが増えたのも、
私が強くなった証拠かもしれません。
私たちは今日、千葉商科大学を卒業します。
それぞれが別の道を歩み、
社会の荒波に挫折することもあるでしょう。
留学先のカナダで出会った言葉を
皆さんに紹介します。
「自分を信じて、
あなたは思っているよりも勇敢で、
あなたが知っているよりも才能があり、
あなたが想像している以上のことができる。
前に進み続けよう。」
“Believe in yourself,
you are brave than you think
more talented than you know,
and capable of more than you imagine.
Keep moving forward.”
自信という言葉は自分を信じると書きます。
自分を信じて、前を向いて笑って走ります。
私たちの学生生活において
幅広い支援をくださった、教職員の皆さま、
いつもそばで支えてくれた家族、
共に走り続けた友人たちに
改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
これから始まる、卒業生たちの物語、
応援よろしくお願いします。
そう、今年の卒業生は、
大卒の新入社員は、
「コロナ入学」の若者だったことを
忘れてはいけない。
昨年からマスクも外れ。
様々なイベントも復活した。
オンライン講義もだいぶ減った
(これは賛否あるのだけど)。
そういえば、ワクチンというものもあったか。
ただ、コロナで大学生活に大きな制約があった
若者たちがいることを忘れてはいけない。
今年の大卒は、
入学式が事実上なかった人たちなのだと。
様々な学生らしい活動が制約されたのだと。
様々な予定を組んでも緊急事態宣言で
変更になったり。
予定はいつも未定だった。
いかにも最後は平和に終わったようで、
一方、同級生の顔と名前がいまだに一致しない、
友人を増やすチャンスがなかったという声もあり。
内定率も今年は高いのだが、
一方でこの時期に未内定の学生は
誰を、何を頼っていいのか分からず
困惑していたりする。
4年前、新型コロナウイルスショックにより
盛りあがった若者同情論も検証しなくてはいけない。
あのとき、吠えていた人たちは
「コロナ入学の皆さん、
卒業おめでとうございます。
コロナで大変でしたね」
と一言でも言っただろうか。
当時も
一般的な大人が現実の大学生活を
「わかっていない」ことが明らかになった。
「サークルに入れない」
「友達ができない」
「恋愛できない」
「海外旅行に行けない」
「留学に行けない」
「こんな素晴らしい大学生活が送れない」
「だからワクチンもマスクもいらない」
「大学に行かせろ、普通の大学生活を送らせろ」
というような論を見かけた。
若者を思ってのことだろう。
・・・いや、本当にそうだったのだろうか。
若者を思っている姿勢をとりつつ
コロナ対策や、マスク、ワクチンに文句を
言いたいだけだったのではないか。
鬱憤を晴らしたいだけだったのではないか。
そう思うことがある。
なお、コロナ対策、マスク、ワクチンの是非
については、なぜ当時そう判断したのかを含め
検証が必要だろう。
もっとも、若者の味方を装った意見も危険である。
若者を、利用しているだけじゃないか。
話は戻る。
この手の同情論に関する想いはまったく否定しない。
むしろ、若者のことを考えてくれてありがとうとも言いたくなる。
ただ、同時に今の大学生活に関して、
少しでも調べてから発言したのかと
問いただしたくなる。
「ぼくのかんがえる
さいきょうのだいがくせいかつ」を
押し付けていないか。
頭の中で妄想が広がっていないか。
自身の学生生活を
しかも美化した前提で語っていないか。
こういう「俺の学生生活は最高だった」
という自分語、昔話は
誰もハッピーにしない。
「俺も昔は悪かったんだよ」話同様に
自己満足でしかない。
実は若者の大学生活は
だいぶ前から、同情論を論じる大人が思うよりも
「かわいそう」だった。
サークル→コロナ前から加入率は減っていた
友達ができない→これもコロナ前からの悩み。
友達ができてもそれはそれで悩む
恋愛できない→これもコロナ前から。だいたい
恋愛、性が最強のコンテンツだったのは昔の話。
海外旅行に行かない→コロナ前からの傾向
留学にいけない→留学する人が最も多かった
コロナ前でもその学年の1割以下しか留学せず、
しかも語学研修中心。
もちろん、この辺りは振れ幅もある。
学生間の格差もある。
それもまた問題だ。
しかし、あるべき学生生活を押し付け、
学生に同情している風を装い、
コロナへの怒りや、
マスクやワクチンの是非を述べるのも
また偽善ではなかったか。
あの時、
騒いで(いや、問題提起して?)いた人たちは、
コロナ入学1期生が卒業することを
覚えているのか。
若者を利用して騒ぎたかっただけではないのか。
という私も、学生のエピソードを利用して
何かを言いたい人の域を
出ていないのかもしれないが。
学生たちは想像以上に逞しかった。
新しい大学生活をつくっていったし、
青春をやりきった。
あの、コロナ入学者たち、
入学式がなく、しかも講義の開始が遅れ、
いきなりオンラインで学生生活が始まった人たちが
社会に出る。どうか、そのことを忘れないで。
「上を向いて歩こう」と歌ったのは坂本九だが、
教え子は「前を向いて走ろう」と語ってくれた。
ありがとう。
私もそうするよ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
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配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/4442/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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1.巻頭言
