常見陽平メルマガ『陽平界通信』第287号 会話、対話をいかに増やすか問題/ラジオで聴く音楽 私が『FM STATION』愛読者だった頃
2024/05/08 (Wed) 09:04
◆◆◆◆◆━━━━━━━━━━━━━━━
◆◆◆◆ 常見陽平メルマガ
◆◆◆ 『陽平界通信』第287号
◆◆ 2024.5.8 配信
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、
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配信停止を希望される方は、文末のURLから
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◆◆◆━━━━━━━━━━━━━
今週のアウトライン
━━━━━━━━━━━━━◆◆◆
1.巻頭言
放課後の部室のような会話をいかにつくるか?
2.記事傑作選
◇1カ月で会社を辞めた新社会人の“現場”
◇少子化で変わる?学歴の意味
◇インターンシップ「上級者のフィードバック」
◇「視点」について
◇時事放談「若者よ、選挙に行け!」の後の連鎖
◇ヘビメタ、ヘビィメタル論争と、
業界・企業イメージ問題
3.僕の音楽
ラジオで聴く音楽
私が『FM STATION』愛読者だった頃
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【放課後の部室のような会話をいかにつくるか?】
人生における喜びの一つは、
人と人との接点づくりです。
自分がつくった機会で、
人と人とのつながりができるのが好きで。
会話が始まる瞬間が好きです。
先日の陽平祭も、
GWに家族がキャンプに行っているときに開いた
若い友人とのホームパーティーも
そんな感じでした。
陽平祭といえば、実は嬉しかったのが、
出演者や観客の交流で。
楽屋では、ナイスな交流が広がっていたようで。
好きな音楽、機材の話から、
世間話、趣味の話、身の上話まで。
客席もそうで。お陰様で、満員で、
相席前提だったので、
各席で交流が生まれたようでした。
ちょうど、ムサビ時代の教え子が
「常見さんに“人に会おう”と言われてから、
人に会うことを意識しています」
と語っており。
そう、会うことによって
得られる何かはあるのですよね。
アサヒビールに勤務している、
心から尊敬している大学の後輩女性が、
私の教え子に
「楽しい会話を増やすのが
アサヒビールの仕事です」と
仕事の魅力を説明していて、目からウロコでした。
サントリーもコロナ期に
居酒屋に関するCMを流しており。
ワイワイと会話しているあの雰囲気、
ナイスですね。
どんな場であれ、
人と会う際に大事だなあと思ったのは、
「本編終了後」の会話なのですよね。
たとえば、宴の後の帰り道、会議が終わった後、
後片付けしながら交わす会話、
講義やゼミが終わった後に
学生同士が交わす会話などなど。
豊かで有意義な会話って
ここにあるのではないか、と。
取材するときも、されるときも
ICレコーダーを切って、
会議室を出て、エレベーターに
向かう、数分のやりとりにこそ
本音があったりするのですよね。
私、子供が生まれた少し後から
酒を一切飲まない生活を送っているのですけど。
ゆえに、飲みの席にもクルマで行くわけですが。
帰り道、駅や自宅に
友人を送っていくときの会話がナイスで。
緊張感なく、かつ本題とは少しずれた、
本音、化学反応がそこにはあるのです。
私が紹介した仲間同士が帰りの電車が同じ方面で、
そこで本音で語り合った、
仲良くなったなんてこともあり。
これまたナイスです。
よく、仕事のアイデアは
タバコ部屋で生まれるという話があり。
私、タバコもまったく吸わない人なので
(セックス、ドラッグ、ロックンロール、
さらにはブーズ→アルコールと言うけれど、
私が嗜むのはロックンロールしかないのです)
疎外感がありつつも。
別にタバコに限らず、
緊張の合間に、リラックスした中で、
豊かな会話が生まれるのですよね。
会議が終わった後、
講義やゼミが終わった後など、まさにそうです。
会社と社会を活性化させるために、
会話、対話の絶対量を増やすには
どうすればいいかと考えており。
これは会社も自治体も、学校も
取り組んでいることですよね。
たとえば、部署や職種が異なる人との
会話が増えるようにオフィスのレイアウトを工夫する、
社食で飲み会を定期的に開く、
テーマを決めたレクをするなどですね。
もっとも、
いかにも会社が用意している風にすると、
ひくものなので。さじ加減が大事です。
子供が生まれたこと、
コロナ期だったことなどから、
トークイベントも、各種楽しいイベントも
控えるモードだったのですが、
陽平祭が大成功だったこともあり、
今年は人と人との会話が広がるイベント、
開催強化モードでいきますかね。
会話が広がる工夫、
個人と組織でできることは何でしょうか。
考えてみましょう。
そうそう、今週発売の
『中央公論』に対談記事が
掲載されます。
河合薫さんと
昭和と令和の職場事情について
語り合っています。
『不適切にもほどがある!』論も。
ぜひ。
論壇誌の仕事、面白いですねえ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
朝日新聞デジタルでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4502/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
ヤフージャパンでコメントをしております。
https://d.bmb.jp/9/1454/4503/XXXX
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
◆◆━━━━━━━━━
2.記事傑作選
━━━━━━━━━◆◆
「駅で名刺配り200枚」
「飲み会不参加なら死刑」
…1カ月で会社を辞めた
新社会人の“現場”で起きたこと
https://d.bmb.jp/9/1454/4504/XXXX
少子化で変わる?学歴の意味
https://d.bmb.jp/9/1454/4505/XXXX
きれいごとに要注意…インターンシップ
「上級者のフィードバック」とは?
https://d.bmb.jp/9/1454/4506/XXXX
「視点」について
https://d.bmb.jp/9/1454/4507/XXXX
時事放談「若者よ、選挙に行け!」の後に起こる
がっかりの連鎖 長谷川岳問題、
東京15区「結局、柿沢未途の選挙」問題をめぐって
https://d.bmb.jp/9/1454/4508/XXXX
ヘビメタ、ヘビィメタル論争と、
業界・企業イメージ問題
https://d.bmb.jp/9/1454/4509/XXXX
◆◆━━━━━━━━━
3.僕の音楽
━━━━━━━━━◆◆
【ラジオで聴く音楽
私が『FM STATION』愛読者だった頃】
この10年くらいずっとそうなのだが、
複雑な心境になる案件といえば、
ロックTシャツを着ている若い人が、
そのバンドの存在を知らないこと、
そもそも音楽関連であることすら
気づかない件である。
「え、これ、バンドだったのですか?」
「イラストだと思ったので
着ていました」などなど。
もちろん、この手の話は単純にNOとは言えない。
これをキッカケに
音楽に興味をもってもらえばいい。
バンド(の少なくとも事務所)にも
お金が入り、活動が充実するだろう。
我が家でも先日、似た案件があり。
妻が、雑誌『FM STATION』の表紙が
プリントされたTシャツを
いつの間にか入手し、着ていたのだ。
洗濯物を片付けているときに気づいた。
「え・・・。これ、どこで手に入れたの?」
「UNITED ARROWSのセールだけど。
めちゃくちゃ安くなってたの」
「やっぱり、『FM STATION』読んでいたんだ?