Wi-Fiが飛んでない環境で1週間生活してみて
2.記事傑作選
◇ソフト老害、ゆるブラック管理職を超えて
◇苦手な人との付き合い方を変えよい方向へ
◇日本の管理職を変えよう
3.ナウなヤングにバカウケ
コロナ入学の学生が卒業した件 あの頃、騒いだ無責任な大人たち
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【Wi-Fiがない1週間とカスハラ問題】
先週の木曜日から1週間、自宅のWi-Fi
が止まっています。
ついカーッっとなって、自宅の光回線を
1GBから同じ会社の10GBのものに
アップグレードしたのです。
今では後悔しています。
ちなみに、メルマガ読者は
気づいていると思いますが、
私は、幼少期にニュースで聞いた
「カーっとなってやった」という
言葉が気になってしょうがなく。
幼い頃からずっと使っているのです。
・・・いまだに開通しないのです。
いかにも簡単に乗り換えられそうな
謳い文句の
キャンペーンだったのですが、
手続きの電話に30分くらいかかり。
しかも、当初は局内の設定だけで
工事なしの予定が、
工事ありとなり、開通日が遅れ。
先週木曜日にやっと工事が行われたかと思ったら、
作業が完了し、担当者が帰った後に、
ランプが消え。
自宅及び、電線から自宅に伸びている線の
不具合が疑われ。
金曜日に再度、工事。
部品の交換などが行われ、
一旦、工事は完了しました。
しかし、個別に光回線を契約した方は
ご存じかと思いますが
この自宅の工事が終わっても、
ネットにつながるまでに時間がかかるのですよね。
本部の設定の関係だそうで。
これが繋がらない・・・。
毎日、問い合わせの電話をし、
そのたびにたらい回しにされ。
日曜日には、6部署たらい回しにされ、
2時間、電話が続き。
様々なチェックをした上で
「待つしかない」と言われ。
今日も、まだつながっていません。
テザリングでなんとか凌いでいます。
複合機、スキャナ、HomePodなど
Wi-Fi前提で使っている機器もあり。
やれやれです。
PCを使うのもストレスフルになり。
結局、仕事は滞り。諸々スマホで済ます日々です。
まあ、今はPCも、回線もなく、スマホで
すべてやりくりしている人も多いようですが。
ただ、ITに詳しい人、冷静な人、
光回線に契約したことのある人なら
「そんなもんやろ」と思うことでしょう。
そう、いかにも楽にバラ色の未来がやってきそうな
広告宣伝と、実際の工事も伴う設定作業と、
つながるまで数日(下手をすると1週間)
かかるかもしれないというサービスレベルに
ギャップがあるわけですねえ。
カスハラ(カスタマーハラスメント)を
いかになくすか。
社会的な問題となっていますし、
流通系の労働組合などは対策を強めています。
一方、カスハラが生まれやすい
社会になっているなとも思った次第です。
人々が求めるサービスレベルが高くなっている、
人々が忙しくイライラしている、
スマホなどのツールも悪用されるようになった、
現場は非正規雇用の人で動いており
弱い立場であるがゆえに攻撃されやすいなど、
様々な要因がありますが。
今回のトラブルで感じたのは
複雑化した商品・サービスと、
必ずしもITに明るくないのに
高いサービスレベルを求める消費者、
外部パートナーも含む、様々な人が協力しあって
提供するサービスといった掛け算から
カスハラが誘発される可能性があると
思った次第です。
消費者トラブルにも、
カスハラにもならないように、
工事の方やコールセンターの方の
負荷を増やさないために、
消費者もがっかりしないように、
商品・サービスの安定化、
消費者との期待値調整などが必要だと
思った次第です。
商品・サービスに問題があると、
当然クレームがあるわけで。
それがカスハラを誘発することもあるわけで。
あぁ、あきらかに競合に劣る部分がある
商品・サービスを担当していたことがあり。
その際もひたすら、お客さんに謝ったなあとか、
色々思いだしました。はい。
というわけで、カスハラ
いや、すべてのハラスメントは悪ですけど
それがなぜ起こるのか
という仕組みを理解しなくてはと思った次第です。
・・・つながるよう祈っていてください。
4月7日の本人主催誕生会
https://d.bmb.jp/9/1454/4432/XXXX
お陰様で、席が埋まってきております。
店内、広いモードでも着席75名がキャパでして。
すでに55名の予約があり。
さらに出演者、スタッフが10数名おり。
立ち見も可能なのですが、できるだけ
快適にすごして頂きたく。
ご予約はお早めに。
基本、入場は来場順で考えています。
当日の進行もまた考えますね。
スージー鈴木さんとの公開対談、
豪華アーティストのライブ、
さらに豪華賞品があたる
常見横断ウルトラクイズなど、
盛りだくさんの内容です。
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note、エッセイを書いています。
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朝日新聞デジタルでコメントをしております。
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ヤフージャパンでコメントをしております。
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━━━━━━━━━◆◆
「ソフト老害」
「ゆるブラック管理職」を超えて
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「苦手な人」との付き合い方を変え
人生をよい方向へ動かす
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今や罰ゲーム?