世代だよね」「それって何?雑誌なの?」と。
「それ、食べれるの?」的な
トークになってしまったのだった。
鈴木英人氏のイラストがプリントされており。
私に釣れられて鈴木英人展に行ったことや、
部屋に画集があることを覚えていたので、
そこには反応してくるだろうと
思っていたようだが。
音楽を楽しむ手段が多様化している時代である。
ふと音楽を聴く=
ラジオかテープで聴く時代があったことを
思い出したのだ。
そう、幼少期から10代は
音楽といえばラジオかテープだったのだ。
「エアチェック」という言葉を
知らない人も多いことだろう。
要するにラジオをチェックし、
録音することである。
FMの番組表が掲載された
FM雑誌というものがあり。
これで、2週間分の番組をチェックする。
FMだと受信状況によってはかなり音がよく。
録音して何度も聴いていた。
10年前からメンバーと交流があるANTHEMも、
中学時代にNHK FMで
スタジオライブを聴いたのがキッカケだった。
ボ・ガンボスやZIGGYもVOW WOWも
ラジオでライブをチェックした。
いつもラジオにかじりついて聴いていた。
CDコンポを手に入れたのは、
中1の終わりの頃だが、
ホイホイ買えるわけでもなく。
テープにダビングする日々だった。
高校に入ってからは、澄川という駅に
大変に充実したレンタルショップがあり。
お小遣いはCDレンタルに注ぎ込んだ。
「ぼくのかんがえるさいきょうのへびめた」
のような、テープも何度も編集した。懐かしい。
・・・当時は、交際相手や意中の相手のために
テープを編集し、肉声のメッセージを吹き込むが
それが家族の前で再生されるという事故も
よく起こっていたようだ。
ラジオの話に戻るが、音楽番組もそうだが、
トーク番組にもかじりついて聴いていた。
オールナイトニッポンで大槻ケンヂや
デーモン小暮、ユーミンに熱をもらい。
「ここまで話していいんだ」と衝撃を受けていた。
『JET STREAM』の前口上を真似るのも
10代の頃、こっそり取り組んでいたことの
一つである。
スタジオで「常見さんは、ラジオを愛している。
ラジオのことをわかっている」とディレクターから
褒められたことが何度かあるけど、
まさにそれかも。
ラジオの空気はわかっているつもりだ。
あなたのために語りかけるという姿勢も。
娘はラジオという機械の存在を知らない、のだろう。
いや、ラジオの現場には連れて行ったことがあるのだけど。
気づけば家にアナログラジオが
1台もないことに気づいた。
クルマについているだけだ。
あれ、防災用に一つはあったような。
とはいえ、radikoなどが登場しているし、
Podcastでの再配信も人気を呼んでいる。
YouTubeにも深夜ラジオノリを感じたり。
さて。『FM STATION』のTシャツ。
私も買わなくては。
そろそろ、
ラジオパーソナリティーを、やってみたいなぁ。
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
皆さんからの人生相談メールを
お待ちしております。
件名に『人生相談』とご記入の上、
ペンネーム(実名も可)、
年齢(可能であれば)、
性別、相談内容をお送りください。
yoheitsunemi@gmail.comまで!
よろしくお願いします!
+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+
配信停止等はこちらのURLからお願いします
https://d.bmb.jp/9/1454/4510/XXXX
発行人:常見陽平
お問い合わせ先 E-Mail
yoheitsunemi@gmail.com
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放課後の部室のような会話をいかにつくるか?
2.記事傑作選
◇1カ月で会社を辞めた新社会人の“現場”
◇少子化で変わる?学歴の意味
◇インターンシップ「上級者のフィードバック」
◇「視点」について
◇時事放談「若者よ、選挙に行け!」の後の連鎖
◇ヘビメタ、ヘビィメタル論争と、
業界・企業イメージ問題
3.僕の音楽
ラジオで聴く音楽
私が『FM STATION』愛読者だった頃
◆◆━━━━━━━
1.巻頭言
━━━━━━━◆◆
【放課後の部室のような会話をいかにつくるか?】
人生における喜びの一つは、
人と人との接点づくりです。
自分がつくった機会で、
人と人とのつながりができるのが好きで。
会話が始まる瞬間が好きです。
先日の陽平祭も、
GWに家族がキャンプに行っているときに開いた
若い友人とのホームパーティーも
そんな感じでした。
陽平祭といえば、実は嬉しかったのが、
出演者や観客の交流で。
楽屋では、ナイスな交流が広がっていたようで。
好きな音楽、機材の話から、
世間話、趣味の話、身の上話まで。
客席もそうで。お陰様で、満員で、
相席前提だったので、
各席で交流が生まれたようでした。
ちょうど、ムサビ時代の教え子が
「常見さんに“人に会おう”と言われてから、
人に会うことを意識しています」
と語っており。
そう、会うことによって
得られる何かはあるのですよね。
アサヒビールに勤務している、
心から尊敬している大学の後輩女性が、
私の教え子に
「楽しい会話を増やすのが
アサヒビールの仕事です」と
仕事の魅力を説明していて、目からウロコでした。
サントリーもコロナ期に
居酒屋に関するCMを流しており。
ワイワイと会話しているあの雰囲気、
ナイスですね。
どんな場であれ、
人と会う際に大事だなあと思ったのは、
「本編終了後」の会話なのですよね。
たとえば、宴の後の帰り道、会議が終わった後、
後片付けしながら交わす会話、
講義やゼミが終わった後に
学生同士が交わす会話などなど。
豊かで有意義な会話って
ここにあるのではないか、と。
取材するときも、されるときも
ICレコーダーを切って、
会議室を出て、エレベーターに
向かう、数分のやりとりにこそ
本音があったりするのですよね。
私、子供が生まれた少し後から
酒を一切飲まない生活を送っているのですけど。
ゆえに、飲みの席にもクルマで行くわけですが。
帰り道、駅や自宅に
友人を送っていくときの会話がナイスで。
緊張感なく、かつ本題とは少しずれた、
本音、化学反応がそこにはあるのです。
私が紹介した仲間同士が帰りの電車が同じ方面で、
そこで本音で語り合った、
仲良くなったなんてこともあり。
これまたナイスです。
よく、仕事のアイデアは
タバコ部屋で生まれるという話があり。
私、タバコもまったく吸わない人なので
(セックス、ドラッグ、ロックンロール、
さらにはブーズ→アルコールと言うけれど、
私が嗜むのはロックンロールしかないのです)
疎外感がありつつも。
別にタバコに限らず、
緊張の合間に、リラックスした中で、
豊かな会話が生まれるのですよね。
会議が終わった後、
講義やゼミが終わった後など、まさにそうです。
会社と社会を活性化させるために、
会話、対話の絶対量を増やすには
どうすればいいかと考えており。
これは会社も自治体も、学校も
取り組んでいることですよね。
たとえば、部署や職種が異なる人との
会話が増えるようにオフィスのレイアウトを工夫する、
社食で飲み会を定期的に開く、
テーマを決めたレクをするなどですね。
もっとも、
いかにも会社が用意している風にすると、
ひくものなので。さじ加減が大事です。
子供が生まれたこと、
コロナ期だったことなどから、
トークイベントも、各種楽しいイベントも
控えるモードだったのですが、
陽平祭が大成功だったこともあり、
今年は人と人との会話が広がるイベント、
開催強化モードでいきますかね。
会話が広がる工夫、
個人と組織でできることは何でしょうか。
考えてみましょう。
そうそう、今週発売の
『中央公論』に対談記事が
掲載されます。
河合薫さんと
昭和と令和の職場事情について
語り合っています。
『不適切にもほどがある!』論も。
ぜひ。
論壇誌の仕事、面白いですねえ。
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「駅で名刺配り200枚」
「飲み会不参加なら死刑」
…1カ月で会社を辞めた
新社会人の“現場”で起きたこと
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少子化で変わる?学歴の意味
https://d.bmb.jp/9/1454/4505/XXXX
きれいごとに要注意…インターンシップ
「上級者のフィードバック」とは?