日本の管理職を変えよう
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◆◆━━━━━━━━━━━━━━
3.ナウなヤングにバカウケ
━━━━━━━━━━━━━━◆◆
【コロナ入学の学生が卒業した件 あの頃、騒いだ無責任な大人たち】
先週は娘の、昨日は教え子たちの卒業式だった。
今年も学生や教職員で動画を作ってお祝い。
こういうのリクルート、
バンダイっぽいなと思ったり
(見たい方は個別にこっそりご相談を)。
私のゼミ生が卒業生総代として、スピーチした。
まずはこれを読んでほしい。
※なお、当日は天候が悪かったので
最初の挨拶は微妙に変更になった。
彼女の同意のもと、もらった元原稿より
↓
心地よい春風吹く、この良き日に、
このような盛大な式を挙行していただき、
誠にありがとうございます。
お忙しい中ご臨席賜りました皆様に、
卒業生一同を代表し、心よりお礼申し上げます。
4年前の春、世界は変わってしまいました。
2020年4月、私たちは千葉商科大学の
門をくぐることすらできませんでした。
大学生活は、
オンライン開催の入学式から始まりました。
通学することもなく、
時間になったらパソコンを開き講義を受ける日々。
友人とのコミュニケーションは
チャットのみでした。
想像していたものとは違う大学生活。
大きな不安から始まったことを
今でも覚えています。
私は、小さな勇気を胸に前に進みました。
千葉商科大学での4年間を通じて、
私はひと皮もふた皮もむけ、
強くなったと実感しています。
入学当初の私は言われたことをこなすだけで、
周りの目を気にしながら生きていました。
正直、真面目なだけでつまらない学生でした。
しかし、たとえ未熟でも
自分の意見を主張することが
大切だと気がつきました。
特に、そのことを感じたのはカナダ留学です。
様々な国から集まってきた学生たちは
常に自分の意見を持っていて、
「私はこう思う。あなたはどう思う?」と
主張していました。
この日々を通じて、主張する勇気が芽生え、
自分の頭で考え、自分の言葉で
意見をはっきり伝えられるようになりました。
さらに、就職活動を通じて、私は強くなりました。
売り手市場にも関わらず、
私は、就職活動に苦戦しました。
周りに相談せず一人で抱え込んでしまい、
毎日、泣いて過ごしました。
我慢の限界を超え、大泣きした日、
教職員の方や、友人に悩みを打ち明けました。
教職員の方は私に真摯に向き合ってくれました。
友人も笑顔で過ごしているように見えて、
私と同じように裏では苦労しながら泣き、
頑張り続けていることがわかりました。
自分は一人ではないと気づき、勇気が出ました。
結果、納得のいく一社に出会うことができました。
弱さをさらけ出せるようになったのも、
笑うことが増えたのも、
私が強くなった証拠かもしれません。
私たちは今日、千葉商科大学を卒業します。
それぞれが別の道を歩み、
社会の荒波に挫折することもあるでしょう。
留学先のカナダで出会った言葉を
皆さんに紹介します。
「自分を信じて、
あなたは思っているよりも勇敢で、
あなたが知っているよりも才能があり、
あなたが想像している以上のことができる。
前に進み続けよう。」
“Believe in yourself,
you are brave than you think
more talented than you know,
and capable of more than you imagine.
Keep moving forward.”