https://d.bmb.jp/9/1454/4506/XXXX
「視点」について
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時事放談「若者よ、選挙に行け!」の後に起こる
がっかりの連鎖 長谷川岳問題、
東京15区「結局、柿沢未途の選挙」問題をめぐって
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ヘビメタ、ヘビィメタル論争と、
業界・企業イメージ問題
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3.僕の音楽
━━━━━━━━━◆◆
【ラジオで聴く音楽
私が『FM STATION』愛読者だった頃】
この10年くらいずっとそうなのだが、
複雑な心境になる案件といえば、
ロックTシャツを着ている若い人が、
そのバンドの存在を知らないこと、
そもそも音楽関連であることすら
気づかない件である。
「え、これ、バンドだったのですか?」
「イラストだと思ったので
着ていました」などなど。
もちろん、この手の話は単純にNOとは言えない。
これをキッカケに
音楽に興味をもってもらえばいい。
バンド(の少なくとも事務所)にも
お金が入り、活動が充実するだろう。
我が家でも先日、似た案件があり。
妻が、雑誌『FM STATION』の表紙が
プリントされたTシャツを
いつの間にか入手し、着ていたのだ。
洗濯物を片付けているときに気づいた。
「え・・・。これ、どこで手に入れたの?」
「UNITED ARROWSのセールだけど。
めちゃくちゃ安くなってたの」
「やっぱり、『FM STATION』読んでいたんだ?
世代だよね」「それって何?雑誌なの?」と。
「それ、食べれるの?」的な
トークになってしまったのだった。
鈴木英人氏のイラストがプリントされており。
私に釣れられて鈴木英人展に行ったことや、
部屋に画集があることを覚えていたので、
そこには反応してくるだろうと
思っていたようだが。
音楽を楽しむ手段が多様化している時代である。
ふと音楽を聴く=
ラジオかテープで聴く時代があったことを
思い出したのだ。
そう、幼少期から10代は
音楽といえばラジオかテープだったのだ。
「エアチェック」という言葉を
知らない人も多いことだろう。
要するにラジオをチェックし、
録音することである。
FMの番組表が掲載された
FM雑誌というものがあり。
これで、2週間分の番組をチェックする。
FMだと受信状況によってはかなり音がよく。
録音して何度も聴いていた。
10年前からメンバーと交流があるANTHEMも、
中学時代にNHK FMで
スタジオライブを聴いたのがキッカケだった。
ボ・ガンボスやZIGGYもVOW WOWも
ラジオでライブをチェックした。
いつもラジオにかじりついて聴いていた。
CDコンポを手に入れたのは、
中1の終わりの頃だが、
ホイホイ買えるわけでもなく。
テープにダビングする日々だった。
高校に入ってからは、澄川という駅に
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お小遣いはCDレンタルに注ぎ込んだ。
「ぼくのかんがえるさいきょうのへびめた」
のような、テープも何度も編集した。懐かしい。
・・・当時は、交際相手や意中の相手のために
テープを編集し、肉声のメッセージを吹き込むが
それが家族の前で再生されるという事故も
よく起こっていたようだ。
ラジオの話に戻るが、音楽番組もそうだが、
トーク番組にもかじりついて聴いていた。
オールナイトニッポンで大槻ケンヂや
デーモン小暮、ユーミンに熱をもらい。
「ここまで話していいんだ」と衝撃を受けていた。
『JET STREAM』の前口上を真似るのも
10代の頃、こっそり取り組んでいたことの
一つである。
スタジオで「常見さんは、ラジオを愛している。
ラジオのことをわかっている」とディレクターから
褒められたことが何度かあるけど、
まさにそれかも。
ラジオの空気はわかっているつもりだ。
あなたのために語りかけるという姿勢も。
娘はラジオという機械の存在を知らない、のだろう。
いや、ラジオの現場には連れて行ったことがあるのだけど。
気づけば家にアナログラジオが
1台もないことに気づいた。
クルマについているだけだ。
あれ、防災用に一つはあったような。
とはいえ、radikoなどが登場しているし、
Podcastでの再配信も人気を呼んでいる。
YouTubeにも深夜ラジオノリを感じたり。
さて。『FM STATION』のTシャツ。
私も買わなくては。
そろそろ、
ラジオパーソナリティーを、やってみたいなぁ。
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皆さんからの人生相談メールを
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ペンネーム(実名も可)、
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