自信という言葉は自分を信じると書きます。
自分を信じて、前を向いて笑って走ります。
私たちの学生生活において
幅広い支援をくださった、教職員の皆さま、
いつもそばで支えてくれた家族、
共に走り続けた友人たちに
改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
これから始まる、卒業生たちの物語、
応援よろしくお願いします。
そう、今年の卒業生は、
大卒の新入社員は、
「コロナ入学」の若者だったことを
忘れてはいけない。
昨年からマスクも外れ。
様々なイベントも復活した。
オンライン講義もだいぶ減った
(これは賛否あるのだけど)。
そういえば、ワクチンというものもあったか。
ただ、コロナで大学生活に大きな制約があった
若者たちがいることを忘れてはいけない。
今年の大卒は、
入学式が事実上なかった人たちなのだと。
様々な学生らしい活動が制約されたのだと。
様々な予定を組んでも緊急事態宣言で
変更になったり。
予定はいつも未定だった。
いかにも最後は平和に終わったようで、
一方、同級生の顔と名前がいまだに一致しない、
友人を増やすチャンスがなかったという声もあり。
内定率も今年は高いのだが、
一方でこの時期に未内定の学生は
誰を、何を頼っていいのか分からず
困惑していたりする。
4年前、新型コロナウイルスショックにより
盛りあがった若者同情論も検証しなくてはいけない。
あのとき、吠えていた人たちは
「コロナ入学の皆さん、
卒業おめでとうございます。
コロナで大変でしたね」
と一言でも言っただろうか。
当時も
一般的な大人が現実の大学生活を
「わかっていない」ことが明らかになった。
「サークルに入れない」
「友達ができない」
「恋愛できない」
「海外旅行に行けない」
「留学に行けない」
「こんな素晴らしい大学生活が送れない」
「だからワクチンもマスクもいらない」
「大学に行かせろ、普通の大学生活を送らせろ」
というような論を見かけた。
若者を思ってのことだろう。
・・・いや、本当にそうだったのだろうか。
若者を思っている姿勢をとりつつ
コロナ対策や、マスク、ワクチンに文句を
言いたいだけだったのではないか。
鬱憤を晴らしたいだけだったのではないか。
そう思うことがある。
なお、コロナ対策、マスク、ワクチンの是非
については、なぜ当時そう判断したのかを含め
検証が必要だろう。
もっとも、若者の味方を装った意見も危険である。
若者を、利用しているだけじゃないか。
話は戻る。
この手の同情論に関する想いはまったく否定しない。
むしろ、若者のことを考えてくれてありがとうとも言いたくなる。
ただ、同時に今の大学生活に関して、
少しでも調べてから発言したのかと
問いただしたくなる。
「ぼくのかんがえる
さいきょうのだいがくせいかつ」を
押し付けていないか。
頭の中で妄想が広がっていないか。
自身の学生生活を
しかも美化した前提で語っていないか。
こういう「俺の学生生活は最高だった」
という自分語、昔話は
誰もハッピーにしない。
「俺も昔は悪かったんだよ」話同様に
自己満足でしかない。
実は若者の大学生活は
だいぶ前から、同情論を論じる大人が思うよりも
「かわいそう」だった。
サークル→コロナ前から加入率は減っていた
友達ができない→これもコロナ前からの悩み。
友達ができてもそれはそれで悩む
恋愛できない→これもコロナ前から。だいたい
恋愛、性が最強のコンテンツだったのは昔の話。
海外旅行に行かない→コロナ前からの傾向
留学にいけない→留学する人が最も多かった
コロナ前でもその学年の1割以下しか留学せず、
しかも語学研修中心。
もちろん、この辺りは振れ幅もある。
学生間の格差もある。
それもまた問題だ。
しかし、あるべき学生生活を押し付け、
学生に同情している風を装い、
コロナへの怒りや、
マスクやワクチンの是非を述べるのも
また偽善ではなかったか。
あの時、
騒いで(いや、問題提起して?)いた人たちは、
コロナ入学1期生が卒業することを
覚えているのか。
若者を利用して騒ぎたかっただけではないのか。
という私も、学生のエピソードを利用して
何かを言いたい人の域を
出ていないのかもしれないが。
学生たちは想像以上に逞しかった。
新しい大学生活をつくっていったし、
青春をやりきった。
あの、コロナ入学者たち、
入学式がなく、しかも講義の開始が遅れ、
いきなりオンラインで学生生活が始まった人たちが
社会に出る。どうか、そのことを忘れないで。
「上を向いて歩こう」と歌ったのは坂本九だが、
教え子は「前を向いて走ろう」と語ってくれた。
ありがとう。
私もそうするよ。
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